小森まなみ

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小森 まなみ(こもり まなみ、1959年10月16日 - )は、日本のラジオ番組のパーソナリティ・歌手・声優である。

血液型・B型。天秤座。

エッセイでは小森眞奈美・絵本ではこもりまなみとして活動している。日本大学芸術学部放送学科卒業。日本児童文芸家協会会員。NPO法人メディカルメイクアップアソシエーション認定員。ラジオ活動の際はタワーズ声優・歌手活動の際はボイス&ハートと、2つに分かれて所属、活動している。メディカルウィッグ専門会社アンジェリック代表。

人物紹介[編集]

東京都渋谷区生まれ。父は内科学者で、世界的な胃癌治療の第一人者だった小黒八七郎

トークに重点を置いたトークジョッキーという「TJ」として活動している。

1980年代後半~2001年のラジオ情報誌DJ人気投票では、1位、2位と上位にランクイン。 2007年現在『mamiのRADIかるコミュニケーション』は23年、『小森まなみのPop'n!パジャマEYE』は13年続いている長寿番組。

「夢の方程式」というものをラジオ活動初期からもっている。夢の方程式とは、「夢+努力=現実」 最初に「夢」があり「努力」することで「現実(結果)」という意味。

毎年元旦に年賀状全員サービスを行っている。ラジオ番組、雑誌、公式ホームページに案内が記される。(2002年炭疽菌事件の影響で断念)。

ファンとは、buddy(仲間、相棒、親友の意)という関係でいたい考えと、目立つことを嫌う為ファンクラブは作らない。 ファンは「buddy」と、いつでも本音で語り合える関係でありたいようだが、自らファンに注意や警告が出来ない弱い面がある。

日本テレビ音楽学院で歌唱を学んだ高校1年には、音楽ユニット「バーズ」のメンバーに選抜され、全国高校サッカー選手権イメージソング「ふり向くな君は美しい」をリリース。学校ではフォークソング部に所属。 『Nausicäa』というバンドを結成したこともあり、各地でライブが行われた。 裕福で厳格な家庭に育ち、幼少期にタイで生活をしていた。感受性強く涙腺が弱い。番組中時々、いじめや病気についてのハガキを読んでるうちに泣き出し、コメントを述べているうちに放送終了時間を忘れ、尻切れ番組になったことがあった。

医師であった父の影響で、医師としてではないが言葉を通して人の心を癒す「心のお医者さん」を目指している。 父の遺志を受け継ぎ、2006年抗がん剤の副作用に苦しむ人のためにメディカルウィッグ(医療用かつら)を通信販売専門会社「アンジェリック」を設立。代表に就任した。

自分の中で区切りをつけて進んでいくのが大好き。 仕事の第一期はデビューから1990年。 第二期は1991年~2006年。 第三期2007年~。(2007年8月12日公式ブログより)

エピソード[編集]

  • 1980年代後半の『ラジオパラダイス』人気パーソナリティ投票で、長期に渡り女性部門1位となった。伝説のDJとして男性部門1位の小堀勝啓(中部日本放送|CBCアナウンサー)との誌上対談が実現。小堀勝啓の番組に生出演した。
  • RADIコミ内でRADIコミ年齢による「年ネタ」や年に一度小森の誕生日が近くなると「年ネタ解禁!ホットケー記念日」が行われていた。

番組が10周年を迎えたのを機に「番組○周年」の企画に変わった。

  • マルベル堂から出したブロマイドが、小森の顔を知らなかったリスナー多数が購入したため、売り上げが4位にランクイン。マスコミが注目し、女子大生DJブームがおこる。しかし、大手プロダクションより「権威が落ちる」とクレームがついたためランキング廃止となり売り上げランキングより小森の名前は除外されることになった。
  • DJランキング1位の表彰式には『FOCUS』も取材にきて、DJでは初めてフォーカスされる。しかし本人はこのブームがお気に召さないらしく「アイドル扱いされるのはいや」「ラジオを聴いて欲しい」「目立ちたくない」と、番組を降り、海外にひとり旅をしたこともある。成田空港には心配したリスナーたちが、大勢待っていた。『わがままお嬢様』と評されたことがあった。
  • GOROや写楽 (雑誌)などでグラビアアイドルとして取り上げられたことは本人にとっては消したい過去らしい。西村朋紘との番組『MAMI☆OMO Radio Caravan』の公開録音にて、小森のグラビアが掲載された雑誌GOROを持ってきたリスナーが暴走してステージ上に上がり、小森がビキニで寝そべる写真のページを広げ小森を追い掛けまわして泣かせてしまった(オンエアではうまく編集されていた)。そのリスナーは、握手会にもしっかりと参加していた。
  • 赤い魚とネギ類が苦手。大切にしていたキンギョを猫に食べられていた場面に遭遇し、これがトラウマになった。リスナーが知らずに「キンギョの子供が生まれました!」と投稿して来た時、途中までしか読めず投げ出し、ミンキー・ヤスに残りを読んでもらった事があった。(なお、その週には金魚の姿焼きというペンネームのリスナーもハガキを読まれた。)また「赤いから」キンギョが嫌い、とRADIコミで発言した事もあり翌々週の放送で「黒い出目金は大丈夫なんですか?」と番組冒頭の独り言で突っこまれると「その類は全部ダメ!」と言っていた。更にタイトルコールの後「鯛も海で泳いでいるのはダメです。」と発言。ミンキー・ヤス曰く「謎は深まるばかり」とのことである。
  • 健康診断があるのを忘れて、アラレちゃんがプリントされたパンツをはいていった事がある。
  • RADIコミ最初のイベントが、スポーツバレー東海のプールにて行われた時「プールでやるからね。水着でね」とボス是枝から言われ「上はビキニ、下は腰ミノ」という姿で現れた。
  • ヤロメロJr. 出発進行!のパーソナリティに選ばれたキッカケは、ラジオたんぱの別のオーディションの際書類と一緒に提出した写真が、ビキニの写真だったのが目に止まったため。(本人曰く「それしかなかった」との事)。
  • 野球に関しては全くの無知で、ラジオたんぱの番組で「ボールの握りで、ある食器で挟んだように見えることからこの名前がついたボールは?」という問題に対して「サラダボール」と答えた(正解はフォークボール)。
  • 地名・名前の読み間違いが多々ある。代表的なのものとして地名では北海道を「さっぽいどー(札幌+北海道)」「山口県しものけ市(下関)」など。リスナーペンネーム「若年寄恵比寿(わかどしよりえびす)」を、「じゃくねんよりえびす」と読んでしまい翌々週リスナーの指摘より間違いに気がつく。なお、若年寄恵比寿はハガキ職人であり他の番組で採用されたときは「わかどしよりえびす」と正しくペンネームを紹介されるが、小森の番組では「じゃくねんよりえびす」で押し通されてしまった。
  • RADIコミ開始当初流行った牛乳早飲みを、何年後かのクリスマスに再度挑戦した時、牛乳を吹き出しスタジオの床を汚してしまった。
  • 握手会で受験生が小森まなみと握手をすると、受験に失敗するというジンクスがある。但し、左手で握手すると大丈夫らしい。中にはあえてジンクスを破ろうと、右手で握手し後日「合格しました!」と報告する強者リスナーもいる。近年では小森まなみの年賀状が『落ちないお守り』として受験生に大人気。きっかけは「コモリの笑い話にはオチがないから」とリスナー間の逸話。
  • 1994年、担当するRADIコミの10周年記念イベントを、名古屋レインボーホールで開催。約7000人のファンを動員。
  • 1997年頃から『アニラジ』ブームがおこり、アニメ・ラジオ・イベントの最前線にクローズアップされたが、本人は『ブーム』にあおられることを、極端に嫌悪するため「これからマリモになります」と1999年にイベントで宣言。これがいわゆる『マリモ宣言』。
  • 阪神淡路大震災があったとき、義捐金として現金ではなく使っていないテレホンカードを集め、換金した後 寄付した。
  • 番組でミンキーヤスにテレホンカードを換金したお金を、「コスプレ衣装につかわないでね」といった趣旨の発言をした。

その為、ミンキーヤスは激怒しその日の放送では必要事項以外の発言がなかった。

略歴[編集]

果物などの、捨ててしまう種を砂漠緑化に役立てる「緑のたまごプロジェクト」を同年の名古屋城夏まつりより開始した。種の募集は、公開録音の会場に種を入れる箱を設けたり、番組宛てに送るなどで継続していた。

  • 2005年8月7日 - 愛・地球博で行われ、会場のEXPOホールに定員である3,000人の観客が動員された、東海ラジオのアニラジ5番組の合同イベント「東海ラジオスペシャル We Love The Earth」に参加。イベントでは「緑のたまごプロジェクト」の取り組みと、自身が震災後のタイを旅したメッセージ映像を紹介した後、イベントのために作詞した「アイノホシ~We Love The Earth」などのライブを行った。後に「緑のたまごプロジェクト」は、外来種生物禁止法により中止となった。
  • 2006年6月1日 - 声優と歌手の活動を、アニプレックスのマネージメント部門「VOICE&HEART」に移籍。
  • 2006年8月20日 - 名古屋城開府400年『名古屋城宵まつり・夢のチカラ+GP』!!開催。
  • 2006年10月14日 - 原宿 Blue Jay Wayにて、小森まなみの初の朗読&アコースティックライブ『きんもくせいナイト~Premium First Flight』開催。チケットが約1時間で完売されたことから、本公演前に追加公演が行われるという事態が起きた。
  • 2007年7月14日 -東京上野公園 不忍池 水上音楽堂にて 「アニソンカーニバル in UENO 2007」出演。
  • 2007年8月19日 - 名古屋城内二の丸イベントステージにて 「名古屋開府400年 第2回名古屋城宵祭り mamiのRADIかるコミュニケーションみんなのパワーだ☆ちょこECOナイト!」を開催。

音楽[編集]

特記しない限り発売元はキングレコードスターチャイルド(~2005年7月)/インデックスミュージック(2005年7月~))。

シングル[編集]

アルバム[編集]

  1. HERTZ」(K20A-746、1986年5月5日/KICS-307、1993年4月30日(CD再版))
  2. HERTZ II ~ハートのKey Station~」(K28A-807、1987年8月21日/KICS-308、1993年4月30日(CD再版))
  3. HERTZ III ~DJ BEAT~」(256R-3、1989年5月5日/KICS-309、1993年4月30日(CD再版))
  4. PRINCESS COLLECTION」(KICS-208、1992年4月22日
  5. ALICE」(KICS-306、1993年4月30日
  6. Noël~君がそばにいれば~」(KICS-359、1993年11月26日
  7. Birth」(KICS-464、1994年12月16日
  8. Courage~クゥ・ラージュ~」(KICS-565、1996年8月7日
  9. Tiny Angel」(KICS-643、1997年10月3日
  10. Presage」(KICS-706、1998年11月27日
  11. Be Station」(KICS-747、1999年10月16日
  12. Citrus Monsoon」(KICS-884、2001年7月25日
  13. ユ・メ・ノ・チ・カ・ラ」(KICA-647、2004年7月22日
  14. Ride on Wave」(NECA-30138、2005年7月21日

音源未収録楽曲[編集]

  • 「ときめきが目を覚ましている/空の青さに」
    プレイステーション用ゲーム『海腹川背・旬』主題歌

DVD[編集]

ビデオ・LD[編集]

代表曲[編集]

  • HERTZ~電波の天使たち~
  • 夢みるハート
  • 君に逢えてボクはボクになる
  • Fight!~最後の天使~
  • YELLを君に!
  • I Love You
  • 君がそばにいれば
  • きゅんきゅんのパワー

その他[編集]

  • 小森まなみのおやすみポエム
    ラジオ大阪1314 V-STATION」携帯サイト「声優V-STATION」3分ラジオで2003年6月19日~2004年1月5日に公開された金子みすゞの詩を朗読するプログラム。後にCD化された。

出演[編集]

ラジオ[編集]

現在放送中[編集]

1994年~「Pop'n!パジャマ」
1996年~「~EX(EXtra)」
1999年~「~RV(ReVolution)」(AsR RadioRevolutionと統合)
2001年~「~EYE」

過去[編集]

ラジオたんぱ[編集]
AM/FM[編集]
※「内藤寛のZig Zagアンテ~ナ」「TV GAME RADIONS R」内コーナー

テレビ[編集]

声優[編集]

書籍[編集]

エッセイ[編集]

自叙伝[編集]

絵本[編集]

  • 「だいじなだいじなたからもの」(こもりまなみ、主婦の友社、2001年11月発行)ISBN 4-07-231863-9

雑誌[編集]

その他[編集]

  • 小森の友人である井潤千代美による「ハートのKey station」という漫画が「mimi」(講談社刊)で連載されていた(KCmimi全2巻)。小森をモデルにした、ラジオ業界を舞台にした作品。初版2万部が即日完売した。
    • 最後の一線を越えた彼氏が登場したため「モデルは誰だ?」と小森の番組に問い合わせが殺到、井潤の「ンなのいねーよ!」の一言で一蹴された。
    • 1巻目は小森のたんぱ時代の江ノ島でのボツ葉書供養までを踏み台にしたストーリーだったが2巻目はオリジナルストーリーである。
  • 20周年記念に週に一度FAXで発行していた「RADIコミ新聞」を1冊に収めた本を出版し、予約を受け付けたが発行元と出版元が違い著作権問題が発生した為、発売中止となった。

講演[編集]

  • 『ことばの力~楽しい朗読会~』(2004年2月21日/12:30-14:00/東海高校)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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