東京チカラめし
東京チカラめし(とうきょうチカラめし)は三光マーケティングフーズが展開するチェーンである。
目次
概要[編集]
三光マーケティングフーズが新規事業として2011年(平成23年)6月9日に西池袋に1号店(池袋西口店)を開店した。店舗の運営ノウハウ等は、同業他社の松屋フーズを参考にしている伝えられる。2012年(平成24年)6月までに50店を出店する計画で、同社の今後の主力業態に据えると報じられていた。2012年10月末現在は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県に106店舗を展開し、関東以外では大阪府に出店している。2012年9月11日にオープンした都内73番目である世田谷区の梅ヶ丘店で100店舗となる。店舗展開では本業である居酒屋店舗展開と同じく、主要駅等では集中出店(ドミナント戦略)していることが特徴である。
四半期決算では純利益が500万円(2012年11月)[編集]
「東京チカラめし」などを運営する三光マーケティングフーズが9日発表した今年の第1四半期(7~9月)決算で、経常利益は前年同期比92.2%減の4200万円、純利益は98.1%減の500万円となった。
同社によると、売上高は同0.5%増の61億9200万円と微増だったものの、費用の高騰や、先行投資の増加などで利益は大幅なダウンとなった。
東京チカラめしは積極果敢に店舗拡大を行っているが、先行投資の増加は現状重くのしかかっており、また、居酒屋業態の落ち込みで、他の居酒屋チェーンが苦しくなっていることも響いた。
半年で39店一気に閉鎖「東京チカラめし」何があったのか(2014年2月)[編集]
牛丼の新たな勢力として台頭した「東京チカラめし」や、「270円均一」のメニューを打ち出した「金の蔵Jr.」や「東方見聞録」「月の雫」などを展開する、東証2部上場の外食チェーンの三光マーケティングフーズの業績が急速に悪化している。
2014年6月期(通期)の業績予想を下方修正。従来の黒字予想から一転し、営業損益が24億円の赤字、当期純損益が44億円の赤字に陥る見通しを明らかにした。ここ数年で急激に勢力を伸ばしてきただけに、大幅な赤字修正に驚きもある。
売上高が20.8%も減った[編集]
三光マーケティングフーズが2014年2月7日に発表した14年6月期第2四半期(13年7~12月期)決算によると、売上高は103億5300万円。前年同期に比べて20.8%も減った。営業損益は16億2500万円の赤字(前年同期は2億円の黒字)。純損益は30億9500万円の赤字(同2000万円の黒字)だった。
「東京チカラめし」などの店舗閉鎖に伴う損失として3億3300万円、減損損失として4億2900万円をそれぞれ特別損失として計上したこと、また居酒屋チェーンの売上高が当初予想を下回ったことや、新たな業態の開発や既存店舗のリニューアルなどの先行投資にかかった費用がかさんだことが赤字の原因。売り上げが低迷するなか、円安による「東京チカラめし」などの食材の仕入れ価格の高騰で、売上原価率が急上昇したこともある。
「東京チカラめし」は2011年6月に東京・池袋に1号店を出店して以降、大都市を中心に急拡大してきた。「焼き牛丼」(並盛330円)というスタイルと安さで、「吉野家」や「すき家」、「松屋」といった牛丼チェーンを猛追。しかし他の牛丼チェーンと同様に、2013年には勢いに陰りが見え始め、アベノミクスによる景気回復の波をつかみ損ねている。三光フーズは、「コンビニなどに押されたこともあり、牛丼業界は全体的に厳しい状況に置かれていると認識しています」と話した。
そこで行ったのが店舗の再編。
130か店(2013年6月末時点)あった店舗を、2013年7~12月の6か月で39か店(出店は7か店)も一気に閉鎖した。「短期間に出店したため、マーケットの規模に対して出店数が多かったエリアなどが発生しました。ちょうど3年目で見直しのタイミングだったこと、また消費税率の引き上げで、今後の収益力の低下が見込まれることから、不採算店舗を含め、思いきって見直しました」と説明する。
店舗閉鎖は居酒屋チェーンでも実施[編集]
三光フーズによると、店舗閉鎖は居酒屋チェーンでも実施。2013年7~12月末までに、18か店を閉めた。「居酒屋チェーンの多くは1店舗あたりの広さもあります。件数的には『東京チカラめし』のほうが多いですが、費用は居酒屋チェーンのほうがかかります」と、金額がかさんだ理由を説明する。
居酒屋チェーンの店舗は立地のよい、駅近くの商業ビルなどに入居するケースが多く、客足が低迷し売り上げが伸びなければ、採算をとるのは厳しい。また、「ビルの上の階にある店舗などは、業態転換も難しいので、結局は閉鎖するしかない」という。
メニュー[編集]
主力メニューは「焼き牛丼」。牛肉を煮込むのではなく、焼いて牛丼を提供しており、店内ならば味噌汁がついている。また、付け合せとしてガリを提供している。また、香辛料としてコチュジャンと、飲料としてレモン水がカウンターに提供されている(セルフサービス)。メニューは大きく分けて2系統あり、定食メニュー等で相違がある。また2011年9月には家族連れの来店が見込める店舗で子供向けメニューを投入している。
現在の主なメニュー[編集]
詳細は公式サイト「メニュー」を参照。
- 焼き牛丼
- カレー
- 焼肉定食(10時〜翌朝5時のみ販売)
- 朝定食(5時〜10時のみ販売、持ち帰り不可)
- サイドメニュー
- トッピング
持ち帰り可能なメニューは店舗により異なる。
また、店舗によりメニューの内容・価格が異なり、7パターン存在する。
Aメニュー:中規模店舗
Bメニュー:小規模店舗
B+メニュー:小規模店舗(からあげ定食取扱あり)
Sメニュー:東京スカイツリー店のみ
Lメニュー:フードコート店舗(現在のところララガーデン川口店のみ)
Kメニュー:ロードサイド店舗
Oメニュー:中規模店舗(定食ご飯おかわりあり)
接客[編集]
店入り口の近くにある自動券売機で食券を購入するシステムを採用している。以前は注文を受けてから肉を焼いて提供していたが、現在は焼き置きをしている。なお、三光マーケティングフーズの株主優待券は利用できない。
オーダーを受ける時の掛け声は、一般的な牛丼店の「(商品名)一丁」等ではなく、「チカラめし入ります」で統一されている。
評判[編集]
- 硬いゴム見たいな肉をラードたっぷりぶちこんで焼いただけのタレ多めとかって言うよりラードダクダク丼みたい。一度食ってみろ。硬い肉を溶かしたラードとヌルヌルの飯で流し込んでる感じ。まぁ毎日食べたいとは思わないがな
- 出てくるのが遅いのが致命的
- 飯が致命的にマズイ
- 中国米使ってるところは行かない。
- 美味しいんだけど、食い終わって出る時に、ごちそうさま!と言っても無視される。かたことで ありあとあしたー!でもOKなんだがね。マジレスすると、教育しろ
- 俺も無視されたなあ。最近24時間営業の店少ないから頑張って欲しいが
- 人気っぽいし看板目立つから行ってみたら、すっげーまずかった。なにあれ 焼いてないでしょ?お湯で煮た肉にあますぎるタレぶっかけてメシの上にのせただけじゃん。二度といかねーよ。店内汚かったし
- 店によって味が違うよな。油ベトベトな店のはキツイ
- 初めの頃は良かったが気をつけてた店員の質がなれて落ち、盛り付け滅茶苦茶で食欲なくすし味も酷くなった気がする
- 油ギトギトしすぎ。あと、肉がすぐ冷めてまずい
- チカラめし、フランチャイズ展開なんだな。オーナー悲惨だな