鉄道教

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概要

文字通りである。信者(俗に鉄ちゃん(てっちゃん)と呼ばれる。)は圧倒的に男性が多く、女性の場合はその希少価値から「鉄子」と崇められる傾向にある。信者は世界的な広がりを見せ、年齢層も幅広い。一般的に入りやすいが、抜け出すことは限りなく不可能に近い宗教として有名である。また、実は鉄道教徒であることを恥として信仰を告白できず、密かに鉄道を崇拝する隠れ鉄道教徒(その比率は最低でも7割)も多いと言われている

鉄道教徒を束ねる総本山は鉄道友の会である。その檀徒となった者には、この1年間に登場した新たな車両のナンバーワンを選ぶコンクラーヴェに参加できるという特権が与えられる。しかし、檀徒とならず独自に信仰の道を行く者も多い。また、様々な経典(鉄道雑誌ともいう)も定期的に刊行されており、そこで自身の信仰ぶりを披瀝する者も後を絶たない。

なお、信者に言わせれば愛好家'マナーのとてもよい人々)のみに信者を語ることは許され、大宮レイプ軍団に代表される背信集団(マナーの悪い腐れ外道ども)とは違う分類である。ただし狂信的な信者の前で鉄道教徒をオタクに分類すると激怒されるので注意が必要である。アメリカのオバマ大統領も信者の一人であることを公表している。

また、信者のための本には「これを知っているのは鉄道ファンとして当たり前」という表現が頻出するが、以下に挙げるすべての分野に精通した熱心な信者は、実際には1%もいないので、一般人は安心してほしい。一部信者(特に子供)は神(鉄道会社社員)になる。これは同時に背信集団たちからの「神への冒涜」を受けることになる。

宗派

車両宗

鉄道車両を崇拝する宗である。おもに機関車蒸気機関車旧国鉄電機)や地方私鉄の車両(ことでん銚電の旧型電車関東鉄道気動車など)が崇められる傾向にある。昔東急電鉄で走っていた某アニメラッピング電車の研究は同宗派には含まれないとされている。(その理由についてはお察し下さい)(しかし21世紀の今の世間、自家用車が大量に増えて衰退するローカル線が激増してきているのも残念ながら事実なのでそのようなローカル線にやってきたラッピング電車の場合はローカル線を再起動してくれる=ローカル線の底力を見せてくれているに等しいため、車両宗にも好まれる場合がある。(京阪石山坂本線など))

JR東海のリニアは車両として認めるべきでないという人が大。というか浮いてる時点で鉄道として認められるのか?

なお、葬儀は長野総合車両センターの重機どもによって行われる場合が多い。

乗車宗

乗り鉄 文字通り、乗車をしながら崇拝する宗である。ただの路線には興味が無く秘境的な路線(岩泉線木次線三江線など)が崇拝される。ごく稀に山手線大阪市営地下鉄御堂筋線など、都会の路線を崇拝する者もいるようだが、田舎モンか異端者かである。また終着駅を崇拝するものもいるという。かつての聖地であった名鉄揖斐線北海道ちほく高原鉄道などが廃止されるなどして行動の場が減らされている。なお代表的な信者として横見浩彦が挙げられる。彼は漫画鉄子の旅」でこの宗派を広く宣伝した。(エクストリーム・鉄子の旅競技者は大体この宗派)

一部の乗車宗原理主義派は撮影宗を「ご神体お布施を払わない」ので破門すべきだと糾弾している。曰く、「やつらは車で来て電車の写真撮って帰るんだぞ!」。これに対して撮影宗信者は一般的に、「鉄道利用だと本数が無くて撮影現場でビバークするしかない」「貨物列車には乗せてもらえない」「布教のためには仕方がない」などの反論をしている。なお、駅構内での撮影も、お布施が最低金額で済む上に周りの迷惑はそれ以上なので同罪であるとされる。

撮影宗

鉄道を撮影する宗派である。彼らをエクストリーム・写真撮影の競技者と同一化することは禁則事項である。主に餘部橋梁などのカーブ、開けた場所を活動範囲としており、再開発によってその範囲を狭められている。なお、列車に向かってフラッシュを炊いたものは破門の上死刑である。なので大宮駅では、臨時列車配給列車貨物列車などが通るごとに背信行為を行った信者への制裁として罵声大会が開催される。

模型宗

鉄道模型ファン 実物を模して製作された偶像鉄道模型とも呼ばれる)を崇拝している。一つの宗派のなかでもいくつかの派閥(N派鉄コレ派HO派ライブスチーム派プラレール派や蒐集派、走行派、自作派、改造派、レイアウト派 etc...)があげられ、その派閥の数は異常に多い。ただ、他の宗派と対立することが多いのも実情である。同宗派は近年注目を見せており、NHKの番組にも紹介された。同宗派は鉄道関連のイベントへ行けば100%会えるが、同宗派の聖地は天賞堂などの模型屋ポポンデッタのぞみ会の貸しレイアウト運転場である。

蒐集宗

鉄道関連のもの(切符グッズ等)を崇拝している。記念切符・カード類を目的として、新線開業・廃線などのイベントがあるときに出現することが多い。最近ではICカードの普及により活動の場が減少している。

音響宗

鉄道が発生する音を崇拝する。主にドレミファインバータつりかけ音などを録音する車両音派と、発車メロデイーや接近メロデイーなどを録音するメロディー派に分かれている。全ての音楽は「カスラック」によって管理されており、JASRACへの徴収金の支払いが生じるが、かなりの同宗派がその支払いを拒み続けている。そのため社団法人日本音楽著作権協会からの攻撃対象とされるが、仮に車両などを破壊した場合鉄道友の会から猛烈な抗議運動が起こるため、同協会はこれを怒りながら静観している。

エアトレイン宗

音響宗から派生した宗教で、比較的新興。鉄道音を聞く機会があまりない音響宗信者が自らの口から鉄道音を発生(発声?)させたところ、けっこう面白かったため、現在全国に広まっており、時々鉄道宗イベントではエアトレイン大会も実施されているが、信者たちにとっては面白いものの、見ている非エアトレイン宗にとってはかなり不気味に映る。

食い宗

食堂車駅弁日本食堂の食事などを崇拝している。しかし、食堂車は路線の廃止に伴い、絶滅寸前とも言われる。なおただの食いしん坊はこの宗派には含まれないとされている。一方で駅弁大学の学生などは自動的に同宗派へ加盟している。飛行機教の機内食分派が兼任しているケースも見られるが、飛行機教は取材に非常に金がかかるため、参加者そのものが少ないのが悩みの種。なお構内の立ち食いそばうどんのみを崇拝対象と限定するセクトも存在する。

時刻表宗

鉄道教徒の聖典である時刻表を崇拝している宗。詳しくはこちらを参照。

妄想宗

実際には(存在しない)旅行や鉄道を妄想する宗派。妄想といっても鉄道に関することだけが同宗派であり、検閲により削除禁則事項ですぴーのことを妄想するのは同宗派どころか、破門に値する。

大変な途中下車宗

音響宗から派生。自ら録音した駅放送などを繋いで更にそれにごっすんだの教室だのを背景に流して音楽を作成し、主にニコニコ動画とかyoutubeなどで披露している。しかしながらニコ厨に「つまらん」「氏ね」などと罵られることもあるため(というかそういうニコ厨こそ「つまらん」存在であることを自覚できないのは痛いと、信徒たちは思ってる)、精進には鉄道教の中では一番険しい道のりを辿る宗派である。新興のため信徒はごく少数。

グリーン宗

とにかくグリーン車に乗りまくる宗派。乗車宗と兼宗する場合もある。新幹線のグリーン車に乗ることを最高の栄誉としており、近頃では普通列車グリーン車の拡大により信者の数は増加傾向にある。信者の中で二階建て車の一階席を好む者は盗撮をする可能性もあるので十分注意が必要である。東北新幹線の新青森延伸の際に導入されるスーパーグリーン車は、この信者の注目の的であり、一部の評論家の中ではグランクラスが信者に終日埋め尽くされ、真の上流階級の乗客に座席が行き渡らないのではないかと危険視されている。

パソコン宗

主として3DシミュレーションソフトをPC上で動作させる宗派。使用するソフトによってBVE派、OpenBVE派、Railsim派、VRM派、A列車で行こう派などがある。2010年頃からSimutrans派も勃興してきた。

鉄道教徒に入れるべきか議論されている宗派

駅舎宗
主に乗車宗から派生し、崇拝の優先対象を路線から駅舎へと鞍替えした宗派。あくまで乗車宗の一派として扱うべきとの説も有力である。しかしながら鉄道を用いずに巡礼を行う信者もいることから鉄道教自体から破門すべきとの過激な見解も存在する。
廃線教
廃止となった路線や駅を崇める宗教。

駅舎教と同じもしくはそれ以上に列車に乗らないことや、一部教徒には廃止になる路線があることを喜ぶ者もいることから、破門すべきという声もある。 廃線跡で線路を発見することは非常に難しく、加えて橋梁や隧道などがあった場合、発狂する教徒も少なくない。また、彼らにとっては最高の場所(廃線跡)であっても、一般人にはまったく理解できない(ただの道や森など)場合も多いので、注意が必要。 メッカは主に九州と北海道である。

葬式宗(葬式宗)
営業終了する路線、車両に対して崇拝する宗派。その最終日には活動地域を問わず全国から駆けつける。但し円滑な営業運転を妨げる者と「ありがとーう!」と絶叫し涙する痛い者は破門とする。
盗撮宗
音響宗や撮影宗などから派生。気に入らない同業者を撮影、全国指名手配する。
夏休み宿題宗
鉄道に関する夏休みの宿題をして一躍注目する宗。夏休みの宿題をしただけという意見と、いや鉄道教徒だという意見がある。
恋愛宗
鉄道に関する仕事をしている男性もしくは女性に恋をする宗派。これに関してもいろいろな意見があるが、もう二人の仲はもう誰にも止められない。
エクストリームスポーツ宗
鉄道に関するエクストリームスポーツにいそしむ宗。鉄道教徒かエクストリームスポーツ依存症患者かについての意見が分裂している。
鉄道員フィギュア宗
蒐集宗から派生したと思われる女性鉄道員のフィギュアを崇拝する宗。ただのオタクかどうかで意見が分裂している。
ゲーム宗
PCソフトなどの種類を限定せず鉄道ゲームをプレイする宗。
パソコン宗や電車でGO!宗(後述)をひっくるめて、分派にすべきかどうかで意見が分かれている。
電車でGO!
タイトー教団(現スクエニ教団)との二重信仰との疑惑もある。
インターネット宗
他人のブログや鉄道サイトなどで情報を集める宗派。
情報交換は愚か、ただユーモアの修行に来ただけかもしれない。
そんなに決まってない宗
特に好きな宗はない宗。いわゆる欲張り。  
掘り宗
保線屋(主に軌道)で鉄道趣味の輩。職場で変わり者扱いされるので周囲には伏せている場合が多い。例外として乗車宗・時刻表宗の兼業者は盆暮れの帰省時に重宝される為、職場ではカミングアウトしている場合がある(実話)。車両宗と兼業の輩は「俺の185系が走るから」などと言い特定の路線のみ入念に作業を行う傾向がある。撮影宗・蒐集宗と兼業の輩は職場で要注意人物として上司から目を付けられている場合が多い。語源は線路(バラスト)を掘る作業に由来している。重作業で「体格の良い」輩が多く線路閉鎖の取り易い「深夜」に「掘る」のが仕事の為、勘違いした一部の性的趣向者に根強い人気がある。    

背信集団

鉄道会社の企業買収宗
村上世彰による阪神電鉄敵対的買収など。その後村上は捕まったが、当然の報いである。
また,狂信的な鉄道教信者個人が経営する脱法旅行会社が廃線寸前の弱小鉄道会社を買収しようとする例もあるが,鉄道路線はおまえの玩具じゃない
盗り宗
単なる泥棒であり、捕まらなきゃ困る。
運行妨害宗
単に線路内に入って沢山の人たちに迷惑を掛けたい輩。
迷惑掛け宗
鉄道教徒以前に、人として最低。
自らのために他人に迷惑掛け宗
論外である。というか死ねばいいのに
キセル宗
他宗から危険な存在として批判されている。教祖は薩摩守忠度

彼らの聖地

かつては日本国有鉄道地方私鉄(特に軽便鉄道)だったが、そのほとんどが廃れてしまった。現在は以下のような所が「聖地」と呼ばれている。因みにどの宗派においてもメッカは鉄道博物館であろう。

  • 移転の理由としては、秋葉原におけるアニヲタの増殖や観光地化など様々な理由があった。
  • 交通博物館時代のものが数多く展示されているが変に遊園地みたいになってしまったため交通博物館のほうがよっぽど中身が詰まっていたりする。

聖歌

拝まれる対象とされる曲。

みんな大好き車内放送

尊師尊師尊師宮根尊師

終わりに

このページを読めたあなたは立派な鉄道教信者である。信者度はこのサイトで見ることが出来る。このページが理解できなかったあなたは立派な「非鉄」(信者ではない)である。さあ、鉄道教徒を自認する者よ、今すぐ高度な鉄道系のサイトに行って、自らの敬虔さを確かめるがよい!

関連項目

鉄道教徒が起こした事件

Bouncywikilogo.gif ウィキペディアにも、この項目「鉄道ファン」が執筆されています。ぜひこちらも読んでみてください。
Uncyclopedia logo.png アンサイクロペディアにも、この項目「鉄道教」が執筆されています。ぜひこちらも読んでみてください。