「小西洋之」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
46行目: 46行目:
 
;水飲み時の作法
 
;水飲み時の作法
 
:国会の演壇や講演会等、人前で水などを飲用する際には口元を両手で覆い隠すようにしている。これは口元を見せるのは失礼にあたると考えているためで、政治家として「通常の作法」であるとしている。
 
:国会の演壇や講演会等、人前で水などを飲用する際には口元を両手で覆い隠すようにしている。これは口元を見せるのは失礼にあたると考えているためで、政治家として「通常の作法」であるとしている。
 +
 +
== 不祥事 ==
 +
=== 参議院予算委員会における発言 ===
 +
[[2015年]]3月20日の参議院予算委員会において、集団的自衛権の行使を容認する2014年7月の憲法解釈変更の[[閣議]]決定について、「安倍晋三首相が行ったことは法令解釈ではない。日本の法秩序を根底から覆すクーデターだ」「憲法を何も分からない首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な[[官僚]]集団」と発言した。直後に[[岸宏一]]予算委員長から「発言中に不適切な言質があるとの指摘があった。十分気をつけて発言をお願いしたい」と注意を受け、「日本の法の支配を思うあまり不適切な発言があったらおわびしたい」と述べたが、「不適切な発言があったらおわびしたい」と謝罪したと報じた[[産経新聞]]の21日付の記事について「謝罪はしていない」「『後日の議事録の調査で不適切発言が確認されたのならおわびする』と述べただけ」と釈明した。
 +
 +
=== 参議院外交防衛委員会での遅刻 ===
 +
2015年6月11日、参議院[[外交防衛委員会]]の開会時間に約3分遅刻した。同日の外交防衛委員会は、冒頭で小西の質疑が予定されていたため委員会の開会が遅れ、自民党の[[片山さつき]]外交防衛委員長から口頭で注意を受け、「大変失礼をいたしました。二度とこのようなことがないようにいたします」と謝罪した。小西は同年3月30日の参議院外交防衛委員会の理事懇談会の際、委員長である片山の遅刻を批判し、片山が4月2日の外交防衛委員会で「深くお詫び申し上げる」と自らの遅刻について謝罪した際も「早口で書かれているものを読んでいるように聞こえた」「深く深く猛省をお願いする」として「心からの謝罪」を要求していた。
 +
 +
=== 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 でのダイビング攻撃 ===
 +
参院平和安全法制特別委員会で2015年[[9月17]]日行われた安全保障関連法案の採決では、民主党の小西洋之参院議員が鴻池祥肇委員長めがけてダイビング攻撃を仕掛けるなど、与野党が肉弾戦を繰り広げる大荒れの展開となった。特別委では、野党が提出した鴻池氏の不信任動議を否決した後、まず[[自民党]]の[[山本一太]]元[[沖縄北方担当相]]が質疑打ち切り動議を提出。これを合図に自民党の若手参院議員約10人が委員長席に詰めかけ、鴻池氏を守る態勢を築いた。
 +
 +
ようやく事態を察知した野党議員も一斉に委員長席に駆けつけたが、自民党側はスクラムを何重にも組んでブロック。防御網の最外には、大柄の元[[近鉄]]の4番打者・[[石井浩郎]]参院議員が陣取り、鴻池氏につかみかかろうとする野党議員を押さえつけた。
 +
 +
与党側は質疑打ち切り動議に続き、安保関連の2法案などを次々と可決。民主党の小西氏が委員会室後方の窓枠に足をかけ、鴻池氏めがけてダイビング攻撃を仕掛けようとしたが、自民党の[[佐藤正久]]筆頭理事が小西氏の顔を払いのけて防いだ。鴻池氏は、与党と野党3党の合意事項に関する付帯決議まで可決させた。
 +
 +
これまで野党への配慮を重ねてきた鴻池氏は散会後、記者団に「ああいう形での採決は不本意だったが、審議はほぼ尽くされ結論を出さないといかん時期だと判断した。10党のうち5党が賛成したので強行採決でない」と強調。民主党の[[福山哲郎]]こと陳哲理事は記者団に「あのような暴力的な採決では、民主主義は死んでしまう」と述べた。
  
 
== 年譜 ==
 
== 年譜 ==

2015年9月19日 (土) 13:38時点における版

小西 洋之

小西 洋之(こにし ひろゆき、1972年1月28日 - )は、日本政治家郵政総務官僚民主党所属の参議院議員(1期)。愛称は「クイズ王」。

民主党の典型的なブサヨ議員である。

来歴

小西 洋之

徳島県徳島市に生まれ、生後間もなく千葉県習志野市へ転居。10歳の時に父親が脳卒中を患い、以後家族で21年間介護を行った。

徳島市立高等学校卒業後、徳島大学医学部に入学するも2年で中退し、東京大学教養学部に入学した。東大在学中に国家公務員を志望し、4年次では受験を見送り、1年留年して翌年に合格。

1998年、大学を卒業。郵政省に入省し、通信政策局総務課に配属された。郵政官僚時代はITベンチャー支援をはじめ、情報通信政策を手掛けた他、農林水産省経済産業省への出向も経験した。2002年人事院の研修制度によりアメリカ合衆国コロンビア大学国際・公共政策大学院修士課程に入学し、2004年に修士号を取得した。帰国後は総務省に復職し、併せて東京大学で医療政策人材養成講座を受講し、医療基本法制定プロジェクトのリーダーを務め、医療政策研究に従事した。2010年、総務省情報流通行政局衛星・地域放送課課長補佐を最後に退官。

2010年7月、第22回参議院議員通常選挙民主党公認で千葉県選挙区(定数3)から出馬し、得票数トップで初当選した。

政策・主張

日本放送協会

小西 洋之
NHK会長及び経営委員人事
2014年2月1日、自身のツイッターアカウントで「私の知り合いのNHK職員の方々(記者、番組制作)から、NHK籾井(勝人)会長を何とかして欲しいとの声が寄せられています。昨年の安倍総理の放送法違反の経営委員会委員の任命からこの異常な事態が生じていますが、NHKの経営の自律を守りつつ、国会議員として全力を尽くします」と記した。
NHK経営委員の交代を要求
2014年3月12日参議院予算委員会の質疑において、日本国憲法を批判していたNHK経営委員の長谷川三千子について「こういう方がこの世にいるのかと驚いた」「NHK経営委員として適格ではない」と批判した。それに対し、安倍晋三首相は「居丈高にならず落ち着いて聞いてほしい」「自分と考え方の違う人の存在を許さないという狭量な考え方は、極めて危険と言わざるを得ない」と答弁した。
また上記の質疑において、安倍政権下で任命された経営委員の顔ぶれについて、戦後初めて経営委員会に東北地方の代表者がおらず、全国各地方の公平性の考慮を規定している放送法に違反するとして長谷川三千子、百田尚樹両経営委員の罷免を要求した。これに対し、百田は自身のツイッターアカウントで「まあ、いろいろ理屈を付けるものだと感心する。ちなみに私が辞めたら関西代表の委員はいなくなる」「わざわざ指摘するほどのことでもないが、現在のNHK経営委員には、四国中国北陸中部東海の代表もいない」と反論した。

日本国憲法

小西 洋之
参議院予算委員会における安倍首相への質疑
2013年3月29日、参議院予算委員会において安倍晋三首相に対し、日本国憲法の中で最も大切な条文を挙げるよう切り出し、「包括的な人権保障、包括的な人権規定と言われる条文は何条ですか」と質問した。答弁に立った安倍から「クイズのような質問は生産的ではない」「そういう子供っぽいことはやめて」とたしなめられたが、小西は「私は知っています。今総理が答えられなかったことは、大学で憲法学を学ぶ学生が1学期でみんな知っていることですよ」「憲法13条が分からないというのは、これは驚愕の事実ですよ、総理。あきれます」と反論した。
また自由民主党が発表している憲法改正草案について「目的、内容で憲法十三条を公益及び公の秩序と変えるのか」と質問し、参考人質疑における参考人の説明の中で名前の出た芦部信喜に関し、安倍に「今述べられました芦部信喜さんという憲法学者、ご存知ですか」と尋ねた。安倍の「私は存じ上げておりません」という答弁に対し、「では、タカハシカズヒロ(会議録では高橋和之)さん、あるいは佐藤幸治さんという憲法学者はご存知ですか」と重ねて質問したが、安倍は「申し訳ありません、私は余り、憲法学の権威ではございませんので、学生であったこともございませんので、存じ上げておりません」と答弁した。安倍の答弁に対し、「憲法学を勉強もされない方が憲法改正を唱えるというのは私には信じられないことなんですけれども。今私が聞いた3人は、憲法を学ぶ学生だったら誰でも知っている日本の戦後の憲法の通説的な学者です」と述べ、安倍の認識不足を批判した。
同日の質疑において、参考人に対し「大日本帝国憲法信教の自由を制限した条文、憲法28条ですけれども、それを読み上げていただけますでしょうか」と発言した際、委員会内で発言する者があり、石井一予算委員長は一旦速記を止めさせ、再開後に小西に対し「ただ、あなたの発言は自由でありますから、できるだけ簡潔に今日の委員会の趣旨に合わせて質問をしていただきたいと存じます」と要請した。
2015年3月20日の参議院予算委員会において、集団的自衛権の行使を容認する2014年7月の憲法解釈変更の閣議決定について、「安倍晋三首相が行ったことは法令解釈ではない。日本の法秩序を根底から覆すクーデターだ」「憲法を何も分からない首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団」と発言した。直後に岸宏一予算委員長から「発言中に不適切な言質があるとの指摘があった。十分気をつけて発言をお願いしたい」と注意を受け、「日本の法の支配を思うあまり不適切な発言があったらおわびしたい」と述べたが、「不適切な発言があったらおわびしたい」と謝罪したと報じた産経新聞の21日付の記事について「謝罪はしていない」「『後日の議事録の調査で不適切発言が確認されたのならおわびする』と述べただけ」と釈明した。
集団的自衛権行使容認を巡るオバマ大統領への書簡
集団的自衛権の行使容認は憲法違反であるとして反対しており、2014年アメリカ合衆国バラク・オバマ大統領の来日を前に、大統領宛に行使容認を支持しないよう要請する書簡を有志議員らとともに提出した。
憲法9条にノーベル平和賞を
2014年5月22日野党7党及び無所属国会議員計60名によって提出された、駐日ノルウェー大使館を通じてノーベル賞委員会に対し、日本国憲法第9条ノーベル平和賞を授与するよう求める文書に名前を連ねた。

人物

小西 洋之
Twitterにおける自身のツイート削除
2010年11月2日、自身のツイッターアカウントで「千葉市で民主党支援団体の幹部の方々との有り難い会食の後、明日の早朝会議(党の成長戦略・規制改革PTで主査・事務局長を務めることになりました)に備え会館に終電で戻りました。昨日の発熱から一転、日本酒を飲み倒せる身体に生んでくれた両親に感謝しつつ(^^;自転車漕いで帰ります♪(原文ママ)」と書き込んだ。このツイートに対し、他ユーザーから疑問の声が寄せられ、そのツイートを2014年3月19日に削除した。これに関し、同日の参議院予算委員会で小西から批判を受けていたNHK経営委員の百田尚樹は、「『削除して証拠を消そう』という精神が貧しいし、悲しいね。男じゃない」「民主党の議員たちは、国会で、NHKの籾井会長に対して、『一度口にした言葉は取り消せない』などと厳しく責め立てていたが、小西ひろゆき議員の『飲酒運転(自白)ツイート』に対しては、どう対処するのだろうか。削除したら、なかったことになるのかな」「気に入らない質問をしてきた一般人を『法的手段に訴える』と執拗に恫喝したり、自らの犯罪行為のツイートを削除して、なかったことにしてしまう国会議員は、『人間のクズ』だ」と批判した。
百田の批判に対し、小西は、百田のツイートは放送法第36条の総理による経営委員の罷免要件「経営委員たるに適さない非行」、放送法第62条にもとづきNHKが定めている服務の準則(内規)の信用失墜行為等、放送法第36条の罷免要件「職務上の義務違反」に該当すると反論した。夕刊フジの自身のコラム(3月25日付)に、「某国会議員 一般人からのツイート閉鎖騒動」を寄稿した。
水飲み時の作法
国会の演壇や講演会等、人前で水などを飲用する際には口元を両手で覆い隠すようにしている。これは口元を見せるのは失礼にあたると考えているためで、政治家として「通常の作法」であるとしている。

不祥事

参議院予算委員会における発言

2015年3月20日の参議院予算委員会において、集団的自衛権の行使を容認する2014年7月の憲法解釈変更の閣議決定について、「安倍晋三首相が行ったことは法令解釈ではない。日本の法秩序を根底から覆すクーデターだ」「憲法を何も分からない首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団」と発言した。直後に岸宏一予算委員長から「発言中に不適切な言質があるとの指摘があった。十分気をつけて発言をお願いしたい」と注意を受け、「日本の法の支配を思うあまり不適切な発言があったらおわびしたい」と述べたが、「不適切な発言があったらおわびしたい」と謝罪したと報じた産経新聞の21日付の記事について「謝罪はしていない」「『後日の議事録の調査で不適切発言が確認されたのならおわびする』と述べただけ」と釈明した。

参議院外交防衛委員会での遅刻

2015年6月11日、参議院外交防衛委員会の開会時間に約3分遅刻した。同日の外交防衛委員会は、冒頭で小西の質疑が予定されていたため委員会の開会が遅れ、自民党の片山さつき外交防衛委員長から口頭で注意を受け、「大変失礼をいたしました。二度とこのようなことがないようにいたします」と謝罪した。小西は同年3月30日の参議院外交防衛委員会の理事懇談会の際、委員長である片山の遅刻を批判し、片山が4月2日の外交防衛委員会で「深くお詫び申し上げる」と自らの遅刻について謝罪した際も「早口で書かれているものを読んでいるように聞こえた」「深く深く猛省をお願いする」として「心からの謝罪」を要求していた。

参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 でのダイビング攻撃

参院平和安全法制特別委員会で2015年9月17日行われた安全保障関連法案の採決では、民主党の小西洋之参院議員が鴻池祥肇委員長めがけてダイビング攻撃を仕掛けるなど、与野党が肉弾戦を繰り広げる大荒れの展開となった。特別委では、野党が提出した鴻池氏の不信任動議を否決した後、まず自民党山本一太沖縄北方担当相が質疑打ち切り動議を提出。これを合図に自民党の若手参院議員約10人が委員長席に詰めかけ、鴻池氏を守る態勢を築いた。

ようやく事態を察知した野党議員も一斉に委員長席に駆けつけたが、自民党側はスクラムを何重にも組んでブロック。防御網の最外には、大柄の元近鉄の4番打者・石井浩郎参院議員が陣取り、鴻池氏につかみかかろうとする野党議員を押さえつけた。

与党側は質疑打ち切り動議に続き、安保関連の2法案などを次々と可決。民主党の小西氏が委員会室後方の窓枠に足をかけ、鴻池氏めがけてダイビング攻撃を仕掛けようとしたが、自民党の佐藤正久筆頭理事が小西氏の顔を払いのけて防いだ。鴻池氏は、与党と野党3党の合意事項に関する付帯決議まで可決させた。

これまで野党への配慮を重ねてきた鴻池氏は散会後、記者団に「ああいう形での採決は不本意だったが、審議はほぼ尽くされ結論を出さないといかん時期だと判断した。10党のうち5党が賛成したので強行採決でない」と強調。民主党の福山哲郎こと陳哲理事は記者団に「あのような暴力的な採決では、民主主義は死んでしまう」と述べた。

年譜

小西 洋之

外部リンク