シンオウ地方
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シンオウ地方は、ポケットモンスターシリーズに登場する架空の地方。
概要[編集]
『ダイヤモンド・パール』、及びマイナーチェンジ版の『プラチナ』の舞台。モデルは北海道(渡島半島を除く)、南樺太、国後島と思われる。都市・町の数は14個、道路・水道は200番台。
気候は基本的に寒冷であり、北部や山地では積雪が見られる。町や道路のBGMは昼と夜で曲想やキーが変わる。
地理[編集]
都市・町[編集]
- フタバタウン (Twinleaf Town)
- シンオウ地方の主人公の家とライバルの家がある町。最初の町なのでポケモンセンターもフレンドリィショップもない。近くに湖がある。位置とモデルは現在の登別市付近。名前の由来は「双葉」。ちなみに苫小牧市内に「双葉町」という場所が実在する。
- マサゴタウン (Sandgem Town)
- ナナカマド博士の研究所がある、海辺の小さな町。プレイヤーが選んだ主人公とは別の性別の主人公(ナナカマドの助手)が住む家がある。町の中でもひときわ大きい青い屋根の家はナナカマド博士の研究所。ここでは主にポケモンの進化についての研究が行われている。プレイヤーとは別の性別の主人公の父親も研究所で助手として働く。位置とモデルは現在の苫小牧市付近。名前の由来は「真砂(まさご)」。
- コトブキシティ (Jubilife City)
- 大都市であり、GTS(グローバル・トレード・ステーション)やテレビ局など多様な施設がある。石畳で覆われた地面に街路樹や噴水が備え付けられるなど、小ぎれいに整備された町並みが特徴。他の場所とは違い、深夜まで建物の明かりが灯っている眠らない町。四方に道が通じている交通の要所でもある。従来の作品と同じく、冒険の始めにポケモンバトルについて解説してくれる「トレーナーズスクール」がある。
- 町の中にある高層ビルはポケッチを作った会社の本部・ポケッチカンパニー。ここでは社長一家が家族ぐるみで新しいアプリの開発を進めている。会社では定期的に新機能を手持ちのポケッチに追加してもらえる他、アプリの使い方を調べることもできる。位置とモデルは現在の札幌市付近。名前の由来は「寿(ことぶき)」。
- テレビコトブキ
- 一般客も楽しめるテレビ局、というコンセプトのもとに造られている。そのため、主にワイヤレス通信を使った遊びが用意されている。テレビ局の1階では「コトブキくじ」を引いたり、珍しいトレーナーとのイベントバトルをしたりできる(プラチナには珍しいトレーナーとのバトルは存在しない。)。2階ではポケモンに飾り付けをして写真を取ることができ、このデータを通信で友達に送ることが可能。3階では冒険中に打ち立てた様々な記録を見ることができ、このデータも友達に送ることが可能。
- GTS(グローバル・トレード・ステーション)
- Wi-Fi通信を使って世界中の人とポケモン交換ができる施設。ホールの右側には直径数メートルもある巨大なハイテク地球儀「ジオネット」が設置されており、Wi-Fiでの通信交換をした相手の住んでいる場所が自動的に記録されていく。『プラチナ』では「グローバルターミナル」として機能が追加され、3階建てとなった。
- クロガネシティ (Oreburgh City)
- シンオウ地方中央部の、石炭に恵まれた山間部の町。黒っぽい土が町全体に広がっているので今までの町とは違った印象を受ける。町は炭鉱を中心に動いており、至る所で石炭を運ぶベルトコンベアや作業員を見かけることができる。
- 町の石炭の出所はクロガネ炭鉱。坑道は地下深くまで伸びており、最深部は海面よりも低いという。ジムリーダーのヒョウタもここで働いている。その近くには炭についての展示をしている炭鉱博物館がある。位置とモデルは現在の夕張市付近。名前の由来は「鉄(くろがね)」。
- クロガネシティジム
- ジムリーダーはいわポケモン使いのヒョウタ。崖や吊り橋など立体的な構造が特徴。最初のジムではおなじみだが、トレーナーを全員避けて通れる。岩タイプ使いの『たんパンこぞう』などのトレーナーが集まる。
- ソノオタウン (Floaroma Town)
- 美しい花で有名な町。町中に多くの花が咲き乱れている他、町の北部には広大な花畑が広がる。「はなばたけのポケモン」にまつわる伝説がある。フラワーショップがあり、きのみを育てるために必要な「コダックじょうろ」が貰える。近くには植物を育てるのに最適なふかふかの土も多く、園芸に打ち込むのにちょうどいい場所。
- 平和で穏やかな町だったが、郊外にある風力発電所がギンガ団に占拠されてしまい、付近の道路が封鎖されたり、町の住民が襲われて商品を強奪されそうになったりする事件が起こった。位置とモデルは現在の石狩市付近。名前の由来は「園生(そのお)」。
- フラワーショップ いろとりどり
- ソノオタウンの中心部にある花屋。木の実と引き換えに、コンテスト用のアクセサリーが貰える。但し、木の実は大量に必要(100個以上要求されることもある)。また、1日1個だが木の実がもらえる。
- ハクタイシティ (Eterna City)
- シンオウ地方に昔からあった、歴史を感じる町。しかし、今では高層ビルが乱立して昔の面影は薄れつつある。町外れにはシンオウ神話に登場する大昔のポケモンの像があり、これを調査するためにギンガ団のアジトが建てられた。また自転車屋や、珍しくて効能の高い薬を販売するカンポー屋もここにある。エンディング後にはオーキド博士が町に別荘を構え、博士の滞在中は全国図鑑の完成度を評価してもらえる。
- また、この町にはヒョウタの親戚で穴を掘るのが大好きな「ちかおじさん」が住んでいる。ちかおじさんは「たんけんセット」を配っており、これは地下通路への出入りに欠かせない道具となる。ちかおじさんは主人公にミッションを与えるので、それを成功させれば道具がもらえる。ポケモンセンターの隣のちかおじさんの家には、『ちかベンチャー』を極めるためにおじさんに入門した弟子たちがいる。位置とモデルは現在の旭川市付近。名前の由来は「百代(はくたい)」。
- ハクタイシティジム
- ジムリーダーはくさポケモン使いのナタネ。ジム内部は森のようになっており、『ダイヤモンド・パール』では木の陰にトレーナーが隠れ、『プラチナ』ではトレーナーに勝つごとに時計が動いたり、噴水が止まる仕掛けになっている。どちらも、ジム内にいるトレーナー全員に勝たなければジムリーダーに挑戦できない。『ピクニックガール』など草ポケモンを使うトレーナーの練習場所になっている。
- ギンガハクタイビル
- ハクタイシティにある、とげとげしい装飾のついた研究施設。ここではギンガ団が「ギンガばくだん」製造のため、ポケモンが進化の際に放出するエネルギーを利用する方法を開発している。その傍らでハクタイシティの神話の調査も手がける。
- ヨスガシティ (Hearthome City)
- シンオウ東部の大都市。「人にもポケモンにも優しい町」を目指した町作りが行われており、福祉が充実している。そのため老人や赤ちゃんの人口が大きく、大家族も多い。レンガを敷き詰めた地面や整備された街灯が特徴的。だが、コトブキシティなどの大都市と比べて建物が密集しており、町並みはごちゃついている。
- ヨスガにはポケモンスーパーコンテスト会場やふれあいひろばなどポケモン関連の施設が多い。町の中央部にはポケモンを愛する人が集まるポケモン大好きクラブのシンオウ本部もある。因みに全ての地方の大好きクラブの中で、このクラブが一番自慢話が長いという。町の北はポケモンふれあい広場という公園になっており、ここではポケモンをボールから出して連れ歩くことができる(ただし、一緒に歩く事のできるポケモンの種類は決まっている)。ここで歩いていると、ポケモンが珍しいアクセサリーや木の実を拾ってくることもある。位置とモデルは現在の帯広市の北(河東郡士幌町)付近。名前の由来は「縁(よすが)」。
- ヨスガシティジム
- ジムリーダーはゴーストポケモン使いのメリッサ。『ダイヤモンド・パール』では、簡単な四則計算を解いて正しい答えを出さなければジムリーダーの部屋にたどり着けない。『プラチナ』では、正しい扉を開けなければ最初の部屋に戻されてしまう。
- コンテスト会場
- ポケモンスーパーコンテストが行われる会場。ワイヤレスで人とコンテストをしたり、自分の優勝記録を見ることもできる。ホウエン地方のものとは違い、1つの会場で4つのランクのコンテストを全て開催している。ポケモンだけでなく、トレーナー(コーディネーター)もドレスアップして挑戦する。ランクは低い順に『ノーマルランク』・『グレートランク』・『ウルトラランク』・『マスターランク』と呼ばれている。上のランクのコンテストには主人公の母親やメリッサも時々出場している。初めて挑戦する人のために練習ができるようになっている。近くには、コンテストには欠かせないポフィンを作るためのポフィン料理ハウスもある。
- ズイタウン (Solaceon Town)
- 何もない道に人が集まり出来た町。人の住む町としては未発達の様子で、地面はデコボコで不規則に木が生えているなど自然の色合いが強い。町の周辺は放牧地帯となっているため、牧場で働く人たちが多く住んでいる。町の東の崖にはアンノーンが生息している遺跡がある。
- この町にはポケモンそだてやがあり、ポケモンを預ければトレーナーに代わって育ててくれる。ポケモンを2匹以上預ければ時々タマゴが見つかることもある。今作では、ポケッチでポケモンの育ち具合を確認できるという機能が追加された。また、シンオウ地方では有名な新聞を発行する新聞局もあり、随時アルバイトを募集している。位置とモデルは現在の北見市の南西(常呂郡置戸町)付近。名前の由来は「隋」もしくは「瑞」。
- ズイの遺跡
- ズイタウンにある謎の遺跡。内部は迷路のようになっており、アンノーン文字を解読して先に進むようになっている。通常の入り口からは行けない隠された小部屋も存在するという。遺跡内には28種類のアンノーンが生息。214番道路のマニアトンネルと直結している。
- トバリシティ (Veilstone City)
- ヨスカとは一味違う雰囲気の大都市。デパートやゲームコーナーなど遊戯関係の施設がある。白昼堂々と街中をギンガ団がうろついていたり、ギャンブルにはまりすぎて破産する人が出るなど治安は悪い様子。それに合わせてBGMもジャズ調となっている。ギンガ団本部のビルはこの町にあり、市民からは気味悪がられている。また、町の中心部にはトバリデパートがある。デパートはフレンドリィショップをはるかにしのぐ品揃えの良さを誇り、序盤では珍しい『げんきのかけら』などのアイテムも概ね取り揃えている。但し、値段は序盤にしては高め。
- トバリシティは岩だらけだった土地を切り開いて作られたといわれている。そのため、今でもゴツゴツした岩壁が町中に広がっており、段差も多い。町の外れには何故か隕石とクレーターがある。この隕石にはデオキシスをフォルムチェンジさせる力がある。位置とモデルは現在の網走市付近。名前の由来は「帳(とばり)」。
- トバリシティジム
- ジムリーダーはかくとうポケモン使いのスモモ。『ダイヤモンド・パール』では左右にスライドする壁、『プラチナ』ではサンドバッグを叩いてタイヤを壊していく仕掛けが挑戦者の行く手を阻む。トレーナーは『からておう』ばかりで、4兄弟らしい。
- ギンガトバリビル
- トバリシティの高台にある、とげとげしい装飾が特徴のミラービル。表向きには宇宙エネルギーの研究施設だと言っているが、実際はギンガ団の本部である。内部はワープパネルを使って移動するようになっており、ギンガ団員しか道が分からない仕組みになっている。その最深部では伝説のポケモンから「あかいくさり」を作り出す実験が行われている。近くにある『ギンガ団倉庫』の奥にはギンガトバリビルに繋がる隠された地下通路がある。
- ゲームコーナー
- ミニゲームのスロットができる施設。前作までと比べて飛躍的にコインが出やすくなっている。「ピッピボーナス」というシステムが導入され、一回のボーナスで最高210枚のコインを手に入れられるようになった。さらに、10連続でボーナスに成功すれば「だいばくはつ」の技マシンを受け取れる。貯まったコインは隣の引換所で景品に引き換えてもらえるが、前作までと比べて飛躍的に景品の値段が高くなっている。またスモモの父親がスロットで遊んでいる。
- ノモセシティ (Pastoria City)
- 大湿原の中にある町。サファリゾーンもある。地形は平坦でだだっ広く、その上に点々と民家が建っている。湿地帯であるため町の4分の1が水没している。ノモセの大湿原に生息するグレッグルがマスコットになっており、ショップにはグレッグルの像も置かれている。
- 町の北側はノモセの大湿原と言われる広大な湿地帯になっている。ここでは前作までのサファリゾーンと同じように、制限時間内でポケモン取り放題のサファリゲームができる。面積がかなり広いので、中では列車を利用することで速やかに目的地まで行ける。前作とは違って出現するポケモンが日によって変わるため、ゲートにある望遠鏡で出てくるポケモンを確認することができる。シンオウ地方ではかなり珍しいヤンヤンマやキバニアといったポケモンが現れることもある。位置とモデルは現在の釧路市付近。名前の由来は「野面(のもせ)」。また大湿原を移動できる乗り物の「クイック号」はブルートレインや貨物列車を牽引することで有名な国鉄DD51形ディーゼル機関車を模している。
- ノモセシティジム
- ジムリーダーはみずポケモン使いのマキシ。ジム内部は全体がプールになっており、その水位を上げ下げすることで新たな道が開ける。トレーナーは『つりびと』や『うきわガール』などが主である。
- カンナギタウン (Celestic Town)
- テンガン山の麓にある歴史の深い町。かなり小さな町でフレンドリィショップすら無いが、冒険に必要な道具を販売している店はある。住んでいる人も少なく、老人ばかりである。チャンピオンのシロナはここの出身。同じくシロナの祖母はここに住んでおり、長老と呼ばれている。
- 町の中央には大きなくぼみがあり、そこには祠がある。カンナギタウンの家々はその祠を取り囲むように建てられている。祠の裏にはディアルガとパルキアの壁画があり、その間に古代遺跡の入り口がある。遺跡の奥には伝説のポケモンに関連の深い3つの壁画がある。この遺跡がギンガ団によってカンナギタウンごと爆破されそうになる事件が起こった。位置とモデルは現在の上川郡上川町~紋別郡滝上町付近名前の由来は「巫(かんなぎ)」。
- ミオシティ (Canalave City)
- 小ぎれいで静かな港町。運河が中央に走っており、その両脇に建物が規則正しく配置されている。町の右岸と左岸は大きな跳ね橋で結ばれており、船が通るたびに上がったり下がったりする。町の南には鋼鉄島や満月島への船が出ている港がある。町に住む船乗りの子供が悪夢にうなされたまま起きなくなってしまう、という事件が起こる。町の端には「はとばのやど」という謎めいた家がある。
- 位置的には現在の小樽市付近。名前の由来は「澪」もしくは「水脈」。
- ミオシティジム
- ジムリーダーははがねポケモン使いのトウガン。ヒョウタの父。ジムは4階建てになっており、リフトをうまく乗り継いでジムリーダーの居るところを目指す。主に鋼タイプを使う『さぎょういん』や『エリートトレーナー』が登場するが、それ以外のタイプもバランスよく使う。
- ミオ図書館
- 海沿いにある図書館。ここに置いてある本は大抵が一般人には到底理解できないほど難しい。しかし最上階には読みやすい本が集められており、シンオウ地方の神話についての興味深い蔵書も見ることができる。
- キッサキシティ (Snowpoint City)
- シンオウ最北端に位置し、あたり一面に雪が積もっている町。ポケモンジムを中心にほんの数軒の家が集まっているだけで、町の規模は小さい。時間によってダイヤモンドダストを見ることもできる。町の南の海にある港には船が停泊しており、そこからファイトエリアに行く事ができる。ただし、その船にはポケモンリーグに優勝した者しか乗ることができない。町の中では積雪が深いため町の中では自転車に乗れず、雪に足を取られて早く歩けないなど移動がしにくい。また、多くの住民が厚着をしている。近くにエイチ湖がある。
- 位置とモデルは現在の枝幸郡浜頓別町付近。名前の由来は「切先(きっさき)」。
- ナギサシティ (Sunyshore City)
- ポケモンリーグへの玄関口と言われる都市。海岸の岩場を切り開いてできた町であり、至るところ崖だらけで起伏が激しい。そのため、崖から崖に向かって多数の陸橋が架けられており、町全体が地上と橋の2層構造になっている。陸橋の上にはソーラーパネルが貼り付けられており、町の電力をまかなっている。ジムリーダーのデンジはジムの改造のしすぎで電気を使いすぎて大停電を引き起こしてしまったために、大規模な工事が行われた。北部には旅をしているというアサギジムリーダー・ミカンが滞在している。
- 海沿いの岬にはかなりの高さを誇る『シルベの灯台』がある。ここからはかなり離れた位置にあるポケモンリーグも見渡せる。その近くにはカビゴンのような形の岩が海から突き出しており、ポケモン岩と呼ばれる名所になっている。また、町の中心部にはナギサ市場というマーケットがある。ここではモンスターボールが開いたときの効果を設定できるシールが売られており、その品物は曜日によって変わる。また、中にはポケモンに「がんばリボン」を付けてくれる女性もいる。位置とモデルは現在の根室市付近。名前の由来は「渚(なぎさ)」。
- ナギサシティジム
- ジムリーダーはでんきポケモン使いのデンジ。回転する足場のつながりをうまく組み替えて道を繋げる、パズルのようなハイレベルな仕掛けが張り巡らされている。トレーナーは『ポケモンごっこ』や『ギタリスト』など電気ポケモン使いが半数を占めるが、それ以外のタイプもバランスよく使ってくるトレーナーが多い。
- ポケモンリーグ (Pokemon League)
- シンオウ地方でのポケモンリーグが開催される場所。リーグの建物は城のような形をしており、かなりの高さの場所にある。チャンピオンロード入口にポケモンセンターが存在する。
- シンオウ本土からは遠く離れた孤島にある上、チャンピオンロードや巨大な滝を乗り越えないとポケモンリーグまで行けないため、本当に実力のあるトレーナーしかたどり着くことができない。ここにいる四天王とチャンピオンを倒すことは多くのトレーナーの目標となっている。位置とモデルは国後島。
- ファイトエリア
- ポケモン勝負の施設、バトルタワーを抱える港町。連絡船でシンオウ本土と繋がっている。各地からポケモンバトルの強者たちが集まってくる。名前は「エリア」となっているものの、ポケモンセンターやフレンドリィショップがあり民家も存在するため、一つの町に近い。バトルタワーはプラチナバージョンではバトルフロンティアに建て替えられており、多くの客で賑わっている。
- サバイバルエリア
- ポケモン修行をする人たちが集まる小さな町。ハードマウンテンのふもとにある。バクという少年が住んでいる。町の中は段差や岩が多く、通路も狭いためかなり込み合っている。プラチナバージョンにのみ登場する「しょうぶどころ」では、ダブルバトルのパートナーや一度戦ったジムリーダーと再戦できる。
- リゾートエリア
- ポケモンバトル以外の楽しみをもとめる人が集まる町。ある条件を満たすと入会できる、会員制のクラブがある。また、『プラチナ』ではホウエン地方の元チャンピオンの別荘を譲り受けることができる。別荘にはジムリーダーなどが遊びに来るほか、家具を置くこともできる。リゾートエリアの池にはレベルの高いコイキングが生息しており、池のヌシだと言われている。
道路・水道[編集]
- 201番道路
- フタバタウン・マサゴタウン・シンジ湖を繋ぐ道。最初に訪れる道路というだけあって長さは短く、出現するポケモンも弱い。バトルを挑んでくるトレーナーはいない。
- 202番道路
- マサゴタウン・コトブキシティを繋ぐ道。北から南に向かってゆるやかに傾斜しており、段差が多くある。ここでバトルを挑んでくるトレーナーが初登場する。
- 203番道路
- コトブキシティ・クロガネシティを繋ぐ道。間には「クロガネゲート」という洞窟がある。
- 204番道路
- コトブキシティとソノオタウンを繋ぐ道。道中に高い崖があり、そこで上部と下部に分断されている。崖の中には荒れた抜け道がある。
- 205番道路
- ソノオタウンとハクタイシティを繋ぐ道。テンガン山から流れる川に沿って造られている。鬱蒼とした「ハクタイの森」が行く手を阻む。
- 206番道路
- ハクタイシティから207番道路へ続く道。谷に架かる高架の上は、綺麗に整備されたサイクリングロードになっている。逆に谷の下は草の生い茂る荒地になっており、その奥に「迷いの洞窟」がある。
- 207番道路
- クロガネシティからテンガン山へ続く道。岩肌が露出した険しい山道となっている。急な坂道があるため、自転車が必要。
- 208番道路
- テンガンざんからヨスガシティまでの道。テンガン山から落ちる滝で岩が削り取られた、荒々しい渓谷地帯。川をまたぐ吊り橋が何本も架けられている。
- 209番道路
- ヨスガシティとズイタウンを繋ぐ道。「ロストタワー」という霊園がある。道路を横切るようにして幅の広い川が流れている。その中には多くの中洲があり、岸と複雑に橋で結ばれている。
- 210番道路
- なにやら妙な雰囲気をかもし出している喫茶店がある。南部は丈の高い草が茂る牧場地帯。北部は霧の深い峡谷となっており、強力なドラゴン技を使う老婆がひっそりと住んでいる。
- 211番道路
- ハクタイシティとカンナギタウンを繋ぐ道。テンガン山によって、2つに分断されている。山岳地帯となっており、傾斜が激しい。
- 212番道路
- ヨスガシティとノモセシティを繋ぐ道。南部には雨が降っており、日によっては雷を伴うこともある。北部にはポケモン屋敷と呼ばれるウラヤマ氏の豪邸がある。かなり長い道路で、ジムを回る順番によっては中盤の難所といえる。
- 213番道路
- ノモセシティとリッシ湖を繋ぐ道。砂浜の上を海岸に平行に走る。道路の南部は水没しており、水道となっている。普段は晴れているが、日よって曇りや雨になる。リゾートホテル『グランドレイク』がある。
- 214番道路
- リッシこのほとり(213番道路)とトバリシティを繋ぐ道。丈の高い草の生えた荒地と岩場が延々と続いており、所々にある柵が行く手を阻む。途中の岩壁では遺跡マニアがトンネルを掘っている。
- 215番道路
- 210番道路の中程からトバリシティ方面の道路。常に雨が降っている。
- 216番道路
- テンガン山の北部下山道。深い谷や絶壁など険しい地形となっている。高山の冷たい空気が山下ろしとなって一気に吹き抜けるため、いつもあられが降っている。厚着をした「エリートトレーナー」や「スキーヤー」と言ったトレーナーが多くいる。217番道路と直結。
- 217番道路
- 強いあられが降りしきり、深く積もった雪に足をとられる難所。かなり広い雪原で、次の町までの道のりが長い上に、あられによってポケモンの体力がじわじわ削り取られていくので、突破はなかなか難しい。また、幽霊が出るという噂もある。雪原には目に見えない道具がたくさん落ちている。
- 218番道路
- コトブキシティからミオシティの道路。海によって道路が東西に分断されている。隠れた釣りの名所である。
- 219番道路
- マサゴの浜。海の先は221番道路へと続く。219番道路の砂浜はマサゴタウン内まで続いており、それが「マサゴ」と命名された所以である。
- 220番水道
- マサゴタウンから伸びている水道。221番道路(パルパーク)へとつながっている。
- 221番道路
- 「パルパーク」がある。「パルパーク」はぜんこくずかんにパワーアップされた後に利用できるようになる。
- 222番道路
- リッシ湖のほとりからナギサシティの道路。周辺の道路より格段に強い野生ポケモンが現れる。南半分は砂浜になっており、釣りを楽しむ人が多い。テッポウオを釣り上げてその大きさを競う施設がある。
- 223番水道
- ポケモンリーグ前のチャンピオンロードへと続く水道。ドククラゲやペリッパーなどレベルの高い進化形水ポケモンがうようよいる危険海域。突破には秘伝技「たきのぼり」を必要とする。
- 224番道路
- 条件を満たすと通れるようになる道。あらゆる地形が集まっている道。一番奥の崖には、謎めいた石碑が存在している。
- 225番道路
- ファイトエリアとサバイバルエリアをつなぐ道。サバイバルエリア周辺ということもありここのトレーナーは強敵揃い。また、シンオウでは全く見かけないラッタやオニドリルをよく見かける。
- 226番水道
- 海沿いまで断崖絶壁が迫っている、起伏の激しい道。真ん中の小島ではちょっと珍しいコイキングとトレードしてくれる人がいる。
- 227番道路
- ハードマウンテンのふもとの道路。山からの火山灰が降り積もっている。全道路中、出現する野生ポケモンのレベルが最も高い(Lv55を越すこともある)。
- 228番道路
- 砂嵐が吹き荒れる道路。四天王のゴヨウを知る人物がいる。また、「ハードプラント」・「ブラストバーン」・「ハイドロカノン」といった強力な技を教えてくれる老人が住んでいる。
- 229番道路
- 草が生い茂っている。映画版ポケモンに登場した重要人物や、シリーズお馴染みの「あのおじさん」がいる。
- 230番水道
- サバイバルエリアとリゾートエリアを繋ぐ水道。中央には大きな島があり、見えない道具が多く埋まっている。
自然・その他[編集]
シンオウには大きな湖が多数存在する。やりのはしらでディアルガ(パールではパルキア。以下同様)と戦ったあと、各湖からエムリット、アグノム、ユクシーが出現する。
- シンジ湖
- シンオウを象徴する湖の一つ。エムリットが眠っている。実在の湖である支笏湖の場所に位置する。名前の由来は「心事」。
- リッシ湖
- シンオウを象徴する湖の一つ。アグノムが眠っている。本編ではギンガ団に爆破され、干上がり、コイキングが力なくはねるシーンもあった。実在の湖である屈斜路湖の場所に位置する。名前の由来は「立志」。
- エイチ湖
- シンオウを象徴する湖の一つ。ユクシーが眠っている。雪が降り積もっている。ライバルがギンガ団の陰謀を阻止するためにジュピターと勝負をしたが、敗北して自信をなくしてしまうシーンがある。実在の湖である朱鞠内湖の場所に位置する。名前の由来は「英知」。
- テンガン山
- シンオウを二分する巨大な山。カラナクシやレアコイル、ノズパス等この山の影響を受けているポケモンも少なくない。山頂には「やりのはしら」という遺跡がある。位置とモデルは大雪山系付近。通り抜けるために秘伝技をいくつか利用しなければならない。
- 大乱闘スマッシュブラザーズXではステージとして登場。ディアルガとパルキアが出現する他、ユクシー・アグノム・エムリットと、クレセリアも出る。
- やぶれた世界
- ギラティナが住む世界。時間と空間が存在せず、ポケモンがいない世界。乗ると動く足場や歩くと木や足場が消えたり現れたりし、直角の足場や逆さに流れる滝もある。とても広くて迷いやすい。ギラティナを捕獲するとフィールドマップが変化する。現実世界を裏側から支える役目があるらしい。
- 荒れた抜け道
- コトブキ~ソノオ間にある小さな洞窟。秘伝技「岩砕き」がないと通り抜けられない。また、秘伝技「波乗り」を使うと奥地に行く事ができる。
- ハクタイの森
- ハクタイシティ南西にあるうっそうとした森。多くのトレーナーがいる。
- 迷いの洞窟
- サイクリングロード下に広がる洞窟。その名の通り、非常に迷いやすい。洞窟入り口は二つあり、その一つはサイクリングロードの影に隠れているので見つけにくい。
- ロストタワー
- ズイタウン郊外に建つ塔。死んだポケモンを弔うための建物で、内部にはゴーストタイプのポケモンが棲んでいる。ヨスガジムリーダーのメリッサがよく訪れる。
- 遺跡マニアの穴/マニアトンネル
- ズイの遺跡と山を挟んで反対側にある、215番道路の洞窟。熱心な遺跡マニアが遺跡を発掘することを夢見て、日夜穴を掘り続けている。穴はある条件を満たすとどんどん伸びていき、最終的にはズイの遺跡の石室とつながる。石室には珍しい形のアンノーンが登場する。
- ホテルグランドレイク
- リッシ湖のほとりに建つ、別世界のような雰囲気を醸し出している高級リゾートホテル。ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナの製作者だと名乗る男が滞在しており、ポケモン図鑑を完成させると主人公を表彰してくれる。ホテルへの宿泊はできないが、カウンターにいる男性に話しかけるとポケモンの体力が回復する。
- 自慢の裏庭
- 自慢好きな大富豪・ウラヤマさんが邸の裏に所有する裏山。草が茂って庭のようになっている。開放的でシンオウ地方では珍しいポケモンが集まる。
- タタラ製鉄所
- 205番道路を流れる川の下流にある製鉄所。内部には、乗ると勝手に移動してしまうパネルが設置されている。鋼タイプを使う作業員が働いている。
- 鋼鉄島
- ハクタイシティ沖に浮かぶ、鉄鉱山のある無人島。今は廃れているが、昔は栄えた鉱山だった。探検家が興味本位で入ってみたり、トレーナーが修行のために使ったりしている。リフトを使って上り下りをする。トウガンは特訓のために、この島に家を建てている。ヒョウタも幼い頃よくここに遊びに来ていたらしい。
- チャンピオンロード
- ポケモンリーグへ行くための最終関門。強力なトレーナー、加えてハガネールなどの強力な野生ポケモンが現れる。前作までのものとは違って出口が2つあり、ポケモンリーグと224番道路に通じている。
- 送りの泉・戻りの洞窟
- 送りの泉はリッシ湖の近くにあるシンオウ第4の湖。泉の下には空間がゆがんだ洞窟・戻りの洞窟がある。最深部には伝説のポケモン・ギラティナが生息している。また、ミオシティの図書館ではこの泉と洞窟に関連していると思われる神話を読むことが出来る。送りの泉は実在の湖である摩周湖の場所に位置する。
- 満月島
- ハクタイシティ沖の遠方に浮かぶ小島。クレセリアが生息している。
- 新月島
- 満月島の近くに位置する小島。プラチナのみ登場(ダイヤモンド・パールではデータ上存在しているが、没データとなっている。)。通常プレイでは行くことはできない。『プラチナ』では、2008年12月1日から2009年1月15日までの間にメンバーズカードが配信され、幻のポケモン・ダークライを捕まえることができた。
- バトルゾーン
- 殿堂入り後に行くことの出来る追加エリア。地図上ではシンオウ地方となっているが、住民はシンオウとは別の地方だという意識らしい。3つの「エリア」という名前の町がある。火山活動のおかげで同じほどの緯度のキッサキシティ周辺に比べて温暖である。また地形も複雑で起伏が多い。地形のモデルは樺太がモデルだと思われる。
- ハードマウンテン
- サバイバルエリア北東にそびえる大火山。シンオウ地方ができた時にこぼれた火の玉がヒードランになってそれが火山になっている。山を沈めるために「かざんのおきいし」が置かれているがそれを取るとヒードランが目覚め、噴火するという。最奥部にはヒードランが生息する。
- はなのらくえん
- 224番道路の奥に続く花畑。新月島と同じくプラチナのみ登場(ダイヤモンド・パールではデータ上存在しているが、没データとなっている)。通常プレイでは行くことが出来ない。『プラチナ』ではwi-fi通信により手に入れることができるオーキドからの手紙により行くことができ、幻のポケモンシェイミを捕まえることができた。
ポケットモンスター
世界観[編集]
ポケモン[編集]
- 概説
- ポケットモンスター (架空の生物)
- ポケモン一覧 (全国図鑑順)
- 1-51(25:ピカチュウ) - 52-101 - 102-151(151:ミュウ) - 152-201 - 202-251 - 252-297 - 298-342 - 343-386 - 387-440 - 441-493 - 494-545 - 546-598 - 599-649 - 650-721 - 722-809- 810-
- バグポケモン・デマポケモン
人物[編集]
地理[編集]
ゲーム[編集]
本編[編集]
GB[編集]
- 第1世代 赤・緑・青・ピカチュウ
- 第2世代 金・銀・クリスタル
GBA[編集]
- 第3世代
- オリジナル ルビー・サファイア・エメラルド
- リメイク ファイアレッド・リーフグリーン
DS[編集]
- 第4世代
- オリジナル ダイヤモンド・パール・プラチナ
- リメイク ハートゴールド・ソウルシルバー
- 第5世代 ブラック・ホワイト(2)
3DS[編集]
- 第6世代
- オリジナル X・Y
- リメイク オメガルビー・アルファサファイア
- 第7世代 サン・ムーン
- 第7世代
その他[編集]
関連する人物[編集]
関連企業[編集]
反ポケモン勢力[編集]
- 日野晃博 - レベルファイブ - 妖怪ウォッチ - 朝鮮民主主義人民共和国 - 大韓民国 - 中華人民共和国 - 民進党 - 社民党 - 共産党 - デジタルポケットモンスター (デジモン) - たまごっち - バンダイ - ロボットポンコッツ - 真・女真転生デビルチルドレン - モンスタープラネット - グリー - 小西紀行 - ミラクルぐっち - 中核派