ケロロ
ケロロは、吉崎観音作の漫画『ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空のキャラクターであり、同作品の主人公。アニメ版の声優は渡辺久美子。
北米版ケロロ軍曹では、階級が「Sergeant KERORO」となっている。
目次
人物
ケロン軍での階級は軍曹(OR-6)で、ケロロ小隊の隊長である。自己紹介の際には「ガマ星雲第58番惑星 宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長 ケロロ軍曹」というのが最も多い肩書きである。誕生日は地球周期で12月9日。体脂肪率は30%(アニメ第154話より)。パートナーは日向冬樹。
外見
体色は緑色。赤色の星マークがついた黄色の帽子をかぶっており、この帽子は一緒に脱皮する。なお、幼年期には星がなく縁のある黄色い帽子をかぶっていたこともある。
おなかに黄色の星マークがあり、これを「☆」(「ケロンスター」と読む)という。ケロン軍によるとケロンスターが隊長の証となるらしい。幼年期にもおなかにケロンスターがあるが、原作ではこれはレプリカである(アニメでは不明)。アニメでは3代目EDにおいて「おでこの星が隊長の証である」というような表現があったが、実際は原作と同じくおなかの星がケロンスターである(第161話より)。また、このケロンスターは父親にも取られたことがない(アニメ第173話より。これは『機動戦士ガンダム』でのアムロ・レイの名台詞のパロディ)。
おでこの星に関して、ケロロが強い衝撃を受けてこの星が取れかかり、そのときに糸のようなもので帽子とつながっている描写があったり、至近距離で爆発などを受けると取れることがあったりするが、アニメ版でこの星がレントゲンに映っている描写もある。第202話では、シュララに奪われたかに見えたが、それはプラカラーで汚れたケロンスターを洗ってる間の偽物だった(本物のケロンスターとバナナの皮を見間違え、それで滑った事がある)。
強い衝撃を受けると黒いアフロヘアーになるので(帽子が爆発の影響で焦げたりしてアフロになっていると考えられる。)、本物のケロロを見分けるのに強い衝撃を与える方法が使われたことがある(第78話より)。アニメ初期ではボール体に変身できた(第2話より)。
なお、体には「超次元ポケット」がついていてそれに物を入れて持ち歩くことができる(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。
原作でのケロロは初期の物と現在の物とはかなり違う。特に、初期ではケロロが被っていた帽子の頭の形が盛り上がっていたが、現在に近付くに連れて平坦になって来ている。また初期は黒目は割と大きめで胴体と足も大きかったが、物語が進むにつれて段々小さくなっていき、原作5-7巻の頃になると初期の頃の外見と現在の外見の中間的な外見になり、徐々に現在のような外見に変わっていった。そして、原作10巻以降からは完全に現在の外見に変わった。なお原作第1話のカラーページでは若干ふとっていた。
アニメでの描写も初期では目が大きいが1stシーズン終盤以降からは少し小さくなっており、口の回りも若干違う。
性格
性格は優柔不断かつ問題先送りであり、中間報告書などの提出は期限ぎりぎりになってからあわてて出すことがほとんどである。また、腹黒さ・要領の良さも持っている。さらに、幼年期から「適当」な性格であり、「行くなと言ったところに行く」「入るなと言ったところに入る」というような部分がある。また、おいしい部分だけを持っていくようなところは訓練所で出会ったジョリリの影響を受けている(アニメ第162話)。
ケロン軍からは個体数の少ない「隊長の素質がある者」と認められ(ただし、原作第12話に「ギロロがケロロに隊長を任せた」と取れるようなギロロの台詞がある)、精神汚染・肉体損傷が激しいと判断された時の為のクローンも用意されており(『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイのパロディ)、ケロロ自身も自分のことを「優秀な指揮官」だと思っている(『我輩の寝てる間に』の記述より)が、原作第28話・アニメ第15話では裏桃華の突然の登場により「人徳のなさ」を理由に小隊員全員に裏切られるなど結局のところ人徳はなく、原作第120話ではケロンスターをはがされる事件により、ケロロの人徳のなさが証明された(周囲からの関心を高める「ケロンスターのかもし出す威厳」があってようやくケロロへの関心の度合いは通常の人への関心の度合いと同じになる)。また、アニメ第216話Aパートでは余分な要素を除いて物事を単純化(圧縮)する機械「圧縮くん」を用いて地球侵略自体を圧縮しようとした際、機械がケロロを圧縮したことにより、「ケロロは地球侵略に不要」ということが証明される形となった。
その他、すき焼きの肉をギロロにあげる・クルルを食事に誘うなど優しい一面もある。
日向家の居候
日向家に潜伏していたところを夏美と冬樹に偶然発見され、あっさり捕獲される(経緯はケロロ小隊の地球侵略を参照)。頼みの綱である武器「ケロボール」を奪われて本隊にも見捨てられてしまい、あっさりと投降。居候(しかし本人は"捕虜"だと言っている)として日向家に厄介になる。毎回何かやらかすたびに夏美からは必ずといっていいほどお仕置きを受けている。現在は日向家の家事を手伝いつつも自分の趣味を楽しみ、地球の生活には結構馴染んでいる。しかしケロロはやりたくなさをにじみ出したような態度で家事の手伝いをしていることから満足していない様子であり、精神負荷値も通常のケロン人の108倍という値である。
趣味
趣味は漫画・テレビ(特にゲロロ酋長(アニメではゲロロ艦長))・ネットサーフィン(「軍曹のお部屋」というホームページを運営している)・ガンプラ。特にガンプラの作成にはかなり熱心で、実在の模型雑誌「月刊ニュータイプ増刊キャラクターモデル」にコラムの連載「ケロロ軍曹のガンプラ最前線レポウト」を持っていたほど。しかし作っていないプラモ(通称「積んど君」)が大量に積まれており、事件の引き金になることがある。さらにアニメ版では「(作っていないガンプラを)死ぬまでにすべて作れないかもしれない」と危惧したこともあり、「ガンプラは秦の始皇帝のようになりたくて(兵馬俑のつもりで)集めている」との発言もある(第140話Bパート)。なお、ケロロがガンプラにあまりに夢中になることは侵略遅延の原因となることも少なくなく、アニメ第157話Aパートでは「重度のガンプラ症候群による侵略への集中力の著しい欠如」が指摘された。
このガンプラへの執念はもはや「偏愛」とも呼べるレベルであり、ガンプラを壊されると必ずといって良いほど恐慌状態に陥る。例えば原作第43話・アニメ第25話では西澤グループ総裁直轄精鋭部隊にガンプラを壊され、パニックになって大量のダイナマイトで地球ごと破壊しようとし(アニメでは地球人一掃ミサイルを使おうとした)、第87話Bパートでは『不思議の国のアリス』を模したモアの世界で帽子屋(ギロロ)にガンプラを手榴弾で灰にされて大暴走を起こした。さらに第111話Aパートではギロロとドロロの戦闘に巻き込まれてガンタンクを壊され、自分がタンク(戦車)に乗って二人に襲い掛かった。そのときのセリフは「リュウさんの無念を味わえゴルァ〜!!!」。
『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル』ではこの「自爆覚悟の攻撃」が必殺技になっており、アニメ第25話の状況が再現されている。なお、このときのセリフは「お前ら全員アホンダラじゃあ〜!」。
バナナの皮を見ると滑って転ばずにはいられないほどのお笑い好きであり、バナナの皮やおひねりを見ることで芸人魂に火がつく。『宇宙お笑いスター誕生』(『お笑いスター誕生!!』のパロディ)で10週連続勝ち抜き、宇宙漫才界にこの人ありと言われたほどである(アニメ第18話)。しかし最近ではほかのことに夢中でお笑いのセンスを無くしてしまったという。ケロロがバナナの皮で滑って転ぶという行動は場を和ませる効果がある。
その他、オートバイに似た小型ソーサーを通販で入手するなど、オンラインショッピングも趣味のようである。また、小説版ではネットオークションのマニアだという描写も登場している。
能力
日向家での生活で毎日家事(ただし炊事を除く)をしているため掃除がプロ並みに得意になり、掃除機をかけている場面がよくみられる。アニメ第1話Aパートで「宇宙最強掃除ガエル」と表現された(サブタイトルの表示画面にも同じ文字が表示される)。これを生かしたカーリングも得意である。
『空想科学読本』の5巻によると、ケロン人よりも身長の高い地球人と比べて2頭身のケロロが掃除機をかけることはかなり負担のかかるものと考えられるらしく、ケロロは見たところ軽々と地球人同様に掃除機をかけることができるため基本的に体力が高いということがわかる(挿絵には掃除機を持った冬樹とケロロを対比した図が詳しく描かれていた)。泳ぎも得意であり、「アトランティスから来た男泳ぎ」で50mを28秒未満で泳ぐことができる(泳ぎの名と記録は原作のみ)。原作では縄跳び(ニョロトビ)も得意で「5重跳び」を成功させ、「ニョロトビの鬼」と呼ばれていた時代もあるらしい。さらに文章を速く読みあげることもできるようで、アニメ第154話で巨大ロボット・サイド6の変形時にマニュアルを見ながら相当量の手順を指示していた。
また、アニメ2ndシーズンにおいてケロロが多くの大会において優勝経験をもつことが判明(「意外な過去」と呼ばれる)。その例として、宇宙いきなり団子選手権で優勝・第556代(おそらくは556(コゴロー)のもじり)宇宙ナゾナゾ選手権のチャンピオン・宇宙ババ抜き選手権のチャンピオンなどがある。また、「編集の神様」(アニメ第166話Aパート)・「地獄のチューナー」(アニメ第191話Aパート)と呼ばれたことがあるほど編集と掃除機の改造の腕があるらしい。卓球も得意であり、アニメ第195話Bパートによるとケロロはかつて「ケロン星のピンポン愛ちゃん」と呼ばれていたという(「愛ちゃん」は福原愛のこと)。
頭はあまり良くなく、漢字と数学は小学生並みであるが「吾輩」や「冬樹殿」という字は書けるようである。また秘密基地自爆装置を解除するには納豆を練りこめばよいと思っていたことがあり、そのときに「発想がサル以下だ」とタママに言われた。ガンプラを趣味としている割には、工作も得意でないようである。ただ、やたらと本を読みあさっているため専門的知識は豊富だと思われる。
ただし、湿度99.9%という「"あの頃"の一歩手前」状態となったときは脳も活性化し、天敵であるはずのニョロロを利用した乾燥機の開発に成功(完成直前に地震により頓挫)した。また、節分で国産無農薬大豆を食べたときにも頭がフル回転し、「夏美を鬼にして節分の的にする」という逆襲作戦を敢行した(こちらはギロロが狂戦士化し玉砕)。原作第137話ではゾルル襲来の際に頭部を強打した事で初めて湿気以外の原因で「あの頃」に戻り、しかも目を覚ました時に別人の如き眼光と威圧感でゾルルを圧倒するなど今までの「あの頃」モードとは随分違っていた(その直後再び失神した為、その時の記憶はない)。
話し言葉の特徴
一人称は基本的に「我輩」または「我が輩」。原作・アニメ第134話では「吾輩」の表記もあった。なお幼少時代およびあの頃時代は「俺」が基本だがアニメ第176話では珍しく一人称が「僕」だった。だが、真面目になった時やトラウマスイッチが入ったときは「僕」になり、本気になったり感情が高ぶったりすると「俺」か「おいどん」(口調の基本は熊本弁)に、自身が動揺しているときは「俺」に変わることもある。アニメで「ケロロ大尉」になったときには一人称が「私」に、語尾が「~である」になった(シャアのパロディであるからと思われる)。
古いヤクザ状態になると妙な関西弁を使う。また、今のところ原作のみの設定であるが名古屋弁を使ったことがある。
普段は「~であります」を語尾に付けて会話することが多い。「我輩」や「~であります」といった口調はケロン軍に入って軍曹になってかららしい(ただし、アニメでは幼年期の回想シーンで「あります」口調になったことがある)。また「~であります」という口調がたまに「~でアリスマ!」と言う口調になったことがある。なお、一人称が「我輩」で軍隊口調なのは、動物が主役の軍隊漫画の古典『のらくろ』の下士官時代のオマージュと思われる。
何か企むと「ゲ〜ロゲロゲロ…」「ゲロゲロリ」などと鳴き、その際はクルルのように眉間に線が入り黒目も細くなる(「ゲロゲロリ」は子安武人のアドバイスによって出来た表現。もともとの台本には「ニヤリ」と表記されていた)。たまに「オロロン」と泣くことがある(ウミガラスの鳴き声が元ネタと思われる。またアニメ第166話Bパートではケロロの他にタママも「オロロン」と泣いた)。また英語の発音(特に巻き舌の「r」)には妙なこだわりがある(radio(レイディオ)やno problem(ノー・プロブレム)など)。
また、だめだよを「ダミダヨ!」、落ち着いてを「オチケツオチケツ!」と言ったこともある。
クシャミをする時には「ケロックシュンッ!!」とクシャミをする(アニメ第159話Bパート)。悲鳴を上げるときは「ハゥアァ~!!」という奇声を上げる。
パートナー・日向冬樹とその他の人物関係
日向冬樹と仲がよく、「宇宙を超えた友情」で結ばれたパートナーである。タママ・ギロロとともに三人で行動することが一番多い(クルルは基地内活動が多く、ドロロは忘れられているため)。プルルとは幼馴染である。また、モアからは「おじさま」と呼ばれて慕われている。
宇宙人専用の回覧板が回ってきたり、地球潜伏宇宙人友の会に参加したりなど、近所の宇宙人達との付き合いも欠かしていない。
ギロロとは幼馴染であった。さらに、ケロロの学校へ転校してきたドロロ(当時ゼロロ)に対して呼びかけたことからゼロロとも親しくなった(原作第140話より)。しかしケロロの性格(前述)はギロロを呆れさせ、ドロロの心に深い傷を負わせ彼は今でも多くのトラウマを抱えている。しかしケロロはドロロへのいじめ行為に対して罪の意識を感じることがあり、それによってトラウマスイッチが入ることもある。
その後軍人を目指して学校に入り、青春時代を血のにじむような訓練で送る。その後クルル・タママを加え、ケロロ小隊を結成。「あの頃ケロロ」と呼ばれる有能さで活躍し、その地位を高めてきた(最近では、「あの頃」の意味が「湿り気を帯びている」という意味に限定されている)。その後多くのケロン人の期待をもとに侵略の先行部隊として乗り込んだが、現在全く侵略が進んでいない(原因はケロロ小隊の地球侵略を参照)。
その他のエピソード
- アニメ版によると、最も苦手とするものは自分の父親である。またアニメ独自の設定で、ケロン人男子は結婚すると向こう100年子供の玩具(無論ガンプラも)を触ることができなくなってしまうため、結婚を極度に嫌がっている。
- 一番苦手とする音は発泡スチロールがすれる音。さらにバナナの皮を捨てるバナナワニのことも恐れている。
- 冬樹の「友達」と言う言葉にも異常に弱く、夏美に復讐する作戦に彼を巻き込むと罪悪感を持ってしまう。
- 一方夏美に対しては凄まじいライバル心を持っており、彼女に勝つ為にはあらゆる手段を行使しようとする。その結果彼女を殺しかけた(ヒートロッドで攻撃したり)ことが何度もある。しかし一方で、彼女と密室に閉じ込められた際チョコを分け合う、水に流された彼女を必死で助けようとする、温泉卓球で意気投合する、雨宿りしながら語り合うなど必ずしも険悪でない描写も多く見られ(特にアニメ版)、超劇場版2では洗脳されたギロロの代わりに体を張って夏美を救出した。また原作では一緒に混浴を申し出た(拒否されて投げ飛ばされた)。
- ただし、アニメ第224話によると、自分の事を「ボケガエル」と呼んでいいのはただ一人(夏美)だけらしい。
- 幼年期、残したピーマンをドロロにあげたことからピーマン嫌いだと思われる。また、食事の際に三角食べをすさまじい速さでしたり、食後につま楊枝を使ったりしている描写がある。
- 好物はフライドポテト・いきなり団子・スターフルーツ・イクラ。アニメでは夏美のビーフシチューを「最高」(第一話)、「毎日食べたい」(一期最終回)と発言している。
- お風呂に入ると、帽子のタレの部分がまくれ上がって中世ヨーロッパのカツラ風になる。
- 何故か宇多田ヒカルの1stアルバムとアップル社製のMacintoshの当時流行していたiMac(形状から「iMac G3」と思われる)を持っている。しかしそのiMacのカラーを「グリーン」と言ってしまう(現実にはこのカラーリングは「ライム」にあたるが、モアが使用していたiMacは「ピンク」などとは言われずにきちんと「ストロベリー」と解説されていた。作者の単なるミスか、意図的なものなのかは解明されていない)。
- 桃華が冬樹にアタックしようとする作戦に介入し、ぼろ儲けしようとするが殆どの場合失敗している。アニメでは第30話Bパートで実際に大もうけする事に成功するが、儲けたお金の全てをガンプラにつぎ込んでしまいギロロを激怒させてしまった。
- 一度だけNTTDoCoMoのSH903iTVが出てきた(原作14巻の時点では発表はされていたが、発売はされていない また、劇場版第二弾で夏美も使用している。ただし発売はされているが色は当時未発売のピンクでピンクは三ヶ月後の6月にリリースされた。)。
- 2007年11月25日のハッスルに参戦。対戦相手は川田利明選手であったが彼がこれを拒否したため代わりにスコット・ノートンと対決、5分43秒パワースラムで負けてしまい初黒星であった。その試合終了後、大晦日の参戦表明をした。この対戦時の会場で、アニメ版の声優である渡辺久美子が動きにあわせて直接声を当てている(渡辺は大のプロレスファンで、自身のブログにてかなりうれしかったと語っている)。どハッスル!!で「親が子供にケロロの被り物を被せようとしたら拒否した子供」が「第1回ハッスル大賞受賞式典」で受賞及び紹介されたが、親とその子供本人はスタッフ側が調査しても見つからなかった為、時点の川田利明選手が代わりに受賞となった。
- 2007年12月31日ハッスル第2戦では、猛毒コブラ男爵と戦う為、クルルに開発された新スーツを着用させたが、今回のスーツでは太ったスーツを使ったりし、不自然であった。なお試合は網袋を使ってプレスで初白星を勝ち取ったが、スーツ、体型からだと、前回出たのは、「子ガO大O」選手で、今回出たのは「ガO大O」選手が出たのではないか?という疑問を残し、納得いかないファンもいた。
- 2008年1月13日ハッスル第3戦では、昨年11月25日の時のスーツに戻り、ハッスル仮面イエローと組んで、赤鬼蜘蛛改め赤福蜘蛛と青鬼蜘蛛と戦い、「4分2秒スペシャルケロロアタック」で勝利した
- 「ケロロ」という名は字画が悪いらしく、第196話にて「ジャン・クロード・スカーレット・轟・アズナブルIII(さんせい)・ZZZ(トリプルゼータ)軍曹」に改名したことがある。
ワレワレの帯に登場した。2015年12月27日のヤフー乗っていた
ケロロ軍曹の呼称一覧
小隊隊員を呼ぶときは呼び捨てあるいは君付けか階級をつけて呼びで、それ以外の人物は「〜殿」をつけて呼ぶ場合が多い。呼ばれ方は様々である。
なお()内は省略されることもある。二人称および1度だけ使われたような使用頻度の低い呼称は除く。「赤ダルマ」の使用頻度は低いがアニメ版ではギロロの公式ニックネームとなっている。
(※)とあるものは下に補足がある。
名前 | ケロロを呼ぶ際の呼称 | ケロロに呼ばれる際の呼称 |
---|---|---|
ギロロ | ケロロ(※) | ギロロ(伍長・君)・赤・赤ダルマ (2011年度以降は青・青ダルマである) |
タママ | 軍曹さん・兄さん | タママ(二等・君) |
クルル | (ケロロ)隊長 | クルル(曹長・君) |
ドロロ | 隊長殿・ケロロ君(※) | ドロロ(兵長・君)(トラウマモードや過去のケロロ:ゼロロ(君)) |
冬樹 | 軍曹(夏美の妹ならケロロくん) | 冬樹殿 |
夏美 | ボケガエル(まれにケロロとも呼ぶ) | 夏美殿(喧嘩の際は、「日向夏美」と呼び捨て) |
秋 | ケロちゃん | ママ殿 |
秋奈 | ケロちゃん(アニメ版) | 提督殿 |
623 | ケロロ | 623殿 |
サブロー(原作の623) | 軍曹 | サブロー殿 |
桃華(表) | ケロちゃん(原作版)・軍曹さん・ケロロさん(アニメ版) | 桃華殿 |
桃華(裏) | ボケガエルまたはケロロ(分裂時) | |
モア | おじさま(※)ボケガエル | モア殿・モアちゃん・あの女 |
小雪 | ケロロさん・ドロロのお友達 | 小雪殿 |
ポール | ケロロ殿 | ポール殿 |
556 | ケロロ | 556 |
ラビー | ケロロさん | ラビー殿 |
お観世(幽霊少女) | ケロロさん | 幽霊ちゃん(※詳細不明) |
ガルル | ケロロ軍曹・ケロロ君 | ガルル中尉(殿) |
プルル | ケロロ軍曹・ケロロ君 | プルル看護長・プルルちゃん |
ケロロの父 | ケロロ | 父上 |
ナレーション | (ケロロ)軍曹・ケロロさん | ナレーター殿・ナレーターさん |
- ギロロからは「貴様」という二人称で呼ばれることがよくある。また、アニメ第185話Bパートではタママが使った“クルルのある発明品”により、一度だけ夏美のことを「ナッチー」、ケロロのことを「軍曹さん」と呼んだことがある。
- ドロロからはケロロ小隊復帰前に「ケロロ」あるいは「ケロロ元隊長」と呼ばれていたことが一時期あった。
- モアからは基本的に「おじさま」と呼ばれるが、彼女が宇宙遊眠病にかかったときは「オッサン」呼ばわりされていた。またギロロ同様、アニメ第185話Bパートで、タママが使ったクルルのある発明品の効果で「ボケガエル」と言われたこともある。さらにアニメ第212話Aパートでも、落書きした夏美の写真をケロロが「大事なもの」と言った為、誤解したモアから「ボケガエル」と言われたことがある。
コスプレ・変身
- あの頃ケロロ
- 原作第7話・アニメ第4話Bパートで初登場。湿度が非常に高いところで体中に光沢(つや)が出た際のケロロ。「あの頃」とは、ケロン星にいた頃のことである。戦闘力および知能等は通常の3倍で、原作では耳打ちだけで夏美を倒した。アニメでは「キンキンケロン波」なる幻の技を使える(おそらくうつみ宮土理と夫愛川欽也の愛称からきている)。一人称も「我輩」から「俺」に変わる(パワーアップした後に一人称が変わる元ネタは恐らく超サイヤ人状態になった『ドラゴンボール』の孫悟空から引用したと思われる)。
- しかし「あの頃ケロロ」はいわば暴走状態でありこの状態が続くと生体反応が強くなり、敵性宇宙人等(アニメでは主にニョロロ)に発見されやすくなるため非常に危険である。
- 原作では一回日向家で暴走して以来、梅雨時には頭に透明なポットのような機械(馬力規制(リミッター))が取り付けられ暴走を防止している(第74話)。アニメでは除湿クリーム(「ニペアクリーム」(ニベア花王の某ハンドクリームのパロディ))を塗れば湿気を回避できるがケロロは「除湿クリームが肌に合わない」「肌の艶が無くなってしまう」という理由で塗るのを拒んでいる。
- 「あの頃ケロロ」でも本気で怒った冬樹にはかなわない。また台風が上陸した場合や調子に乗ってキレた場合でも“あの頃ケロロ”状態になることがある(アニメ第127話Bパート。この時の暴走シーンにおいては『キン肉マンII世』と『Gガンダム』のある元ネタのパロディが使用されていた)。
- 暴走状態になる湿度の限界値は不明だが、アニメでは99.9%において暴走せずに『あの頃』と同等の能力を発揮でき、頭脳も活性化する。
- ケロロ軍曹重装型(アニメではケロロ軍曹強行お掃除型)
- 原作第16話・アニメ第39話Bパートで登場。あらゆる汚れ・シミに対処可能な装備を、スペックを無視して搭載した状態(つまり、様々な掃除用具を身にまとった状態)のケロロのこと。アルファベット表記は「KRR-G06Z」(アニメでは06とZの間に中点がある)。
- 宇宙淳二
- 原作第25話で登場。稲川淳二のごとく宇宙怪談を語るときのケロロで「淳二フォーム」になり、勿論口ひげが付く。
- ギロロと一体化したケロロ
- 原作第28話・アニメ第15話Bパートで登場。ギロロとシンクロナイズドスイミングをしていた最中、2つの人格が分裂した桃華を戻した原理によりギロロと合体してしまったケロロ。体の右半分がケロロ、左半分がギロロになった。その際ギロロのベルトも半分(ギロロの部分のみについている)になっていた。
- フルアーマーケロロ
- 原作第31話・アニメ第43話Bパートに登場した、全身を重装備した状態のケロロ。おでこの星を押すことで変身できる。しかし、むき出しの顔面が唯一の弱点である。アルファベット表記は「FAケロロ」(Full Armerで「完全な装備者」)。ギロロ専用のものもあるが腹のマークが違うだけで仕様は同じ。原作登場時、対峙したギロロの武装がケンプファーを模倣していた事から、『ガンダム0080』のガンダムNT-1が元ネタと思われる(武装の元ネタはフルアーマーガンダム)。
- 悪役モード
- 原作第60話・アニメ第24話で初登場。白いタキシードに裏地が赤のマント、手には縞模様(アニメでは黒)の短い鞭という姿。元ネタは『仮面ライダー』の死神博士。この姿だとキャラがぶれる。
- 冬樹に「軍曹達には慣れた」、夏美に「大したことない」と言われてキレた際にこの格好になり、地球全体を無気力にするという珍しく画期的な侵略作戦を行った。556の説得に失敗し頭にきた時にも二回ほど同様の服装をしている。
- 地球人スーツMk-IV“熊殺し”仕様
- 原作第69話で登場。雪山に出現した(正確にはケロロが出現させた)クマ(おそらくクルル製作のロボット)を退治して夏美達に恩を売るために登場した。が、背中が重く倒れて動けなくなった。
- クローンケロロ/ケロロ大尉
- 原作第83話-第84話・アニメ第102話-第103話で登場。ガルル小隊によって記憶を消され、幼少期のような外見に戻されたケロロ。原作ではケロロのクローン(ケロロとは別個体のため、厳密には「コスプレ・変身」には含まれない)、アニメではケロロ大尉である。詳細はクローンケロロ/ケロロ大尉の項を参照。
- 某警官風
- 原作第118話の表紙に登場。つながったまゆ毛、袖をまくった警察官の制服、サンダル履きと何処からどう見ても「あの男」である。これは少年エース掲載時、あのマンガが連載30周年を突破したため。この時ケロロが乗っている小型ソーサーはいつものホンダ車風ではなく、スズキ・カタナ風だった。また、ケロロ自身が某警官とキャラが被っている。
- ケロしきグンじん
- アニメのみ登場。関西弁を話し、金儲けを第一に考える守銭奴と化していた。モデルは関西地方のバラエティ番組で毒舌をふるう、劇場版『機動戦士ガンダム』主題歌砂の十字架・やっぱ好きやねん・東京などのヒット曲で知られる歌手でタレントのやしきたかじんである。
- 青空ケロ子
- アニメのみの設定。第18話で初登場。お笑いグループ「ハルマゲドン」でのケロロの名前。この宛名で手紙も届く。自己紹介の時は、少しぶりっ子のような口調で紹介する。頭の左右にアフロのような茶髪のツインテールがあるのが特徴的でツインテールはバネ仕掛けでボヨヨンと飛び出る。ドラえもんの物真似やアニメのネタが得意。
- ネモもどき
- アニメ第20話で登場。ロードランジャー(アニメ版)において登場した。元ネタは『ふしぎの海のナディア』に登場するノーチラス号の船長ネモのパロディ。
- ケロロカイザーZ
- アニメ第24話Bパートで登場。超精神ジャバタマケロイザーのグリーン。ジャバライザーの生き別れの双子の弟の遠い親戚。名前の由来はマジンガーZ、マジンカイザーから。
- 月影千草もどき
- アニメ第29話Aパートで登場。演劇音痴の夏美に演技指導を行い、終いには本番の舞台に乱入した。元ネタは『ガラスの仮面』。決め台詞は「夏美、恐ろしい子…!」。
- ジェイムズ・フック船長
- アニメ第29話Aパートで登場。演劇部の助っ人として演じた役。上記の通りケロロは演劇部の舞台に乱入して夏美に張り倒されてしまったが、その様子を見た霜月弥生が「アドリブこそ舞台の醍醐味!」とケロロをこの格好にした。
- シャア・アズナブルもどき
- アニメ第30話で登場。タルルが初めて地球に来たときに「バーのようなところでお酒のようなもの(厳密にいうなら「空の酒のビンに入った麦茶」)を飲みながら…」というパロディをやっていたときのコスプレ。
- マッチ売りの少女風
- アニメ第45話・第137話で登場。売りたいものが売れないとき、ケロロは決まってマッチ売りの少女のようなシーンを想像している。
- 金田一耕助
- アニメ第54話Aパートで登場。556が密室内で倒れているのが発見された事件を捜査したときの格好。珍妙な推理で冬樹と夏美を犯人だと指摘するが、結局両方とも外れてしまい夏美に張り倒されてしまう。
- ケロロ将軍
- アニメ第55話Bパート・第59話Bパート・第92話・第186話で登場。第59話ではガンプラ工場を守る為に「武装・烈火」の掛け声と共に巻物と桜が舞う中、鎧兜を装着して(『鎧伝サムライトルーパー』のパロディ)この姿になった。この際、他のキャラたちは呆然としていたがドロロだけは泣いて喜んでいた(ドロロ役の草尾が『サムライトルーパー』の主人公・烈火のリョウを演じていたから、と言う楽屋オチと見られる)。兜が脱げると駄々っ子のようになるが、被り直した途端に威勢がよくなるという二重人格的キャラになっていた。
- なお「ケロロ将軍」自体については、本作品が小学館漫画賞を受賞した際の誤植に由来する。
- おケロ夫人
- アニメ第56話Aパート・第92話Bパートで登場。テニスや羽根突きでのケロロの名前。『エースをねらえ!』のお蝶夫人のパロディでその言動も見事なパスティーシュとなっている。テニスのラケットにはR・Rと書かれている(お蝶夫人のイニシャル)。アニメ『らき☆すた』第13話にも登場。
- ケロ野ケロ八
- アニメ第63話Aパートで登場。ケロロ小隊が地球の青少年についてのレポートを提出するため、ケロロが先生になって青少年を調査しようとしたときの先生の名前。冬樹のクラスの担任をした。中学校の先生なのに、なぜかギロロに中学校での数学を明らかに超えたレベルの数学の問題を出していた(ただしこの問題は見た目だけで、最後に「×0」と書いてあるため実質は小2レベルである)。『3年B組金八先生』のパロディ。アニメ第77話Bパートでモアとデートをしたときにもこの格好に。
- ボス
- アニメ第65話Aパートで登場。七転署捜査一係のボスで、石原裕次郎のパロディ。他のメンバーと違って背が元のケロロと同じである(他のメンバーはペコポン人スーツで背を高くしている)。
- 石原裕次郎のようにブラインドカーテンの隙間から外をのぞくシーンがあるが、これは原作第36話でも同じことをしていた(アニメでは先述した通り「シャア・アズナブル」の格好をしている)。
- ケロ子
- アニメ第66話Bパートで登場。夏美と小雪のデートのあとをつけるために変装したケロロ。ロングスカートのセーラー服にピンクのパーマと一昔前の出で立ち。前述の「青空ケロ子」とは別物である。
- 超能力者
- アニメ第74話第8部で登場。クルル発明の「エスパーリング」を頭につけて変身したケロロ。容姿はバビル二世のパロディ。なぜか挙動不審気味。
- はぐれ侵略宇宙人スチュワーデスとんこつラーメン探偵純情派
- アニメ第83話Aパートで登場。2時間ドラマの名前をつなぎあわせたような名前。第54話Aパートと同様、556が温泉で気絶しているのが発見された事件を捜査するが、二時間ドラマの結末をチャンポンにしたような推理を行い、夏美を犯人だと指摘して以前と同様彼女に張り倒された。
- 魔法使い
- アニメ第85話Bパートで登場。変身ステッキで変身したケロロ。
- 黒いウサギ
- アニメ第87話Bパートで登場。ジュリー人が作り出した『不思議の国のアリス』を模したモアの世界に登場したときの姿。モアがアリスの世界に巻き込まれるきっかけを作った。帽子屋(ギロロ)にガンプラを手榴弾で灰にされて狂戦士(バーサーカー)化するが、白い山羊(冬樹)と羊飼い(夏美)の登場で正気に戻った。原作に登場するのは白ウサギだが、ここでは何故か色が逆転していた。羊飼いからは「黒ウサギ」と呼ばれていた。
- 忠臣蔵
- アニメ第90話で登場。「侵略成果捏造作戦」の陣頭指揮を執った際のケロロ。仮名手本忠臣蔵の第十一段《師直屋敷討ち入りの場》での大星由良助の格好をし、陣太鼓を叩く(山鹿流かどうかは不明)。年末らしいネタ。
- 真面目になったケロロ
- アニメ第91話Aパートで登場。「天使ノヨウナ悪魔ノ笑顔銃」で真面目になったケロロ。七三分けに白の学ランとぶ厚いメガネという井出達。勉強一直線で夏美にもズバズバ意見を言う性格になり、彼女も言い返せなかった。しかしあまりにも性格が正反対になったため体が拒絶反応を起こしてしまう。銃の性能上性格が変わっただけで勉強能力は上がらなかった。
- 将軍凧
- アニメ第92話Aパートで登場。「空から地球侵略のプランを検討する」ために二次元化し、凧と一体化したケロロ。ケロロ将軍の格好をし、奴凧型の凧と一体化している。空中でもガンプラ作りに精を出し、ギロロと喧嘩になった挙句、風に飛ばされ遭難した。
- T-800(映画『ターミネーター』に登場する主役級のアンドロイド)風
- アニメ第95話で登場。『ケロロ小隊の新ユニフォーム』の一つのモデルとして着用していた。砂漠でも行動できる特殊仕様の服で、光学迷彩を見破る「ケロロゴーグル」を装備している。しかしウラミマースに身包み剥がされてしまい、結局ケロロは日干しとなった。
- サングラスが外れると「メガネメガネ……」と言いながら辺りを手探りで探す(クルルの真似)。
- ケロロ犬
- アニメ第99話Aパートで登場。夏美を「ハイパーコードレスリード」を使って「名犬ナッチー」に変えた意趣返しとしてラストで犬に変えられてしまったケロロ。夏美の台詞から察すると、その後一晩表で過ごした模様である。
- エチゼンクラゲ
- アニメ第99話Bパートで登場。「ペコポン水族館」の中で魚にコスプレしていたときのケロロ。
- ケロッパー
- アニメ第99話Bパートで登場。「ケロッパーズ」としてのケロロ。
- 未来椰子丸
- アニメ第100話で登場。記憶を取り戻すため大喜利のメンバーに扮したときの、ケロロ軍曹の名。桂歌丸のパロディ。名前はミライ・ヤシマのもじり。キャッチフレーズは、「一度でいいから見てみたい、耳からうどんを食べるとこ。」
- 博士
- アニメ第106話Bパートで登場。『地球人の女性は趣味で異性を認識する』とギロロに言った際にコスプレした。白衣にビン底眼鏡、そして手塚治虫のお茶の水博士を思わせる綿の塊のようなカツラと帽子を身に着けている。
- ケロロ先生(保健)
- アニメ第107話Aパートで登場。吉祥学園の身体測定会場に潜入し、優秀な地球人隊員を集める作戦のときの変装。顔にはアイシャドーなどのメイクが施されており、ナース姿のペコポン(地球)人スーツを着用している。
- ランバ・ラル風
- アニメ第107話Aパートで登場。優秀な地球人隊員を集めてケロロ小隊を拡大させようというイメージの中で登場。ケロロ小隊全員がリアルな頭身でランバ・ラル隊に扮していた(クラウレ・ハモンに扮していたのはクルル)。さらにガルマ・ザビ(バックにガウ攻撃空母)、ドズル・ザビ(バックにビグ・ザム)、キシリア・ザビ(バックにジオング他)、ギレン・ザビ(バックにソーラ・レイ)とどんどんスケールが大きくなっていった。ギレンは第106話Bパートでも登場(ただし頭身はそのまま)している。
- ケロロ大元帥
- アニメ第110話Bパートで登場。ケロロが見ていた夢の中で侵略を達成した際の姿。また、同話ではペコポンの侵略会議の途中でケロロがいかりや長介風のコスチュームに変わるパロディ(『8時だョ!全員集合』のオープニングのパロディ)が数秒間だけあった。
- チョビ髭ハゲヅラ親父風
- アニメ第117話Bパートで登場。『ケロロ軍曹の怪傑ドーパミン』の企画「良い侵略者・悪い侵略者・普通の侵略者」で登場したときの姿。この企画は投稿されたハガキをもとに、父親とフツツ軍曹・ヨシシ軍曹・ワルル軍曹の三人との会話と「三段落ち」を組み合わせたようなコーナー。これは『欽ドン!良い子悪い子普通の子』に登場する父親役の欽ちゃんのパロディ。
- キングカッパー
- アニメ第118話Aパートで登場。怪談嫌いの夏美を驚かせ、日ごろの虐待(?)に一矢報いるべく変装した姿で、『ウルトラマンA』第19話「キングカッパー」のパロディ。吉祥学園のプールの底に潜み、夏美がやってきたところで驚かそうとしたが睡魔に襲われ計画は失敗。その後、夏美が水泳の授業でプールを訪れたところで目を覚まし、襲いかかろうとするが器具が排水溝に吸い込まれて離れなくなってしまった。ダイバースーツを着ており、河童風のコスチューム。この話の冒頭で手違いから幽霊少女と師走五月が融合してしまっており、泳げない幽霊ちゃんは水泳の授業で溺れてしまうが、河童姿のケロロを見て正気に戻り見事泳ぎきることに成功した。
- コックさん
- アニメ第118話Bパートで初登場。ケロロ小隊プロデュースのカレーライスを売り出そうとした時にこの格好をしていた。その後、第119話Bパートで鰻の路上販売を行った時にもこの姿になっている。コックの服装をしたペコポン人スーツを身につけ、頭にコック帽を乗せている。
- 蝶のケロロ
- アニメ第118話Bパートで、夏美と冬樹に「料理に対する愛情」を教えられた時にケロロの頭の中に登場。お腹の星マークが「愛」と言う文字になっていた。
- ケロ吉
- アニメ第120話Aパートで登場。「土井中海岸男子水着コンテスト」に参加したときのケロロ。イケメン系スタイルのペコポン人スーツを着用。
- ヴァイパー(?)(括弧内は「クエスチョンマーク」と読む)
- アニメ第121話で登場。詳しくはカララの項を参照。
- 蚊男ケロロ
- アニメ第125話Bパートで登場。ケロロが「物質転送ポッド」で転送された際、中に蚊が入っていたためそれと融合してしまった姿。かなり顔と右腕が変化していたためか(夏美・タママ・モアも驚いていた)、頭には紙で出来た被り物をして右腕には包帯を巻いて隠していた。また、語尾の「~であります」が「~でありまブーン」になっいる。時間が経つごとにケロロの頭の中が徐々に蚊となっていき(その結果、「血ぃ吸うたろか~」と間寛平のギャグを口走った)、逆に蚊もケロロの様にずるがしこくなっていった。なお、この話の内容(サブタイトルも含む)は映画『ザ・フライ』または『ハエ男の恐怖』のパロディ。
- ドラキュラ
- アニメ第133話で登場。ハロウィンパーティーに参加するため、ドラキュラスタイルのペコポン人スーツを着用したケロロ。語尾に「〜ざます」がつく。『怪物くん』のドラキュラが元ネタ。この話の元となった原作98話では怪物くんになっている。
- 稲穂→米粒
- アニメ第135話Bパートで登場。ケロロがクルルの「ユメノナカヘイッテミタイトオモイマセンカ銃」によって見せられた夢の中で、米粒(稲)に変身したケロロ。この夢のおかげでケロロは米粒の気持ちが良くわかるようになり、一粒も米を残せなくなった。
- 交渉人 ケロロ軍曹
- アニメ第136話Aパートで温泉のサルと交渉しようとしたときのケロロ。しかしサルたちに無視された。『交渉人 真下正義』の真下正義のパロディ。
- 臼
- アニメ第136話Aパートで登場。「さるかに合戦大作戦」におけるケロロ。
- 怪傑ズバット風
- アニメ第136話Aパートで登場。同じく「さるかに合戦大作戦」におけるケロロ。臼の時に押しつぶしてしまったドロロを「アスカ」と呼んだ。
- 二代目スケバンケロロ
- アニメ第144話で登場。一人称は「あてぇ」でケロン人サイズのセーラー服を着用し顔面全体は鉄仮面で覆われている。元ネタ同様武器はヨーヨーを使用する。TVドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』に登場した二代目・麻宮サキ(あるいは五代陽子)こと早乙女志織(演:南野陽子)のパロディ。口上は元ネタ同様「おまんら、許さんぜよ!!」。
- まこと
- アニメ第145話Aパートで登場。漫画・映画『愛と誠』に登場する主人公、太賀誠のパロディ。
- カエル田ケロロ
- アニメ第147話Aパートで登場。西澤家の執事オーディションに参加するため執事型ペコポン人スーツを着用した時の姿。決勝まで勝ち進んだが最後は梅雄が扮した覆面執事に敗れた。
- 木枯しケロ次郎
- アニメ第148話Aパートで登場。「あっしには、関わりがねぇこって」のセリフからして木枯し紋次郎のパロディ。
- ヘルベルト=フォン=ケロヤン
- アニメ第155話Bパートで登場。「共鳴×4(コーラス ヴァージョン)」の指揮をしているときのケロロ。ヘルベルト・フォン・カラヤンのパロディ。
- 桃仮面
- アニメ第169話Aパートで登場。電車内でいきなり団子を販売していたときのケロロ。『桃太郎』と『仮面ライダー電王』のパロディだが、登場シーンは『桃太郎侍』のパロディになっていた。
- 名探偵尽くし
- アニメ第170話Aパートで登場。吉祥学園の『七不思議』を解明しようとした際、コントの「早換え」のごとく次々と衣装を変えていった。その順番は「金田一耕助」→「コロンボ警部」→「シャーロック・ホームズ」→「エルキュール・ポアロ」→「高野聖也」と忙しい。的外れな推理だったのはいうまでもない。
- ミスター・ビーン
- アニメ第170話Bパートで登場。手にテディ・ベアらしきものを所持。
- ペコポン人スーツ「ファーストダンガル」仕様(仮称)
- アニメ第172話で登場。突如暴走した「ハリウッド版ダンガル」(ディテール面だけに関しては『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するEVA初号機のパロディ。しかしその正体は南極付近で発見された「ニンゲン」と呼ばれるUMAでハリウッド版ダンガルに擬態化していた)に戦いを挑もうとしたが、呆気なく倒されケロロはハリウッド版ダンガル(ニンゲン)の体内に飲み込まれた。
- 毛路論軍曹
- アニメ第177話Bパートで登場。侵略作戦シミュレーション「ペコポン一のガンプラ男」内でのケロロ。ガンプラ会社のアルバイトから、ゴマをすり新商品のアイディアを出して商品開発部長→社長へと昇進し、社長秘書(という設定)の夏美と結婚式を挙げた(ギロロとタママとモアは憤慨していた)。
- ケロ山ケロ蔵
- アニメ第179話Aパートで登場。奥東京市長選挙に出馬し、プロレスラーのザ・グレート・サスケ選手や東国原英夫や外山恒一、和合秀典(イメージの緑と東京都議選最下位だった事にちなんで)のパロディネタをいり混ぜながら選挙活動を行った。しかし結局はやまぐちへろしという候補者が当確しケロ山ケロ蔵は3票で落選した。
- 武士(ういろう売り)
- アニメ第182話Aパートで登場。ケロロが見ていた夢の中での姿。万年窓際家臣だったが、殿様(タママ)に命じられてギロロとともにお金(実際には石)をういろう売りに化けて運んでいた。
- 掃除機
- アニメ第185話Aパートで登場。ロボボの機械化光線によって掃除機と一体化したケロロ。なぜか目とケロンスターが機械化せずに残っていた。電源コードのことを「アンビリーカブルケーブル」と言っていた。
- 妖怪侵略が進まない
- アニメ第186話で登場。ハロウィン用の仮面(おそらくモチーフは映画『Vフォー・ヴェンデッタ』に登場するVのパロディであると思われるがケロロは仮面を赤く塗っていた)を被り、ローブを身にまとったケロロ。タママ・ギロロ・クルルのもとへ行って彼らを驚かせるが、アリサの介入によって正体がバレてしまう。さらに仮面に寄生型の宇宙生物がとりついてしまい、またケロロが仮面装着の際にひもを固結びで縛っていたこともあって仮面が外れなくなったうえ、仮面に操られてしまった。
- 本物の蛙
- アニメ第196話で実写版風として登場。
- 月島ケロ夫
- アニメ第199話Aパートで登場。クルルが「月島クルル子」としてブレイクしたことで利益を見込んだ際の「クルル子の父親兼マネージャー」としてのケロロ。
- 宇宙蛙人ケリリ(仮称)
- アニメ第215話Aパートで登場。偽ウェットルキングを使って夏美を襲っていたときのケロロ(ちなみにこの作戦は仮面ライダーのパロティー)。腕を不思議な形に動かしており、一度「ゴーリゴリゴリ」と鳴いていた。『スペクトルマン』(初期タイトル名『宇宙猿人ゴリ』)に登場したゴリのパロディ。この時はクルルがラーのコスプレをしていた。
- 青空ピョン吉
- アニメ第219話で登場。戦国ラン星のお笑いコンテストに出場した際のコスプレ。青空ケロ子のお面をしている。ペコポン人スーツはしておらず、ケロン人の格好そのままである。
- スーパーケロン人
- アニメ第224話で登場。ニセセレブ星人から「ボケガエル」と罵倒されたケロロが、怒りで変身した姿。帽子が髪の毛のように逆立ち、筋肉質な体型になり、全身から輝くオーラのようなものを放出する。高速で移動したり、踏み出した足が地面にめり込む等の強さを見せているが、それ以外でどの位強くなったのかは不明。『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人のパロディ。
関連項目
- ケロロ軍曹の登場人物一覧
- ケロロ小隊
- 日向冬樹
- 日向夏美
- アンゴル=モア
- プルル
- アッシュ - 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する水陸両用モビルスーツ。ケロロをモチーフにしている。
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