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2020年1月17日 (金) 18:10時点における最新版
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つくば市(つくばし)は、茨城県南部に位置する市である。北に筑波山を擁し、東に霞ヶ浦をひかえる。国策によって建設された筑波研究学園都市はつくば市全域を区域とする。特例市、業務核都市、国際会議観光都市に指定されているほか、つくば都市圏の中心都市である。
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(略称:TX)の開通により東京(秋葉原)と直結し、各駅周辺では、住宅や商業施設の建築が盛んである。
目次
地理[編集]
つくば市は、東京都心から約45km~65km、茨城県南部に位置する。市の南西から中央部にかけて首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス、常磐自動車道が通る。また、つくばエクスプレスに並行して整備が進められている都市軸道路が一部区間で開通している。
地形[編集]
観光地として有名な筑波山は、市北部に位置する。研究学園地域以外は、農地・山林や集落、一部に市街地。筑波山周辺を除き、筑波・稲敷台地と呼ばれる標高20~30mの平坦な地形であり、関東ローム層に覆われている。
- 山:筑波山、宝篋山(小田山)、城山
- 河川:小貝川、桜川、東谷田川、西谷田川、小野川、稲荷川など
- 公園:市民一人当たりの公園面積は約10平方メートルであり、全国平均の約6平方メートルを上回っている。
- 面積:28,400ha(うち研究学園地区が2,700ha)
標高の変動[編集]
つくば市の9月の標高は4月の標高より2cm低くなる。市内にある国土地理院の研究によると、5月から8月に田植え用の大量の地下水をくみ上げるためである。
気候[編集]
年間平均気温は13.5℃、年間平均降水量は1235.6mmである(1971年~2000年の平年値)。
颪(おろし。冬に局地的に吹く北や北西からの冷たく乾いた季節風)の一種である「筑波颪」により冬は寒い。筑波颪は筑波山から吹き下ろしてくると誤解されることが多いが、近くの山の名前を付与しているだけである。市町村別の冬の平均気温で見ても、県内では北部の山間にある大子町に続いて2番目に低く、県北部と比べても寒いことが分かる。
市街地[編集]
つくば市の中心市街地は、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスつくば駅周辺であり、一般に「センター地区」と呼ばれる。クレオ(西武百貨店、ジャスコ)、Q't、MOGから構成されるつくばクレオスクエアや、アイアイモールなどの商業施設、つくば国際会議場、つくばカピオ、ノバホール、つくば文化会館アルス(茨城県つくば美術館、つくば市立中央図書館)などの公共施設が集積している。また、地中には総延長約7.4kmの共同溝が埋め込まれ、上水道管、地域冷暖房配管、廃棄物運搬用真空集塵管、電力線、電話線、ケーブルテレビ(ACCS)線などが収容され、これらの工事の際に道路を掘り返す必要がないように配慮されている。近年、研究学園駅周辺をつくば副都心と位置づけて再開発が行われており、関東有数の規模のショッピングセンター「iiasつくば」が2008年10月31日にグランドオープンした他、2010年につくば市新市庁舎が完成する予定である。
地区[編集]
旧町村の区域である桜、筑波、谷田部、豊里、大穂、茎崎の6地区があり、行政などで地区名として現在も使用される。当初は各地区間で互いに中心地を譲らずに争うことが多々あったが、合併から年月が経過し、この論議は収束に向かいつつある。また、研究学園地域は都市基盤や建物などが国、県、市、公団によって整備されて都市的雰囲気を持つ一方、周辺地域は田畑が多数存在し、昔ながらの風景が残り、緑が豊かな地域が多い。
市民[編集]
市内には大手企業の研究拠点が多数存在し、約300に及ぶ研究機関・企業と約1万3千人の研究者(博士号取得者は約5千600人)を擁する。また、外国からきた研究者や留学生が多く、人口の3.6%が外国人である(平成16年現在、126カ国、7,143人)。研究者や大学生が数多く住んでいるため、転勤や入学・卒業に伴って3月末の人口が大きく減少し4月に元に戻る現象が発生する。
人口は21万人で増加傾向にある。平均寿命は男性77.9歳、女性85.1歳である。
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つくば市と全国の年齢別人口分布(2005年) | つくば市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― つくば市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
つくば市(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/08 | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史[編集]
明治維新前[編集]
- 南北朝時代には、小田氏が小田城(市北部)を築いて本拠地とした。この小田氏の縁で、北畠親房が小田城に入り、神皇正統記を著した。
- 大坂の陣で戦功のあった細川興元が旧谷田部町に1万6000石を賜り江戸時代の幕末までこれを治める。通称谷田部藩、肥後細川家の分家。
- 水戸藩士藤田小四郎らが1864年5月2日に筑波山で挙兵(天狗党の乱)。
明治維新後[編集]
- 1918年(大正7年)9月7日:筑波鉄道筑波線が土浦~筑波~真壁~岩瀬間全線開通。
- 1925年(大正14年)10月12日:筑波山鋼索鉄道(現・筑波観光鉄道)筑波山ケーブルカー開通。
- 1940年(昭和15年):西筑波飛行場建設。陸軍航空士官学校西筑波分教場として機能。
- 1963年(昭和38年)9月10日:研究学園都市を筑波に建設することを閣議了解。
- 1973年(昭和48年)2月10日:東京教育大学が旧桜村に移転し、筑波大学が開学。
- 1985年(昭和60年)3月16日:国際科学技術博覧会を開催。
- 1987年(昭和62年)3月31日:筑波鉄道筑波線が廃線。
つくば市発足後[編集]
1987年11月30日に筑波郡谷田部町、大穂町、豊里町、新治郡桜村の4町村が新設合併し、人口約11万人のつくば市が誕生。むつ市、いわき市、えびの市に次ぐ全国で4番目のひらがな表記の市であり、合併当時、桜村は人口4万人超で、単独市制は不可能であったものの、日本で一番人口の多い村であった。
- 1988年(昭和63年)1月31日:筑波郡筑波町を編入。
- 2002年(平成14年)11月1日:稲敷郡茎崎町を編入。
- 2005年(平成17年)8月24日:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開業。
- 2005年(平成17年)10月:国勢調査で人口が20万人を突破。日立市を抜き水戸市に次いで人口では県内第2の都市に。
- 2007年(平成19年)4月1日:特例市に移行。
市政[編集]
市長[編集]
市議会[編集]
議場、事務局は谷田部庁舎にある。 議員定数:33
- 会派:つくばクラブ(9)、つくば市民政策研究会(6)、平政会(5)、公明党(4)、民主党・つくば21(4)、日本共産党(2)、つくば・市民ネットワーク(2)、新社会党(1)
- 議長:久保谷孝夫(つくばクラブ)
- 副議長:金子和雄(新社会党)
市役所[編集]
旧町村役場である谷田部・大穂・豊里・桜・筑波・茎崎の各庁舎および春日庁舎のうち、谷田部庁舎を対外的には市役所としているが、本庁機能は各庁舎に分散している。また、春日庁舎以外の各庁舎は出先機関機能(市民窓口課・窓口センター)も有している。その他、出先機関機能の一部をになう出張所(吉沼・栄・竹園・並木・広岡)が設置されている。
現在、研究学園駅の近く(つくば市苅間2530番地2〔研究学園D32街区2画地〕)に統合本庁舎を建設しており、2010年3月に竣工する予定である。当初は統合本庁舎用地は竹園地区を予定していたが、TX開通に伴い研究学園駅近郊に計画を変更した。
特例市[編集]
2005年の国勢調査において人口が20万人を突破したことから、特例市移行を検討。2006年6月の定例市議会において指定申出議案を可決、2006年12月に閣議決定し、2007年4月1日に特例市に移行した。県内では県庁所在地である水戸市に次いで県内で2番目の特例市である。
合併[編集]
つくばエクスプレス沿線のブランド化、連携に着眼点を置くつくば市は、つくばエクスプレス沿線の3市(つくば市、つくばみらい市、守谷市)での合併に関心を示している。また、守谷市の会田市長の考えでは、県南地域(県南総合事務所の管轄地域)の全市町村による政令指定都市「大つくば市構想」を打ち上げている。多くの事務権限が移譲されることで各地域の実情に応じた施設配置が可能となるメリットを挙げ、さまざまな財政制度の特例が設けられ財政力の強化につながると説明。道州制が議論される中で単位自治体の規模が必要だとし、実現に向け県の積極的な関与を求めている。
財政[編集]
2006年度決算の時点で、財政基盤の強弱を示す財政力指数は1.10、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は85.3%、財政の柔軟性を示す実質公債費比率は15.8%である。実質公債費比率が高めであるのは、つくばエクスプレスの建設費用や沿線開発経費が発生していることなどによるためである。
広域事務[編集]
- 茨城県市町村総合事務組合
- 茨城租税債権管理機構
- 利根川水系県南水防事務組合
経済[編集]
つくば市の就業者のうち、第一次産業従事者は5,388人、第二次産業従事者は20,170人、第三次産業従事者は64,972人である(2000年現在)。
研究学園地域以外では農業も行われており、特に筑波山麓で収穫される「北条米」は昭和初期に皇室への献上米になるなど高級米として知られる。また、畑面積の約3分の1を占める芝は日本一の作付面積(2,245ha)を誇る。近年では、摘み取り園式のブルーベリー栽培が行われるなど、新しい形の農業にも取り組んでいる。また、日本で唯一搾菜の栽培が行われ、有名中華料理店などに出荷されたり、たまり漬として加工されている。
つくばエクスプレスの開通に伴い、都内やその近県からの筑波山への観光客が増加している。また市内にはパン屋が多く、近年「パンの街つくば」として振興を図っている。
本社をおく主要企業[編集]
第三セクター等[編集]
- (財)つくば都市振興財団
- つくば市土地開発公社
- (財)つくば都市交通センター
- つくば国際貨物ターミナル - 内陸通関拠点。通関などは横浜税関鹿島税関支署つくば出張所が担当。日本にある内陸通関拠点のうち輸入貿易額が一番多い。
姉妹都市・友好都市[編集]
姉妹都市[編集]
- アーバイン市 - アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡にある。カリフォルニア大学アーバイン校を抱える学術都市である。1989年に提携した。
- ケンブリッジ市 - アメリカ合衆国マサチューセッツ州にある。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学を抱える学術都市である。1984年に旧谷田部町と提携したものを継承した。
- ミルピタス市 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡にある。シリコンバレーの一角を占め、ハイテク技術産業が集積した都市である。1996年に旧茎崎町と提携したものを継承した。
友好都市[編集]
教育[編集]
大学[編集]
国立
私立
高等学校[編集]
公立
私立
中等教育学校[編集]
公立
中高一貫校[編集]
私立
中学校[編集]
全ての中学校(15校)がつくば市立である。
吾妻中学校、大穂中学校、茎崎中学校、桜中学校、高崎中学校、高山中学校、竹園東中学校、筑波西中学校、筑波東中学校、手代木中学校、豊里中学校、並木中学校、谷田部中学校、谷田部東中学校、春日中学校 (2012年4月開校予定)
小学校[編集]
全ての小学校(38校)がつくば市立である。
吾妻小学校、今鹿島小学校、桜南小学校、大曽根小学校、大形小学校、小田小学校、小野川小学校、葛城小学校、要小学校、上郷小学校、茎崎第一小学校、茎崎第二小学校、茎崎第三小学校、栗原小学校、九重小学校、栄小学校、作岡小学校、島名小学校、菅間小学校、田井小学校、竹園西小学校、竹園東小学校、田水山小学校、筑波小学校、手代木南小学校、並木小学校、二の宮小学校、沼崎小学校、東小学校、北条小学校、前野小学校、真瀬小学校、松代小学校、谷田部小学校、谷田部南小学校、柳橋小学校、山口小学校、吉沼小学校、春日小学校 (2012年4月開校予定)
特別支援学校[編集]
公立
各種学校[編集]
私立
交通[編集]
鉄道[編集]
かつては筑波鉄道筑波線(旧・関東鉄道筑波線、土浦駅~筑波駅~岩瀬駅)が旧筑波町の地区を走っていたが、1987年3月31日に廃線された。現在、跡地はサイクリングロード(茨城県道501号桜川土浦自転車道線・愛称つくばりんりんロード)となっている。筑波鉄道キハ461として使用されていた旧・キハ41000形式気動車がかつて市内のさくら交通公園に静態保存してあったが、現在は埼玉県さいたま市の鉄道博物館に展示してある。横にあったD51 70は現在もそのまま生態保存している。
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス沿線では、「つくばスタイル」の名の元で沿線開発が行われている。詳細はつくばエクスプレス#沿線開発を参照。
バス[編集]
一般路線バス[編集]
つくばエクスプレス、JR常磐線、関東鉄道常総線の駅を結ぶ路線が市内を経由するほか、つくば駅と筑波山を結ぶ路線など、多数の系統が運行されている。また、つくバス(市が運行するコミュニティバス)が、一般路線バスが不便な地域と公共施設・鉄道駅などを結んでいる。主なバスターミナルに、つくば駅に隣接するつくばセンターや筑波山口がある。
市内には長い名前のバス停留所がいくつか存在する。これは、停留所名に最寄りの研究施設の名称を漏らさず盛り込むことが多いためで、特に「つくばセンター~荒川沖駅西口」などの路線が停車する「産技総合研筑波東事業所・つくば研究支援センター入口」(さんぎそうごうけんつくばひがしじぎょうしょ・つくばけんきゅうしえんせんたーいりぐち)は日本国内で最も長い名前のバス停とされる。他にも「農業工学研究所食品総合研究所」や「筑波技術大学産業技術学部」などがある。
- 関東鉄道 - つくば中央営業所、つくば北営業所、土浦営業所、水海道営業所
- 関鉄パープルバス
- ジェイアールバス関東 - 土浦支店
- つくバス
- この他、茨城観光自動車(茨観)もあったが、茨城観光自動車は撤退している。
高速路線バス[編集]
- 高速バス「つくば号」で、東京駅~つくばセンター(~筑波大学)。東京駅~つくばセンター間1時間強。
- 空港リムジンバスで、つくばセンター~羽田空港・成田空港間2時間弱。
- 高速バス「TMライナー」で、つくばセンター~県庁・水戸駅間2時間弱。
- 夜行高速バス「よかっぺ関西号」で、つくばセンターまで京都から7時間、大阪から9時間程度。
- 夜行高速バス「ドリーム大阪号」で、つくばセンターまで大阪駅から9時間程度。
道路[編集]
高速道路[編集]
一般国道[編集]
県道[編集]
- 主要地方道
- 一般県道
自転車道[編集]
- 茨城県道501号桜川土浦自転車道線(つくばりんりんロード)
ペデストリアンデッキ[編集]
人間優先の都市計画の概念に基づき歩行者・自転車専用道路(ペデストリアンデッキ)(略称:遊歩道、ペデ)が設置されている。赤塚公園からつくばセンターを経て筑波大学に南北につながる「つくば公園通り」約5kmと、センター地区及びその周辺における約43kmがある。
交通状況[編集]
つくば市は、北部の筑波山麓を除いて大部分が平野であり、1980年代ごろまでに学園都市として幹線道路整備が行われた。「日本の道100選」にも選ばれた学園東大通りを初めとして広く車線の多い道路が数多く存在する。広範囲に分散する研究所の移動手段や通勤手段に自動車が使われることが多く、人口に対して交通量が多くなっている。1999年(平成11年)現在、1世帯あたりの自動車保有台数は2.3台である。
市内中心部においては、土浦学園線および学園東大通り・学園西大通り・学園南大通り・学園北大通りの各大通りが道路網の中核を成す。それぞれ片側2~3車線が確保されているが、交通量の増加、つくばエクスプレスの開通に伴い中心部では近年渋滞が目立ち始めている。このため近年「つくバス」の導入や駐車場の立体化に取り組んでいる。国道354号(かつての県道時代の名称「土浦野田線」と呼ばれることが多い)沿線は片側1車線しかないところに大規模なショッピングモールのオープンが相次ぎ、市内でも有数の渋滞ポイントになっている。郊外では車の流れが速く、運転には注意を要する。
高速道路としては常磐自動車道が市の南部から東部へ走っており、谷田部IC・桜土浦ICの2つのインターチェンジが存在する。市内では圏央道の建設が進められており、常磐道東側につくば牛久ICが開通している。2009年中に、常磐道西側につくばICまでの区間が開通予定である。
つくばナンバー[編集]
ご当地ナンバーである「つくばナンバー」を2007年2月13日から導入した。
新交通システム[編集]
国際科学技術博覧会の来場客の輸送のために建設しその後恒久的に利用することを目的とした、つくばセンターと土浦駅東口を結ぶ新交通システムの計画が存在したが、万博終了後の利用が十分見込めなかったことから計画中止となり、土浦駅東口からの高架道の一部が土浦ニューウェイとして自動車専用道に転用された。途中には駅設備の遺構を思わせる部分(現在はバス停として使用)があり、鉄道未成線跡の雰囲気が残っている。
その他[編集]
- 「のりのり自転車」という無料のレンタサイクルがあったが廃止され、現在はつくば駅構内観光案内所で有料にて貸し出しを行っている。
- 市北部には県営のヘリポートである「つくばヘリポート」があり、茨城県の防災ヘリコプター「つくば」などが配備されている。
観光地・祭事[編集]
つくば市は茨城県内では大洗町に次ぐ観光都市でもある。2007年度は約380万3000人が訪れた[1]。特に近年はつくばエクスプレスの開通により、東京からのアクセスが向上したため、観光客数は増加している。
- 筑波山 - 筑波山神社・大御堂・筑波山温泉
- 筑波山梅祭り - 2月中旬~3月中旬
- 平沢官衙遺跡
- つくば物語 - 10月頃
- 北斗寺
- 星祭り - 1月7日(旧暦)
- 小田城跡
- ゆかりの森
- 茨城県つくば美術館 - つくば文化会館アルス内
- つくばエキスポセンター - プラネタリウム、H-IIロケットの実物大模型
- 科学技術週間 - 4月中旬
- つくばフェスティバル - 5月の第2土・日曜日
- まつりつくば - 8月の最終土・日曜日または9月の第1土・日曜日
- つくば国際音楽祭 - 10月頃
- つくばマラソン - 11月下旬
- 全日本大学女子選抜駅伝競走大会 - 12月頃
- 市内の各研究機関
- 一般公開 - 年に1~2回、科学技術週間または学校の長期休暇に合わせて行う機関が多い[1][2]。宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターのように、一日で約1万人が訪れる所もある。
- 常設展示 - 博物館などの常設展示施設を持つ機関[3]や、施設内見学ツアーを設けている機関も多い。専門のツアーバス(つくばサイエンスツアー)も運行されている[4]。
歌[編集]
以下の2曲は、1988年当時の竹下登内閣による「ふるさと創生基金」を受けてつくられた。
- ふるさとTSUKUBA (イメージソング)
- つくば音頭
有名人[編集]
出身有名人[編集]
- 飯塚伊賀七 - 発明家
- 市原健一 - つくば市長
- 江戸英雄 - 実業家
- 飯塚哲哉 - 実業家、ザインエレクトロニクス社長、創業者
- 市村さん次郎 - 歴史学者
- 石田晴久 - 情報工学者
- 室町澄子 - アナウンサー
- 杉本亜紀子 - アナウンサー
- 松居直美 - タレント
- 倉田保昭 - 俳優
- ユハラユキ - シンガーソングライター
- 清水直子 - ヴィオラ奏者
- 根岸浜吉 - 興行師(根岸興行部創立者)
- 根岸寛一 - 映画プロデューサー
- 男女ノ川登三 - 第34代横綱
- 阿部吉朗 - サッカー選手(湘南ベルマーレ所属)
- 工藤一彦 - 元プロ野球選手(阪神タイガース)
- 羽生田忠克 - 元プロ野球選手(西武ライオンズ)
- 大崎雄太朗 - プロ野球選手(埼玉西武ライオンズ所属)
- 山田大樹 - プロ野球選手(福岡ソフトバンク所属)
- 丈武(森田丈武) - プロ野球選手(東北楽天ゴールデンイーグルス所属)
- 砂田遥 - バレーボール選手(武富士バンブー所属)
- HAYATO - キックボクサー
- 石田光洋 - 総合格闘家
縁のある有名人[編集]
- 毛利衛 - 宇宙飛行士。市内在住。
- 星出彰彦 - 宇宙飛行士。市内の中学校・高校出身。
- 村松剛 - 評論家・フランス文学者・大学教授、市内に居住していた。
- 明和電機 - 社長・土佐信道が筑波大学出身。ジャンルとして自ら「ツクバ系」を名乗る。
- 朝倉直巳 - デザイナー。晩年まで市内に居住していた。
- Diggy-Mo - アーティスト。市内の高校出身。
- カレン・ロバート - ジュビロ磐田所属のサッカー選手、小学校と中学校は市内の学校に通っていた。
- 阿部吉朗 - サッカー選手。市内で育つ。
- 小林光恵 - 作家。おたんこナース原作者。市内在住。
- 浅野いにお - 漫画家。市内の高校出身。
- 田上明 - プロレスリング・ノア所属プロレスラー兼同社社長。子供の教育を考え、現在市内在住。
- 三ツ木清隆 - 俳優。市内在住。
- 飯嶋徹 - 理学博士。市内で研究を行っている。
- 鈴木史郎 - 理学博士。市内で研究を行っている。
- 中野英一 - 理学博士。市内で研究を行っている。
- 大島隆義 - 理学博士。市内で研究を行っている。
- 江崎玲於奈 - ノーベル物理学賞受賞者。元筑波大学学長。名誉市民。
- 小林誠 - ノーベル物理学賞受賞者。名誉市民。市内在住。
舞台・ロケ地[編集]
つくば市は、市役所内にフィルムコミッション室(つくばフィルムコミッション)を設けて、テレビや映画の撮影誘致活動を行っている。つくば市のロケ地としての利点は、東京都心から比較的近距離であること、研究所などに変わった建物があること、計画的に整備された街並があること・手付かずの自然があることをあげることができる。スーパー戦隊・仮面ライダーシリーズ等の特撮番組のロケ地としても有名である。また、つくば市を舞台とした作品も存在する。
市内が舞台の作品[編集]
- 僕たちの戦争(2006年9月17日放送のドラマ) - つくば市が舞台の一つとなっており、つくばセンターなどが登場する。
- 特急田中3号(2007年春放送の連続ドラマ) - つくば市が舞台の一つとなっており、筑波大学、つくば駅周辺などが登場する。
- 逆転夫婦の珈琲ワルツ(2009年1月15日放送のドラマ) - つくば市が舞台となっており、つくば駅などが登場する。
主な映画作品[編集]
- パラサイト・イブ(1997年2月1日公開) - 筑波大学中央図書館前広場など
- ただ、君を愛してる(2006年10月28日公開) - 気象研究所前
- 恋空(2007年11月03日公開) - 産業技術総合研究所など
- クロサギ (2008年3月8日公開) - ゆかりの森など
- 相棒-劇場版-(2008年5月1日公開) - つくば国際会議場など
- アキレスと亀(2008年9月20日公開) - 高崎自然の森など
主なテレビ番組[編集]
もしつあ。(2015年9月5日。フジテレビ。)
市外局番[編集]
市内全域が029であり、市内局番は8から始まる。1989年11月2日までは谷田部地区や豊里地区は、現在のつくばみらい市や守谷市と同じく0297であったが、つくば市発足により、桜地区、筑波地区、大穂地区と同じ0298に統一された。また、2003年1月11日に逼迫対策により029へと変更された。
関連項目[編集]
- 全国市町村一覧
- 茨城県の合併新市・新町一覧
- ひらがな・カタカナ地名#ひらがな・カタカナ市町村名一覧
- 筑波
- つくば都市圏
- Sportiva.Tsukuba - つくば市を本拠地とするサッカークラブ。
- 都市景観100選
- 学園都市
脚注[編集]
- ↑ 昭文社地図編集部『なるほど知図帳日本 2009』(昭文社、2009年5版1刷発行、ISBN 9784398200402)
外部リンク[編集]
- つくば市 - 公式サイト
- つくば市観光協会 - 観光情報
- つくば市物産会 - 特産品情報
- つくばフィルムコミッション - フィルムコミッション
- つくば都市振興財団 - 文化、国際交流情報など
- eコミュニティつくば - 防災情報、市民団体など
- つくば市 - ウィキトラベル