三菱重工業
三菱重工業株式会社(みつびしじゅうこうぎょう、英名:Mitubishi,Heavy,industries,Ltd.)は、日本の企業。1908年7月27日に三菱造船に社名変更した。かつてのイメージキャラクターは吹石一恵だった(象の着ぐるみを着ている)。
目次
概要
三菱グループの中でも三菱東京UFJ銀行・三菱商事と並んで「三菱グループ御三家」と呼ばれる中核企業である。
創業者は、三菱財閥の二代目である岩崎弥之助。1884年(明治17年)に工部省長崎造船局の払い上げを受け、これを長崎造船所としたことから始まった。以後造船の他に、重機・自動車(のちの不祥事を起こす三菱自動車工業)・航空機などの分野に進出。また、日本における兵器製造の中止として発展、有名な日本海軍の戦艦や戦闘機の設計・製造を担当したのも三菱重工業である。
このようなワガママな企業であるためか戦後GHQによって3社に分割されたが、1964年(昭和39年)に再統合。三菱グループは重工業分野に強かったために1950年代から1971年ころの高度経済成長期に大きく発展したと言われているが、戦後の三菱重工業はその中核を狙い、日本最大規模の重工業メーカーとして発展した。いまや世界を代表する重工企業にまで発展している。また、汎用エアコンも製造しているが、そのほとんどをライオン株式会社に譲渡したが2014年7月1日より汎用エアコン事業に再参入する(三菱電機より譲受)も、わずか1年足らずで三菱電機に戻ることとなる。
ちょうど高度成長の追い風もあって、3社は再統合を計画。この計画には「財閥の再来」などと非難する声も挙がったが、他の三菱グループにも協力を仰ぎながら、1964年に3社は再統合し、社名を再び三菱重工業とした。
三菱グループは重化学工業に強い企業が多いために高度経済成長期に大きく発展したと言われるが、戦後の同社はその中核を担い、日本最大規模の重工業メーカーとして復興。今や世界を代表する重工企業にまで成長した。
現在は、造船・原子力・ガスタービン・産業機械などのほか航空機やロケットエンジンを製造。また伝統ともいえる兵器製造でも、防衛庁(現在は防衛省への納入実績第一位の企業であり、戦闘機・ヘリコプター・イージス艦を含む護衛艦・戦車などを製造している。また、鉄道車両(電気機関車・懸垂型モノレール・新交通システム・LRVなど)の製造、さらにはビーバーエアコンや事業所向け大型冷凍機・ETCシステムの製造で知られる。
過去には「シルバービジョン」というスクーターも製造していた。
本社と主な事業所
その他、研究所等が関東、東海、仙台、九州などに存在する。ちなみに、丸の内の旧本社ビルは文部科学省の仮庁舎となっている。
主な関連会社
- 株式会社東洋製作所 - 本社:東京都品川区、冷凍・空調設備機器製造販売、東京証券取引所第二部上場、証券コード6443
- キャタピラージャパン株式会社 - 本社:東京都世田谷区、建設機械の製造販売・リース。アメリカキャタピラー社の合同出資企業。
- 三菱農機株式会社 - 本社:島根県八束群東出雲町、農業機械、汎用機の製造販売。
- 三菱自動車工業株式会社 - 本社:東京都港区
- 新菱冷熱工業株式会社 - 本社:東京都新宿区、三菱電機スリムエアコン等空調設備の製造・販売。
- 三菱ふそうトラック・バス株式会社 - 本社:神奈川県川崎市
沿革
- 1884年(明治17年)創業
- 1908年(明治41年)7月 、社名変更。三菱造船(株)となる。
- 1917年(大正6年)電気機器の販売を開始。
- 1921年(大正10年)三菱電機分離。
- 1934年(昭和9年)社名変更。三菱重工業(株)に。
- 1944年(昭和19年)頃、東日本重工業・中日本重工業・西日本重工業へ分割。
- 1955年(昭和30年)3社が、それぞれ三菱日本重工業・新三菱重工業・三菱造船へ改称。
- 1964年(昭和39年)創業81周年に、3社が合併し、新生三菱重工業株式会社が誕生。
- 1967年(昭和42年)業務用エアコンを量産し始める。
- 1970年(昭和45年)自動車部門が三菱自動車工業として独立。
- 1986年(昭和61年)基盤技術研究所設立。
- 1988年(昭和63年)家庭用エアコン事業において、富士通ゼネラルと提携。
- 2003年(平成15年)本社を東京・丸の内から東京・品川に移転。
- 2005年(平成17年)三菱自動車工業を持株法適用会社とした。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年) - YS-11以来の国産旅客機となるMRJの事業化を決定。事業会社である三菱航空機(2代目)株式会社を設立する。
- 2009年(平成21年)6月19日 - 井関農機とのディーゼルエンジン事業における協業で合意することを表明。
- 2010年(平成22年)6月22日 - 日立製作所との海外向け鉄道システム事業における協業で基本合意したことを表明。
- 2010年(平成22年)7月1日 - 印刷・紙工機械事業と、販売・アフターサービスを担当する三菱重工印刷紙工機械販売株式会社を統合して、三菱重工印刷紙工機械を設立する。紙・印刷機械事業部は廃止し、新会社は機械・鉄構事業本部に編入する
- 2011年(平成23年)8月4日 - 一部のメディアにより、日立製作所と事業統合し、2013年春を目標に合弁会社を設立すると報じられた[1]。その報道に関して、三菱重工業は同日、複数回の否定するプレスリリースを発表した[2][3]。
- 2012年(平成24年)11月29日 - 日立製作所と、火力発電とその関連事業を統合の上、2013年1月1日に新会社発足予定と発表された。
- 2014年(平成26年)
- 2月1日 - 日立製作所との火力発電事業の統合会社、三菱日立パワーシステムズ株式会社が発足。
- 7月1日 - 汎用エアコン事業を三菱電機より譲受。しかしわずか1年足らずで三菱電機に戻ることとなる。
航空宇宙関連
宇宙機器
自衛隊
- T-2高等練習機
- F-1支援戦闘機
- F-2A/B支援戦闘機(ロッキード・マーティン共同開発)
- OH-1観測ヘリコプター(川崎重工業、分担生産)
- P-X対潜哨戒機(川崎重工業、分担生産)
- C-X輸送機(川崎重工業、分担生産)
- ライセンス生産
- F-86F戦闘機(ノースアメリカン、ノックダウン生産あり)
- F-104J/DJ要撃戦闘機(ロッキード、DJ型はノックダウン生産のみ)
- EJ/EJ改要撃戦闘機(ロッキード、DJ型はノックダウン生産のみ)
- F-15J/DJ要撃戦闘機(マクドネル・ダグラス、電気機器は国内開発)
その他、ヘリコプターも製造している。詳しくはこちら。
民間
- YS-11(分担生産。整備点検・修理も日本航空機製造から継続して行っている)
- MU-2
- MU-300(レイセオンに製造権売却、ビーチジェット400)
- MH2000
- MRJ:環境適応型高性能小型航空機(開発中)
- ボーイング製品(共同開発・分担生産)
- ボーイング737(内側フラップなど生産)
- ボーイング747(内側フラップなど生産)
- ボーイング747-400BFC(カーゴドア・扉口パネルの生産)
- ボーイング767(YX共同開発)
- ボーイング777(共同開発)
- ボーイング787 ドリームライナー(共同開発、複合材製主翼)
- エアバス製品(分担生産)
- ボンバルディア製品(共同開発)
- グローバルエクスプレス(主翼・中胴の設計・製造、プロダクトサポート)
- DASH8Q-400(リスクシェアリングパートナー:中胴、後胴、垂直尾翼、水平尾翼、エレベーター/ラダー、ドアなど全体の半分近くの設計・製造)
- CRJ-700/900(後胴の設計・製造、プロダクトサポート)
- チャレンジャー300(主翼の設計・製造、概念設計JCDPから参加)
- チャレンジャー5000(主翼の設計・製造)
- シコルスキー製品
- S-92ヘリコプター(共同開発、胴体キャビン担当)
エンジン
- LE-7Aロケットエンジン(H-IIAロケット搭載)
- LE-5Bロケットエンジン(H-IIAロケット搭載)
- MB-XXロケットエンジン(ボーイング共同開発)
- TS1ターボシャフトエンジン(OH-1搭載)
- MG5ターボシャフトエンジン(MH2000搭載、TS1の民間型)
- PW4000ターボファンエンジン(共同開発)
- プラット・アンド・ホイットニーと日独伊蘭ベルギー・ノルウェー・シンガポール・韓国共同開発(B747・B767・B777・MD11・A300・A310・A330に搭載)
- V2500ターボファンエンジン(共同開発)
- 日米英独伊5カ国7社共同開発(MD90・A319・A320・A321に搭載)
- トレント1000ターボファンエンジン(共同開発)
誘導機器
- 地対空誘導弾ナイキJ MIM-14(ウェスタン・エレクトリックからライセンス生産)
- 地対空誘導弾パトリオット MIM-104:PAC-2(レイセオンからライセンス生産)
- サイドワインダーミサイル AIM-9L(レイセオンからライセンス生産)
- 69式空対空誘導弾 AAM-1(殆ど量産せず)
- 90式空対空誘導弾 AAM-3
- 04式空対空誘導弾 AAM-5
- 97式魚雷
- 89式魚雷
その他
- VLS:ミサイル垂直発射装置(ロッキード・マーチンからライセンス生産)
- PAP-104 MARK5:遠隔制御式機雷処分具(フランスECAからライセンス生産)
第二次世界大戦前
大日本帝国陸軍
- 己式一型練習機(アンリオ HD.14E2)
- 八七式軽爆撃機
- 九二式偵察機
- 九二式重爆撃機
- 九三式重爆撃機
- 九三式双発軽爆撃機
- 九七式重爆撃機
- 九七式軽爆撃機
- 九七式司令部偵察機
- 九九式襲撃機
- 九九式軍偵察機
- 一〇〇式司令部偵察機
- 四式重爆撃機「飛龍」
- キ-八三式試作遠距離戦闘機
大日本帝国海軍
- 一〇式艦上戦闘機
- 一〇式艦上雷撃機
一〇式艦上偵察機
- 一三式艦上攻撃機
- 八九式艦上攻撃機
- 九六式艦上戦闘機
- 九六式陸上攻撃機
- 九七式二号艦上攻撃機
- 九八式陸上偵察機
- 零式艦上戦闘機
- 零式水上観測機
- 一式陸上攻撃機
- 局地戦闘機「雷電」
- 十七試艦上戦闘機「烈風」
- 十九試局地戦闘機「秋水」(陸海軍共同開発)
民間機
- ひなづる型旅客輸送機(英エアースピード社ライセンス生産)
- 雁型通信連絡機「神風号」
- 三菱式双発飛行機「ニッポン号」
- MC-20型旅客機
原動機関連
主に横浜製作所、高砂製作所、長崎造船所で生産を行う。なお火力発電事業については、2014年2月1日付けで、日立製作所との合弁会社「三菱日立パワーシステムズ」に移管された。
自然エネルギープラント
火力発電プラント
- 石炭焚プラント
- 油焚プラント
- ガス焚プラント
- GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)プラント
- IGCC(石炭ガス化コンバインドサイクル)プラント
蒸気・ガスタービン
- 事業用大型ガスタービン
- 1600℃級 : M501J(60Hz用)定格単機出力 327MW / M701J(50Hz用)
- 1500℃級 : M501GAC(60Hz用)定格単機出力 272MW
- 1500℃級 : M501G(60Hz用)定格単機出力 267MW / M701G(50Hz用)定格単機出力 334MW
- 1350℃級 : M501F(60Hz用)定格単機出力 185MW / M701F(50Hz用)定格単機出力 312MW
- 1150℃級 : M501D(60Hz用)/M701D(50Hz用)
- 事業用中小型ガスタービン
- MF-111
- MFT-8
- M251
- MF-61
- 事業用蒸気タービン
- GTCC発電所向け
- 石炭/石油焚き火力発電所向け
- 原子力発電所向け
エンジン
- 産業用ディーゼルエンジン
- 舶用ディーゼルエンジン
ガスタービン
- 詳しくは[4]で。
紙・印刷機械事業部
- 印刷機においても「New DAIYA」など、たくさんの機械を製造・販売している。
船舶
当社の自称によると日本国内では最大規模、世界でも有数のシェアと技術レベルを誇る、同社発祥の部門。
長崎・神戸・下関造船所、横浜製作所で船舶の建造、修繕などを行う。
タンカー
貨物船
客船
- フェリー
- 太平洋フェリー「きそ」「いしかり」「きたかみ」
- 東日本フェリー「びるご」「びなす」
- 川崎近海汽船「シルバークイーン」
- ダイヤモンドフェリー「さんふらわあごーるど」「さんふらわあぱーる」
- 新日本海フェリー「はまなす」など
- 旅客船
- P&O「DIAMOND PRINCESS」
- 日本郵船「飛鳥」「飛鳥II」など
- 鉄道連絡船
専用船
- 自動車・トラック運搬船
特殊船
艦艇
アルミ高速船
- 漁業取締船
- 調査観測兼清掃船
その他
冷熱
冷熱関係に関しては愛知県清須市の枇杷島本工場、三重県松阪市の松阪工場のほか、大型冷凍機部が高砂製作所内に駐在している。
家庭用ルームエアコン
- 「ミスタースリム」(かつてはビーバー)のブランド名で展開
業務用エアコン
2015年4月より再び三菱電機製に戻る。
車輌用エアコン
- 乗用車用エアコン
- バス用エアコン
- 冷凍車用冷凍ユニット
冷凍機
- ターボ冷凍機
機械・鉄鋼事業本部
- 廃棄物処理プラントなど、非常にたくさんの機械を製造している。
出身著名人
関連項目
- 三菱重工業サッカー部(浦和レッドダイヤモンズの前身)
- 三菱財閥
- 三菱グループ
- 三菱重工爆破事件
- 新菱冷熱工業(同社が第二位株主)
- テクノ菱和(同社の主力代理店)
- 神戸発動機
- ワザあり!にっぽん(中京テレビ・日本テレビ系でかつて放送していた一社提供(末期は降板)番組。同社の関連会社であるリョーインが技術協力をしていた)
- 長崎造船所 (主に戦前の沿革について)
- 三菱電機
- 富士電機(かつて、製造していたパッケージエアコンの室内機が三菱重工製だった)
- アイシン精機(かつて、ガスヒートポンプエアコン(GHP)の室内機が三菱重工製だった)
- ノーリツ(かつて、製造していたガスヒートポンプエアコン(GHP)の室内機が三菱重工製だった)
諸問題
当社は悪徳企業であるが故に数々の不祥事を起こしてきた。当社の悪評の高さはリコール隠しで有名な三菱自動車を上回る。
ダイヤモンドプリンセス火災事故
- 2002年(平成14年)10月1日、同社長崎造船所内にて、造船所2180番船として艤装工事中の、大型クルーズ客船「ダイヤモンドプリンセス」が火災を起こした。施主であるP&Oに対する納入期限が2003年(平成15年)7月に迫っていたため、同時に建造していた2番船(造船所2181番船・「サファイアプリンセス」)を急遽、新「ダイヤモンドプリンセス」として改修し、2004年(平成16年)2月に(「ダイヤモンドプリンセス」としては)7ヶ月遅れながらも納入にこぎつけた。なお炎上した造船所2180番船は、同造船所の香焼工場に移されて焼損部分を完全に撤去し、新「サファイアプリンセス」として改修され2004年(平成16年)5月にデビューを果たした要出典。
内部告発と報復
- 2004年7月、三菱重工業神戸造船所に勤務していた54歳の男性が、同造船所の複数の社員による『監理技術者』の資格者証の不正取得があったとして、社内のコンプライアンス委員会にメールで通報したところ、設計補助の担当を外されて閑職に回され、さらに2007年6月に関連会社へ出向(休職派遣)を命ぜられ、「報復人事を受けた」として、出向の取り消しと、慰謝料など110万円の支払いを求める労働審判を神戸地裁に起こした[5]。
F-2支援戦闘機墜落事故
- 2007年(平成19年)10月31日 に、愛知県小牧市の名古屋飛行場に隣接する、同社名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場にて、 航空自衛隊のF-2戦闘機のF-2B(43-8126)が機体定期修理 (IRAN) の最終チェックである社内飛行試験を行うため離陸しようとしたところ、浮揚直後に意図した以上の急激な機首上げ動作が発生し、パイロットがそれを押さえようと機首下げ操作をしたところ今度は意図した以上の急激な機首下げ動作が発生したことにより急降下、機首部分より滑走路に激突、機体を破損させながら滑走路を左方向に逸脱、停止、炎上した。同社社員のテストパイロット2名(共に、元・航空自衛隊パイロット)は脱出したが重傷を負った。この事故の発生を受け航空自衛隊では、同日より11月16日までF-2全機の飛行が中止された。事故の原因は、同社で定期修理を行った際、機体の縦方向の動きを感知するピッチ・レート・ジャイロと、横回転の動きを検知するロール・レート・ジャイロの配線を相互に誤接続してしまっていたことであった。これにより機体を制御するコンピュータに縦方向の動きと横回転の動きが誤って伝達され、パイロットの意図しない動作を機体に発生させてしまったことにより墜落に至ったものであった要出典。
偽装請負問題
- 三菱重工業高砂製作所で、約8年間に亘り請負・派遣双方で勤務してきた兵庫県加古川市在住の46歳の男性が、長年に亘り偽装請負状態で勤務させられたとして、2009年1月13日に、同社を相手取って、神戸地裁姫路支部に対し、正社員としての地位確認を求める訴訟を起こした[6]。
情報漏洩
2011年9月
2011年9月19日に、読売新聞が朝刊の一面で、三菱重工の社内のシステムが広範囲にわたってコンピューターウイルスに感染していた事を報道し、同日16時過ぎに三菱重工はこれを認めるプレスリリースを発表した。感染は本社、工場、研究所等の国内11拠点のサーバー45台と職員のパソコン38台で、造船、防衛、航空宇宙、発電プラント、鉄道等の情報が狙われていた[7]。プレスリリースの翌日の9月20日にはIHIと川崎重工も同様の被害を受けていた事を発表した。その後の調査で、川崎重工のコンピューターは三菱重工のコンピューターと同じく、踏み台と見られる送信先(米国のウェブサイト)に情報を送信していた事、日本航空宇宙工業会(SJAC)のコンピューターを踏み台にして、SJACやその会員企業を名乗る送信者から「事前資料送付」と題された標的型攻撃メールを受信していた事が判明した要出典。
2012年11月
2012年11月30日に三菱重工は、同月27日に名古屋航空宇宙システム製作所の宇宙関連業務に使うコンピューター4台が新型のウイルスの感染していたことが判明した事をプレスリリースで発表した。同30日には宇宙航空研究開発機構もイプシロンロケットの情報が外部に漏洩した可能性があることを発表していた[8]。
参考
- ↑ 日立・三菱重工 統合へ 13年に新会社、世界受注狙う 日本経済新聞 2011年8月4日
- ↑ 本日の一部報道について 三菱重工業 2011年8月4日プレスリリース
- ↑ 当社に関する一連の報道について 三菱重工業 2011年8月4日プレスリリース
- ↑ 公式サイト
- ↑ 「不正告発で報復人事」 三菱重社員、取り消し申し立て 朝日新聞
- ↑ 提訴:「偽装請負だ」と三菱重工を--兵庫の男性 毎日新聞 2009年1月14日
- ↑ 三菱重工、国内11拠点でウィルス感染の事実を公表、「機密情報流出は確認されず」、ITPro 2011年9月19日
- ↑ 三菱重工でもウイルス感染 宇宙関連情報、漏洩か、日本経済新聞 2012年11月30日
外部リンク
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