宇都宮まき

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宇都宮 まき（うつのみや まき、1981年12月26日 - ）は、日本のお笑いタレントである。本名、宇都宮 麻希（読み同じ）。

大阪府大阪市城東区出身。京橋に在住[1]。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。主に吉本新喜劇で活動。

経歴

1996年3月、大阪市立蒲生中学校、1999年3月、大阪府立東住吉高等学校芸能文化科卒業。

高校二年生の春に、第70回選抜高等学校野球大会の中継を行っていた毎日放送の「17(セブンティーン)リポーター」として活躍する。（過去には藤原紀香も同じ「17リポーター」を務めている）

Wヤング・平川幸男に入門する。宇都宮の親の知り合いの、知り合いのそのまた知り合いが平川だったらしい。翌2001年に吉本新喜劇入団。

入団当初はやや太目の存在感ある体型だった[2]が、スレンダーな体型[3]になるにつれ五十嵐サキに続く若手マドンナとして活躍する様になる。

2006年にはR-1ぐらんぷりやダイナマイト関西に出場し、個人活動が増える。2007年頃より、大食いキャラや貧乏キャラとして活動が盛んになる。大食いに関するエピソードは後述。

また、雑誌「週刊プレイボーイ」（2007年12月24・31日合併号）のグラビアに登場し、初の水着や体操服姿等に挑戦している[4]。

土肥ポン太の八百屋で月1・2回アルバイトをしている。アルバイトの志望動機が「野菜を貰えるから」という理由だったらしく、それを本人から聞いた土肥は「そんなシステム取ってへんから」と即座に否定していた[5]。

2008年10月29日には、「タモツ&マキ」として"貧乏な生い立ち"という共通点を持つメッセンジャー黒田と貧乏な女の悲しみを切々と歌うムード歌謡曲『今宵、なすびで。／プアー』をリリース。同年以降は、東京での仕事も増えてきている。現在は関西を中心に活動。関西ローカルで放送される複数のテレビ番組でレギュラーを務めるほか、全国ネットで放送されるテレビ番組（『いきなり!黄金伝説』など）にも不定期で出演している。

また、2010年11月19日にABCテレビで放送された特別番組『エリまき早希の芸人強化合宿～秋の瀬戸内編～』をきっかけに、小泉エリ・稲垣早希とのユニット「エリまき早希」として配信限定シングル「エリまき早希のオープニングテーマ」（全編英語詞）「GO EMS GO」「Still Alive」を発表[6]。2012年4月から2013年3月までは、MBSテレビの情報番組『プリプリ』（月 - 金曜9:55 - 10:50、関西ローカルで生放送）で、テレビ・ラジオの帯番組としては自身初の司会を務めていた。

ちなみに、2012年1月 - 12月中旬におけるレギュラー番組の延べ出演本数（1日分の1番組を1本と換算）は（『プリプリ』を含めて）377本。この本数は、関西を拠点に活動する女性タレントでは最も多く、関西のタレント全体でもたむらけんじに次ぐ2位に相当するという[7]。

人物

2011年現在の公称サイズは身長166cm、体重46kg、スリーサイズはB88（Dカップ）、W58、H89[4]。ワコールへ取材に行った時に、バストを測って貰ったら82cmと公称サイズより小さいと判明した[8]。

芸風・キャラクター

  • 特徴は、吉本新喜劇の女性座員の中では高い身長(166cm)と色白でスレンダーな体型。左耳にドロップ・イヤリングをしている事が多い。
  • また髪型は横に片方縛っていたり、両方縛る（いわゆるツインテール）髪型である事が多かったが、現在はショートヘア。
  • 基本的にはボケだが、ブサイク・イジラレ系の相手に外見を詰る毒舌を吐く事もある。
  • 吉本新喜劇以外ではうめだ花月の｢芝居もん」に参加している。また、スモールポルノ（吉本新喜劇の座長・小籔千豊率いるコントおよびヒップホップユニット「ビッグポルノ」の準メンバーで構成するユニット）の一員として、外見の印象とは裏腹に下ネタも披露する。2012年9月26日によしもとアール・アンド・シーから発売されたビッグポルノのシングルCD「Tea! Tea! No! oh,,,喫茶?」では、宇都宮が胸をはだけた写真がジャケットの表面、宇都宮の胸の谷間をアップで映した写真が裏面にそれぞれ使われた[9]。
  • 吉本新喜劇の若手メンバーによるライブ、『金のひよこLIVE』に『神無月美子』と言うキャラクターで登場。
  • 主に小籔千豊から質問されると甲高い声で「えー。」と答える。何回かそのやり取りが続き、「血液型は?」と聞くと、同じ声で「ビー。」と答え、「そこはB(型)でもAと答えてくれ。」と突っ込まれる。

エピソード

  • 「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」では関根勤のアドバイスを受け、「彼女」と言うだけのモノマネを披露した（2008年3月27日放送）。
  • メッセンジャーあいはら率いるパラ軍団の女性版、パラ娘。を結成した頃から天然キャラが注目を浴び、関西圏のバラエティ番組への出演の機会が増えている。『ごきげん!ブランニュ』で、パラ娘。のメンバーで青空の岡が「四つ葉のクローバーを決められた数つまなければ解散」という企画で摘むクローバーの数をダーツで決めることになり、ダーツを投げたら見事『解散』の位置に刺さってしまった。ダーツをやり直すというわけでもなく、そのまま解散することになった。
  • 高校時代に回転寿司を100個食べたことがあり、同じ吉本新喜劇のぢゃいこと比べられる程、かなりの大食いである。ただし時間をかけて大量に食べるスタイルであるため、早食い対決には不向きであるとのこと。『ごきげん!ブランニュ』の企画でぢゃいこ、青空・岡友美と共にパラ娘。としてマラソンに挑戦した際は、休憩地点に辿り着くたびに何かを食べ、どんなに疲れていても食べれば元気になるという大食いぶりを発揮していた（共に参加していたぢゃいこは食事が喉を通らないほど疲れ果てていた）。『お笑いワイドショー マルコポロリ!』のコーナー「食いドル」では串カツ154本を平然と平らげた挙句、デザートのアイスクリームを大量に頬張り、尚も食べようとする姿に、レポーターのメッセンジャーあいはらが恐怖のあまりストップをかけてしまった。その食欲から司会の東野幸治は大食いタレントのギャル曽根と宇都宮で番組内で大食いの対決させたいと言っていた。しかし昔から大食いだったわけではなかった。
    • 『吉本芸人100人祭り！笑って忘れて2007』（関西テレビ）では、除夜の鐘に因んで108本の串カツを食べ切れるかを試した所、見事に成功した。
    • 大食いだけではなく『ごきげんライフスタイル よ〜いドン!』でお菓子が出された時に、自分の分を食べ終わった宇都宮は隣に座っていたティーアップ長谷川のお菓子を勝手に手を伸ばして食べたので、叱られていた。
  • 『田舎に泊まろう』（テレビ東京系）では「無人駅からの民泊交渉」という宇都宮が出演の企画が、徐々にシリーズ化された。全国の鉄道の無人駅で下車する人を宇都宮がお泊まり交渉するという企画である。
  • 上記、『マルコポロリ!』のコーナーに於いて、あいはらが“昭和のメッセンジャー黒田、平成の宇都宮”と表現した程（またあいはらは『メッセ弾』で“昭和の貧乏王、平成の貧乏女王”という表現もしている）、幼少時は裕福では無い家庭環境であった。現在では結婚願望が強く、『プリプリ』で結婚や恋愛に関する話題を扱う際には、折に触れて婚活目的のパーティーに参加していることを明かしている。
  • Mr.オクレと仲が良い。オクレが「本名の岡田と呼んでくれ」と言われたので岡田と呼び捨てにしているが、皆の前ではオクレさんと呼んでいる[10]。
  • 公式ブログでは不定期に質問に答え、ポエムが見られる。
  • 趣味は写真撮影。プライベートでは9割方ジャージを着用しているという[11]。
  • 「休みの日には5、6歩しか歩かない」と公言するほど、徒歩嫌いを自認している[12]。しかし2011年には、日本での芸能活動の合間に、2度にわたってスペインを訪問。総延長で200kmを超える街道「カミーノ・デ・サンティアゴ」（サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の1つ）を歩き切った。この模様は、第22回JNN共同制作番組「道の旅人になる- 聖地巡礼200キロの旅-」として、2012年1月9日にTBS系列で全国に放送されている[13]。また、『プリプリ』のVTRロケ企画「プリモノBOOK」では、2012年6月3日放送分まで近畿地方（主に大阪市内）の街を毎週散策していた。
  • 赤ちゃんの頭の匂いを嗅ぐのが好き。『プリプリ』の「プリモノBOOK」でも、赤ちゃんと出会うたびに、母親にお願いしたうえで赤ちゃんの頭の匂いを嗅いでいた。
  • 2009年12月22日放送のテレビ朝日系『ロンドンハーツ』「男芸人266人がリアルに選んだ抱いてみたい女芸人GP」では、16票を獲得して2位タイとなった。[14]　
  • 2012年5月13日（日曜日）の吉本新喜劇の公演中に、舞台上で尾骨を骨折。公演後に病院で全治3ヶ月との診断を受けたが、レギュラー番組に引き続き出演。『プリプリ』などのロケ企画や、イベントにも登場している。

出演番組

テレビ

レギュラー
準レギュラー
過去

テレビドラマ

CSテレビ

CM

映画

ラジオ

参加作品のDVD

  • 『喜劇王しんべえす』 - TV番組『爆劇!新base隊』のDVD。まだスレンダーではない頃の出演作。
  • 『うめだ花月 2周年記念DVD 永久保存盤』 - (『A級保存盤』とは別のDVD)
  • 『新喜劇フゥ〜!!』 - ルミネtheよしもと公演の収録。
  • 『ビッグポルノ』

CD

  • 『KING SIZE RADIO CD 〜MAJOR LEAGUE MIX〜』 - ジャケットモデル

著書

脚注

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  1. ↑ (2008-03-09) 宇都宮まき笑顔で人を“食った”!? 京橋花月をPR スポーツニッポン 2008-03-09 [ arch. ] 2010年10月17日
  2. ↑ () タレントプロフィール 宇都宮 まき（ウツノミヤ　マキ） よしもとシーオージェーピー [ arch. ] 2009年1月31日
  3. ↑ グラビア撮影時はT166・B88(D)・W60・H88・体重47kg
  4. ↑ 4.0 4.1 (2007-12-10) 新喜劇・宇都宮まきがD乳プルルン スポーツニッポン 2007-12-10 [ arch. ] 2008年2月29日
  5. ↑ 『ジャイケルマクソン』2008年正月特番より
  6. ↑ (2010-11-13) 小泉エリ、宇都宮まき、稲垣早希ら美女芸人ユニットが歌手デビュー ORICON STYLE 2010-11-13 [ arch. ] 2012年4月29日
  7. ↑ 『プリプリ』2012年12月21日放送分の「プリ金ランキング」で発表された同番組集計による「2012年関西のテレビ番組出演本数ベスト10」より。ニホンモニターの調査・集計による全国ネットおよび関東ローカル番組での女性タレントベスト10に当てはめれば、近藤春菜、箕輪はるか（いずれもハリセンボン）、関根麻里に次ぐ4位に相当する本数という。ちなみに『プリプリ』では、同年10月から水曜日にたむらと共演している。
  8. ↑ 『痛快!エブリデイ』2008年2月22日放送分より
  9. ↑ ビッグポルノDISCOGRAPHY
  10. ↑ 『今ちゃんの「実は…」』より
  11. ↑ 前述『プリプリ』での「プリ金ランキング」で公表
  12. ↑ (2011-11-30) 宇都宮まき「歩くの嫌い」だけど聖地巡礼 日刊スポーツ 2011-11-30 [ arch. ] 2011年11月30日
  13. ↑ 第22回JNN共同制作番組「道の旅人になる- 聖地巡礼200キロの旅-」
  14. ↑ 彼女を選んだのは金田哲（はんにゃ）、村上健志（[[フルーツポンチ (お笑いコンビ)|]]）、池田一真（しずる）、日村勇紀（バナナマン）などの計16名。

外部リンク

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