酒々井駅
酒々井駅(しすいえき)は、千葉県印旛郡酒々井町酒々井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線の駅である。難読駅。
歴史[編集]
- 1897年(明治30年)1月19日 - 成田鉄道(初代)の駅として開業。旅客・貨物の取り扱い。
- 1920年(大正9年)9月1日 - 成田鉄道が買収され、国有鉄道の駅となる。
- 1961年(昭和36年)11月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1974年(昭和49年)3月15日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
- 1989年(平成元年) - 現在の橋上駅舎になると同時に有人駅となり、みどりの窓口も設置。改札出口は壁がガラス張りで開放的である。
- 2001年(平成13年)
- 2007年(平成19年)4月1日 - 業務委託化[1]。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。1、2番線の間(中央)に上下共用の留置線が1本ある。橋上駅舎で、エレベーターが2010年(平成22年)に完成した。1989年(平成元年)に改築するまでは、1974年(昭和49年)に無人化した木造駅舎があるだけで、近代的に整備された駅前周辺とは対照的な光景だった。
佐倉駅が管理しJR千葉鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口(営業時間7:00 - 21:00、休止時間あり)が設置されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■成田線 | 下り | 成田空港・銚子方面 |
2 | ■成田線 | 上り | 千葉・東京方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗車人員は3,472人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 2,304 |
1991年 | 2,563 |
1992年 | 2,679 |
1993年 | 2,759 |
1994年 | 2,828 |
1995年 | 2,812 |
1996年 | 2,783 |
1997年 | 2,898 |
1998年 | 3,048 |
1999年 | 3,022 |
2000年 | 3,015 |
2001年 | 3,016 |
2002年 | 3,224 |
2003年 | 3,201 |
2004年 | 3,256 |
2005年 | 3,276 |
2006年 | 3,304 |
2007年 | 3,304 |
2008年 | 3,325 |
2009年 | 3,176 |
2010年 | 3,095 |
2011年 | 3,055 |
2012年 | 3,119 |
2013年 | 3,472 |
駅周辺[編集]
駅周辺には京成酒々井駅や国道51号などが隣接し、交通の便が比較的良い事から、昭和40年代から住宅団地が造成されており、駅西口に「酒々井町中央台団地」(造成主体・酒々井町)、駅東口に「東しすい住宅団地」(造成主体・東急建設、昭苑都市開発)が広がっており、ベッドタウン化が進んでいる。近年、駅前のマンション建設が盛んになってきている。
バス路線[編集]
西口から発着している。
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | |
---|---|---|---|---|---|
JR酒々井駅 | 酒々井プレミアム・アウトレット線 | 酒々井プレミアム・アウトレット | ちばグリーンバス | ||
順大線 | 京成酒々井駅・順天堂大学・学園台中央 | 学園台 | ちばグリーンバス | ||
深夜急行バス | 公津の杜駅・JR成田駅 | 成田空港第2旅客ターミナル | ちばグリーンバス | 乗車可能 |
このほか、酒々井駅入口停留所に早朝便特急バス 東京駅八重洲口前・浜松町バスターミナル行(千葉交通)が発着する。
また、平和交通が運行する銀座駅、東京駅八重洲口からのJR成田駅行きの深夜急行バスが酒々井駅停留所で降車扱いをする。
隣の駅[編集]
※なお、同駅を通る特急「成田エクスプレス」、「あやめ」は通過するが「駅からハイキング」の開催日や、あやめ祭りと佐原の大祭以外での観光シーズンに運行される臨時特急「さわら」は酒々井プレミアム・アウトレットのオープンにより、2013年より停車している(それまでは「さわら」も同駅を通過していた)。