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2008年12月7日 (日) 19:26時点における版
チャンピオンズカップ (中央競馬) | |
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開催地 | 第8回まで東京競馬場 第9回以降阪神競馬場 |
施行時期 | |
格付け | GI |
1着賞金 | 1億3000万円 |
賞金総額 | |
距離 | 第8回までダート2100m 第9回以降ダート1800m |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際)(指定) |
負担重量 | 3歳55kg、4歳以上57kg (牝馬2kg減) |
創設 | 2000年11月25日 |
特記事項: | |
テンプレート |
ジャパンカップダート(Japan Cup Dirt)とは日本中央競馬会日本中央競馬会(JRA)がジャパンカップウィークに東京競馬場のダート2100mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走(国際招待指定)である。
ジャパンカップダートの1着賞金1億3000万円は日本の全ダート競走の中で最高賞金額を誇る。
外国から当競走に出走する場合には競走馬の輸送費、滞在に要する厩舎や飼料にかかる費用、馬主、調教師、騎手、厩務員(馬主、調教師、騎手についてはその配偶者も含む)の交通費や宿泊費はJRAが全額負担する。このような遠征に要する諸費用の負担を外国からの全出走馬に行う競走は日本ではこのほかに中山グランドジャンプ、ジャパンカップがある。世界ではドバイミーティング(ドバイワールドカップなど)、香港国際競走がある。なお、外国招待馬は8頭まで出走可能である。2008年からジャパン・オータムインターナショナルに指定されている。
概要
JRAにおける最初のダートGI競走は1997年に昇格したフェブラリーステークスであったが中距離の交流GIである帝王賞や川崎記念での熱戦、ドバイワールドカップやブリーダーズカップ・クラシックの隆盛により中央競馬においてもダート競走の主流である2000m級の距離によるダート国際競走を望む声が高まり、2000年にジャパンカップダートが創設された。略称はJCD(JはJAPAN、CはCUP、DはDIRTのそれぞれの頭文字)。
しかしながら世界のダート競走の主流が「2000m」であるにもかかわらず2100mという半端な距離で(JRAではダート2000mというコースが阪神競馬場以外にない)東京コース施行という面もありスピードよりはややスタミナ勝負となる側面が否めないことや、スタートから第一コーナーまでが短めで競走馬の能力以外の有利不利があることなどがこのレースの欠点となっている。
世界各国の一流馬が登録することこそ稀にあるものの開催時期が北米勢(およびクールモアグループなど一部の欧州勢)にとっての最大目標であるブリーダーズカップ・クラシックの後ということだけあって、実際に出走することは皆無である。
なお、ファンファーレは創設以来テープ演奏であったが2004年から生演奏となった。現在、平地のGI競走では唯一土曜日に施行されている。
正賞は日本馬主協会連合会会長賞、全国公営競馬馬主連合会会長賞、地方競馬全国協会会長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞。
尚、ジャパンカップウィークと平地のGI(JpnI)で唯一行われてきた土曜日の施行は2007年で終了となる。
2008年からはジャパンカップの翌週の日曜に移動し、阪神競馬場のダート1800m[1]で施行される。これに伴い、阪神ジュベナイルフィリーズが12月第2週目、朝日杯フューチュリティステークスが12月第3週目にそれぞれ変更となる。また、ジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定されることになる。
主な前走
以下はジャパンカップダートに出走する競走馬の主な前走。
競走名 | 格付 | 団体 | 施行競馬場 | 施行距離 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 武蔵野ステークス | GIII | 中央 | 東京競馬場 | ダート1600m |
2 | JBCクラシック | 統一JpnI | 地方 | 持ち回り | ダート2000m |
歴史
- 2000年 東京競馬場のダート2100mの国際招待指定競走として創設。
- 2001年 日本のクロフネがダート2100mの世界レコード2.05.9で圧勝。
- 2002年 東京競馬場の改修工事により中山競馬場のダート1800mで施行。
- 2003年 アメリカのフリートストリートダンサーが外国調教馬として史上初の制覇。
- 2004年 ゴールデンジュビリーデーに伴い当年に限りジャパンカップと同日開催。
- 2005年 武豊が騎手として当レース初の連覇。
- 2006年 外国馬が1頭も参戦しなかった。
- 2007年 石坂正が調教師として当レース初の連覇。
- 2008年
- 開催競馬場を阪神競馬場ダート1800mに移して施行される。
- ジャパン・オータムインターナショナルに指定される。
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 調教国・優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2000年11月25日 | ウイングアロー | 牡5 | 2:07.2 | 岡部幸雄 | 南井克巳 | 池田實 |
第2回 | 2001年11月24日 | クロフネ | 牡3 | 2:05.9 | 武豊 | 松田国英 | 金子真人 |
第3回 | 2002年11月23日 | イーグルカフェ | 牡5 | 1:52.2 | L.デットーリ | 小島太 | 西川清 |
第4回 | 2003年11月29日 | フリートストリートダンサー | 騸5 | 2:09.2 | J.コート | D.オニール | T.レザーマン |
第5回 | 2004年11月28日 | タイムパラドックス | 牡6 | 2:08.7 | 武豊 | 松田博資 | (有)社台レースホース |
第6回 | 2005年11月26日 | カネヒキリ | 牡3 | 2:08.0 | 武豊 | 角居勝彦 | 金子真人ホールディングス(株) |
第7回 | 2006年11月25日 | アロンダイト | 牡3 | 2:08.5 | 後藤浩輝 | 石坂正 | (有)キャロットファーム |
第8回 | 2007年11月24日 | ヴァーミリアン | 牡5 | 2:06.7 | 武豊 | 石坂正 | (有)サンデーレーシング |
第9回 | 2008年12月7日 | カネヒキリ | 牡6 | 1:49.2 | C・ルメール | 角居勝彦 | 金子真人ホールディングス(株) |
ジャパンカップダートの記録
- レースレコード - 2:05.9(第2回優勝馬クロフネ)
- 2着との最大着差 - 7馬身(第2回優勝馬クロフネ)
注釈
- ↑ 2007年11月20日のサンケイスポーツによると阪神の2000mダートはスタートが芝コースとなる関係もあり、1800mでの開催になったのではと考えられている
関連項目
中央競馬のGI、JpnI、J・GI競走 |
フェブラリーステークス | 高松宮記念 | 桜花賞* | 中山グランドジャンプ | 皐月賞* | 天皇賞(春) | NHKマイルカップ | ヴィクトリアマイル | 優駿牝馬* | 東京優駿* | 安田記念 | 宝塚記念 | スプリンターズステークス | 秋華賞 | 菊花賞* | 天皇賞(秋) | エリザベス女王杯 | マイルチャンピオンシップ | ジャパンカップ | ジャパンカップダート | 阪神ジュベナイルフィリーズ* | 朝日杯フューチュリティステークス* | 中山大障害 | 有馬記念
|
ダートグレードのGI・JpnI競走 |
川崎記念 | フェブラリーステークス* | かしわ記念 | 帝王賞 | ジャパンダートダービー | マイルチャンピオンシップ南部杯 | JBCレディスクラシック | JBCスプリント | JBCクラシック | ジャパンカップダート* | 全日本2歳優駿 | 東京大賞典*
|
ジャパン・オータムインターナショナル |
---|
エリザベス女王杯 | マイルチャンピオンシップ | ジャパンカップ | チャンピオンズカップ |
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