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2014年7月15日 (火) 23:13時点における版
十条駅(じゅうじょうえき)は、東京都北区上十条一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
線路名称上の当駅を通る路線は赤羽線であるが、運転系統上は埼京線として案内される。特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。
歴史
- 1905年(明治38年)6月10日 - 日本鉄道の十条駅(初代・貨物駅)が開業する。
- 1906年(明治39年)2月7日 - 初代の駅が廃止される。
- この初代の駅は、東京砲兵工廠が発送・到着する貨物を取り扱っていた。
- 1910年(明治43年)11月1日 - 国有鉄道の駅として2代目の駅が開業する。旅客営業のみで、山手線所属であった。
- 1972年(昭和47年)7月15日 - 赤羽線所属に変更される。
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 埼京線の運行を開始する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅(赤羽線所属)となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカード「Suica」の、当駅における本格的な供用を開始する。
- 埼京線は同カードの実用試験に供された時期があり、当駅でもこれに供されていた。
- 2011年(平成23年)10月31日 - みどりの窓口の営業を終了する。
駅構造
埼京線内で唯一、相対式ホーム2面2線を有する[1]地上駅で、それぞれのホームに改札口がある。また、それぞれのホームを連絡する跨線橋がある。ホームは両端の踏切(いずれも公道)に挟まれている。この両側の踏切はホームと近接しているため、保安上、当駅は「通過禁止駅」[2]に指定されている。
指定席券売機(営業時間は初電から23時50分まで)、自動改札機が設置されている。かつてはみどりの窓口が設置されていたが、2011年10月31日をもって閉鎖された。トイレは下りホームにある。多機能トイレを併設している。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ■埼京線 | 赤羽・大宮・川越方面 |
2 | ■埼京線 | 池袋・新宿・りんかい線方面 |
(出典:駅構内図 - JR東日本)
特記事項
- 吉野家とJR東日本の外食グループ会社であるジェイアール東日本フードビジネスとの業務提携による、JR駅構内3号店「駅の牛丼 吉野家 JEFB(ジェフビー)」が北口改札外にあったが、のちに業態変換し、立ち食いそば・うどん店「あずみ」として営業していた。2013年5月31日をもって閉店|title=店舗履歴について出典を提示ください。
- 前述の駅構造のため、当駅は埼京線内で唯一、全電車の進行方向左側のドアが開閉する駅[3]である。
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は35,285人である。りんかい線・埼京線・川越線の駅の内、接続路線のない駅の中では最も多い。近年の推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 | 出典 |
---|---|---|
1992年 | 32,827 | [4] |
1993年 | 32,800 | [5] |
1994年 | 32,258 | [6] |
1995年 | 32,104 | [7] |
1996年 | 32,337 | [8] |
1997年 | 31,847 | [9] |
1998年 | 31,956 | [10] |
1999年 | 31,284 | [11] |
2000年 | 30,764 | [12] |
2001年 | 30,456 | [13] |
2002年 | 30,454 | [14] |
2003年 | 30,559 | [15] |
2004年 | 30,561 | [16] |
2005年 | 30,517 | [17] |
2006年 | 31,379 | [18] |
2007年 | 32,643 | [19] |
2008年 | 33,446 | [20] |
2009年 | 33,882 | [21] |
2010年 | 34,134 | [22] |
2011年 | 34,044 | [23] |
2012年 | 35,285 | [24] |
駅周辺
駅北口ロータリーより北に伸びる商店街の十条銀座は、東京都品川区にある荏原銀座・東京都江東区にある砂町銀座と並んで東京三大銀座の一つといわれテンプレート:誰2、北区内最大の銀座商店街要出典である。
駅北東に東京都内では2館だけとなった、大衆演劇専用小劇場といわれる篠原演芸場がある。(当駅と東十条駅のほぼ中間。もう1館は浅草木馬館)
駅西方には帝京大学板橋キャンパスおよび帝京大学医学部附属病院、帝京中学校・高等学校など帝京大学グループの学園都市がある。北区および板橋区は帝京大学板橋キャンパス再開発に合わせた街作りの計画を進めている。また、公立のリハビリ施設があり、そこまでの歩道に点字ブロックの誘導経路がある。駅南口から線路沿いに板橋方面に向かうと東京家政大学がある。
前述のとおり、駅のホームは踏切に挟まれる形で設置されており、慢性的に混雑している埼京線の車両数を増やせない一つの原因ともなっている。踏切は一方が線路を挟んで立地する別の商店街同士(十条銀座と十条中央商店街(演芸場通り))を結ぶ道路、もう一方が都道455号本郷赤羽線のものである。
- JR京浜東北線 東十条駅(駅北東側の十条中央商店街(演芸場通り)を経由して徒歩8分前後)
- 東京都北区立中央公園
- 国立西が丘サッカー場(命名権により「味の素フィールド西が丘」と呼称している)
- 陸上自衛隊十条駐屯地
- 東京成徳大学・東京成徳短期大学
- 東京都立赤羽商業高等学校
- 東京朝鮮中高級学校
- 岸病院
- NTT十条ビル
路線バス
国際興業バスが運行。
隣の駅
脚注
- ↑ 直通先を含めた場合は、川越線の日進駅・西大宮駅・指扇駅、東京臨海高速鉄道りんかい線の東雲駅も相対式である。
- ↑ 埼京線の全種別停車のため定期列車では通過列車は存在しないが、ごく稀に設定される回送列車や試運転列車などは、当駅にいったん運転停車してから通過する。
- ↑ 大崎・新宿・池袋・武蔵浦和・大宮の各駅は電車によって開閉する側が異なり、それ以外の全駅で全電車の進行方向右側のドアが開閉する。逆に直通先の川越線内では、左側が開閉する駅が多い。
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)
- ↑ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本