三ツ境駅
三ツ境駅(みつきょうえき)は、神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境にある、相模鉄道本線の駅である。駅番号はSO12。
目次
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する橋上駅である。駅舎は北口の駅ビル「三ツ境ライフ」と一体化されていて、線路上にペデストリアンデッキも設置されている。
2007年度から2008年度にかけてバリアフリー化工事が行われ、コンコースと上下ホームを連絡するエレベーターと、コンコースと2番線ホームを連絡するエスカレーターがそれぞれ設置された。また、各ホームにはユニバーサルデザインの一環として多機能トイレが設置された。さらに2011年度にかけて風力発電機、太陽光発電パネル、ミスト冷却装置の設置や壁面緑化[1]、案内サインの更新、駅舎のリニューアル、耐震補強などの改良工事も実施されている。
のりば[編集]
1 | ■■本線 | 大和・海老名方面 |
2 | ■■本線 | 二俣川・横浜・いずみ野・湘南台方面 |
駅構内施設[編集]
- 改札外
- 改札内(駅ナカ)
利用状況[編集]
2013年度の一日平均乗降人員は59,806人で[2]、相鉄の自社・他社線非接続駅の中では最も多い。
当駅は瀬谷区に所在しているが、東側の旭区にも隣接しているため、瀬谷区だけではなく、旭区の笹野台、矢指町、下川井町、上川井町、川井本町、若葉台、東希望が丘、中希望が丘、南希望が丘、善部町も駅勢圏である。また、若葉台に隣接する緑区霧が丘も駅勢圏である。これらのうち、東希望が丘、中希望が丘、南希望が丘、笹野台は希望ヶ丘駅の駅勢圏でもある。
近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1995年 | 34,884 | |
1998年 | 33,067 | |
1999年 | 65,426 | 32,428 |
2000年 | 63,899 | 31,759 |
2001年 | 63,074 | 31,362 |
2002年 | 61,853 | 30,715 |
2003年 | 60,923 | 30,205 |
2004年 | 60,256 | 29,882 |
2005年 | 60,515 | 29,992 |
2006年 | 60,994 | 30,276 |
2007年 | 61,372 | 30,464 |
2008年 | 60,706 | 30,136 |
2009年 | 59,854 | 29,718 |
2010年 | 59,664 | 29,616 |
2011年 | 58,494 | 29,052 |
2012年 | 59,223 | 29,404 |
2013年 | 59,806 | 29,708 |
駅周辺[編集]
当駅は瀬谷区の中心駅であるが、北口の野境道路(バスターミナル北側)から北側と南口の三ツ境橋から東側は旭区である。
三ツ境ライフ[編集]
三ツ境ライフ#店舗 を参照
三ツ境ライフB館[編集]
三ツ境ライフ#相鉄三ツ境ビルB棟 を参照
北口(野境道路・笹野台方面)[編集]
- 市営楽老ハイツ
- 瀬谷市民の森
- 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
- 神奈川県立瀬谷高等学校
- 神奈川県立三ツ境養護学校
- 横浜市立二つ橋高等特別支援学校
- 横浜市立二つ橋小学校
- 三ツ境駅北口郵便局
- 横浜信用金庫三ツ境支店
- TSUTAYA三ツ境駅前店
南口(二ツ橋・宮沢・阿久和方面)[編集]
- 瀬谷区総合庁舎
- 瀬谷区役所
- 横浜市消防局 瀬谷消防署
- 瀬谷公会堂
- 神奈川県警 瀬谷警察署
- 二ツ橋公園
- 二ツ橋南公園
- 横浜三ツ境郵便局
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 三ツ境駅前商店街
- 三ツ境商店街
- 富士見通り商店街
- トヨタレンタリース 横浜三ツ境駅前店
- 堀病院(小児科・産婦人科)
- ダイエー三ツ境店(旧・忠実屋店舗)
- コナミスポーツクラブ
- eモール
バス路線[編集]
バスターミナルは北口(主に若葉台団地、南台ハイツ行)と、南口のダイエー前(区内南東部、戸塚駅行)に所在する。なお南口発のバスはバスターミナルより駅に近い「三ツ境駅前」バス停にも停車するが、南口着のバスは同バス停には停車せず、バスターミナル向かいの降車場が終点となる。
北口バスターミナル(三ツ境駅北口〈神奈中〉/三ツ境駅〈相鉄〉[編集]
- 神奈川中央交通・相鉄バス - 発着路線の詳細は神奈川中央交通大和営業所・相鉄バス#旭営業所担当路線を参照。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- <旭27> 南瀬谷小学校行(相鉄)
- 4番乗り場
- <旭28> ニュータウン南瀬谷行(相鉄)
- <旭29> ニュータウン南瀬谷循環(相鉄)
- <境30> 細谷戸第5行(神奈中) ※平日のみ
- 側道乗り場
- <間15> 鶴間駅東口行(神奈中) ※平日昼間1本のみ
南口バスターミナル(三ツ境駅)[編集]
- 神奈川中央交通 - 発着路線の詳細は神奈川中央交通戸塚営業所を参照。
歴史[編集]
- 1926年(大正15年)5月12日 - 旧神中鉄道の駅として開業[4]。
- 1960年代前半には横浜発当駅止まりの列車が設定されていたため、現在下り線に沿って所在する駐輪場から三ツ境接骨院手前まで引き上げ線があった。
- 1986年(昭和61年)10月 - 現駅舎及び駅ビルが竣工。
駅名の由来[編集]
三ツ境#町名の由来 も参照 1889年(明治22年)から1939年(昭和14年)にかけて存在していた都筑郡二俣川村(大字二俣川)と都岡村(大字下川井)、鎌倉郡中川村(大字阿久和)の三つの境であることから、「三ツ境」と名付けられる。
この付近は分水嶺となっており、古くから武蔵国都筑郡(二俣川村・下川井村)と相模国鎌倉郡(瀬谷村)・同高座郡(下鶴間村)の2か国3郡が至近で境を接している場所でもあり(カッコ内は町村制施行前の村名)、当駅の横浜寄りが相模国と武蔵国の境にかかっていた。
隣の駅[編集]
- ■■相模鉄道
- 本線
当駅 - 瀬谷駅間には、1960年まで二ツ橋駅が存在していた。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 相模鉄道 三ツ境駅
- 相鉄Style(相鉄スタイル) 三ツ境駅 - 相鉄沿線口コミ情報サイト