整備場駅
整備場駅(せいびじょうえき)は、東京都大田区羽田空港一丁目7番4号にある東京モノレール羽田空港線の駅である。
駅構造[編集]
のりば[編集]
■東京モノレール羽田空港線 下り | 羽田空港第1ビル・羽田空港第2ビル方面 | |
■東京モノレール羽田空港線 上り | 流通センター・天王洲アイル・モノレール浜松町方面 |
利用状況[編集]
2012年度の一日平均乗降人員は2,388人である。
東京国際空港に隣接しているものの、付近には旅客機の搭乗客向けの施設が存在しないことから、乗降客の殆どが駅周辺にオフィスや整備、訓練施設などを置く企業や団体に勤務する関係者である。各年度の一日平均乗車人員は下表のとおり。
年度 | 東京モノレール | 出典 |
---|---|---|
1990年 | 1,025 | [1] |
1991年 | 1,123 | [2] |
1992年 | 1,189 | [3] |
1993年 | 1,682 | [4] |
1994年 | 2,137 | [5] |
1995年 | 1,995 | [6] |
1996年 | 1,921 | [7] |
1997年 | 1,901 | [8] |
1998年 | 1,934 | [9] |
1999年 | 1,833 | [10] |
2000年 | 1,696 | [11] |
2001年 | 1,715 | [12] |
2002年 | 1,822 | [13] |
2003年 | 1,648 | [14] |
2004年 | 1,559 | [15] |
2005年 | 1,529 | [16] |
2006年 | 1,600 | [17] |
2007年 | 1,486 | [18] |
2008年 | 1,315 | [19] |
2009年 | 1,099 | [20] |
2010年 | 1,055 | [21] |
2011年 | 1,112 | [22] |
駅周辺[編集]
上記のような理由から、駅周辺に商業施設や一般客向けのバス乗り場、タクシー乗り場などはない。
バス路線[編集]
「羽田整備場」停留所
歴史[編集]
羽田整備場駅時代、駅名標の下に「羽田空港は次の駅です」と表記されたプレートが取り付けられていた。これは、羽田空港の旅客ターミナルの最寄り駅と勘違いして下車する乗客が後を絶たなかったためである。そのため天空橋駅・新整備場駅同様、空港敷地内にあり所在地名も大田区「羽田空港」ながら「羽田」「羽田空港」の語を極端に避けている。なお、駅名改称後に文字は消されたが、プレートは残っている。
旧羽田駅が営業していた当時、この駅の先にY字型のポイントがあり、そこから単線で急勾配を下り、旧羽田駅へ列車が走っていた。この区間のトンネルはシールド式だった。新ルートは旧ルートの西側に複線で建設され、完成後から開業前までは現行のトンネルの坑口付近まで乗務員習熟のための試運転が行われた。1993年(平成5年)9月26日15時過ぎ、モノレール浜松町駅へ向かう最後の列車(1000形第1編成)の通過直後、クレーン車などの重機を使って線路の切り替え工事が行われ、翌9月27日始発から新ルートでの営業を開始した。その後、旧ルートは軌道ごと完全に埋められ、旧トンネルの坑口をアスファルトで塞いだ跡以外、その面影を見ることはできない。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)229ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)235ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)