鶴ケ峰駅

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鶴ヶ峰駅(つるがみねえき)は、神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰二丁目にある、相模鉄道本線である。駅番号はSO09

長らくの間快速と各駅停車のみが停車する駅であったが、2019年11月30日以降、新たに通勤特急と通勤急行の停車駅となっている。

横浜動物園ズーラシアの最寄り駅となっている。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。改札口は一つだけ。上下線ホームそれぞれにトイレと待合室がある。

南口の再開発とともに、駅舎のバリアフリー設備対応工事によりエレベーターと階段部にエスカレーターが設置され、同時に再開発ビルへの連絡通路と店舗設置部分の増設工事も施工された。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 SO 本線 下り 大和海老名湘南台方面
2 上り 横浜方面・JR線直通西谷のりかえ)

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員57,578人である[4]。急行通過駅の中では最も多い。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
出典
1980年(昭和55年) 27,918
1981年(昭和56年) 28,236
1982年(昭和57年) 28,605
1983年(昭和58年) 28,932
1984年(昭和59年) 29,548
1985年(昭和60年) 30,055
1986年(昭和61年) 30,808
1987年(昭和62年) 31,281
1988年(昭和63年) 32,214
1989年(平成元年) 32,110
1990年(平成02年) 32,096
1991年(平成03年) 32,333
1992年(平成04年) 32,107
1993年(平成05年) 32,452
1994年(平成06年) 32,110
1995年(平成07年) 31,706 [8]
1996年(平成08年) 30,732
1997年(平成09年) 29,989
1998年(平成10年) 29,626 [* 1]
1999年(平成11年) 57,580 29,759 [* 2]
2000年(平成12年) 56,637 29,298 [* 2]
2001年(平成13年) 56,096 28,931 [* 3]
2002年(平成14年) 54,905 28,270 [* 4]
2003年(平成15年) 53,986 27,764 [* 5]
2004年(平成16年) 53,502 27,504 [* 6]
2005年(平成17年) 53,946 27,665 [* 7]
2006年(平成18年) 53,998 27,661 [* 8]
2007年(平成19年) 55,206 28,311 [* 9]
2008年(平成20年) 56,346 28,845 [* 10]
2009年(平成21年) 56,463 28,855 [* 11]
2010年(平成22年) 56,455 28,751 [* 12]
2011年(平成23年) 55,747 28,349 [* 13]
2012年(平成24年) 56,266 28,580 [* 14]
2013年(平成25年) 57,067 28,990 [* 15]
2014年(平成26年) 56,497 28,577 [* 16]
2015年(平成27年) 57,367 29,011 [* 17]
2016年(平成28年) 57,578 29,090 [* 18]
2017年(平成29年) 57,607 29,070
2018年(平成30年) 57,578

駅周辺

横浜市旭区の行政機関が集中しており、隣接駅の二俣川駅周辺と共に横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に位置付けられている[9][10]。駅南口地区では横浜市が中心となり『ゆめはま2010計画』という位置付けで、マンションを中心とした29階建ての再開発ビルが建設された。ビルの商業テナント部分は「ココロット鶴ヶ峰」という名称で2007年9月6日に開業、ビルの2階と駅舎部が直結する構造となっている。また、当駅は高梨乳業本社・横浜工場の最寄り駅でもある。

神奈川大附属県立保土ヶ谷を筆頭とした様々な高校(但し、神奈川大学附属には中学校もあり)の最寄り駅として指定されており、やや学生街の様な雰囲気も見せている。

北口と南口を車両で往来するには駅傍にある踏切を渡るが、ラッシュ時は遮断時間が長くなる「開かずの踏切」となる。

北口

バスターミナルや国道16号線がある。周辺道路はすべて1車線であり、タクシーが駅舎近傍まで乗り入れ、さらに踏切の影響もあって慢性的な渋滞がある。帷子川の傍には帷子川親水緑道がある。

駅開業当初から多くの小売商店が集まり、金融・医療機関も複数種類がある。

南口

駅舎から2階連絡通路で直結するココロット鶴ヶ峰が開業し、医療機関、保育園、スーパーマーケット、ファミリーレストラン、レンタルCDショップ、携帯電話ショップ等が集合した。

バス路線

最寄りの停留所は「鶴ヶ峰駅」(鶴ヶ峰バスターミナル)、「鶴ヶ峰駅北口」、「鶴ヶ峰駅南口」の3か所があり、横浜市交通局横浜市営バス)・神奈川中央交通(一部は神奈川中央交通東)・相鉄バスが運行する下記の路線バスが乗り入れている。ほとんどのバス路線は国道16号と結ばれているバスターミナルを経由、あるいは起終点としているが、市営バス75系統のみ「鶴ヶ峰駅南口」停留所が起終点となり、バスターミナルには乗り入れない。相鉄バス浜16・旭1系統はバスターミナルを出ると、「鶴ヶ峰駅北口」停留所、「鶴ヶ峰駅南口」停留所の順に経由する(鶴ケ峰駅行きはその逆の順番)。

以前は相武台前駅経由座間四ツ谷行きの路線もあったが廃止されている。

バスターミナルは一般車両、およびタクシー等の進入は禁止されている。

鶴ヶ峰駅

駅から北西方向に約200m離れた「鶴ヶ峰バスターミナル」を発着する。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行社局 備考
1番 129 下白根橋・羽沢団地前・八反橋 新横浜駅 市営
211 下白根橋 福寿荘前
5
横52

横04
旭10
下白根橋・和田町・洪福寺 横浜駅西口 神奈中
神奈中東
相鉄
峰03 下白根橋・千丸台団地・白山高校 中山車庫 神奈中
2番 浜16 くぬぎ台団地入口・市沢町 和田町駅 相鉄 平日の日中のみ
旭1 くぬぎ台団地入口・市沢町・万騎が原大池 二俣川駅南口 平日の日中のみ
旭9 横浜旭陵高校 よこはま動物園 平日朝のみ
3番 未使用
4番 5
115
今宿・川井宿・若葉台近隣公園前 若葉台中央 神奈中 5系統は横浜駅西口始発
峰02 今宿・川井宿・若葉台近隣公園前・若葉台中央 十日市場駅
間01
横04
今宿・川井宿・亀甲山・下鶴間 鶴間駅東口 神奈中
神奈中東
横04系統は横浜駅西口始発
5番 横52
中53
今宿・川井宿・三保橋 中山駅 神奈中 横52系統は横浜駅西口始発
6番 5 今宿 平日朝のみ
115 今宿ハイツ・グリーンヒル上白根 【循環】鶴ヶ峰駅
7番 旭11 白根小学校前・上白根町 西ひかりが丘 相鉄
白根小学校前・上白根町・長坂 中山駅
旭15 白根小学校前・上白根町・西ひかりが丘・森の台小学校入口
8番 旭10 白根小学校前・旭台・白根小学校前・上白根町 よこはま動物園 相鉄 日中と夕方のみ
旭12 白根小学校前 旭台
9番 5 今宿・横浜旭陵高校前 よこはま動物園 神奈中
旭10 白根小学校前・上白根町 相鉄 一部の便は横浜駅西口始発

鶴ヶ峰駅北口

駅から約300m離れた旭区役所付近にある。以下の系統は平日の日中のみ運行。

系統 主要経由地 行先 運行社局
浜16 くぬぎ台団地入口・市沢町 和田町駅 相鉄
旭1 くぬぎ台団地入口・市沢町・万騎が原大池 二俣川駅南口
浜16
旭1
鶴ヶ峰駅

鶴ヶ峰駅南口

相鉄バスの浜16・旭1系統は平日の日中のみ運行。

系統 主要経由地 行先 運行社局
75 くぬぎ台団地 市営
くぬぎ台団地 介護施設くぬぎ台
浜16 くぬぎ台団地入口・市沢町 和田町駅 相鉄
旭1 くぬぎ台団地入口・市沢町・万騎が原大池 二俣川駅南口
浜16
旭1
鶴ヶ峰駅

旧バスターミナル

鶴ヶ峰駅北口と旭区役所の中間地点に存在したバスターミナルで、現在は駐車場に整備されている。利用客増加に伴う周辺道路の混雑と発着路線増加に伴い、現在のバス専用ターミナルへ移転した。

駅名の由来

駅所在地の地名「鶴ケ峰」から(鶴ケ峰の地名の由来については「鶴ケ峰#地名の由来」を参照のこと)。なお、鎌倉時代歴史書吾妻鏡』に登場する「鶴峯」は、この地域のことである。

その他

隣の駅

相模鉄道
SO 本線
特急・急行
通過
通勤特急(平日上りのみ運転)・通勤急行(平日上りのみ運転)・快速・各駅停車
西谷駅 (SO08) - 鶴ヶ峰駅 (SO09) - 二俣川駅 (SO10)

脚注

神奈川県県勢要覧
  1. 平成12年 - 225ページ
  2. 2.0 2.1 平成13年PDF  - 227ページ
  3. 平成14年PDF  - 225ページ
  4. 平成15年PDF  - 225ページ
  5. 平成16年PDF  - 225ページ
  6. 平成17年PDF  - 227ページ
  7. 平成18年PDF  - 227ページ
  8. 平成19年PDF  - 229ページ
  9. 平成20年PDF  - 233ページ
  10. 平成21年PDF  - 243ページ
  11. 平成22年PDF  - 241ページ
  12. 平成23年PDF  - 241ページ
  13. 平成24年PDF  - 237ページ
  14. 平成25年PDF  - 239ページ
  15. 平成26年PDF  - 241ページ
  16. 平成27年PDF  - 241ページ
  17. 平成28年PDF  - 249ページ
  18. 平成29年PDF  - 241ページ

関連項目

外部リンク