「きゃりーぱみゅぱみゅ」の版間の差分
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− | + | '''きゃりーぱみゅぱみゅ'''([[1993年]][[1月29日]]<ref>『[http://www.oricon.co.jp/prof/artist/542438/ きゃりーぱみゅぱみゅ]』 [[オリコン芸能人事典]] - [[日本タレント名鑑]]</ref> - )は、[[日本]]の[[ファッションモデル]]で、[[歌手]]。フルネーム“きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ”<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1152961 きゃりーぱみゅぱみゅ、いいともテレフォン初出演でタモリと滑舌トーク]』 2011年9月28日 [[モデルプレス]]</ref>。『[[KERA]]』や『[[Zipper]]』などの[[ファッション雑誌]]を舞台に活動する「[[青文字系]]」モデルの代表的な人物<ref>『[http://www.kotaku.jp/2014/06/ponpon-meets-metal.html きゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」をメタルアレンジで弾き倒す]』 2014年6月25日 [[Kotaku|コタク・ジャパン]]</ref>。日本の「[[可愛い|カワイイ]]」文化の世界的[[アイコン]]と目される人物でもある<ref>『[http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/archives/PR/2014/pr_14_0215.htm サンフランシスコでの「きゃりーぱみゅぱみゅ」コンサートの開催]』 2014年 [[在アメリカ合衆国日本国大使館|在サンフランシスコ日本国総領事館]]</ref>。所属事務所は[[アソビシステム]]<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2012-12-16/asobi-nail-home/ きゃりーぱみゅぱみゅ所属会社がネイルサロンをオープン]』 2012年12月16日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。 | |
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− | '''きゃりーぱみゅぱみゅ'''([[1993年]][[1月29日]] - )は、[[日本]]の[[ | + | |
− | + | ファッション雑誌『[[KERA]]』を舞台に2009年から[[読者モデル]]の活動を本格始動、2011年に“きゃりーぱみゅぱみゅ”名義で歌手活動を開始し、2012年にデビューシングル「[[つけまつける]]」をリリース、以後も音楽アーティストとして「[[ファッションモンスター]]」や「[[にんじゃりばんばん]]」など数多のヒット作を発表しつつ、独自のファッションセンスをもってファッションアイコンとしての支持を広く集めている<ref>『[http://mdpr.jp/interview/detail/1352411 きゃりー、「本当に夢がない人生」から栄光を掴んだ秘訣 モデルプレスインタビュー]』 2014年4月16日 [[モデルプレス]]</ref>。 | |
− | + | == 来歴 == | |
+ | === モデル === | ||
+ | 2009年の秋にファッション雑誌『[[KERA]]』の[[ストリートスナップ]]に初登場、その後、同誌や『[[Zipper]]』、『[[東京グラフィティ#姉妹雑誌・グループ雑誌|HR]]』などの雑誌を舞台に[[読者モデル]]として活動<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1216883 きゃりー、“つけま”ブレイクから紅白初出場まで…怒涛の2012年を振り返る]』 2012年12月27日 [[モデルプレス]]</ref>。翌2010年6月に『HR』で雑誌の初表紙、「[[東京ガールズコレクション]]」や「[[関西コレクション]]」などの[[ファッションショー]]に出演した<ref>[http://kotobank.jp/word/%E3%81%8D%E3%82%83%E3%82%8A%E3%83%BC%E3%81%B1%E3%81%BF%E3%82%85%E3%81%B1%E3%81%BF%E3%82%85 きゃりーぱみゅぱみゅ とは] 2012年7月11日 [[知恵蔵mini]] - [[コトバンク]]</ref>。2012年には[[オリコンスタイル]]発表「好きな読者モデル」のランキングで1位にランクインしている<ref>{{cite news |title=読者モデルの人気ベスト3…きゃりーぱみゅぱみゅが、益若つばさを抜いて1位に|author= |url=http://news.livedoor.com/article/detail/6259388/|newspaper=livedoor NEWS |publisher= |date=2012-2-7 |page= |accessdate=2013-2-7}}</ref>。 | ||
− | == | + | === 音楽 === |
− | + | 音楽活動始動のきっかけが訪れたのは高校卒業を間近に控えていた時期<ref>『[http://japan.techinsight.jp/2014/06/carypamu-nakatayasutaka-singapole20140621.html きゃりーぱみゅぱみゅ『【エンタがビタミン♪】きゃりーぱみゅぱみゅが中田ヤスタカとツーショット。「シンガポールライブに来てくれたよ!」]』 2014年6月22日 [[Techinsight]]</ref>。進路の展望もなく「ふらふら」していた当時、自身も愛聴していた「[[Perfume]]」のプロデューサーにあたる[[中田ヤスタカ]]とクラブイベントで偶然出会い、そして同人から歌手デビューを勧められたことがきっかけであったという<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1332361 きゃりー、人生を変えたデビュー秘話明かす]』 2014年2月25日 [[モデルプレス]]</ref>。2010年3月30日、[[エイベックス・グループ|エイベックス]]主宰の高校生シンガーによるプレデビュー企画『[[HIGHSCHOOLSINGER]]』から、“きゃりー”名義で「ミラクルオレンジ」という楽曲をリリース。 | |
− | [[ | + | |
− | + | 2011年、5月に[[ワーナーミュージック・ジャパン]]からのデビューを発表<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2011-05-16/kyary-pamyupamyu-cd-deview/ 原宿のカリスマ「きゃりーぱみゅぱみゅ」 ワーナーからCDデビュー]』 2011年5月16日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。6月、自身の完全監修による[[スタジオジブリ]]のカバーコンピーレーションアルバム『きゃりーぱみゅぱみゅのジブリセット』を発売<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2011-06-09/carry-jiburi/ きゃりーぱみゅぱみゅ完全監修ジブリCD 発売記念で握手会]』 2011年6月9日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。そして8月発売のミニアルバム『[[もしもし原宿]]』でメジャーデビュー<ref>『[http://www.music-lounge.jp/v2/articl/pickup/detail/?articl=2014/02/24-10:10:00_71bcb13ca317be3fe69e36fb1450c4cb きゃりーぱみゅぱみゅ 2014年第一弾シングルはCHINTAI CMソングとして話題沸騰中の「ゆめのはじまりんりん」]』 2014年2月24日 [[MUSIC LOUNGE]]</ref>。発売に先駆けて「[[iTunes]]」よりリード曲「[[PONPONPON]]」が世界23カ国で配信された<ref>{{cite web |title=8/17リリースのデビューミニアルバムのタイトルが決定!ジャケ写も公開!iTunes世界23ヶ国で「PONPONPON」先行配信も7/20からスタート! |author= |url=http://wmg.jp/artist/kyary/news_34932.html |publisher=[[ワーナーミュージック・ジャパン]] |date=2011-07-01 |page= |accessdate=2011-07-21}}</ref>。同曲は「iTunes」の[[フィンランド]]と[[ベルギー]]のエレクトロチャートで日本人歌手最高位となる首位を獲得<ref>{{cite web |title=「PONPONPON」が、なんとiTunesヨーロッパでチャートイン! |author= |url=http://wmg.jp/artist/kyary/news_35308.html |publisher=[[ワーナーミュージック・ジャパン]] |date=2011-07-22 |page= |accessdate=2011-07-31}}</ref>。12月には[[ロサンゼルス|米国・ロサンゼルス]]で開催されたイベント「ルネブティックワールドデビューパーティー」に出演、初の海外ライブを行った<ref>{{cite web |title=きゃりーぱみゅぱみゅ、初の海外ライヴは大盛況|author= |url=http://www.mtvjapan.com/news/music/20097 |work=MTVニュース |publisher=[[MTV JAPAN]] |date=2011-12-13 |page= |accessdate=2011-12-14}}</ref>。 | |
− | [[ | + | デビューミニアルバム『もしもし原宿』に続くCDシングル「[[つけまつける]]」を2012年1月に発売<ref>『[http://natalie.mu/music/news/60888 きゃりーぱみゅぱみゅ「つけまつける」PVをYouTubeで公開]』 2011年12月7日 [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]</ref>。この楽曲は邦楽アーティスト史上最多の73カ国で先行配信された<ref>『[http://www.oricon.co.jp/music/interview/2012/kyary0111/ きゃりーぱみゅぱみゅ『1通のメールからできた奇跡の歌とは?!]』 2012年1月11日 [[オリコンスタイル]]</ref>。週間[[オリコン]]チャートで初登場7位を記録したほか、「[[iTunes Store]]」の[[エレクトロニックミュージック|エレクトロニックソング]]チャートにおいて、フィンランドで1位、ベルギーで3位、さらに米国の同エレクトロニックアルバムチャートで邦楽アーティスト史上最高位の2位を記録した<ref>『[http://www.mtvjapan.com/news/music/20401 きゃりーぱみゅぱみゅ、19歳の誕生日イベントでサプライズ]』 2012年1月31日 [[MTV JAPAN]]</ref>。 |
+ | [[ファイル:Japan Expo 2012 - Kyary Pamyu Pamyu - 024.jpg|thumb|left|2012年度「[[Japan Expo]]」のステージに歌うきゃりーぱみゅぱみゅ]] | ||
+ | 同年2月、初のワンマンライブ『もしもしクアトロ』を東京・渋谷CLUB QUATTROで行い、2ndCDシングルの「[[CANDY CANDY]]」を4月に発売すると6月に初の全国ツアーを行うことを発表<ref>{{cite news |title=きゃりーぱみゅぱみゅ2ndシングル&ツアー発表、FCも設立 |author= |url=http://natalie.mu/music/news/65087 |newspaper=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]] |publisher= |date=2012-2-26 |page= |accessdate=2012-3-2}}</ref>。7月には[[パリ|フランス・パリ]]にて行われた「[[Japan Expo]]」のイベント「HARAJUKU KAWAii!!!!」のライブステージに出演し、[[ヨーロッパ]]への進出を果たす。ライブの集客数は2日間で約1万3千人を記録し、同年の「Japan Expo」で行われたライブでは最大のものであった<ref>{{Cite web |author= |date=2012-07-09 |url=http://www.musicman-net.com/artist/18523.html |title=きゃりーぱみゅぱみゅが「JAPAN EXPO」に出演、ヨーロッパに初進出 |publisher=[[Musicman (書籍)|Musicman]] |accessdate=2012-08-18}}</ref>。 | ||
− | + | 先立つ5月に『もしもし原宿』収録曲「[[PONPONPON]]」やファーストシングル「[[CANDY CANDY]]」、そしてセカンドシングル「[[つけまつける]]」などを収めたファーストアルバム『[[ぱみゅぱみゅレボリューション]]』を発売<ref>『[http://natalie.mu/music/pp/kyarypamyupamyu きゃりーぱみゅぱみゅ「ぱみゅぱみゅレボリューション」特別企画 (1/6)]』 2012年 [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]</ref>。オリコンCDアルバム週間ランキング初登場2位<ref>『[http://www.excite.co.jp/music/report/1207_kyarypamyupamyu/ きゃりーぱみゅぱみゅ(キャリーパミュパミュ) - きゃりーぱみゅぱみゅ ワンマンライブツアー ぱみゅぱみゅレボリューションツアー - レポート]』 2012年7月2日 [[エキサイト|エキサイトミュージック]]</ref>。さらに、同デイリーチャート1位、「[[iTunes]]」総合チャート1位、米国、フランス、ベルギーの各エレクトロニックチャートで1位を獲得<ref>『[http://www.barks.jp/news/?id=1000079874 きゃりーぱみゅぱみゅ『ぱみゅぱみゅレボリューション』、世界各国で1位]』 2012年5月23日 [[BARKS]]</ref>。20万枚超の[[ロングセラー]]を記録していた8月に至り、同アルバムの“子供向け版”にあたる特価盤を期間限定で発売するに至った<ref>『[http://www.barks.jp/news/?id=1000082620 きゃりーぱみゅぱみゅ『ぱみゅぱみゅレボリューション』が子供たちの味方プライスに]』 2012年8月24日 [[BARKS]]</ref>。 | |
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− | === | + | 同年末、「[[YouTube]]」の2012年に投稿された動画の再生回数のランキングの発表によると、「[[CANDY CANDY]]」の[[ミュージックビデオ]]が邦楽アーティストとしては最上位となる世界2位にランクインした<ref>{{cite news |title=きゃりーが日本人トップ!2012年動画再生ランキング―ももクロがAKB抜いた |author= |url=http://www.j-cast.com/tv/2012/12/25159508.html|newspaper=[[J-CAST|JCASTテレビウォッチ]] |publisher= |date=2012-12-25 |page= |accessdate=2013-1-12}}</ref>。12月20日、[[歌ネット]]が「2012年・歌詞閲覧 年間総合ランキングTOP50 速報版」を発表し、「つけまつける」が1位にランクインした<ref>{{cite news |title=最も閲覧された歌詞は「つけまつける」 |author= |url=http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2012/12/20/0005614004.shtml|newspaper=デイリースポーツ online |publisher= |date=2012-12-20 |page= |accessdate=2013-2-7}}</ref>。大晦日には『[[第63回NHK紅白歌合戦]]』で[[NHK紅白歌合戦]]に初出場<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2012-12-31/kyaripamyupamyu-kohaku-2012/ きゃりーぱみゅぱみゅ リアルファッションモンスター姿で紅白初出演]』 2012年12月31日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。「紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」として「ファッションモンスター」と「つけまつける」の2曲を披露した。 |
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− | [[ | + | インターネット調査会社・[[マクロミル]]発「2012年の流行に関する調査」によれば、1000名を対象とした同調査の“(2012年に)ヒットした人物”部門において39%の票を獲得し1位、同年“最もブレイクした人物”であったことを示唆する結果となった<ref>『[http://www.fashionsnap.com/the-posts/2012-12-08/2012hit/ 今年一番ブレイクしたのはきゃりーぱみゅぱみゅ「2012年の流行」ランキング発表]』 2012年12月8日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。 |
− | + | 2013年発売のセカンドアルバム『[[なんだこれくしょん]]』はオリコンデイリーアルバムチャートで1位を獲得<ref>『[http://www.musicman-net.com/artist/26935.html きゃりー、アルバムオリコン1位獲得&「なんだコレクション2013」大盛り上がり]』 2013年6月27日 [[Musicman-NET]]</ref>。12月に発表された動画共有サイト「[[YouTube]]」の集計によれば、日本国内動画の年間再生回数ランキングにて、自身の楽曲のミュージックビデオが1位(「[[にんじゃりばんばん]]」・2600万回超)、3位(「[[インベーダーインベーダー]]」・約1600万回)、および4位(「[[キミに100パーセント/ふりそでーしょん|ふりそでーしょん]]」・約1500万回)と上位を独占、これは日本国外からのアクセスの多さも寄与した結果であった<ref>『[http://www.oricon.co.jp/news/2031878/full/ YouTube年間再生数はきゃりー圧勝 剛力、メンバー不在「恋チュン」も健闘]』 2013年12月11日 [[オリコンスタイル]]</ref>。 | |
− | [[ | + | この年には「[[ファッションモンスター]]」で「[[MTV Video Music Awards Japan|MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN]]」の「最優秀ポップビデオ賞」と「最優秀カラオケソング賞」を同時受賞<ref>『[http://news.mynavi.jp/news/2013/06/23/036/ きゃりーぱみゅぱみゅ、「VMAJ2013」で「ファッションモンスター」が2冠達成]』 2013年6月23日 [[マイナビニュース]]</ref>。翌2014年にも同賞「最優秀カラオケソング賞」と「最優秀アルバム賞」とをそれぞれ「[[もったいないとらんど]]」と『[[なんだこれくしょん]]』で受賞することとなった<ref>『[http://www.musicman-net.com/artist/36771.html 「MTV VMAJ 2014」きゃりーが2年連続で2冠達成、EXILEが通算5回目の「最優秀ビデオ賞」獲得]』 2014年6月16日 [[Musicman-NET]]</ref>。 |
+ | [[ファイル:Kyary Pamyu Pamyu at MTV VMAJ 2014 (1).jpg|thumb|right|2014年度「[[MTV Video Music Awards Japan|MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN]]」の現場にて。<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1376202 きゃりーの夏スタイルにファン釘付け 胸元輝くワンピ披露]』 2014年6月14日 [[モデルプレス]]</ref>]] | ||
+ | 2014年、7月に至り3枚目のアルバム『[[ピカピカふぁんたじん]]』をリリース<ref>『[http://www.mtvjapan.com/news/music/24223 きゃりーぱみゅぱみゅ、『ピカピカふぁんたじん』世界同時リリースへ]』 2014年7月1日 [[MTV JAPAN]]</ref>。先駆け配信された「[[iTunes Store]]」のエレクトロニックチャートにおいて、[[日本]]、[[香港]]、[[台湾]]、[[タイ王国|タイ]]、[[マレーシア]]、[[シンガポール]]で1位、[[ニュージーランド]]と[[ベルギー]]で2位、[[フランス]]と[[メキシコ]]で3位、[[オーストラリア]]と[[フィリピン]]と[[イギリス]]で4位を獲得、これは日本人アーティスト初の事態で、CD盤は世界4大陸・15ヶ国での同時発売となった<ref>『[http://www.barks.jp/news/?id=1000105603 きゃりーぱみゅぱみゅ、『ピカピカふぁんたじん』が世界で絶好調]』 2014年7月13日 [[BARKS]]</ref>。 | ||
− | + | ===世界ツアー=== | |
− | + | 2013年2月から初の[[コンサートツアー|ワールドツアー]]にあたる「100% KPP WORLD TOUR」が開幕<ref>『[http://natalie.mu/music/news/84652 盛大きゃりーコール!きゃりーぱみゅぱみゅ世界ツアー開幕]』 2013年2月10日 [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]</ref>。計8カ国を巡るツアーで、[[ブリュッセル|ベルギー・ブリュッセル]]に始まり、[[パリ|フランス・パリ]]、[[ロンドン|イギリス・ロンドン]]、[[台北|台湾・台北]]、[[香港]]、[[ロサンゼルス|米国・ロサンゼルス]]、[[ニューヨーク|米国・ニューヨーク]]、[[シンガポール]]、そして東京公演をもって5月に終幕<ref>『[http://natalie.mu/music/pp/kyarypamyupamyu06/page/2 きゃりーぱみゅぱみゅ「なんだこれくしょん」特集 ワールドツアー「100%KPP WORLD TOUR 2013」レポート (2/7)]』 2013年6月26日 [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]</ref>。世界13都市・全19公演で2万8,000人を動員した<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2013-08-08/carry-movie-premia/ 劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ 全国7都市で同時生中継]』 2013年8月8日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。ロンドン公演はチケットが発売から数秒で完売したという<ref>『[http://biz-m.oricon.co.jp/news/data/1030.shtml きゃりーぱみゅぱみゅワールドツアー “カワイイ”文化に魅せられる人々]』 2013年3月11日 [[オリコン|ORICON BiZ online]]</ref>。このワールドツアーの様子を収めた[[ドキュメンタリー映画]]『劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ』が同年のうちに封切られる<ref>『[http://natalie.mu/music/news/93292 世界ツアー密着「劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ」8月上映へ]』 2013年6月21日 [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]</ref>。そして同じくこのワールドツアーの様子を収めた自身の初写真集『OFFICIAL DOCUMENTARY PHOTO BOOK -100%KPP WORLD TOUR 2013-』を発売<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2013-08-03/kyari-photo-book/ きゃりーぱみゅぱみゅ初の写真集 ワールドツアーの全貌を収録]』 2013年8月3日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。さらにドキュメンタリーDVD『100%KPP WORLD TOUR 2013 OFFICIAL DOCUMENTARY』も発売している<ref>『[http://natalie.mu/music/news/105326 きゃりーぱみゅぱみゅ初海外ツアーのドキュメントDVD発売]』 2013年12月9日 [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]</ref>。翌2014年には2度目の世界ツアーとなる「NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014」が同じく2月より[[シアトル|米国・シアトル]]を起点に開幕<ref>『[http://www.oricon.co.jp/news/2034076/full/ きゃりー、シアトルで世界ツアー開幕 海外発披露の新曲大合唱]』 2014年2月14日 [[オリコンスタイル]]</ref>。世界11カ国で16公演、約3万5000人を動員するツアーとなった<ref>『[http://mdpr.jp/music/detail/1374746 きゃりーが射殺される?死後の世界をポップに表現]』 2014年6月11日 [[モデルプレス]]</ref>。 | |
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− | === | + | === 広告塔 === |
− | [[ | + | かねてより賃貸・不動産情報サービス「[[CHINTAI]]」の[[イメージキャラクター]]を担い、同社の[[テレビコマーシャル]]や雑誌『CHINTAI』の表紙に登場するなどしてきた<ref>『{{PDFlink|[http://pdf.irpocket.com/C3272/h8MH/eizg/jZ15.pdf きゃりーぱみゅぱみゅさん出演!CHINTAI新CM、8月17日より放映開始!]}}』 2014年8月12日 [[CHINTAI]] - [[マジカルポケット]]</ref>。 |
− | [[ | + | 2012年8月、[[渋谷区|東京・渋谷区]]公認“原宿カワイイ大使”へ就任<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1200511 きゃりーぱみゅぱみゅ、原宿カワイイ大使に就任「全世界を麻痺させたい」]』 2012年8月30日 [[モデルプレス]]</ref>。「原宿発のファッションや文化を世界各国に発信する」活動を9月からさっそく始動させている<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2012-08-30/kyary-harajuku-taishi/ きゃりーぱみゅぱみゅ「原宿カワイイ大使」に任命 世界へ発信]』 2012年8月30日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。渋谷区関係ではちょうど同じ時期、クリエイティブディレクターの[[箭内道彦]]や[[よしもとクリエイティブ・エージェンシー]]の[[永谷亜矢子]]とともに、同区の区制施行80周年を記念した[[マスコットキャラクター|広報キャラクター]]の選定審査員を務めるなどの活動もあった<ref>『[http://news.goo.ne.jp/article/internetcom/business/communications/internetcom-20120725006.html 渋谷区が区制80周年を記念した「PR キャラクター」の公募を開始]』 2012年7月25日 [[gooニュース]]</ref>。同時期には[[ファーストリテイリング]]のカジュアルブランド「[[ジーユー|g.u.]]」からのイメージキャラクター起用もあった<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1201315 前田敦子に続く「g.u.」イメージキャラ決定 きゃりー「私でいいのかな」]』 2012年9月5日 [[モデルプレス]]</ref>。“ファッション界のモンスター”としての存在感とその影響力とが着目されての起用で、元[[AKB48]]の[[前田敦子]]との入れ代わりによる就任となった<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2012-09-05/gu-kyarypamyupamyu/ きゃりーぱみゅぱみゅ「g.u.」新イメージキャラクターに抜擢]』 2012年9月5日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。 |
− | + | 2013年には[[メガネトップ]]が“ファッションメガネアパレル”として展開するブランド「ALOOK(アルク)」の新たな広告キャラクターに就任、同年末より放映開始のこのブランドのテレビコマーシャルに出演するなどしている<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2013-12-05/alook20-fashioneyewear/ 「ファッションメガネアパレル」へ、ALOOK(アルク)が全国20店舗を同時オープン]』 2013年12月5日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。[[KDDI]]からの起用もあり、2013年に出演した同社テレビコマーシャルは[[CM総合研究所]]の10月度「CM好感度調査」で1位、同社の首位は2006年10月度以来7年ぶりのことであった<ref>『[http://www.oricon.co.jp/news/2030592/full/ KDDI、CM好感度7年ぶり月間1位 きゃりぱみゅ・剛力らが人気牽引]』 2013年11月7日 [[オリコンスタイル]]</ref>。同調査の年度全体ランキングでは前年度の4位から2位に躍進、「きゃりーぱみゅぱみゅ効果」と見られた<ref>『[http://www.sankeibiz.jp/business/news/131229/bsj1312290701000-n1.htm きゃりーぱみゅぱみゅ効果で認知度アップ KDDI (1/2ページ)]』 2013年12月29日 [[サンケイビズ]]</ref>。 | |
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− | + | === その他 === | |
+ | {{要出典範囲|2011年から商品プロデュースの活動も開始。初の原宿系つけまつげ「EYEMAZING 原宿dollシリーズ」を全国展開し、[[ドン・キホーテ]]や[[ドラッグストア]]で販売している|date=2014年8月}}。2012年4月より[[第一興商]]の通信カラオケ「[[DAMチャンネル]]」のMCに就任<ref>『[http://www.barks.jp/news/?id=1000077453 「DAM CHANNEL」第10代MCは、きゃりーぱみゅぱみゅ]』 2012年3月1日 [[BARKS]]</ref>。[[中川翔子]]の後任にあたる“10代目MC”としての起用であった<ref>『[http://news.ameba.jp/20120302-1081/ きゃりーぱみゅぱみゅ「DAM CHANNEL」10代目MC就任でカラオケを盛り上げる]』 2012年3月2日 [[OKMusic]] - [[アメーバニュース|日刊アメーバニュース]]</ref>。2013年1月、[[オリコンスタイル]]発表「2013年 期待の新成人ランキング」に1位でランクイン<ref>{{cite news |title=2013年『期待の新成人ランキング』 “10代のカリスマ”きゃりぱみゅが首位|author= |url=http://www.oricon.co.jp/news/ranking/2020507/full/?id=TOP1|newspaper=[[オリコンスタイル]] |publisher= |date=2013-1-11 |page= |accessdate=2013-1-13}}</ref>。[[ソニー損害保険]]が発表した「同じ新成人で一緒にドライブに行きたい有名人」のランキングにも1位でランクインし<ref>{{cite news |title=新成人がいっしょにドライブしたい新成人……1位はきゃりーぱみゅぱみゅ|author= |url=http://www.rbbtoday.com/article/2013/01/13/101087.html|newspaper=RBB TODAY |publisher= |date=2013-1-13 |page= |accessdate=2013-2-3}}</ref>、2月には[[レコチョク]]が発表「注目のモデルアーティストランキング」でも1位にランクイン<ref>{{cite news |title=注目のモデルアーティストランキング|author= |url=http://recochoku.jp/special/1308/|newspaper=[[レコチョク]] |publisher= |date=2013-2-15 |page= |accessdate=2013-2-15}}</ref>。2014年には“[[バービー]]のようにファッショナブル”で女性の憧れや目標とされ、全世界から注目を集めている有名人に贈られる「Barbie AWARD 2014」を受賞している<ref>http://okmusic.jp/#!/news/39089</ref>。 | ||
− | [[ | + | ==オンライン== |
+ | 「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」と題した[[ブログ]]や、[[Twitter|ツイッター]]および[[GREE]]などの[[ソーシャルメディア]]のほか、動画配信ウェブサイト「[[ニコニコ動画]]」上で『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』と題したレギュラー番組を配信(2011年時点で毎回2万人超の視聴者数)<ref>『[http://www.music-lounge.jp/v2/articl/news/detail/?articl=2011/05/13-00:00:00_1f9dc9fca9668ded1b1224836bc3262a きゃりーぱみゅぱみゅ 原宿が生んだカリスマ きゃりーぱみゅぱみゅ ワーナーミュージック・ジャパン unBORDEより2011年夏、歌手デビュー決定!!]』 2011年5月13日 [[MUSIC LOUNGE]]</ref>。「ニコニコ動画」に関しては、そもそも『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』開設以前の時期、『[[KERA]]』で読者モデル活動を行っていた高校在学中の時期から、いち利用者として動画配信に着手した経験を持っていたという<ref>『[http://news.nicovideo.jp/watch/nw66361 人気読者モデルは元「ニコ生主」!? きゃりーぱみゅぱみゅインタビュー]』 2011年5月24日 [[ニコニコニュース]]</ref>。 | ||
− | [[ | + | ===ブログ=== |
+ | 2010年(3月24日)に[[アメーバブログ]]にて公式ブログ『きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ』を開設、同年内に1日あたりのアクセス数が200万を達成<ref>{{cite web |title=きゃりーぱみゅぱみゅ 「当分彼氏はいらないです」宣言 |author= |url=http://news.ameba.jp/20110102-101/ |work=日刊アメーバニュース |publisher=[[アメーバブログ|Ameba]] |date=2011-01-02 |page= |accessdate=2012-11-9}}</ref>。[[ボキャブラリー]]や言葉の選び方、写真の見せ方の面白さなどで、モデル時代から高い発信力を有する[[アルファブロガー]]として台頭するに至る<ref>『[http://www.oricon.co.jp/news/2009849/full/ きゃりぱみゅ、人気のカギは“発信力” 「音楽×メディア」の新たな可能性提案]』 2012年4月7日 [[オリコンスタイル]]</ref>。著名人では[[木村カエラ]]、[[佐田真由美]]、[[宮城舞]]などが読者であることを公言している<ref name="mdpr2011.01">{{cite interview |subject= |title=木村カエラ、佐田真由美も注目する話題沸騰JK読モの魅力に迫る!モデルプレス独占インタビュー |url= http://mdpr.jp/021132824 |program=[[モデルプレス]] |date=2011-02-18 |accessdate=2012-11-9}}</ref>。木村のブログに取り上げられた際は特に話題となった<ref>{{cite web |title=木村カエラが注目する今話題の女子高生ブロガー、CDをリリース |author= |url=http://mdpr.jp/021131566 |publisher=[[モデルプレス]] |date=2011-02-08 |page= |accessdate=2013-3-8}}</ref>。ブログで彼女が使う「キレそう」(「超可愛くて、キレそう」など褒め言葉として使用)などは「きゃりー語」と呼ばれる<ref>{{cite news |title=木村カエラが絶賛する読者モデル きゃりーぱみゅぱみゅの人気振り |author= |url=http://www.j-cast.com/2011/02/09087723.html |newspaper=[[J-CAST]] |publisher= |date=2011-02-09 |page= |accessdate=2011-03-02}}</ref>。彼女がブログで紹介したコスメや服は売上がいっきに増える(カラコンやムースパック、ローション、つけまつげ、チークなどを紹介している)。2012年(1月14日)にはアメーバブログの総合ランキングにおいて1位を獲得した<ref name="mdpr2012.1.16">{{cite news |title=きゃりーぱみゅぱみゅ、快挙達成 「ついに天下とった」 |author= |url=http://mdpr.jp/news/detail/1165096 |agency=[[モデルプレス]] |newspaper= |date= 2012-01-16 |page= |accessdate=2012-2-15}}</ref>。 | ||
− | + | ===ツイッター=== | |
− | [[ | + | [[Twitter|ツイッター]]の配信も行っている。2012年(1月)にはツイッターの公式ナビにあたる「ツイナビ」が著名人を対象に実施した調査「年末年始人気ツイッターランキング」にて[[眞鍋かをり]]や[[ベッキー]]、[[篠田麻里子]]を凌いで1位へ<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1164344 きゃりーぱみゅぱみゅ、年末年始人気Twitterランキング1位に]』 2012年1月10日 [[モデルプレス]]</ref>。2014年(2月)には[[Twitter#フォロー関連|フォロワー]]総数が200万人を突破<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1366060 きゃりー、Twitterフォロワー数国内2位に 喜びのコメント]』 2014年5月23日 [[モデルプレス]]</ref>。[[ローラ (モデル)|ローラ]]や[[篠田麻里子]]を凌ぐ数で、日本国内でフォロワー総数がこの数に達したのはお笑い芸人の[[有吉弘行]]と実業家の[[孫正義]]に続く3例目のことであった<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2014-02-10/twitter-kyari/ きゃりーぱみゅぱみゅのTwitterフォロワー200万人突破 国内で3人目]』 2014年2月10日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。 |
− | + | == 人物 == | |
− | + | [[東京]]生まれ<ref>『[http://www.spaceshowertv.com/powerpush/vip1/1407_kyary.html レコメンドアーティスト - きゃりーぱみゅぱみゅ]』 2014年 [[スペースシャワーTV]]</ref>。同[[田無市]](現・[[西東京市]])出身<ref>{{Facebook|kyaryofficial}}(基本データ)</ref>。本名は“竹村 桐子”(たけむら きりこ)<ref>{{Cite web |date=2013-06-03 |url=http://www.bbcworldnews-japan.com/uk_topics/view/0000217 |title=UKトピックス「J-POPと世界的人気の『カワイイ』文化」 |publisher=BBCワールドジャパン |accessdate=2014-12-23}}<br/>{{Cite web |date=2013-06-03 |url=http://www.bbc.com/culture/story/20130603-cute-culture-and-catchy-pop |title=J-Pop and the global success of ‘kawaii’ culture |publisher=英国放送協会 |accessdate=2014-12-23}}</ref>。身長158センチメートル<ref>『[http://mdpr.jp/music/detail/1141276 人気モデル、中田ヤスタカプロデュースで世界デビュー 本人コメント到着]』 2011年6月8日 [[モデルプレス]]</ref>。胸囲87センチメートル(Eカップ)<ref>『[http://news.livedoor.com/article/detail/8822370/ きゃりー 壇蜜と同じバストサイズ公開で喜ぶ「意外だろ」]』 2014年5月12日 [[ライブドアニュース]]</ref>。血液型は[[ABO式血液型|B型]]<ref>『[http://mdpr.jp/news/detail/1148731 普通の女子高生から“和製ガガ”へ?!その激動の人生に注目]』 2011年8月19日 [[モデルプレス]]</ref>。母親から門限を課されるなど厳しく躾けられて育った<ref>『[http://web.archive.org/web/20131022114336/http://mainichi.jp/mantan/news/20130715dyo00m200014000c.html きゃりーぱみゅぱみゅ:おそろい衣装で「徹子の部屋」初出演 PVでタマネギ頭を参考に]』 2013年7月15日 [[毎日jp]]</ref>。高校時代は門限設定のほか化粧の禁止や携帯電話の使用制限なども課されていたという<ref>『[http://japan.techinsight.jp/2012/04/miraitheater_kyary1204211616.html 【エンタがビタミン♪】「地味でオシャレに興味無し」「携帯電話も自由に使えなかった」。きゃりーぱみゅぱみゅの意外な学生時代。]』 2012年4月22日 [[Techinsight]]</ref>。中学時代の部活は陸上部<ref>{{cite web |title=きゃりーぱみゅぱみゅ、昔は「人前に出れない、引っ込み思案でした」 |author= |url=http://news.livedoor.com/article/detail/6286266/ |work=ライブドアニュース |publisher=[[ライブドア]] |date=2012-2-16 |page= |accessdate=2013-1-14}}</ref>。芸名は、元々高校生の時、よく被っていた金髪のウィッグを見た友達から、外国人風に冗談で“きゃりー”と呼ばれていた。その後、ブログを始めることになって、“きゃりー”では短くて物足らず<ref>{{Cite web |url=http://www.mtviggy.com/interviews/cray-pop-the-kawaii-genius-of-kyary-pamyu-pamyu/ |title=Cray Pop: The Kawaii Genius of Kyary Pamyu Pamyu |author= |newspaper=MTV IGGY |date=2012-7-16 |accessdate=2012-7-16}}</ref>、[[八木真澄]]([[サバンナ (お笑いコンビ)|サバンナ]])の同名の一発[[ギャグ]]にあたる“ぱみゅ”をかわいいと思い拝借した<ref>{{Cite journal |和書 |author= |title=きゃりーぱみゅぱみゅ 高校時代門限19時、小遣い月5000円 |year=2011 |publisher=[[小学館]] |journal=[[女性セブン]] |issue=2011年9月29日・10月6日号 |url=http://www.news-postseven.com/archives/20110916_31037.html |page= |accessdate=2012-11-9}}</ref>“ぱみゅぱみゅ”を、“きゃりー”のニックネームに続けた<ref>{{cite news |title=20歳きゃりーの野望 |author= |newspaper=サンケイスポーツ |date=2013-1-12 |url=http://www.sanspo.com/geino/news/20130112/int13011204360000-n2.html |accessdate=2013-1-13}}</ref>。この“ぱみゅぱみゅ”の発音は[[日本語]]話者にとって発音しづらく<ref>{{Cite web | date=2012-11-22 | url=http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/138968.html | title=「ぱみゅぱみゅ」なぜ言いにくい? | work=トクする日本語 | publisher=[[日本放送協会|NHK]] | accessdate=2013-07-27}}</ref>、[[アナウンサー]]泣かせと言われている<ref>{{Cite web | date=2013-05-20 | url=http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/12419 | title=きゃりーぱみゅぱみゅ、剛力彩芽に謝る 「難しい名前で言いにくくてすみません」 | work=Daily News | publisher=Billboard JAPAN | accessdate=2013-09-08}}</ref>。 | |
− | + | {{Sister | |
− | + | | project = wikiquote | |
− | + | | text = ウィキクォートに[[q:きゃりーぱみゅぱみゅ|'''きゃりーぱみゅぱみゅ'''の発言録]]があります。 | |
− | + | }} | |
− | + | 好きな音楽は、[[グウェン・ステファニー]]、[[クリスティーナ・アギレラ]]、[[ケイティ・ペリー]]、[[レディー・ガガ]]、ならびに、「[[capsule]]」や「[[Perfume]]」、[[MEG]]などの[[中田ヤスタカ]]の作る楽曲<ref>{{cite interview |subject=ミュージック インタビュー&コメント |interviewer= |title=中田ヤスタカ プロデュースでデビュー!注目の注目のHARAJUKU GIRL!! |url=http://www.oricon.co.jp/music/interview/2011/kyary0817/index.html |program=[[オリコン]] |date=2011-8-17 |accessdate=2012-11-9}}</ref>。「Perfume」の妹オーディションがあったら受けにいきたいと思っていたという<ref>{{Cite web |url=http://twitter.com/#!/pamyurin/status/119085687730475008 |title=きゃりーぱみゅぱみゅTwitter |date=2011-9-29 |accessdate=2012-11-09}}</ref>。[[ケイティ・ペリー]]は、きゃりーぱみゅぱみゅのファンであることを[[Twitter|ツイッター]]で公言。2012年のツイートで「私は彼女がとても好き、彼女は私をハイにさせるの」というコメントとともに「[[PONPONPON]]」の[[ミュージック・ビデオ|PV]]を紹介するなどしている<ref name="mdpr2012122">{{cite news |title=ケイティ・ペリー、きゃりーぱみゅぱみゅのファンを公言 |author= |url=http://mdpr.jp/021165856 |agency=[[モデルプレス]] |newspaper= |date= 2012-01-22 |page= |accessdate=2012-11-9}}</ref>。翌2013年にはテレビ番組『[[ミュージックステーション]]』で初共演が実現<ref>『[http://mdpr.jp/music/detail/1293957 きゃりー&ケイティ・ペリーが念願の初共演、ファンの期待高まる]』 2013年10月31日 [[モデルプレス]]</ref>。 | |
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− | + | 原作コミックを全巻所持しているほどの熱烈な『[[クレヨンしんちゃん]]』ファンであることを公言、その縁から、作品内への登場や関連CDのジャケットへの登場などの共同企画が2013年に実現している<ref>『[http://www.fashionsnap.com/news/2013-01-11/kyari-noharashinnosuke/ きゃりーぱみゅぱみゅ×クレヨンしんちゃん コラボキャラ公開]』 2013年1月11日 [[Fashionsnap.com]]</ref>。憧れの存在は[[Berryz工房]]の[[菅谷梨沙子]]であり、今まで出会った中でも一番可愛いと発言するほど。雑誌『[[KERA]]』で念願の共演を果たし、その時にお互いのメールアドレスを交換し合い交友関係になったという<ref>[http://ameblo.jp/kyarypamyupamyu/entry-11145680406.html オフィシャルブログ「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」/アイドルユニット?! 2012年1月25日閲覧]</ref>。 | |
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− | + | == 出演 == | |
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=== 雑誌 === | === 雑誌 === | ||
− | * [[Zipper]] | + | * 『[[Zipper]]』([[祥伝社]]) |
− | * [[KERA]] | + | * 『[[KERA]]』([[インデックス・コミュニケーションズ]]) |
=== テレビ番組 === | === テレビ番組 === | ||
− | * [[ | + | <!--レギュラー、準レギュラーのみ記載。ゲスト出演分は不要。--> |
− | * [[スペシャエリア]]([[スペースシャワーTV]] | + | * [[キャサリン三世|キャサリン→キャサリン三世]]([[関西テレビ放送|関西テレビ]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]、2012年 4月- ) |
− | * [[きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる]]([[ | + | * [[スペシャエリア]]([[スペースシャワーTV]]、2011年10月 - 2013年10月) |
− | + | * [[きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる]]([[ニコニコ生放送]]、2010年12月 - 2012年5月) | |
− | + | * [[きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!]]([[名古屋テレビ放送|メ〜テレ]]、2012年10月 - )※東海地区、新潟、沖縄限定放送 | |
− | + | * きゃりーぱみゅぱみゅのなんだこれTV([[スペースシャワーTV]]、2013年11月-) | |
− | + | * もしもしにっぽん([[NHKワールド]]、2014年4月 - )<ref>[http://www.moshimoshi-nippon.jp/ もしもしにっぽん]、2014年4月14日閲覧</ref> | |
− | + | ** もしもしにっぽん([[BSフジ]]、2014年4月20日 - )※NHKワールドをプラットフォームとする国際番組(日本国内向け)<ref>[http://www.bsfuji.tv/top/pub/moshimoshi_nippon.html もしもしにっぽん]、2014年4月14日閲覧</ref> - プレゼンター | |
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− | * [[ | + | |
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=== CM === | === CM === | ||
− | * [[ | + | * [[テレビドガッチ]]「[[豆しば|豆しぱみゅぱみゅ]]」(2011 - 2013年) |
− | * [[ | + | * [[インテリジェンス (企業)|インテリジェンス]]「[[an (雑誌)|求人情報サービスan]]」(2012年1月) |
− | * | + | * [[グリコ乳業]]「プッチンプリン」(2012年1月) |
− | * | + | * [[江崎グリコ]]「BREO」(2012年3月)、「[[アイスの実]]」(2013・2014年) |
− | + | * [[ジャパンゲートウェイ]]「Reveur SCALP」(2012年3月) | |
− | * [[日本ケンタッキーフライドチキン]] | + | * [[日本ケンタッキーフライドチキン]]「Krushers おねだりキャンペーン」(2012・2013年) |
− | + | * [[ジーユー]]「g.u.」(2012・2013年)<ref>{{Cite news|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=ent2_ent2&k=g120483|title=きゃりーぱみゅぱみゅ「20代で結婚したい」|newspaper=時事ドットコム|date=2012-09-06|accessdate=2012-09-07|publisher=時事通信社}}</ref> | |
− | + | * [[スズキ (企業)| スズキ]]「[[スズキ・MRワゴン|MRワゴン エコ]]」(2012 - 2014年) | |
− | + | * [[KDDI]]「[[au (携帯電話)|au]] FULL CONTROL / REAL」(2013・2014年) | |
− | + | * [[サンスター]]「Ora2 HAMiGAKi」(2013・2014年) | |
− | + | * [[CHINTAI]](2013・2014年) | |
− | + | * [[メガネトップ]]「ALOOK」(2013年) | |
− | * | + | * [[任天堂]]「[[Newニンテンドー3DS]]」(2014年) |
− | + | ||
− | + | ||
− | * | + | |
− | + | === その他の出演 === | |
− | + | * [[ラジオ]]:[[きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイレディオ]]([[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]『[[Kakiiin]]』内、2011年 - ) | |
− | + | * [[テレビドラマ]]:[[家族のうた]] 第1話([[フジテレビジョン|フジテレビ]]、2012年4月15日) - 本人 役 | |
− | + | * [[テレビアニメ]]:[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]([[テレビ朝日]]、2013年1月25日) - 本人 役 | |
− | + | * [[映画]]:[[きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!]](2014年7月12日公開) - 本人 役 | |
− | + | ||
− | == | + | == 作品 == |
=== シングル === | === シングル === | ||
{| class="wikitable" style="text-align: center" | {| class="wikitable" style="text-align: center" | ||
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!rowspan="2"|アルバム | !rowspan="2"|アルバム | ||
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− | ![[オリコンチャート|オリ<br/>コン]]<br/><ref name=" | + | ![[オリコンチャート|オリ<br/>コン]]<br/><ref name="oriconsingle">{{Cite web|author=|authorlink=|coauthors=|date=|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/542438/ranking/cd_single/|title=きゃりーぱみゅぱみゅのシングル売り上げランキング|work=オリコン芸能人事典|pages=|publisher=[[オリコン]]|language=[[日本語]]|accessdate=2011-07-21}}</ref> |
![[ビルボード#Japan Hot 100|Hot<br/>100]]<br/><ref name="japanhot100">{{Cite web|author=|authorlink=|coauthors=|date=2011年|url=http://www.billboard-japan.com/system/jp_charts/hot100/|title=JAPAN Hot 100|work=|pages=|publisher=[[ビルボード]]|language=[[日本語]]|accessdate=2011-05-07}}</ref> | ![[ビルボード#Japan Hot 100|Hot<br/>100]]<br/><ref name="japanhot100">{{Cite web|author=|authorlink=|coauthors=|date=2011年|url=http://www.billboard-japan.com/system/jp_charts/hot100/|title=JAPAN Hot 100|work=|pages=|publisher=[[ビルボード]]|language=[[日本語]]|accessdate=2011-05-07}}</ref> | ||
![[RIAJ有料音楽配信チャート|RIAJ]]<br/>[[デジタル・ダウンロード|DL]]<br/><ref name="RIAJdl">{{Cite web|author=|authorlink=|coauthors=|date=2011年|url=http://www.riaj.or.jp/data/others/weekly_chart/index.html|title=最新の音楽配信チャート|work=[[RIAJ有料音楽配信チャート]]|pages=|publisher=[[日本レコード協会]]|language=[[日本語]]|accessdate=2011-05-07}}</ref> | ![[RIAJ有料音楽配信チャート|RIAJ]]<br/>[[デジタル・ダウンロード|DL]]<br/><ref name="RIAJdl">{{Cite web|author=|authorlink=|coauthors=|date=2011年|url=http://www.riaj.or.jp/data/others/weekly_chart/index.html|title=最新の音楽配信チャート|work=[[RIAJ有料音楽配信チャート]]|pages=|publisher=[[日本レコード協会]]|language=[[日本語]]|accessdate=2011-05-07}}</ref> | ||
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* CD付きグッズ | * CD付きグッズ | ||
:[[きらきらキラー]](2014年6月11日、数量限定販売) | :[[きらきらキラー]](2014年6月11日、数量限定販売) | ||
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=== アルバム === | === アルバム === | ||
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− | {| | + | *{{Cite book|和書|author=きゃりーぱみゅぱみゅ|year=2011|month=8|title=Oh! My God!! 原宿ガール|publisher=[[ポプラ社]]|page=231|isbn=978-4-591-12542-7|url=http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80007570|ref=きゃりーぱみゅぱみゅ2011}} |
− | + | **文庫版 {{Cite book|和書|author=きゃりーぱみゅぱみゅ|year=2012|month=6|title=Oh! My God!! 原宿ガール|series=ポプラ文庫 き3-1|publisher=[[ポプラ社]]|page=231|isbn=978-4-591-12542-7|url=http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=81011940|ref=きゃりーぱみゅぱみゅ2012b}} ([[#きゃりーぱみゅぱみゅ2011|2011年刊]]に一部加筆・修正あり) | |
− | ! | + | *{{Cite book|和書|author=きゃりーぱみゅぱみゅ|date=2012-04-19|title=きゃりーぱみゅぱみゅきゃりーぼーん|publisher=[[祥伝社]]|page=111|isbn=978-4-396-43051-1|url=http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396430511|ref=きゃりーぱみゅぱみゅ2012a}} |
− | ! | + | *{{Cite book|和書|author=きゃりーぱみゅぱみゅ|date=2012-10-29|title=もしもし☆TOKYO きゃりーぱみゅぱみゅの東京Kawaiiガイドツアー|publisher=[[スペースシャワーネットワーク|スペースシャワーブックス]](出版) [[スペースシャワーネットワーク]](発売)|page=91|isbn=978-4-906700-55-4|url=http://books.spaceshower.net/books/isbn-906700554|ref=きゃりーぱみゅぱみゅ2012c}} |
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* [http://ameblo.jp/kyarypamyupamyu/ オフィシャルブログ「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」by Ameba] | * [http://ameblo.jp/kyarypamyupamyu/ オフィシャルブログ「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」by Ameba] | ||
* [http://gree.jp/kyarypamyupamyu きゃりーぱみゅぱみゅ公式ブログ - GREE] | * [http://gree.jp/kyarypamyupamyu きゃりーぱみゅぱみゅ公式ブログ - GREE] | ||
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2015年2月6日 (金) 14:18時点における版
きゃりーぱみゅぱみゅ(1993年1月29日[1] - )は、日本のファッションモデルで、歌手。フルネーム“きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ”[2]。『KERA』や『Zipper』などのファッション雑誌を舞台に活動する「青文字系」モデルの代表的な人物[3]。日本の「カワイイ」文化の世界的アイコンと目される人物でもある[4]。所属事務所はアソビシステム[5]。
ファッション雑誌『KERA』を舞台に2009年から読者モデルの活動を本格始動、2011年に“きゃりーぱみゅぱみゅ”名義で歌手活動を開始し、2012年にデビューシングル「つけまつける」をリリース、以後も音楽アーティストとして「ファッションモンスター」や「にんじゃりばんばん」など数多のヒット作を発表しつつ、独自のファッションセンスをもってファッションアイコンとしての支持を広く集めている[6]。
目次
来歴
モデル
2009年の秋にファッション雑誌『KERA』のストリートスナップに初登場、その後、同誌や『Zipper』、『HR』などの雑誌を舞台に読者モデルとして活動[7]。翌2010年6月に『HR』で雑誌の初表紙、「東京ガールズコレクション」や「関西コレクション」などのファッションショーに出演した[8]。2012年にはオリコンスタイル発表「好きな読者モデル」のランキングで1位にランクインしている[9]。
音楽
音楽活動始動のきっかけが訪れたのは高校卒業を間近に控えていた時期[10]。進路の展望もなく「ふらふら」していた当時、自身も愛聴していた「Perfume」のプロデューサーにあたる中田ヤスタカとクラブイベントで偶然出会い、そして同人から歌手デビューを勧められたことがきっかけであったという[11]。2010年3月30日、エイベックス主宰の高校生シンガーによるプレデビュー企画『HIGHSCHOOLSINGER』から、“きゃりー”名義で「ミラクルオレンジ」という楽曲をリリース。
2011年、5月にワーナーミュージック・ジャパンからのデビューを発表[12]。6月、自身の完全監修によるスタジオジブリのカバーコンピーレーションアルバム『きゃりーぱみゅぱみゅのジブリセット』を発売[13]。そして8月発売のミニアルバム『もしもし原宿』でメジャーデビュー[14]。発売に先駆けて「iTunes」よりリード曲「PONPONPON」が世界23カ国で配信された[15]。同曲は「iTunes」のフィンランドとベルギーのエレクトロチャートで日本人歌手最高位となる首位を獲得[16]。12月には米国・ロサンゼルスで開催されたイベント「ルネブティックワールドデビューパーティー」に出演、初の海外ライブを行った[17]。
デビューミニアルバム『もしもし原宿』に続くCDシングル「つけまつける」を2012年1月に発売[18]。この楽曲は邦楽アーティスト史上最多の73カ国で先行配信された[19]。週間オリコンチャートで初登場7位を記録したほか、「iTunes Store」のエレクトロニックソングチャートにおいて、フィンランドで1位、ベルギーで3位、さらに米国の同エレクトロニックアルバムチャートで邦楽アーティスト史上最高位の2位を記録した[20]。
同年2月、初のワンマンライブ『もしもしクアトロ』を東京・渋谷CLUB QUATTROで行い、2ndCDシングルの「CANDY CANDY」を4月に発売すると6月に初の全国ツアーを行うことを発表[21]。7月にはフランス・パリにて行われた「Japan Expo」のイベント「HARAJUKU KAWAii!!!!」のライブステージに出演し、ヨーロッパへの進出を果たす。ライブの集客数は2日間で約1万3千人を記録し、同年の「Japan Expo」で行われたライブでは最大のものであった[22]。
先立つ5月に『もしもし原宿』収録曲「PONPONPON」やファーストシングル「CANDY CANDY」、そしてセカンドシングル「つけまつける」などを収めたファーストアルバム『ぱみゅぱみゅレボリューション』を発売[23]。オリコンCDアルバム週間ランキング初登場2位[24]。さらに、同デイリーチャート1位、「iTunes」総合チャート1位、米国、フランス、ベルギーの各エレクトロニックチャートで1位を獲得[25]。20万枚超のロングセラーを記録していた8月に至り、同アルバムの“子供向け版”にあたる特価盤を期間限定で発売するに至った[26]。
同年末、「YouTube」の2012年に投稿された動画の再生回数のランキングの発表によると、「CANDY CANDY」のミュージックビデオが邦楽アーティストとしては最上位となる世界2位にランクインした[27]。12月20日、歌ネットが「2012年・歌詞閲覧 年間総合ランキングTOP50 速報版」を発表し、「つけまつける」が1位にランクインした[28]。大晦日には『第63回NHK紅白歌合戦』でNHK紅白歌合戦に初出場[29]。「紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」として「ファッションモンスター」と「つけまつける」の2曲を披露した。
インターネット調査会社・マクロミル発「2012年の流行に関する調査」によれば、1000名を対象とした同調査の“(2012年に)ヒットした人物”部門において39%の票を獲得し1位、同年“最もブレイクした人物”であったことを示唆する結果となった[30]。
2013年発売のセカンドアルバム『なんだこれくしょん』はオリコンデイリーアルバムチャートで1位を獲得[31]。12月に発表された動画共有サイト「YouTube」の集計によれば、日本国内動画の年間再生回数ランキングにて、自身の楽曲のミュージックビデオが1位(「にんじゃりばんばん」・2600万回超)、3位(「インベーダーインベーダー」・約1600万回)、および4位(「ふりそでーしょん」・約1500万回)と上位を独占、これは日本国外からのアクセスの多さも寄与した結果であった[32]。
この年には「ファッションモンスター」で「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN」の「最優秀ポップビデオ賞」と「最優秀カラオケソング賞」を同時受賞[33]。翌2014年にも同賞「最優秀カラオケソング賞」と「最優秀アルバム賞」とをそれぞれ「もったいないとらんど」と『なんだこれくしょん』で受賞することとなった[34]。
2014年、7月に至り3枚目のアルバム『ピカピカふぁんたじん』をリリース[36]。先駆け配信された「iTunes Store」のエレクトロニックチャートにおいて、日本、香港、台湾、タイ、マレーシア、シンガポールで1位、ニュージーランドとベルギーで2位、フランスとメキシコで3位、オーストラリアとフィリピンとイギリスで4位を獲得、これは日本人アーティスト初の事態で、CD盤は世界4大陸・15ヶ国での同時発売となった[37]。
世界ツアー
2013年2月から初のワールドツアーにあたる「100% KPP WORLD TOUR」が開幕[38]。計8カ国を巡るツアーで、ベルギー・ブリュッセルに始まり、フランス・パリ、イギリス・ロンドン、台湾・台北、香港、米国・ロサンゼルス、米国・ニューヨーク、シンガポール、そして東京公演をもって5月に終幕[39]。世界13都市・全19公演で2万8,000人を動員した[40]。ロンドン公演はチケットが発売から数秒で完売したという[41]。このワールドツアーの様子を収めたドキュメンタリー映画『劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ』が同年のうちに封切られる[42]。そして同じくこのワールドツアーの様子を収めた自身の初写真集『OFFICIAL DOCUMENTARY PHOTO BOOK -100%KPP WORLD TOUR 2013-』を発売[43]。さらにドキュメンタリーDVD『100%KPP WORLD TOUR 2013 OFFICIAL DOCUMENTARY』も発売している[44]。翌2014年には2度目の世界ツアーとなる「NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014」が同じく2月より米国・シアトルを起点に開幕[45]。世界11カ国で16公演、約3万5000人を動員するツアーとなった[46]。
広告塔
かねてより賃貸・不動産情報サービス「CHINTAI」のイメージキャラクターを担い、同社のテレビコマーシャルや雑誌『CHINTAI』の表紙に登場するなどしてきた[47]。
2012年8月、東京・渋谷区公認“原宿カワイイ大使”へ就任[48]。「原宿発のファッションや文化を世界各国に発信する」活動を9月からさっそく始動させている[49]。渋谷区関係ではちょうど同じ時期、クリエイティブディレクターの箭内道彦やよしもとクリエイティブ・エージェンシーの永谷亜矢子とともに、同区の区制施行80周年を記念した広報キャラクターの選定審査員を務めるなどの活動もあった[50]。同時期にはファーストリテイリングのカジュアルブランド「g.u.」からのイメージキャラクター起用もあった[51]。“ファッション界のモンスター”としての存在感とその影響力とが着目されての起用で、元AKB48の前田敦子との入れ代わりによる就任となった[52]。
2013年にはメガネトップが“ファッションメガネアパレル”として展開するブランド「ALOOK(アルク)」の新たな広告キャラクターに就任、同年末より放映開始のこのブランドのテレビコマーシャルに出演するなどしている[53]。KDDIからの起用もあり、2013年に出演した同社テレビコマーシャルはCM総合研究所の10月度「CM好感度調査」で1位、同社の首位は2006年10月度以来7年ぶりのことであった[54]。同調査の年度全体ランキングでは前年度の4位から2位に躍進、「きゃりーぱみゅぱみゅ効果」と見られた[55]。
その他
2011年から商品プロデュースの活動も開始。初の原宿系つけまつげ「EYEMAZING 原宿dollシリーズ」を全国展開し、ドン・キホーテやドラッグストアで販売している要出典。2012年4月より第一興商の通信カラオケ「DAMチャンネル」のMCに就任[56]。中川翔子の後任にあたる“10代目MC”としての起用であった[57]。2013年1月、オリコンスタイル発表「2013年 期待の新成人ランキング」に1位でランクイン[58]。ソニー損害保険が発表した「同じ新成人で一緒にドライブに行きたい有名人」のランキングにも1位でランクインし[59]、2月にはレコチョクが発表「注目のモデルアーティストランキング」でも1位にランクイン[60]。2014年には“バービーのようにファッショナブル”で女性の憧れや目標とされ、全世界から注目を集めている有名人に贈られる「Barbie AWARD 2014」を受賞している[61]。
オンライン
「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」と題したブログや、ツイッターおよびGREEなどのソーシャルメディアのほか、動画配信ウェブサイト「ニコニコ動画」上で『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』と題したレギュラー番組を配信(2011年時点で毎回2万人超の視聴者数)[62]。「ニコニコ動画」に関しては、そもそも『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』開設以前の時期、『KERA』で読者モデル活動を行っていた高校在学中の時期から、いち利用者として動画配信に着手した経験を持っていたという[63]。
ブログ
2010年(3月24日)にアメーバブログにて公式ブログ『きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ』を開設、同年内に1日あたりのアクセス数が200万を達成[64]。ボキャブラリーや言葉の選び方、写真の見せ方の面白さなどで、モデル時代から高い発信力を有するアルファブロガーとして台頭するに至る[65]。著名人では木村カエラ、佐田真由美、宮城舞などが読者であることを公言している[66]。木村のブログに取り上げられた際は特に話題となった[67]。ブログで彼女が使う「キレそう」(「超可愛くて、キレそう」など褒め言葉として使用)などは「きゃりー語」と呼ばれる[68]。彼女がブログで紹介したコスメや服は売上がいっきに増える(カラコンやムースパック、ローション、つけまつげ、チークなどを紹介している)。2012年(1月14日)にはアメーバブログの総合ランキングにおいて1位を獲得した[69]。
ツイッター
ツイッターの配信も行っている。2012年(1月)にはツイッターの公式ナビにあたる「ツイナビ」が著名人を対象に実施した調査「年末年始人気ツイッターランキング」にて眞鍋かをりやベッキー、篠田麻里子を凌いで1位へ[70]。2014年(2月)にはフォロワー総数が200万人を突破[71]。ローラや篠田麻里子を凌ぐ数で、日本国内でフォロワー総数がこの数に達したのはお笑い芸人の有吉弘行と実業家の孫正義に続く3例目のことであった[72]。
人物
東京生まれ[73]。同田無市(現・西東京市)出身[74]。本名は“竹村 桐子”(たけむら きりこ)[75]。身長158センチメートル[76]。胸囲87センチメートル(Eカップ)[77]。血液型はB型[78]。母親から門限を課されるなど厳しく躾けられて育った[79]。高校時代は門限設定のほか化粧の禁止や携帯電話の使用制限なども課されていたという[80]。中学時代の部活は陸上部[81]。芸名は、元々高校生の時、よく被っていた金髪のウィッグを見た友達から、外国人風に冗談で“きゃりー”と呼ばれていた。その後、ブログを始めることになって、“きゃりー”では短くて物足らず[82]、八木真澄(サバンナ)の同名の一発ギャグにあたる“ぱみゅ”をかわいいと思い拝借した[83]“ぱみゅぱみゅ”を、“きゃりー”のニックネームに続けた[84]。この“ぱみゅぱみゅ”の発音は日本語話者にとって発音しづらく[85]、アナウンサー泣かせと言われている[86]。
好きな音楽は、グウェン・ステファニー、クリスティーナ・アギレラ、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、ならびに、「capsule」や「Perfume」、MEGなどの中田ヤスタカの作る楽曲[87]。「Perfume」の妹オーディションがあったら受けにいきたいと思っていたという[88]。ケイティ・ペリーは、きゃりーぱみゅぱみゅのファンであることをツイッターで公言。2012年のツイートで「私は彼女がとても好き、彼女は私をハイにさせるの」というコメントとともに「PONPONPON」のPVを紹介するなどしている[89]。翌2013年にはテレビ番組『ミュージックステーション』で初共演が実現[90]。
原作コミックを全巻所持しているほどの熱烈な『クレヨンしんちゃん』ファンであることを公言、その縁から、作品内への登場や関連CDのジャケットへの登場などの共同企画が2013年に実現している[91]。憧れの存在はBerryz工房の菅谷梨沙子であり、今まで出会った中でも一番可愛いと発言するほど。雑誌『KERA』で念願の共演を果たし、その時にお互いのメールアドレスを交換し合い交友関係になったという[92]。
出演
雑誌
- 『Zipper』(祥伝社)
- 『KERA』(インデックス・コミュニケーションズ)
テレビ番組
- キャサリン→キャサリン三世(関西テレビ、フジテレビ、2012年 4月- )
- スペシャエリア(スペースシャワーTV、2011年10月 - 2013年10月)
- きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる(ニコニコ生放送、2010年12月 - 2012年5月)
- きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!(メ〜テレ、2012年10月 - )※東海地区、新潟、沖縄限定放送
- きゃりーぱみゅぱみゅのなんだこれTV(スペースシャワーTV、2013年11月-)
- もしもしにっぽん(NHKワールド、2014年4月 - )[93]
CM
- テレビドガッチ「豆しぱみゅぱみゅ」(2011 - 2013年)
- インテリジェンス「求人情報サービスan」(2012年1月)
- グリコ乳業「プッチンプリン」(2012年1月)
- 江崎グリコ「BREO」(2012年3月)、「アイスの実」(2013・2014年)
- ジャパンゲートウェイ「Reveur SCALP」(2012年3月)
- 日本ケンタッキーフライドチキン「Krushers おねだりキャンペーン」(2012・2013年)
- ジーユー「g.u.」(2012・2013年)[95]
- スズキ「MRワゴン エコ」(2012 - 2014年)
- KDDI「au FULL CONTROL / REAL」(2013・2014年)
- サンスター「Ora2 HAMiGAKi」(2013・2014年)
- CHINTAI(2013・2014年)
- メガネトップ「ALOOK」(2013年)
- 任天堂「Newニンテンドー3DS」(2014年)
その他の出演
- ラジオ:きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイレディオ(TBSラジオ『Kakiiin』内、2011年 - )
- テレビドラマ:家族のうた 第1話(フジテレビ、2012年4月15日) - 本人 役
- テレビアニメ:クレヨンしんちゃん(テレビ朝日、2013年1月25日) - 本人 役
- 映画:きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!(2014年7月12日公開) - 本人 役
作品
シングル
# | 発売日 | 作品 | 最高順位 | 認定 | アルバム | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
オリ コン [96] |
Hot 100 [97] |
RIAJ DL [98] | |||||
配信 | 2010年3月30日 | ミラクルオレンジ | - | - | - | ||
配信 | 2010年9月25日 | ラブベリー | - | - | - | ||
配信 | 2011年7月20日 | PONPONPON | - | 9 | 47 | もしもし原宿 | |
1 | 2012年1月11日 | つけまつける | 7 | 3 | 6 | ぱみゅぱみゅレボリューション | |
2 | 2012年4月4日 | CANDY CANDY | 8 | 2 | 8 | ||
3 | 2012年10月17日 | ファッションモンスター | 5 | 2 | - | なんだこれくしょん | |
4 | 2013年1月30日 | キミに100パーセント/ふりそでーしょん | 3 | 2 | - | ||
5 | 2013年3月20日 | にんじゃりばんばん | 3 | 1 | - | ||
6 | 2013年5月15日 | インベーダーインベーダー | 6 | 3 | - | ||
7 | 2013年11月6日 | もったいないとらんど | 8 | 4 | - | ピカピカふぁんたじん | |
8 | 2014年2月26日 | ゆめのはじまりんりん | 11 | 3 | - | ||
9 | 2014年4月16日 | ファミリーパーティー | 2 | 4 | - | ||
10 | 2015年3月18日 | もんだいガール[99] | TBA | TBA | - | ||
"—"はチャート圏外かチャート対象外を意味する。 |
- CD付きグッズ
- きらきらキラー(2014年6月11日、数量限定販売)
アルバム
年 | 情報 | 最高順位 | 認定 | |
---|---|---|---|---|
オリ コン[100] |
ビル ボード | |||
2012年 | ぱみゅぱみゅレボリューション
|
2 | 3 | ゴールド |
2013年 | なんだこれくしょん
|
1 | 1 | プラチナ |
2014年 | ピカピカふぁんたじん
|
1 | 1 | ゴールド |
ミニアルバム
年 | 情報 | 最高順位 | 認定 | |
---|---|---|---|---|
オリ コン[100] |
ビル ボード | |||
2011年 | きゃりーぱみゅぱみゅのジブリセット
|
- | - | |
2011年 | もしもし原宿
|
18 | 15 |
ミュージックビデオ
年 | ビデオ | 監督 |
---|---|---|
2011年 | PONPONPON | 田向潤[101] |
2012年 | つけまつける | 田向潤 |
CANDY CANDY | 田向潤 | |
ファッションモンスター | 田向潤 | |
2013年 | ふりそでーしょん | 田向潤 |
にんじゃりばんばん | 田向潤 | |
インベーダーインベーダー | 田向潤 | |
もったいないとらんど | 田向潤[102] | |
2014年 | ゆめのはじまりんりん | 田向潤[103] |
ファミリーパーティー | 田向潤[104] | |
きらきらキラー | 田向潤[105] |
著書
- きゃりーぱみゅぱみゅ (2011) きゃりーぱみゅぱみゅ Oh! My God!! 原宿ガール ポプラ社 2011 8 978-4-591-12542-7 231
- 文庫版 きゃりーぱみゅぱみゅ (2012) きゃりーぱみゅぱみゅ Oh! My God!! 原宿ガール ポプラ文庫 き3-1 ポプラ社 2012 6 978-4-591-12542-7 231 (2011年刊に一部加筆・修正あり)
- きゃりーぱみゅぱみゅ (2012-04-19) きゃりーぱみゅぱみゅ きゃりーぱみゅぱみゅきゃりーぼーん 祥伝社 2012-04-19 978-4-396-43051-1 111
- きゃりーぱみゅぱみゅ (2012-10-29) きゃりーぱみゅぱみゅ もしもし☆TOKYO きゃりーぱみゅぱみゅの東京Kawaiiガイドツアー スペースシャワーブックス(出版) スペースシャワーネットワーク(発売) 2012-10-29 978-4-906700-55-4 91
映像作品
出典
外部リンク
- http://kyary.asobisystem.com/
- Twin Planet きゃりーぱみゅぱみゅ
- きゃりーぱみゅぱみゅ(@pamyurin)- Twitter
- きゃりーぱみゅぱみゅ - Google+
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- きゃりーぱみゅぱみゅのオフィシャルYouTubeチャンネル - YouTube
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- きゃりーぱみゅぱみゅ|Warner Music Japan
- ワーナーミュージック・ジャパンきゃりーぱみゅぱみゅ特設サイト
- オフィシャルブログ「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」by Ameba
- きゃりーぱみゅぱみゅ公式ブログ - GREE
- きゃりーぱみゅぱみゅーじあむ
(2013-06-03) J-Pop and the global success of ‘kawaii’ culture 英国放送協会 2013-06-03 [ arch. ] 2014-12-23