浦安駅 (千葉県)
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浦安駅(うらやすえき)は、千葉県浦安市北栄一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)東西線の駅である。駅番号はT 18。
歴史
- 1969年(昭和44年)3月29日 - 開業。それまで陸の孤島と呼ばれた東葛飾郡浦安町は、以後急速にベッドタウン化をたどる。開業当時、快速は当駅を通過していた。
- 1975年(昭和50年)6月 - 平日日中と休日に快速が当駅に停車するようになる。
- 1981年(昭和56年)4月1日 - 浦安町が市制施行、浦安市となる。
- 1983年(昭和58年)4月15日 - 浦安市舞浜に東京ディズニーランドが開園。当時は当駅直近にあった浦安バスターミナルから運行される路線バスによる連絡輸送であった。
- 1986年(昭和61年)3月 - 平日朝ラッシュ時の中野方面行の快速が当駅以西各駅停車となる。
- 1988年(昭和63年)12月1日 - 東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線の舞浜駅が開業。東京ディズニーランド下車駅としての機能は同駅へ移ることとなった。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 快速全列車が当駅に停車するようになり、東陽町駅 - 西船橋駅間無停車の快速は消滅。同時に当駅以西各駅停車の快速を「通勤快速」として運行開始。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴って、当駅は東京メトロに継承。
駅構造
快速停車駅であり、平日朝ラッシュ時の中野方面行のみ運行される通勤快速は当駅より各駅に停車する。開業から1975年まで、快速は当駅を含めた東陽町 - 西船橋間の途中駅をすべて通過していた。
駅務管区所在駅であり、浦安駅務管区として浦安地域、東陽町地域、行徳地域を管理する。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 東西線 | 西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 |
2 | 東西線 | 日本橋・大手町・中野・三鷹方面 |
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は75,467人である[1]。快速停車駅ではあるが、隣の葛西駅、西葛西駅よりも少ない(この2駅は快速通過駅)。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[2] |
1日平均 乗車人員[3] |
---|---|---|
1992年(平成 | 4年)38,430 | |
1993年(平成 | 5年)37,864 | |
1994年(平成 | 6年)36,902 | |
1995年(平成 | 7年)35,896 | |
1996年(平成 | 8年)35,379 | |
1997年(平成 | 9年)68,741 | 35,182 |
1998年(平成10年) | 35,604 | |
1999年(平成11年) | 35,151 | |
2000年(平成12年) | 35,057 | |
2001年(平成13年) | 35,017 | |
2002年(平成14年) | 34,947 | |
2003年(平成15年) | 68,945 | 34,802 |
2004年(平成16年) | 70,276 | 34,805 |
2005年(平成17年) | 71,019 | 35,261 |
2006年(平成18年) | 72,791 | 36,190 |
2007年(平成19年) | 75,414 | 37,276 |
2008年(平成20年) | 75,952 | 37,820 |
2009年(平成21年) | 74,568 | 37,287 |
2010年(平成22年) | 74,749 | 37,268 |
2011年(平成23年) | 73,021 | 36,508 |
2012年(平成24年) | 73,654 | |
2013年(平成25年) | 75,467 |
駅周辺
北栄 (浦安市) も参照 開業時は浦安の旧市街地(元町)の外れにあったが、その後市街地化が進み、浦安市の中心市街地となっている。
駅ロータリーが狭く、バス停留所は駅から離れた所にあって不便であり、改善が以前から望まれていた。また、駅周辺部の再開発構想がある[4]。
- 浦安市中央公民館
- 浦安市立図書館 猫実分館
- 浦安市当代島公民館
- 浦安市立図書館 当代島分館
- 東京ベイ・浦安市川医療センター
- 浦安猫実四郵便局
- FMうらら
- 西友 浦安店
- 浦安市役所 浦安駅前行政サービスセンター
- 浦安ビューフォートホテル
- 浦安魚市場
- 浦安橋(旧江戸川) - 川の向こう側は東京都江戸川区。
バス路線
- 東京ベイシティ交通
- 京成トランジットバス
- おさんぽバス(浦安市コミュニティバス)
- 医療センター線:東京ベイ医療センター方面/浦安市役所・新浦安駅方面
- 7系統(南行徳線)とおさんぽバス(医療センター線)は「浦安駅」が、それ以外は千葉県道242号浦安停車場線(やなぎ通り)の「浦安駅入口」が最寄り停留所となる。
- なお、舞浜駅が開業するまで、浦安駅入口バス停は「浦安バスターミナル」を名乗っていた。
- かつては浦安駅前に都営バスも乗り入れていた。
今後の予定
2012年度の東京地下鉄の事業計画では、東西線の地上駅6駅のホーム上屋に太陽光発電システムを導入することが発表されている。当駅については、これに加えて自然採光の膜屋根の設置やLED式サインシステム・LED照明への更新、外壁の緑化なども実施される予定である[5]
その他
- 京葉線の新浦安駅は徒歩か路線バスで4kmの距離にある。同線が事故などで不通になった際には同駅の利用者も当駅に流れるため、ラッシュ時を中心に駅構内から外にかけて乗客で溢れ返ることもある。
- 浜岡賢次の漫画『浦安鉄筋家族』に当駅が登場したことがある。
隣の駅
脚注
[ヘルプ]
- ↑ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 千葉県統計年鑑
- ↑ 浦安駅周辺 まちづくり取り組み方針 - 浦安市役所 2007年3月
- ↑ 平成24年度(第9期)事業計画 主な項目 - 東京地下鉄
関連項目
外部リンク
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