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2014年9月2日 (火) 18:41時点における最新版
松戸駅(まつどえき)は、千葉県松戸市松戸にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・新京成電鉄の駅である。
JR東日本の常磐線と、新京成電鉄の新京成線が乗り入れ、接続駅となっている。JR常磐線の駅には、快速線を走る特急・中距離電車および常磐線快速電車[1]と、緩行線を走る常磐線各駅停車が停車する。
目次
歴史[編集]
- 1896年(明治29年)12月25日 - 日本鉄道の駅が開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道買収・国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 国有鉄道線路名称制定で「常磐線」となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)が発足。
- 1955年(昭和30年)4月21日 - 新京成線の駅が開業。
- 1966年(昭和41年)12月27日 - 本線横断中の入換貨物車両と国電が接触事故。死傷者なし。
- 1969年(昭和44年)3月 - 綾瀬-松戸間の常磐線複々線化第1期工事が完了しテープカットが行われた。松戸-我孫子間の第2期工事を開始した。
- 1970年(昭和45年)5月16日 - 常磐線の複々線化に伴う駅構内の線路切替工事を実施。[2]
- 1971年(昭和46年)
- 1973年(昭和48年) - 西口の区画整理が完成。
- 1985年(昭和60年) - 東口高架デッキ完成。
- 1986年(昭和61年)8月1日 - 西口高架デッキ、東西自由通路完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄が分割民営化され、JR東日本が発足。
- 1994年(平成6年)3月 - JRと新京成の改札分離及び中間改札(ラッチ)を設置。
- 1996年(平成8年)12月11日 - JRの改札口と各ホームを結ぶ3基のエスカレーターが完成。[4]
- 2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 新京成でICカードPASMO供用開始。
駅構造[編集]
橋上駅舎を有し、東西連絡通路が設けられている。出口は西口と東口がある他、駅ビル「アトレ松戸」(旧「ボックスヒル松戸」)に直結する改札口(駅ビル北口)もある。西口・東口から入れる改札口(特別な呼称はないが、以下「中央」「中央改札」と記す)はJRと新京成で別である。また、自動券売機の機能に一部制限[5]があるアトレ改札口(駅ビル西口、JRのみ)も存在する。
また、JRの中央改札は集・改札が分離されており、3・4番線ホーム行階段と5・6番線ホーム行階段の間に入場改札口が、1・2番線ホーム行階段と3・4番線ホーム行階段の間に出場改札口(集札口)がある。なお、1994年(平成6年)春にJRと新京成が別々になる前は両社で改札口を共用(JRが管理・代行)していた。
JR中央口の自動券売機は入場改札口前の自由通路の先(びゅうプラザとみどりの窓口の間の通路奥の右方)にある。また、自動精算機は中央口に当駅下車専用のものが、駅ビル北口に新京成への乗り継ぎ専用のものが設置されている。この他、JRと新京成の間には2ヶ所の連絡改札口があるが、これはかつて同一改札内であった名残りである。駅ビル北口と新京成のりばを行き来する場合は一旦JR改札内を経由して連絡改札口を通るが、中間改札機が設置されていないため、駅ビル北口から直接新京成線に乗車する場合は改札機横のボタンを押さなければならない。なお、新京成→JRのボタン処理とJR→新京成の経由対応は駅ビル北口のみの対応であり、駅ビル連絡口経由でのJR改札で新京成の乗車券類は利用できない。また、中央口で精算して駅ビル口から出場することやその逆、また駅ビル側で購入した乗車券類で中央口から入場することやその逆も可能である。なお、ICカードで運賃を精算する場合、新京成管理の中央口は不足分チャージとなるが、かつてJR管理の駅ビル側は精算券(精算済証)が発券された。
JR東日本[編集]
のりば[編集]
当駅は快速線と緩行線の線路別複々線区間内にあり、1・2・3番線が快速線用ホーム、4・5・6番線が緩行線用ホームとなっている。
改札内はエレベータはなく、各ホームとも上り用エスカレータが1機ずつ設置されるのみに留まっている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■■常磐線(快速) | 下り | 柏・取手・成田・土浦・水戸方面 | 2番線は始発・待避 |
2・3 | ■■常磐線(快速) | 上り | 北千住・日暮里・上野方面 | 2番線は始発・待避 |
4・5 | ■常磐線(各駅停車) | 下り | 新松戸・我孫子・取手方面 | 5番線は平日朝のみ |
5・6 | ■常磐線(各駅停車) | 上り | 金町・亀有・代々木上原・小田急線方面 | 5番線は始発 |
- 2番線は上下待避線および取手方面始発列車(上野方面始発は3番線(土休日ダイヤの1本は2番線))。
- 5番線は下り終着・上り始発用(折り返し含む)、平日朝ラッシュ時は終着も含めた下り専用。
- 朝ラッシュ時の利用状況および3・4番線ホームの構造から、朝ラッシュ時の下り各駅停車は5番線着発とし、この時間帯の当駅止まりの折り返し電車は取手寄りの留置線に回送された後、6番線からの地下鉄千代田線・小田急線方面行始発になる[6]。なお、6番線からの始発の場合は少し金町寄りに停車する。
- 構造上の都合により、1・2番線と3番線、4番線と5・6番線では同じ編成でも停車位置が異なる(それぞれ約1両分)。
- 1・3番線発の快速は、10両編成の場合でも15両編成と同じ号車位置に停車する。
- 次の上り快速が2番線からの発車となる時間帯には、よく「今度の上野行は2番線から発車します」というアナウンスが流される(2013年現在は16時以降、1時間に1・2本程度)。
- 特急列車は現在、当駅8時20分発(上野8時00分発)の「スーパーひたち」7号いわき行のみ停車する。かつては一部の「ひたち」「フレッシュひたち」が停車していたが、2005年(平成17年)7月9日のダイヤ改正ですべて柏停車に統一された。
- 中央口とホームを結ぶエスカレーター(上りのみ)が設置されているが、エレベーターは設置されていない。
案内放送[編集]
- 取手駅やひたち野うしく駅と並んで先行的にATOS式放送(スタンドアローン)を使用していた。2004年(平成16年)3月から正式にATOSが導入され、到着放送の後に乗り換え案内放送などが流れるようになった。
輸送上の特徴など[編集]
- 東京支社の中で、常磐線の三河島 - 取手間は「松戸地区」と呼ばれており、このエリアの拠点となっている。
- 常磐線(快速線のE231系、各駅停車のE233系・209系)の車両基地である松戸車両センター所在駅でもあり、出・入庫を兼ねた始発・終着の列車がある。また、かつての松戸運転区および松戸車掌区の所在地でもあったが2012年3月16日に廃止になっている。[7]
- この他、上りは特別快速の直前の快速(10 - 15時台の37分頃、15時台以外は中距離列車)が北千住で特別快速に抜かれる。
- 上り各駅停車の当駅発最終電車は0時17分(北千住駅行)である。しかし、快速上野行の終電は0時29分であるため、この電車で北千住まで行けば松戸行最終電車(北千住駅1時04分発)に乗り継いで綾瀬・亀有・金町の各駅に行くことは可能である。
配線図[編集]
↓松戸車両センター
新京成電鉄[編集]
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。駅番号はSL01。番線表示はJRと連番で設定している。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
7・8 | ●SL 新京成線 | 上本郷・八柱・新鎌ヶ谷・北習志野・新津田沼・京成津田沼・●KS 京成線方面 |
利用状況[編集]
- JR東日本 - 2013年度の1日平均乗車人員は99,418人であり、同社の駅の中で39位、千葉県内の駅の中では6位である。2010年度に利用者数が10万人を割った。
- 新京成電鉄 - 2011年(平成23年)度の1日平均乗降人員は105,265人であり、同社の駅の中では第1位である。
近年の一日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | JR東日本 | 新京成電鉄 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)116,701 | 61,652 |
1991年(平成 | 3年)111,573 | 56,713 |
1992年(平成 | 4年)111,171 | 56,438 |
1993年(平成 | 5年)109,699 | 55,932 |
1994年(平成 | 6年)114,102 | 62,974 |
1995年(平成 | 7年)113,421 | 61,831 |
1996年(平成 | 8年)113,190 | 61,796 |
1997年(平成 | 9年)110,822 | 60,599 |
1998年(平成10年) | 108,419 | 59,784 |
1999年(平成11年) | 106,804 | 58,605 |
2000年(平成12年) | 104,051 | 57,022 |
2001年(平成13年) | 103,608 | 56,724 |
2002年(平成14年) | 103,183 | 56,061 |
2003年(平成15年) | 103,126 | 55,575 |
2004年(平成16年) | 102,517 | 55,124 |
2005年(平成17年) | 101,602 | 54,810 |
2006年(平成18年) | 101,480 | 55,042 |
2007年(平成19年) | 102,835 | 55,594 |
2008年(平成20年) | 102,062 | 55,209 |
2009年(平成21年) | 100,591 | 54,428 |
2010年(平成22年) | 99,468 | 53,920 |
2011年(平成23年) | 98,161 | 52,848 |
2012年(平成24年) | 98,287 | |
2013年(平成25年) | 99,418 |
駅周辺[編集]
かつて旧水戸街道の宿場町、水運で栄えた松戸の町は、江戸川に沿うようにあり、当駅は「相模台」と呼ばれる台地と旧来の市街地の狭間にできた。駅開業後、商業などの中心は駅周辺に移行した。
駅東西両方にペデストリアンデッキがあり、西口デッキ下とイトーヨーカドー前にバスターミナルがある。駅直結の駅ビル(アトレ)や伊勢丹、イトーヨーカドー、ダイエーなどのデパート、総合スーパーがある他、オフィスビルや商業ビルが多く立ち並んでいる。また、市役所付近や相模台地区には国や県の出先機関が複数ある。駅自体も東葛飾地方北部・JR常磐線沿線で柏駅に次ぐ乗降客数であると共に、行政面において同地区の拠点的な役割を果たしているため、相応に賑っている。毎年秋には「松戸まつり」が開催される。
行政[編集]
- 千葉県東葛飾旅券事務所
- 松戸市文化ホール
- 松戸市民劇場
- 松戸市立図書館
郵便局・銀行・証券[編集]
- 野村證券 松戸支店
- 大和証券 松戸支店
- SMBC日興証券 松戸支店
- 三栄証券 松戸支店
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 松戸支店
教育[編集]
病院[編集]
- 新東京病院 松戸駅前
名所旧跡・スポット[編集]
商業施設[編集]
バス路線[編集]
- 停留所名は、西口が「松戸駅」、東口が「松戸駅東口」である。
- 西口は1~8番乗り場、東口は1~3番乗り場まである。(西口の6番乗り場はない)
- 流山市・市川市、埼玉県三郷市・八潮市といった市外方面の路線が乗り入れる一方で、市内路線は市内に複数ある鉄道駅と住宅地などを結ぶフィーダー路線が主体となっているため、当駅からバス路線が延びる松戸市内の地区は限られている。
- 矢切駅経由で市川駅まで行く京成バス市川線は日中でも5 - 8分間隔で運転される頻発路線であり、利用客も多い。
- 2013年9月1日より成田空港交通が運行する深夜急行バス成田空港行きの乗り入れも始まった。
西口[編集]
- 日大線([松81] 日大歯科病院行)
- 流山線([松71] 南流山駅行、南流山駅経由 江戸川台駅行/[松72] 馬橋駅行)
- 市川線([松11] 矢切駅経由 市川駅行)
- 国分線([松51] 国分経由 市川駅行/[松52] 一条会病院・北国分駅経由 聖徳学園行/[松54] 北国分駅・聖徳学園・国分経由 市川駅行/[松55] 北国分駅・国分経由 市川駅行)
- 矢切の渡し線([松31] 旧矢切高校行、矢切の渡し船着き場行)※矢切の渡し船着き場までは土休日のみ運行
- -
- 松戸八潮線([松04] 伊勢野経由 八潮駅南口行/[松05] 戸ヶ崎十字路経由 八潮駅南口行)
松戸線 (三郷中央駅、三郷市役所入口、三郷市役所、三郷団地行 [松04] 伊勢野経由 八潮駅南口行) - 市川線([松11] 松戸営業所行)
- 成田空港→柏・松戸線 成田空港からの便のみ運行(松戸駅は降車のみ)
- 深夜急行バス(新松戸駅・常盤平駅・五香駅・新鎌ヶ谷駅・白井駅・千葉ニュータウン中央駅・京成成田駅経由 成田空港行) ※新橋駅始発(松戸駅からも乗車可能)
東口[編集]
東口に関するバス停留所は2ヶ所あるが、いずれも駅前広場にない。
- 「松戸駅東口」停留所 - イトーヨーカドー/プラーレ前にある屋外型バスターミナル。松戸新京成バスが使用する。定期券発売所がある。
- 「松戸駅東口聖徳大学正門」停留所 - 後述の相模台(イトーヨーカドー/プラーレ5階出口経由)にあり、徒歩6分。平日と土曜(祝日除く)の朝のみ聖徳学園行が運行される。
松戸駅東口[編集]
- 三矢小台線([松1] 三矢小台行/[松2] 野菊野団地行/[松3]新東京病院行/[松5]新東京病院経由三矢小台行)
- 東松戸線([松7] 工業団地経由紙敷車庫行/[松8] 如来堂前経由 紙敷車庫行/[松9] 工業団地経由 東松戸駅行/[松10] 如来堂前経由 東松戸駅行)
- 松高線([松12] 北松戸駅経由 県立松高前行)・ 高塚梨香台線([松22] 秋山駅経由 梨香台団地行・[松21]五中入口経由 市立東松戸病院行/[松23] 秋山駅・梨香台団地経由 市立東松戸病院行)
松戸駅東口聖徳大学[編集]
京成バス(松戸営業所)
- 国分線([松53] 一条会病院・北国分駅経由 聖徳学園行)
構想・計画[編集]
運輸政策審議会の答申によると、地下鉄11号線(半蔵門線)が当駅まで延伸する計画があるが、現在のところ計画は具体化されていない。また、東京地下鉄は「副都心線の開業をもって新規建設を終了する」と発表しており、実現する可能性は低い。半蔵門線についても、押上駅への延伸を以って全線開業としている[8]。
JR東日本は、松戸駅の改築を予定しており、2012年10月16日に松戸駅改良計画を発表した。計画案によると、駅改札内の4本のホーム(新京成線も含む)にエレベーターを1基ずつ設置し、エスカレーターも各ホームに1基ずつ増設してバリアフリー化を推進。改札外では二つある通路を統合し利便性向上を図る。また、上野方面側に小規模な駅ビルを新たに建設する。2014年度10月に建築確認下りた後から本体工事に着手し、2018年(平成30年)度のバリアフリー工事完成、2019年(平成31年)度の駅ビルを含めたすべての工事の完成を予定している. [9][10][11]。
混雑[編集]
1971年(昭和46年)4月20日に常磐線の緩急分離による複々線化がなされて、緩行線電車(各駅停車)が帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現・東京地下鉄)千代田線に直通を開始した当初、ラッシュ時の緩行線電車はマスコミに取り上げられるほど酷い混雑だった。これは、快速通過駅の利用客の大半が都心に出る際、西日暮里乗換でなく松戸乗換えを選んだため[12]で、結果的に北柏 - 北松戸間の6駅の乗客が当駅で乗り換えることになったためである。
また、緩行線の綾瀬 - 北千住間は営団地下鉄の管轄であり、なおかつ綾瀬は快速が通過するため、営団でストライキが発生した際、当時の国鉄は綾瀬・亀有・金町の各駅を利用する乗客は松戸を経由して都心に出られるよう特例を設けて対応した。そのため、ただでさえラッシュ時に混雑する松戸が、営団がひとたびストライキに入ると本来営団と無関係である松戸で1kmもの乗り換え客による行列ができた。
2000年代以降も、千代田線側でダイヤが乱れると、綾瀬駅まで行っても足止めされることがある。また、緩行線は綾瀬駅から松戸駅まで折り返し設備がないため、綾瀬駅が機能不全に陥った際にテンプレート:独自研究範囲
隣の駅[編集]
- 東日本旅客鉄道
- ■■常磐線(快速)
- 特急「スーパーひたち」停車駅(下り7号のみ)
- ■常磐線(各駅停車)
- 新京成電鉄
- ●SL 新京成線
- 松戸駅 (SL01) - 上本郷駅 (SL02)
脚注[編集]
- ↑ 特別快速は中距離電車に含まれる。
- ↑ 「急テンポですすむ常磐線複々線化」、『鉄道ピクトリアル』、第20巻第7号 通巻239号、鉄道図書刊行会、昭和45年7月1日発行
- ↑ 「複々線化なる常磐線」、『鉄道土木』、1971年5月号
- ↑ 「JR松戸駅 最新の省スペース型エスカレーター完成」、千葉日報 県西版、1996年12月12日
- ↑ JRの券売機はICカード対応でチャージも可能だが、新京成の券売機は現金のみでICカードは利用できない
- ↑ 7時06分から8時37分までの合計20本、そのうち当駅終着・始発電車は5本である。
- ↑ JR東日本 「綾瀬運輸区」と「我孫子運輸区」を設立 - 鉄道ホビタス 2012年02月24日
- ↑ 半蔵門線全線開業10周年記念グッズを発売します!PDF - 2013年3月14日 東京地下鉄プレスリリース
- ↑ 松戸駅改良、駅ビル建設も バリアフリー大幅推進 18年度完了予定 エレベーター、エスカレーター整備 - 2012年10月17日 千葉日報
- ↑ 松戸駅バリアフリー施設整備に伴う駅改良計画について(vol.1) - 松戸市公式ウェブサイト
- ↑ 10月の建築確認後着工/人工地盤上に新駅ビル/JR東日本の松戸駅改良 - 2014年7月8日 建設通信新聞
- ↑ 特例運賃が適用されているとはいえ、西日暮里乗換の場合国鉄と営団の合算運賃で割高となる。