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その後の駅改良工事にともない、上下ホーム間の線路予定地に線路が敷設された。これに伴い2013年[[3月1日]]より従来の2番線を4番線に改称し、新たに降車専用ホーム(新しい2番線)と3番線が設置された<ref>[http://railf.jp/news/2013/03/05/130000.html 有楽町線豊洲駅で中線の入線試運転|鉄道ニュース|2013年3月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp]<br/>実際には[[2月28日]]中に旧2番線の案内板に張り紙で「4」の表記がなされており、2月28日のうちに実質的に改番されている。</ref>。 | その後の駅改良工事にともない、上下ホーム間の線路予定地に線路が敷設された。これに伴い2013年[[3月1日]]より従来の2番線を4番線に改称し、新たに降車専用ホーム(新しい2番線)と3番線が設置された<ref>[http://railf.jp/news/2013/03/05/130000.html 有楽町線豊洲駅で中線の入線試運転|鉄道ニュース|2013年3月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp]<br/>実際には[[2月28日]]中に旧2番線の案内板に張り紙で「4」の表記がなされており、2月28日のうちに実質的に改番されている。</ref>。 | ||
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* [http://www.yurikamome.co.jp/route_guidance/u-16/ ゆりかもめ 豊洲駅] | * [http://www.yurikamome.co.jp/route_guidance/u-16/ ゆりかもめ 豊洲駅] |
2015年2月16日 (月) 10:24時点における最新版
豊洲駅(とよすえき)は、東京都江東区豊洲にある、東京地下鉄(東京メトロ)・ゆりかもめの駅である。
東京メトロの有楽町線と、ゆりかもめの東京臨海新交通臨海線(路線愛称そのものが「ゆりかもめ」)が乗り入れ、接続駅となっている。両社局とも駅番号が制定されており、有楽町線が「Y 22」、ゆりかもめが「U-16」である。
目次
歴史[編集]
- 1988年(昭和63年)6月8日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の駅として開業。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化に伴い、東京メトロの駅となる。
- 2006年(平成18年)3月27日 - ゆりかもめが当駅まで延伸。乗換駅となる。
- 2008年(平成20年)5月3日 - 東京メトロ有楽町線の新木場駅から東京メトロ千代田線を経由し、小田急小田原線本厚木駅までを結ぶ臨時特急列車「ベイリゾート」号が運転を開始。当駅は停車駅となる。
- 2011年(平成23年)9月24日 - この日をもって「ベイリゾート」号の運転を終了。
- 2013年(平成25年)
駅構造[編集]
東京メトロ[編集]
島式ホーム2面4線の構造を持つ地下駅である。改札階(地下1階)とホーム階(地下3階)の間にはコンコース階(地下2階。売店はこの階にある)が挟まる。改札階には定期券売り場が設置されている。
当初の計画では、当駅の新木場寄りから住吉・押上方面に向かって支線が分岐することになっており、当駅の構造はそれに備えたものとなっている[1]。しかし支線着工の目処が立たないため、支線用に設けられた内側2線部分は長らく線路も敷設されないままで、ホームには柵が設置されていた。
2006年にゆりかもめの開業に伴う地下通路の新設工事と出入口の増設工事が行われた。これによって切符売り場が工事前の位置から移動され2面になった。さらに2007年には自動改札機や案内装置の一部移設が行われた。
ゆりかもめ開業後、利用客が増加しているため、東京メトロでは混雑緩和のための改札の増設、階段・エスカレーターの増設・移設などの改良工事を2013年9月の完成を目処に実施している[2]。この工事に伴い、支線用に用意されていた乗り場の柵を撤去して上下ホーム間を結ぶ仮設の渡り板を設置し、2009年10月からホームの一部として供用していたが、線路を敷設したうえで折り返し線ホームとして整備する方針[3]が固まったため、2012年9月12日に閉鎖された。
その後の駅改良工事にともない、上下ホーム間の線路予定地に線路が敷設された。これに伴い2013年3月1日より従来の2番線を4番線に改称し、新たに降車専用ホーム(新しい2番線)と3番線が設置された[4]。
2013年3月16日のダイヤ改正により平日朝に当駅止まりの列車が2本設定され、2番線と3番線は引き上げ線として供用されている。なお、2・3番線は新木場方面には繋がっておらず、トンネルは住吉方面にカーブしている。
この他に月島寄りに引き上げ線があり、車両の留置や折り返しが可能である。こちらも改良工事に伴い1線から2線に増設された。基本的には運用の間合いで車両が留置されるが、車両トラブル発生時に該当列車が入線したこともある。
ゆりかもめと乗り換える場合は豊洲シエルタワーからシエルタワーのシエルコートを通ってシエルコート直結出入口を利用する。
2013年(平成25年)10月26日から、1・4番線においてホームドア・発車メロディが使用を開始した。2・3番線についても同年12月28日にホームドア・発車メロディが使用開始された[6]。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 有楽町線 | 新木場方面 |
2 | 降車専用ホーム | |
3・4 | 有楽町線 | 池袋・和光市・森林公園・飯能方面 |
発車サイン音[編集]
株式会社スイッチの制作である。
ゆりかもめ[編集]
島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札階は道路上にあり、その上にホームがある。
2006年3月27日に有明駅から延伸開業し、新たに終着駅となった。将来計画として勝どき方面への延伸がある。このため、軌道は将来の延伸を見越して先端部が晴海通り方向に曲がっている。
定期券売り場が設置されているが、これは当駅までの延伸時に有明駅から移転したものである。また、駅員配置駅でもある[7]。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ■ゆりかもめ | 国際展示場正門・台場・新橋方面 |
利用状況[編集]
- 東京メトロ - 2013年度の1日平均乗降人員は175,147人(前年度比 9.3%増)、同社の駅では東京駅に次ぐ第11位である[* 1]。
- 2000年代に入るまでは1日平均乗降人員が5万人前後で推移していたが、ゆりかもめとの乗換駅になった2005年度からは大幅な増加を記録し、2007年度には11万人を越えた。さらに2011年度には15万人を越え、他の東京メトロ線と接続しない有楽町線の駅では第1位となっている。
- 2006年時点の推計では、2016年度の1日平均乗降人員は193,000人に達すると予測されている[* 2]。
- ゆりかもめ - 2010年度の1日平均乗車人員は8,197人である[* 3]。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度別1日平均乗車人員(1992年 - 2000年)[編集]
年度 | 営団 |
---|---|
1992年(平成 | 4年)24,901 |
1993年(平成 | 5年)28,274 |
1994年(平成 | 6年)27,449 |
1995年(平成 | 7年)28,279 |
1996年(平成 | 8年)26,981 |
1997年(平成 | 9年)25,945 |
1998年(平成10年) | 26,562 |
1999年(平成11年) | 26,044 |
2000年(平成12年) | 26,395 |
年度別1日平均乗降・乗車人員(2001年 - )[編集]
年度 | 営団 / 東京メトロ | ゆりかもめ | |
---|---|---|---|
1日平均 乗降人員[* 4] |
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 | |
2001年(平成13年) | 26,704 | 未開業 | |
2002年(平成14年) | 25,589 | ||
2003年(平成15年) | 50,588 | 25,243 | |
2004年(平成16年) | 51,190 | 25,910 | |
2005年(平成17年) | 58,197 | 29,318 | 3,600 |
2006年(平成18年) | 84,470 | 43,784 | 5,221 |
2007年(平成19年) | 110,635 | 54,918 | 7,161 |
2008年(平成20年) | 122,789 | 61,129 | 7,556 |
2009年(平成21年) | 131,069 | 65,175 | 8,180 |
2010年(平成22年) | [* 1] 138,876 | 69,460 | 8,197 |
2011年(平成23年) | [* 1] 154,214 | ||
2012年(平成24年) | [* 1] 160,196 | ||
2013年(平成25年) | 175,147 |
- 利用状況の出典
駅周辺[編集]
駅前すぐのところに豊洲駅前交差点があり、都道日比谷豊洲埠頭東雲町線、都道環状三号線、都道豊洲有明線の3路線が交差する。
豊洲は東京湾6号埋立地に形成された街であり、2010年現在、IHI(旧:石川島播磨重工業)東京造船所跡地などを利用した大規模再開発が進められている。東京都策定の街づくり方針案によれば、完成すると、将来的には就業人口約33,000人・居住人口22,000人となる見込みである[8]。
- アーバンドック ららぽーと豊洲
- パークシティ豊洲
- 豊洲IHIビル
- 豊洲フロント
- 江東豊洲郵便局
- マルハニチロホールディングス本社
- SCSK豊洲本社
- 日本ユニシス 本社
- 芝浦工業大学 豊洲キャンパス
- 豊洲センタービル
- NTTデータ 本社
- 豊洲公園
- 昭和大学附属豊洲病院
- 江東区立深川第五中学校
- ガスの科学館「がすてなーに」
- 豊洲シエルタワー
- 江東区役所 豊洲出張所
- 江東区豊洲区民館
- 江東区豊洲文化センター
- 深川消防署 豊洲出張所
- スーパービバホーム 豊洲店
- セブン-イレブン 豊洲店 - 1974年5月15日に開業したセブン-イレブンの日本第1号店。
バス路線[編集]
駅前のバスターミナルと駅前交差点部に「豊洲駅前」停留所があり、都営バスと東京空港交通の路線バスが発着する。
バスターミナル[編集]
現在、バスターミナルが工事中のため、各のりばは豊洲駅交差点周辺に移設されている。
駅前交差点部[編集]
- リムジンバスのりば(東京メトロ2番出口付近)
- 1番のりば(東京メトロ2番出口付近)
- 2番のりば(東京メトロ2番出口付近)
- 3番のりば(東京メトロ2番出口付近)
- 錦13甲:晴海三丁目経由 晴海埠頭行
- 都05出入:晴海三丁目経由 晴海埠頭行
- 急行06(江東区深川シャトル):門前仲町・清澄庭園経由 森下駅前行
- 4番のりば(東京メトロ6a番出口付近)
- 5番のりば(東京メトロ6a番出口付近)
- 7番のりば(東京メトロ3番出口付近・豊洲センタービル前)
- 8番のりば(東京メトロ3番出口付近・豊洲センタービル前)
- 9番のりば(東京メトロ3番出口付近・豊洲センタービル前)
- 業10:木場駅・菊川駅・本所吾妻橋駅経由 とうきょうスカイツリー駅行
- 10番のりば(東京メトロ5番出口付近・東京ベイ信金前)
- 11番のりば(東京メトロ5番出口付近・東京ベイ信金前)
- 12番のりば(東京メトロ6b番出口付近・豊洲シエルタワー前)
- 急行06(江東区深川シャトル):東京ビッグサイト東棟・パレットタウン経由 日本科学未来館行 ※土・休日のみ運行
- 13番のりば(昭和大学江東豊洲病院前)
- 錦13折返:東陽町駅行
豊洲(ららぽーと豊洲)[編集]
- スカイホップバス乗り場
- スカイホップバス(お台場コース)(日の丸自動車興業)
水上バス[編集]
いずれもららぽーと豊洲にある豊洲停留所から発着する。
- 東京都観光汽船 浅草・お台場直通ライン(通称「ヒミコ航路」、浅草吾妻橋 - お台場海浜公園 - 豊洲 - 浅草吾妻橋)
- アーバンランチ(アーバンドックららぽーと豊洲 - お台場海浜公園 - 芝浦アイランド)
隣の駅[編集]
- ゆりかもめ
- ■東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)
- 新豊洲駅 (U-15) - 豊洲駅 (U-16)
脚注[編集]
- ↑ 一部自治体の構想ではこの分岐線を「東京直結鉄道」と称している。
- ↑ 豊洲駅の改良工事について - 東京地下鉄 2009年10月14日
- ↑ “平成24年度(第9期)事業計画 主な項目”. 東京地下鉄株式会社. p. 10 (2012年3月). 2013年2月4日閲覧。
- ↑ 有楽町線豊洲駅で中線の入線試運転|鉄道ニュース|2013年3月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp
実際には2月28日中に旧2番線の案内板に張り紙で「4」の表記がなされており、2月28日のうちに実質的に改番されている。 - ↑ これは池袋 - 月島間と辰巳の各駅も同様である。
- ↑ ホームドア設置計画進行中 千川駅、豊洲駅、辰巳駅に設置し、有楽町線全駅にホームドアの設置が完了します!PDF 東京メトロプレスリリースより
- ↑ 有明駅は当駅延伸時に無人化された。
- ↑ 「豊洲1〜3丁目地区まちづくり方針」の策定について - 東京都都市計画局(現・東京都都市整備局) 2001年10月10日