布田駅
提供: Yourpedia
布田駅(ふだえき)は、東京都調布市国領町5丁目にある、京王電鉄京王線の駅である。
年表[編集]
- 1917年(大正6年)- 国道20号(甲州街道)の北側に京王電気軌道の駅として開業(京王発行の記録には開業の月日が記載されていない)。
- 1927年(昭和2年)12月17日 - 現在地に移設。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 東京急行電鉄(大東急)に併合。同社京王線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急から京王帝都電鉄が分離。同社の駅となる。
- 2007年(平成19年)3月4日 - 駅舎を従来の地下駅舎から仮設橋上駅舎に移転、バリアフリー化。
- 2012年(平成24年)8月19日 - 地下駅となる。
- 2013年(平成25年)2月22日 - KO 17の駅ナンバリングを導入。
駅構造[編集]
地上駅時代は相対式ホーム2面2線を有していた。当駅は京王線調布駅付近連続立体交差事業の対象駅であり、工事期間中は地下駅舎から仮設橋上駅舎に切り替わった。2012年8月19日に島式ホーム1面2線を有する地下駅となった。
地上駅時代の当駅ホームはカーブ上にあり、線路にはカント(レールの高低差)が施されていたが、地下化後は直線上にホームが設置された。
地下化に合わせ、調布駅や国領駅とともにホームドアが設置された。当駅は前後がシールドトンネルに挟まれているが、構造上の理由から可動式ホーム柵ではなくフルスクリーン式のものが採用されたので、建設費の節減が図られた。
駅施設[編集]
- ホームドア - 天井まで密閉されているタイプのものが使用されている。
- エスカレーター - 車椅子対応。なお、同じく昇降設備であるエレベーターは橋上駅舎時代にも設置されていたが、その橋上駅舎の解体工事が完了したため、ホームまでのエレベーターが設置された。
- だれでもトイレ - ユニバーサルデザインの一環として設置している。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■京王線 | 下り | 調布・橋本・京王八王子・高尾山口方面 |
2 | ■京王線 | 上り | 明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
利用状況[編集]
2013年度の一日平均乗降人員は15,719人であった[1]。乗降人員および乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1955年 | 3,208 | ||
1960年 | 4,547 | ||
1965年 | 5,102 | ||
1970年 | 4,877 | ||
1975年 | 4,524 | ||
1980年 | 9,736 | ||
1985年 | 11,189 | ||
1990年 | 11,960 | 5,890 | [2] |
1991年 | 6,085 | [3] | |
1992年 | 6,041 | [4] | |
1993年 | 6,137 | [5] | |
1994年 | 6,079 | [6] | |
1995年 | 12,773 | 6,276 | [7] |
1996年 | 6,395 | [8] | |
1997年 | 6,485 | [9] | |
1998年 | 6,633 | [10] | |
1999年 | 6,686 | [11] | |
2000年 | 13,994 | 6,844 | [12] |
2001年 | 6,836 | [13] | |
2002年 | 6,934 | [14] | |
2003年 | 7,060 | [15] | |
2004年 | 7,142 | [16] | |
2005年 | 14,913 | 7,362 | [17] |
2006年 | 14,983 | 7,490 | [18] |
2007年 | 15,609 | 7,825 | [19] |
2008年 | 15,746 | 7,912 | [20] |
2009年 | 15,635 | 7,847 | [21] |
2010年 | 15,573 | 7,816 | [22] |
2011年 | 15,379 | 7,699 | [23] |
2012年 | 15,366 | 7,710 | [24] |
2013年 | 15,719 |
駅周辺[編集]
東に700m行ったところに国領駅が、西に600m行ったところに調布駅がある。
バス路線[編集]
駅北側に「布田」停留所があり、以下の路線が京王バス東および小田急バスにより運行されている。
- 吉14・調34・調35 調布駅北口行 (京王)
- 吉14・調35・境91 調布駅北口行(小田急)
- 境91 調布駅北口・大沢経由 武蔵境駅南口行(小田急)
- 吉14 八雲台・三鷹市役所経由 吉祥寺駅行(京王・小田急) ※夜間は吉祥寺駅中央口行
- 調34 八雲台経由 深大寺行(京王)
- 調35 八雲台・晃華学園経由 杏林大学病院行(京王・小田急)
- 境91 国領駅経由狛江営業所・狛江駅北口行(小田急)
なお、当駅から少し離れた品川通り沿いに「地蔵前」停留所がある。
駅名の由来[編集]
調布市#地名由来を参照。
古来より、駅所在地付近は「布」の生産が盛んな土地であったことから、「布の田んぼ」という意味を込め、「布田」と名づけられる。布田は調布市のほか、多摩川の対岸にある川崎市多摩区にもある(中野島駅付近)。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
[ヘルプ]
- ↑ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)227ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)233ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)