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2020年1月12日 (日) 23:16時点における最新版
目次
概要[編集]
主要街道の一つである水戸街道(国道6号)が通り、また利根川の水運とあいまって、古くは宿場町だった。また、昭和40年代後半から昭和50年代にかけて東京都心のベッドタウンとして開発され、人口が増加した。それ以降、いわゆる「茨城都民」と呼ばれる住民が多くなった。 現在も、鉄道ではJR常磐線、関東鉄道常総線が、道路では国道6号と、そこから分岐する国道294号の事実上の始点があり、県南の交通の要衝として機能している。また、市内にある取手駅はJR常磐線の快速電車・各駅停車(共に緑色の線が入った電車)の始発駅となっている。
県庁所在地の水戸まで60km、首都東京までは約40km(取手駅~上野駅間、または日本橋まで)であり、市街地が広がる一方、緑も多い。また、古くは水戸街道の宿場町だったことから史跡・文化財も多く見られる。 また井野や戸頭といった団地・公団分譲地では、当初から核家族が目立った。国土交通省発表の平成20年都道府県地価調査によれば、商業地の下落率は東京圏のワースト10位のうち4ヶ所を同市が占め、対前年変動率は商業・住宅地共に同市がワースト3位と地価下落が進んでいる。
1995年頃に旧取手市域のみで人口8万を超えたのをピークとして以降、都心回帰現象の影響や、子供が成長して家を離れるケース(井野や戸頭では、団塊世代前後の夫婦のみが暮らし、子供は進学・就職・結婚等で取手を離れて他地域を生活拠点とするケース)も多く見受けられ、その後の人口は横ばいから減少傾向に推移している。その一方で、世帯数は増加しており、少数世帯化・高齢化が進んでいる。それに絡んで市内の小、中学校の大幅な統合が検討されており、小学校を6校、中学校を2校廃校にすることを検討している。
2005年に北相馬郡藤代町との合併によって人口10万人を突破するとともに、茨城県の「まちづくり特例市」に認定され、土地利用や福祉関係等の県主要事務の権限移譲を受けており、現在取手駅周辺再開発・土地区画整理事業・宅地開発などが新たに行われている。市内では、現在UR(都市再生機構)による常総ニュータウン最後の宅地開発となる下高井特定土地区画整理事業(仮称:たかいの里)が進められており、平成23年春から常総線新駅の開設にあわせて一部街開き、平成27年度の事業終了までに約80ha・計画人口6100人となる宅地開発が進んでいる。
また、東京芸術大学取手キャンパスが市内にあることから、「アートのまち取手」としてまちづくりを展開しており、その一環として1999年より市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同で、取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)を行なっている。
近年、取手駅周辺の商業施設の撤退が相次いでいる。 1973年に開店したカタクラショッピングプラザ(開店当時県下最大のSCでイトーヨーカドーをキーテナントに約50の専門店で構成)が、イトーヨーカドーの撤退後、キーテナントにマルエツ、ダイソーなどを入れたが2007年に閉店。現在は取り壊されている。 1985年に取手とうきゅうが開店し、1986年には西友が撤退したが、90年頃には取手駅前は最盛期を迎える。しかし取手とうきゅうは2009年7月の発表により、2010年8月に閉店することが決まった。
一方、市西部郊外の戸頭地区は、ケーズデンキ、ホーマック、ヤオコーなどの郊外型店舗が新規出店。井野団地隣接の青柳地区には、ヤオコー、マツモトキヨシ、シュープラザ、ファッションセンターしまむら等が新規出店。市東部藤代地区にも、ヤオコー、マツモトキヨシ、ファッションセンターしまむら、ダイソーなどで構成される郊外型店舗が新規出店し、商業の郊外化が進行しつつある。
地理[編集]
- 関東平野に位置し、利根川と小貝川に面している。そのことからかつては水害が多かった。現在でも、市南西部の台地上の地域を除くと、市域の多くで浸水の危険性が見られる。詳しくは浸水想定区域図を参照。しかし、近年は利根川、小貝川などの堤防の高機能化により、河川の氾濫に伴う浸水被害はほとんどなくなっている。一方、集中豪雨により、市内の低地域などでは道路が一部冠水したりなどの被害がおこる。
- 市内を流れる河川:利根川、小貝川、北浦川、相野谷川、谷田川、西浦川、大野川
- 明治44年から大正9年の利根川河川改修によりできた、利根川を挟んだ千葉県側に「取手市小堀(おおほり)」と呼ばれるいわゆる対岸飛地があり、市営渡し船である小堀の渡しによって結ばれている。また、小堀地区を循環するバスも運行されている。尚、この地区は古利根沼が千葉県我孫子市との境である。
- 「取手」の都市名の由来は、戦国時代に大鹿太郎左衛門の砦(大鹿城:現在の取手競輪場付近)があったことから名づけられたといわれている。ただし、平安時代末の11世紀には伊勢神宮の相馬御厨として、取手市周辺の地名がすでに史料に記されており、さらに13世紀になると、稲村、戸頭、高井、大鹿などの地名も相馬氏の領地として史料に登場することから、正確な由来は判明していない。平将門が城堡(砦:とりで)を築いた事に由来するとの説もある。また、「取手」「鳥手」「鳥出」という標記がされている歴史書なども見受けられる。
隣接している自治体[編集]
- 茨城県
面積と人口[編集]
- 面積 69.96km²
- 総人口 109,543人(推計人口、2009年10月1日)
- 人口密度 1,570人/km²
歴史[編集]
- 1871年(明治 4)- 廃藩置県により、現在の市域のうち久賀地区が新治県、小貝川以南が印旛県に属する。
- 1873年(明治 6)- 同、千葉県に属する。
- 1875年(明治 8)- 同、茨城県に編入される。(新治県は廃止)
- 1885年(明治18)- 地積編成により、取手宿と大鹿村が合併して取手駅になる。
- 1889年(明治22)- 市制町村制の施行により、取手駅と台宿村が合併して北相馬郡取手町になる。
- 1947年(昭和22)- 井野村を編入。
- 1955年(昭和30)- 寺原村、稲戸井村、高井村(旧同地村は守谷町へ分割編入)、小文間村を編入。
- 1963年(昭和38)3月1日 - 町章を制定。
- 1970年(昭和45)10月1日 - 市制施行。
- 1972年(昭和47) - 市の木、市の花を制定。
- 1975年(昭和50) -「取手市民憲章」を制定。
- 2001年(平成13) - 市の鳥を制定。
- 2005年(平成17)3月28日 - 北相馬郡藤代町を編入。
- 2005年(平成17)10月1日 - 市の木・花・鳥を改訂(旧藤代町分も含めた形に)。
行政[編集]
歴代市長[編集]
- 中村金左衛門 - (1970年(昭和45年)、1期)※1955年(昭和30年)~1970年(昭和45年)まで4期 旧取手町長
- 海老原一雄 - (1970年(昭和45年)~1979年(昭和54年)、2期)
- 菊地勝志郎 - (1979年(昭和54年)~1995年(平成7年)、4期)
- 大橋幸雄 - (1995年(平成7年)~2003年(平成15年)、2期)
- 塚本光男 - (2003年(平成15年)~2007年(平成19年)、1期)
- 藤井信吾 - (2007年(平成19年)~、現在1期目)※現職
市役所庁舎[編集]
取手市は本所機能を分散させた分庁舎方式を採用している。
- 取手市役所 - 取手市寺田5139
(総務部、市民部、政策推進部、財政部、健康福祉部、建設部、まちづくり振興部、議会事務局、監査事務局ほか)
- 藤代庁舎 - 取手市藤代700
(教育委員会、農業委員会、藤代総合窓口課、農政課)
- 取手駅西口都市整備事務所 - 取手市白山2-1-44
(都市整備部)
- 窓口等を設置している施設
- 取手支所(福祉会館内) - 東1-1-5
- 取手駅前窓口(取手とうきゅう7階) - 新町1-9-13
- 戸頭窓口コーナー(戸頭公民館内) - 戸頭6-30-1
財政[編集]
- 2008年度(平成20年度)は341億3,000万円の一般会計予算が組まれており、歳入の約57%が市税で、そのうち約35%が個人市民税、約27%がキヤノンやキリンビールなどの市内に事業所・工場が所在する企業の法人市民税で占める(法人税収入では、つくば市、水戸市に次ぐ県内第3位、法人税割ではつくば市に次ぐ県内第2位の収入をもつ)。一般会計からの支出は民生費が最も多くを占め、ついで総務費、土木費、公債費が並ぶ。また、同年度は9つの特別会計で188億2,796万7,000円の予算が組まれている。
- 企業による法人税収入が県内第3位と企業に恵まれた環境だが、全体では近年市町村民税法人税割が大幅に落ち込んでおり2009年に地方交付税の交付団体となった。
- 負債に関しては、2006年度(平成18年度)末時点で、地方債現在高比率174.0%(県内ワースト20)、実質的な債務残高比率186.3%(県内ワースト21)、将来にわたる財政負担比率173.3%(県内ワースト13)と平均的である。その一方で、経常収支に占める人件費率が34.9%(県内ワースト8)と、近隣と比較して非常に高い人件費率となっており、旧藤代町との合併の影響による職員数の適正な定員管理が大きな課題となっている。なお、人件費については、近隣の市町村では消防事務を一部事務組合で共同で行っている事が多く消防職員は市職員ではないが、取手市では市営で行っているため、消防職員を市職員としてカウントしていることにも起因しているようである。
広域事務[編集]
- 常総地方広域市町村圏事務組合
- 茨城県南水道企業団
- 取手地方広域下水道組合
- つくばみらい市の一部・取手市の下水道処理を行っている。
- 龍ケ崎地方衛生組合
- 取手市外二市火葬場組合
- 守谷市・つくばみらい市・取手市で斎場の運営を行っている。
- 利根川水系県南水防事務組合
- 龍ケ崎市・牛久市・つくば市・つくばみらい市・取手市の広域的な水防事務を行っている。
- 茨城県市町村総合事務組合
- 県内市町村の職員退職手当の管理や県民交通災害共済事業等の事務を行っている。
- 茨城租税債権管理機構
- 県内市町村の一部の市税徴収代行事務を行っている。
第三セクター等[編集]
- 取手市土地開発公社
- 取手市都市開発公社
- 取手市健康福祉医療事業団
- 取手市文化事業団
- 取手市農業公社
警察・消防[編集]
管轄警察署[編集]
- 取手警察署(市内の国道6号線沿いにある警察署で、管轄は守谷市と北相馬郡利根町と当市である。)
- 白山交番
- 取手駅前交番
- 戸頭交番
- 藤代地区交番
- 小文間駐在所
- 山王駐在所
- 久賀駐在所
管轄消防署[編集]
- 取手市消防本部 - 井野1264-1
- 取手消防署 - 井野1264-1
- 戸頭消防署 - 戸頭4-20-1
- 吉田消防署 - 吉田545
- 椚木消防署 - 椚木950-1
- 宮和田消防署 - 宮和田1782-1
その他の機関[編集]
- 水戸地方法務局取手出張所 - 宮和田1784-1
- 取手簡易裁判所 - 取手3-2-20
- 取手区検察庁 - 取手3-2-21
- 国土交通省下館工事事務所藤代出張所 - 小浮気144-1
- 国土交通省利根川下流河川事務所取手出張所 - 新町1-1-2
- 茨城県自転車競技事務所(取手競輪場) - 白山6-2-8
- ※取手市ではなく、茨城県所管の施設である。
- なお、国税の所管は竜ヶ崎税務署(龍ケ崎市)、県税の所管は稲敷県税事務所(稲敷市)である。
経済[編集]
特産品[編集]
農業[編集]
- 岡堰土地改良区
- 福岡堰土地改良区
商工業[編集]
- 小森エンジニアリング取手工場
- 東京鉄骨橋梁取手工場
金融機関[編集]
郵便[編集]
国際交流[編集]
地域[編集]
学校教育[編集]
大学[編集]
- 国立
- 東京芸術大学取手キャンパス
高等学校[編集]
- 茨城県立
- 私立
中学校[編集]
取手市では、少子化と人口減少に伴い、中学校再編計画がある。
- 取手市立
- 取手第一中学校(取手第一中学校と取手東中学校を統合)
- 取手第二中学校
- 永山中学校(野々井中学校を編入統合)
- 戸頭中学校
- 藤代中学校
- 藤代南中学校
- 私立
小学校[編集]
取手市では、少子化と人口減少に伴い、小学校再編計画がある。
- 取手市立
- 取手小学校
- 取手東小学校(小文間小学校と井野小学校と吉田小学校を統合)
白山小学校 寺原小学校
- 取手西小学校(白山西小学校と稲小学校を統合)
- 戸頭小学校(戸頭西小学校と戸頭東小学校を統合)
永山小学校
- 高井小学校
- 宮和田小学校
- 藤代小学校
- 六郷小学校
- 山王小学校
- 久賀小学校
- 桜が丘小学校(高須小を編入統合)
幼稚園[編集]
- 取手市立
- 藤代幼稚園
- 私立
- 光風台幼稚園
- あづま幼稚園
- チューリップ幼稚園
- チューリップ第二幼稚園
- 取手幼稚園
- 取手ふたば文化幼稚園
- 白山幼稚園
- みどりが丘幼稚園
- 戸頭幼稚園
- めぐみ幼稚園
- さつき幼稚園
- つつみ幼稚園
専修学校[編集]
- 取手歯科衛生専門学校
- 日本医療秘書専門学校
- 成田航空専門学校
- 関東高等専修学校
職業訓練[編集]
社会教育[編集]
図書館[編集]
- 取手市立
- 取手図書館
- ふじしろ図書館
その他の教育・文化施設[編集]
- 取手市立
- 取手グリーンスポーツセンター
- 藤代スポーツセンター
- 市民会館、福祉会館
- 埋蔵文化財センター
- 白山子育て支援センター
- 戸頭子育て支援センター
- 藤代子育て支援センター
- 東部子育て支援センター
- 働く婦人の家・勤労青少年ホーム
- 中央公民館
- 小文間公民館
- 永山公民館
- 井野公民館
- 寺原公民館
- 戸頭公民館
- 白山公民館
- 藤代公民館
- 山王公民館
- 六郷公民館
- 相馬公民館
- 相馬南公民館
- 久賀公民館
- 高須公民館
福祉[編集]
保健衛生[編集]
- 取手保健センター
- 藤代保健センター
児童福祉(保育所)[編集]
- 取手市立
- 井野保育所
- 永山保育所
- 吉田保育所
- 舟山保育所
- 白山保育所
- 台宿保育所
- 戸頭北保育所
- 戸頭東保育所
- 稲保育所
- 中央保育所
- 久賀保育所
- 私立
- 取手保育園
- ふたば保育園
- 育英保育園
- たちばな保育園
- 共生保育園
高齢者福祉[編集]
- 老人福祉センターさくら荘
- かたらいの郷
- デイサービスセンターふれあいの郷
- 特別擁護老人ホームふれあいの郷
- 取手市介護老人保健施設緑樹荘
障害福祉[編集]
- あけぼの
- つつじ園
- もくせい園
医療[編集]
総合病院[編集]
- 取手協同病院
- 取手北相馬保健医療センター医師会病院
- 医療法人中村会常総病院
- 取手中央病院
- 西間木病院
- 医療法人社団輝峰会東取手病院
- 医療法人社団耕潤会藤代病院
交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
- 関東鉄道 - 取手営業所、竜ヶ崎営業所、つくば中央営業所、水海道営業所
- 大利根交通自動車
- JRバス関東【深夜バスのみ】
- ことバス - 市が運営するコミュニティバス(運行は関東鉄道・大利根交通自動車に委託)
道路[編集]
船[編集]
- 小堀の渡し(市営渡船) - 小堀渡船場、取手緑地運動公園サッカー場前、取手ふれあい桟橋を発着する
メディア[編集]
テレビ[編集]
取手市では在京キー局とチバテレの視聴エリアであるほか、放送大学、TOKYO MXが視聴エリアに入っている。テレ玉はデジタル放送では放送エリア外だが、受信ブースターを使用することで受信が可能。tvk・群馬テレビは通常のアンテナでの受信は非常に困難(全く不可能という訳ではない)。また、隣接の茨城県ではNHK水戸放送局が県域放送を行っており、ケーブルテレビ経由で視聴できる。なお、将来的には東京地区の放送のほかに水戸放送局の茨城県域放送も直接受信で視聴できるようになる見込み。
リモコンキーID | 放送局名 | コールサイン | チャンネル |
---|---|---|---|
1 | NHK東京総合 | JOAK-DTV | 27 |
2 | NHK東京教育 | JOAB-DTV | 26 |
4 | 日本テレビ | JOAX-DTV | 25 |
5 | テレビ朝日 | JOEX-DTV | 24 |
6 | TBSテレビ | JORX-DTV | 22 |
7 | テレビ東京 | JOTX-DTV | 23 |
8 | フジテレビ | JOCX-DTV | 21 |
9 | TOKYO MX | JOMX-DTV | 20 |
12 | 放送大学 | JOUD-DTV | 28 |
3 | チバテレ | JOCL-DTV | 30 |
3 | テレ玉 | JOUS-DTV | 32 |
ケーブルテレビは、土浦ケーブルテレビ(J:COM茨城)のサービスエリアである。
ラジオ放送[編集]
取手市では県内をカバーしている茨城放送のほか、千葉県のBayFMをはじめとして、在京AM・FM局や埼玉県のNACK5、が聴取エリアである。また、一部難聴取エリアがあるが、神奈川県のFMヨコハマや山梨県のFM-FUJI、栃木県のRADIO BERRYも聴取可能な場合がある。
名所・旧跡・観光スポットなど[編集]
- 小貝川サイクリングロード
- 利根川の合流地点から茨城県下館市までの約60キロメートルのコースで、小貝川の左岸・右岸を取りかえながら堤防上を走っていける。また利根川との合流地点からそのまま利根川沿いを走ることもできる。(取手駅方面等)
- 新四国相馬八十八カ所霊場
- 現在の取手市〜我孫子市周辺に現存する250年の歴史の巡礼地(取手市観光ガイド)
- とりで利根川大花火
- 取手駅にほど近い利根川の河川敷で行われる花火大会。規模は8000発、有料観覧席2000席(例年7月1日に販売)開催は例年8月中旬。取手駅東側の旧水戸街道一帯は車両通行止めとなり多くの出店で賑わう、また花火大会には珍しく仮設ゴミ捨て場が多く設けられる。しかし向かいの千葉側では出店も少なく本部やスピーカー・ゴミ捨て場は設置されない。橋の開通を記念し昭和5年に始まった。
- キリンビアパーク取手
- 小貝川フラワーカナル
- 小貝川土手沿い約3キロ程のエリアに5~6月と9~10月頃にポピーやコスモスが一面に咲き、毎年花まつりが開催される
- 八坂神社(取手市指定文化財)例大祭
- 関東三大御輿とされる大御輿の渡御や底抜け山車、神楽ばやしなど、例年8月1日~3日に行われ、取手駅東側の旧水戸街道一帯は車両通行止めとなり人で賑わう、神社は寛永3年(1626年)創建、神輿は文政9年(1812年)に造られたもの
- 取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)
- 旧取手宿本陣(茨城県指定文化財、取手市指定史跡)
- 龍禅寺三仏堂(国の重要文化財)
- 延長2年(924年)創建とも、承平7年(937年)平将門建立とも言われる、現建物は室町時代後期の貴重な遺跡
- 本多作左衛門重次(本多重次)の墓(茨城県指定史跡)
- 妻宛の「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな馬肥やせ」の簡潔な手紙で有名、晩年を現取手市井野で過ごした。重次の菩提寺(本願寺:墓の東南約1km)に遺品等が収蔵されている。
- 長禅寺三世堂(茨城県指定文化財)
- 大日山古墳(茨城県指定文化財)
- 言い伝えではここは平将門の墳墓で、隣に将門の愛妾桔梗の住居があったとも言われている。
取手市出身・ゆかりの有名人[編集]
- 平将門(武将)
- 本多重次(三河三奉行)
- 酒詰治左衛門(治水)
- 広瀬誠一郎(利根運河開削者)
- 武藤清(建築家)、東京大学教授、文化勲章受章
- 服部正一郎(画家)
- 高野素十(俳人・医学博士)旧山王村生まれ
- 坂口安吾(小説家)1938年から2年間取手病院に住み込む。
- 木内幸男(高校野球監督)、取手二高甲子園優勝時の監督
- 松沼博久(プロ野球(西武))、取手二高OB
- 大野久(プロ野球(阪神-ダイエー-中日))、取手二高OB
- 石田文樹(プロ野球(横浜))、取手二高OB
- 吉田剛(プロ野球(近鉄-阪神))、取手二高OB
- 野口祥順(プロ野球(ヤクルト))、藤代高OB
- 田口昌徳(プロ野球(日本ハム-ソフトバンク))、藤代紫水高OB
- 井坂亮平(プロ野球(楽天))、取手東中学校(現取手第一中学校)藤代高OB
- 吉田豊(JRA騎手)、藤代中OB
- 吉田隼人(JRA騎手)、藤代中OB
- 長塚智広(競輪)、アテネオリンピック銀メダル、取手一高OB
- 十文字貴信(競輪)、アトランタオリンピック銅メダル、取手一高OB
- 井上貴子(女子プロレスラー) 、取手松陽高OG
- 小川良成(プロレスラー)
- 堂島孝平(ミュージシャン)、大阪生まれ取手市育ち、取手松陽高OB
- 伊原直子(声楽家)取手市在住、アルト歌手
- 豊嶋真千子(声優)
- 西村美月(NHK新潟放送局キャスター)
- 蛯原哲(日本テレビアナウンサー)
- 斎藤哲也(TBSアナウンサー)
- 中村慶子(NHKアナウンサー)
- 結城さとみ(NHKアナウンサー)
- 木内美穂(女優)
- 琴吉(大相撲呼出)
- 加藤啓子(女流棋士)
その他[編集]
取手を舞台にした作品・歌謡[編集]
- 「一本刀土俵入」長谷川伸
- 歌舞伎の演目にもなっている、江戸時代の取手宿が舞台(取手宿の旅籠屋の安孫子屋、取手の宿から少し離れた利根川を望む高台にあるお蔦の家 等)
- 「海と風と虹と」「平将門」海音寺潮五郎
- NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の原作でもある
- 「日本文化私観」坂口安吾
- 筆者が取手に住んだ時のことについて書かれている。利根川に沿った小さな町で、トンカツ屋とソバ屋の外に食堂がなかったこと、框へ腰かけてコップ酒を飲む習慣「トンパチ」があり、村の百姓が「トンパチやんべいか」と言って親しんだこと、酒屋は一杯十五銭だったり十七銭だったり日によって仕入れ値段でまちまちだったことなど、1938年~1940年の取手の様子が書かれている。
- 「人情取手宿」歌:氷川きよし、作詞:松井由利夫、作曲:水森英夫
- 一本刀土俵入を題材とした演歌