「東京都立九段高等学校」の版間の差分
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2018年6月27日 (水) 19:18時点における最新版
東京都立九段高等学校 | |
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過去の名称 | 第一東京市立中学校 東京都立九段中学校 東京都立九段新制高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 東京都 |
学区 | |
併合学校 | |
理念 | |
校訓 | |
設立年月日 | 1924年 |
創立記念日 | |
創立者 | |
閉校年月日 | |
共学・別学 | 男女共学 |
高大一貫教育 | |
中高大一貫教育 | |
中高一貫教育 | |
小中高一貫教育 | |
幼小中高一貫教育 | |
分校 | |
課程 | 全日制課程 定時制課程 |
二部以上の授業 | |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | コース制普通科 |
学科内専門コース | |
専攻科 | |
別科 | |
学期 | 2学期制 |
高校コード | |
中学校コード | |
所在地 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北2-2-1 |
外部リンク | 菊友会ウェブサイト |
公式サイト | |
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東京都立九段高等学校(とうきょうとりつくだんこうとうがっこう)は、東京都千代田区九段北に在った都立高等学校。
目次
概要[編集]
詳細は 千代田区立九段中等教育学校 を参照
第一東京市立中学校を前身とする都立進学校。他に市立中以来の都立校として上野高校・文京高校がある。
関東大震災による学校不足を補うため、当時の東京市により設立された。大正デモクラシーの気風を引き継ぎ、開校当時から珍しく制服がブレザーであった。また当初は国立栄養研究所の指導の下、学校給食が出された。進学面では、創立当初は旧制高等学校の中でも一高進学者数がベスト10のランキング入りをしていたこともあり、戦後も東大合格者数では10人台を常態としていた。創立以来一貫して他の都立進学校とは一線を画す独自の自由な校風を旨としていた。その後、学校群制度制定と共に受験者の志望先が限られ、また日比谷や三田といったそれぞれ異なる独特の伝統・校風を矜持とする3校で群を形成した為か、それに引き続くグループ合同選抜制度時代以降も次第に進学実績や校風でも停滞が見られたことは否めなかった。
数年後には東京都から千代田区に移管され、2006年4月に同じ校内(校舎は高校の隣に新しいものが完成した)に開校された中高一貫校の千代田区立九段中等教育学校へ校舎が明け渡された。2009年3月に「都立」としての九段は閉校。
沿革[編集]
- 1924年 - 第一東京市立中学校として設立。
- 1943年7月1日 - 都制施行により、東京都立九段中学校となる。
- 1948年4月1日 - 学制改革により、東京都立九段新制高等学校となる。
- 1949年4月1日 - 男女共学開始。
- 1950年4月1日 - 東京都立九段高等学校と改称。
- 1952年 - 学区合同選抜制度導入。
- 1967年 - 学校群制度が施行され、日比谷高校、三田高校と11群を組む。
- 1982年 - 学校群制度が廃止され、グループ選抜制度に移行する。
- 1992年 - コース制導入。全都学区の単独選抜校となる。
- 2004年 - 創立80周年記念式典挙行。
- 2006年4月1日 - 同じ校内に千代田区立九段中等教育学校が開校。
- 2008年3月 - 定時制を閉課。
- 2009年3月 - 千代田区立九段中等教育学校に校舎を明け渡し、閉校。
交通[編集]
諸活動[編集]
生徒総会[編集]
例年5月、6月、11月に実施される。
委員会[編集]
- 中央執行委員会(生徒会)
- 体育祭実行委員会
- 九段祭実行委員会
- 出版委員会
- 放送委員会
部活動[編集]
- 文化部
- 運動部
- 同好会
学校行事[編集]
例年5月に実施。
游泳訓練『至大荘』(勝浦市)(1年時。中等学校は後期課程4年時)、クラブ合宿、学習合宿『学習至大荘』。
例年9月に実施。
スキー合宿(廃止)
例年2月に実施。
学習合宿
その他に、修学旅行(2年時の10月)、模擬試験(6月・9月(3年)・10月(1・3年)・11月(2年)・1月)など。
出身者[編集]
文化[編集]
- 泡坂妻夫(小説家)
- 家永三郎(歴史学者)
- 安岡章太郎(小説家)
- 松岡正剛(編集者・著述家)
- なかにし礼(作詞家・小説家)
- 小森昭宏(作曲家、編曲家)
- 近藤啓太郎(作家 / 芥川賞)
- 生嶋誠士郎(エッセイスト)
芸能[編集]
- 名古屋章(俳優・声優)
- 太刀川寛(俳優)
- 実川俊晴(歌手)
- いまみちともたか(ギタリスト・作曲家 / BARBEE BOYSのメンバー)
- 柊瑠美(俳優・声優)
- 堀川弘通(映画監督 / 東宝・黒澤明の助監督)
- 牧口雄二(映画監督)
- 西河健治(映画監督 / 魔神バンダー監督)
- 葛生雅美(映画監督)
- 村上卓史(放送作家)
政治・行政・司法[編集]
- 松永光(政治家)
- 横路孝弘(政治家、札幌西高校から転校し1年2学期から)
- 服部三男雄(政治家)
- 金子一義(政治家)
- 石原健太郎(元衆議院議員・元参議院議員)
- 野沢けいすけ(政治家)
- 海原治(防衛庁長官官房長・防衛局長、国防会議事務局長、内務省官僚 / 日本の国防政策に多大な影響)
- 仙波厚 (東京高裁判事)
経済[編集]
- 岡本光(文明堂社長)
- 八尋敏行(日本製粉社長 / 八尋俊邦の弟)
- 渡辺文夫(東京海上火災保険会長、日本航空会長)
- 高橋政知(オリエンタルランド社長 / 東京ディズニーランド生みの親)
- 池田敏雄(富士通専務 / コンピュータ国産化のパイオニア)
- 笠原幸雄(ジャパンエナジー会長)
- 村井温(綜合警備保障社長、元中部管区警察局長)
- 鈴木弘久(野村不動産社長)
- 石井健太郎(石井食品社長)
- 俣木盾夫(電通社長)なかにしと同級生
- 片岡遼一(新京成電鉄社長)
- 桑田芳郎(日立製作所副社長(1999-)、菊友会会長)
- 塩路一郎(元日産自動車労働組合長)
学問[編集]
- 糸川英夫(ロケット工学者 / 日本ロケット開発の父)
- 永田武(南極大陸観測隊長、東大教授 / 英国王立天文学会ゴールドメダル・文化勲章)
- 多田宏(武道家)
- 林富士馬(詩人、文学者)
- 池田彌三郎(民俗学者)
- 瀬尾佳美(青山学院大学准教授)
ジャーナリズム[編集]
- 内田恵造(報知新聞最高顧問)
- 高山正之(産経新聞論説委員 / 週刊新潮コラム「変見自在」など)
- 小林一喜(朝日新聞論説委員)※故人
- 鈴木健二(元アナウンサー)
- 山本文郎(フリーアナウンサー)
- 内藤勝人(NHKアナウンサー)
- 市川泰 - NHKアナウンサー
- 宮澤隆 - (TBSアナウンサー)
- 石井かおる(NHKアナウンサー)
- 有賀さつき(フリーアナウンサー)
- 福原直英(フジテレビアナウンサー)
- 富永美樹(フリーアナウンサー)
その他[編集]
関連項目[編集]
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