世界の慣習と文化
世界の慣習と文化(せかいのかんしゅうとぶんか)とは、世界における各国の人間が共有する行いや考え方・価値観、人間が社会の成員として獲得する行動様式のことである。
外国と接するうちに見えてくるのは、外国ではなく、むしろ日本文化に対する深い理解である。異文化の中に住むと、必然的に母国である日本と比較する習慣が身につく[1]。
目次
- 1 日本
- 2 イスラム諸国
- 3 アメリカ
- 4 中国
- 5 韓国
- 6 デンマーク
- 7 その他の国々
- 7.1 台湾
- 7.2 北朝鮮
- 7.3 カナダ
- 7.4 ロシア
- 7.5 アフガニスタン
- 7.6 北アイルランド
- 7.7 フランス
- 7.8 ドイツ
- 7.9 イギリス
- 7.10 フィンランド
- 7.11 スイス
- 7.12 イタリア
- 7.13 インド
- 7.14 オーストラリア
- 7.15 フィリピン
- 7.16 ミャンマー
- 7.17 スリランカ
- 7.18 ラオス
- 7.19 タイ
- 7.20 ベトナム
- 7.21 アラブ
- 7.22 ラテンアメリカ
- 7.23 南米
- 7.24 コンゴ
- 7.25 マリ
- 7.26 チュニジア
- 7.27 ジンバブエ、南アフリカ共和国
- 7.28 ソマリア
- 7.29 ナイジェリア
- 7.30 ウガンダ
- 7.31 欧州のアパート
- 8 脚注
- 9 参考文献
- 10 関連項目
日本[編集]
- 手で口元を隠す - 女性が話したり笑ったりするとき、手で口元を隠すようにすることがあるが、この仕草は欧米人からみると自信のなさ、未熟さ、うしろめたさなどを意味する[2]。
- 座ったときの応接 - 背筋を伸ばし、両手を膝の上において対面する日本人の姿勢は相手への尊敬を示すことが多いが、外国人にはそれを緊張、無関心、不賛成、対立と受けとめる。その他多くの点で日本人は外国人に誤解されやすい[3]。
- 意見を求められたとき - 「別に意見は何もありません」とか「難しい問題ですね」と逃げる人が多い。相手が日本人なら、遠慮だと理解してもらえるかもしれないが、文化が異なる相手のときは、これでは許されず、責任放棄と取られることが多い[4]。
- ジャーナリズム - 中国人が撮った反日の映画は取り上げるが、中国の公式見解に反する日本人が撮った映画(「南京の真実」など)は、無視して取り上げない[5]。
日本人の特性[編集]
例示[6]
- 風の音、川のせせらぎ、波の音など自然の音に安らぎを感じる。(外国人にとっては雑音でしかない)
- 働き好きで、働くことは楽しいと考えることができる。
- 約束をきちんと守る。
- 他人の気持ちが分かり、人を傷つけないようにし、人に喜ばれるように振舞う。
- 非常に繊細で美的センスがあり、細かいところに気がつく。
- 好奇心が強く勉強好きである。
- 物を無駄にせず効率的に利用する。
- お人よしで平和好き、助け合うのが好きである。
- 意志力が強く、先進的な技術開発が得意である。
- 義があれば、死も受容することができる。
イスラム諸国[編集]
イスラム原理主義[編集]
「イスラム原理主義」という言葉は、アメリカがつくったもので、イスラム教徒(ムスリム:世界65億の人間のうち、5人に1人)にとっては欧米のイスラムに対する偏見を象徴している。欧米の社会は、イスラムの規範を嫌う[7]。
性文化[編集]
ムスリムは、自分の女性親族に対する性的な発言は家族として守るべき名誉をひどく傷つけられたように感じる。そして性的な侮辱に対する反応は、瞬間的に暴力的なものになる。家族の絆がかけがえのないものであり、それを侮辱されることに耐えられない。ムスリムは本人の生活がイスラムの教えに従っていなかったとしても、人前で性的な言葉を口走ることはない[7]。
- 「ジダンの頭突き問題」を参照
アラブ人にしても、トルコ人にしても、相手が異教徒の場合、夫婦間以外の性交渉を厳しく禁じているイスラム的道徳が緩みやすい。同じムスリムだと例えば街で女性に声を掛けてナンパすることはない。単にイスラムで禁じられているだけでなく、女性の家族は著しく名誉を汚されたと感じるので、刃傷沙汰に発展しやすい。イスラムでは、4人までの女性と結婚できる。しかし、複数の妻の処遇は平等でなければならない。「平等」というのは、遺産の相続、子供への平等な処遇、ベッドを共にする回数に至るまで平等でなければならない。よほどの大金持ちでない限り、これは難しい[7]。
日本人女性は要注意[編集]
ムスリムの女性は、街で声を掛けてくる男を絶対に相手にしない。その場で知り合った男と、1日遊びに行ったり、食事に行ったりすることも決してない。日本人の女性旅行者も、突然自分に近づいてくる男性がいたらナンパ目的だと考えた方がいい(特に2人だけで食事に行った場合、男は、「食事に行くようなことまでOKしてくれるなら、ベッドに入るチャンスは増大した」と考える)。安易に誘いに乗ると、最悪の場合、身の危険にさらされることになる[7]。
死生観[編集]
イスラム教徒は自殺しない[8][9]。ムスリム(イスラム教徒)は、苦境にあっても、多くの場合自殺という選択をしない[10]。イスラムには、殉教の観念がある。神の定めた教えに全面的に従うために命を落とした場合、殉教者として来世で天国に入ることが決まるという[10]。
価値観と行動[編集]
キリスト教は正統性(正しい教義や信条)に重きを置くが、イスラム教は正当性(正しい行動)を重視する[11]。
- もてなし - イスラム圏の街では、バザールの店のウィンドウを眺めているだけでも、中から店主が声をかけお茶を勧める。店の中に入って紅茶をご馳走になって、何も買わずに出てくるというのは、日本人には相当勇気のいることだが、イスラム的には親切に対価を求めてはならないのだから、ご馳走さまと言って出てしまってもなんら問題はない。逆に、買い物をしようとして店に入り、あれこれ品定めをしているあいだに、お茶を供されているのに、それを放っておいて買い物に熱中する日本人は良くない。客をもてなすのはイスラムの義務であり、神の定めた行為なのだが、もてなしを素っ気なく無視しているようなもので非礼となる。まったく見ず知らずの人に親切にしてもらうと、日本人的感覚としては、何かお返しをしなければと思ってしまう。何かお返しをしなければと思って、持っているものをあげたりすると、ムスリムはひどく傷ついてしまう。言葉での感謝以上のお返しをしてしまうと、「見返りを期待していた」と受け取られたことになってしまうからである[10]。
- アルコール - 現在欧米に住むイスラム教徒の共同体では、アルコールを売り消費し生産する場所、例えばブドウ畑やレストランや食料品店などでイスラム教徒が働いていいのかどうか、議論も行われている。同様に、レストランにしても誰かの自宅にしても、いずれにせよアルコールが出ると分かっているディナーの招待にイスラム教徒は応じていいのか、という問題もある[11]。
- 富の再分配 - イスラムでは、政治権力でも経営でも、頂点に立つものが、金を貯めこんで貧者に富を再分配しないのは最悪とされる。勝者にだけ勝負を続ける権利があり、敗者は退場しろという冷徹な資本主義の論理は、イスラムにはまったく通用しない[10]。
- 助け合い - イスラムの場合、個人主義というものを評価しない。一人でいること自体を良くないと見ている。もしも困った状態に陥ったとき、「助けて」と叫ぶことになんの抵抗もないし、恥にもならない。躊躇する理由すらない。どうにもならない状態に至ったら、誰でも叫ぶ。叫ばれたら、周囲の人はそれを見捨てることはできない。「どうしたんだ?」「私は何ができるんだ?」と口々に、人々が駆け寄ってくる。困っている人が一人で押し黙ったまま問題を抱えていることは、日本よりずっと少ない[10]。
土葬[編集]
火葬が禁じられており、土葬にしなければならない。日本で働くイスラム教徒が死ぬと、日本にある専門の葬儀屋に依頼して遺体を冷凍保存し、祖国の遺族に送るのが通例となっている(100万から250万円)。ここで支援に乗り出すのが、日本にある外国人コミュニティで、誰かが死亡した場合、仲間たちが少しずつお金を出し合って遺体を祖国へ送る資金をつくっている[12]。
スカーフ問題[編集]
西欧社会、とりわけフランスでは、とにかく「スカーフを取らなきゃ女性は解放されない」と思い込んでいるが、ムスリム女性は、スカーフを外せば女性が解放されるなどとは誰も思っていない。西欧社会の思い込みというのは、異文化に対して傲慢である。自分の意思で着用しているムスリムの女性たちは「では、ミニスカートにタンクトップにしたら、女性が開放されるとでもいうのか」と反論する[7]。ブルカ を参照
サウジアラビア[編集]
サウジアラビアはイスラム教の最も厳格な国だが、王子ら(1万人以上)裕福な若者たちの秘密乱行パーティーで、サウジ国外のナイトクラブのように、宗教上タブーの酒と麻薬が氾濫。乱交パーティーには売春婦が出入り、取り締まりに当たる宗教警察の「お目こぼし」も受けている[14]。
アメリカ[編集]
日本では「沈黙は金」、アメリカでは「沈黙は禁」[15]。
国旗[編集]
アメリカの都市では祝日になれば、いたるところに星条旗が掲げられる。しかし、これは愛国ではない。アメリカ人はこうでもしなければ、アイデンティティを保てない。星条旗は不安の象徴である。日本では(よほどの国粋主義者でなければ)日の丸を揚げたりしない。確固とした「日本」があるからである[16]。
公共の場での飲酒[編集]
ほとんどの州では、屋外の公共の場(公園や海辺はもちろん、桜並木の下など)で酒を飲むのは厳禁。ただし、ルイジアナでは路上で酒が飲める場所(バーボンストリート)がある[17]。
住宅[編集]
芝生の管理 - 住民が芝生や庭木の管理を怠ると、地域全体の不動産価値が下がるからとコミュニティから苦情を受けることも多い。こじれると裁判沙汰。緑の芝生をこよなく愛するアメリカではタンポポは最も忌み嫌われる。タンポポを咲かせることは「モラルに欠ける、アメリカ人としてあるまじき行為」らしい[17]。
風呂 – 平均的な一戸建て住宅には、風呂がたいてい3つある。夫婦で別々の風呂を使う、という人も多い[17]。
暖炉 – 家にはたいてい暖炉がある。温暖なカリフォルニアですら、「暖炉付き」で不動産価値が上がる。しかし、ちっとも部屋を暖めてくれない。暖かい空気は煙突からさっさと外に逃げてしまい、薪ストーブみたいな暖房効果はない。毎晩使うと1ヵ月の薪代は8万円。最近は、暖房を「ニセモノ」にリフォームする家庭も多い。ガス式や電気式が便利だからと大人気[17]。
地下鉄[編集]
ワシントンD.C.の駅には売店もトイレもない。駅や電車内での飲食は違法行為。ポテトチップスでも食べようなら、すぐに鉄道警察が飛んでくる(清掃コスト削減)。ニューヨークの地下鉄は「居眠り禁止」(盗難防止)[17]。
夫婦[編集]
日本のクラス会は本人だけが出席する。アメリカでは夫は妻の、妻は夫のクラス会に出席するのが当たり前である。日本では夫婦は一体だと思っているので、妻は夫に愚妻呼ばわりされても、そばでニコニコしていられる。夫が自分を卑下するかわりに、自分の分身である妻を卑下しているということを知っているからである。アメリカで夫が妻を「愚妻」などと呼んだら大喧嘩、離婚となる[15]。アメリカ人は妻を他人に紹介するとき、「これが僕の世界一素晴らしい妻です」とか「僕の最大の理解者です」など、自分の妻を褒め倒す[17]。
応接[編集]
パーティは開始時刻より早く行くのはご法度、多少遅れて出席するのが普通、お開きの時間近くになると三々五々散っていく[18]。
アメリカ人の家に初めて招待されると、家の中を全部見せてくれる。寝室やトイレ、洗面所に至るまで見せてくれるので、初めての日本人は面食らってしまうが、これは初めて来たお客様に遠慮なく自分の家にいるのと同じ気持ちで気楽にしてください、という気持ちの表れなのである[15]。
家庭では、トイレのドアは使用中以外は空けておくが、これを知らない日本人はドアを閉めてしまうので、いつまでも使用中と思われ家族に迷惑をかけてしまうことがよくある[2]。
教育[編集]
先生が校外で生徒の喫煙を見つけた場合、日本では学校の処罰の対象となるが、アメリカでは、学校外のことは警察の管轄だから注意ぐらいはするが、これは人権問題にも関わってくるので、学校内の処罰の対象にはしない。日本人は、あまり仕事の話を子供にしない(不安な気持ちを与えたくない)が、アメリカ人は、仕事に関する情報を出来るだけ子供に与えた方が仕事を選ぶときによいのではないかと考える[19]。
国による教科書検定はない。州の制約もなく、郡や市では推薦のような形で提示されることはあっても拘束力はなく、ほとんどの場合、その学校の同じ教科を受け持っている先生たちが相談して決める[15]。
プレゼン教育 - 「なぜアメリカ人はプレゼンが上手いのに、日本人は下手なのか」と日本のサラリーマンはよく嘆く。アメリカの子供たちは、小学校入学前から、ひたすら「プレゼン」の訓練を積んでいる[17]。
テーブルマナー[編集]
3つの大原則がある。
- 飲み物以外は、お皿を持ち上げない。
- 背筋を伸ばして、食べ物をお皿から口に運ぶ。
- 出来るだけ音を立てない。
お茶碗をお膳に置いたまま、背筋を真っ直ぐに伸ばし、慣れていないお箸で、卵かけご飯や味噌汁を食べるのは大変である。音を立てることで、冷たい空気を一緒に吸って瞬間的に冷やすから、熱い味噌汁も飲める、これも一つの文化、理にかなっている。最初の日本の食事はあまり美味しいとは思えなかったが、日本での生活が長くなってくると、次第に日本食が美味しく思えてくる。「このわた」「もずく」「からすみ」「あんきも」も大好き、極め付けは滋賀県名物の「鮒寿司」[19]。
州法[編集]
- 「アメリカ法#州の強大な権限と州法」も参照
州法には憲法に収まりそうもないものが多く、動物を人間と一緒にするような混乱まで見られる。アメリカの州法の一例[16]
- アイダホ州 – 結婚していないカップルはセックスしてはいけない。
- オクラホマ州 – キスは3分以内にしなければならない。
- マサチューセッツ州 – 女性は騎乗位になってはならない。
- モンタナ州 – 正常位以外のセックスはしてはいけない。
- フロリダ州 – マイアミでは動物のまねをしてはならない。人を死に至らしめても正当防衛であれば罪に問われない(2005年可決)。
- カンザス州 – チェリーパイの上にアイスクリームを載せてはならない。
- ケンタッキー州 – 風呂に入るのは年1回とする。
- オレゴン州 – 動物は市内で性行為をしてはならない。
- ユタ州 – 鳥はどのハイウェイでも通過してよい。
- アリゾナ州 – 月に1度だけ、夫は妻をひっぱたいてもよい。
- バーモント州 – 神の存在を否定してはならない。
愛国者法[編集]
- 「米国愛国者法」「アメリカ国土安全保障省」も参照
アメリカ政府にとって不都合な人物は、法的手続きを一切行わずに逮捕監禁(日本国の刑法では不法に人を監禁した場合には監禁罪となる)できる。個人情報の保護が認められず、ジャーナリストは情報源を明かすことを拒んだとして逮捕され続けている。愛国者法の一例[16]
- 政府の秘密諜報部員が国民の電話、携帯電話やコンピュータ、Eメールなどインターネットでのやりとりを盗聴、傍受できる。
- 連邦捜査局や警察の秘密諜報部員が国民の家や事務所などを捜索できる。
- 国民の書斎や書籍類などの使用状況を秘密裏に調査できる。
- 国民の銀行取引やクレジットカードなどの財務記録、医療、旅行、商行為などの記録を秘密裏に精査できる。
- 事前の通知や許可を得ずに国民の資金や資産を凍結できる。
- 秘密の監視対象者名簿を作成し、その者が国内外に旅行することを禁止できる。
貧困大国アメリカ[編集]
2007年の意識調査では、3分の1を上回るニューヨーク市民が自分もホームレスになるかもしれないと心配していた。ニューヨークでは、地下鉄の駅などで暮らしている人が5,000人もいる。彼らの多くはきちんとした職歴を持ち、今も常時ではないかもしれないが働いている人々で、女性は40%ほどとみられる。ホームレス人口の3分の1を退役兵が占めている[20]。
米農務省は2005年、3,500万人を超えるアメリカ国民の家庭が食糧不安をかかえ、その期間は平均6ヵ月と推計した。生活困窮者への食糧支援を全米規模で展開する団体「セカンドハーベスト」によると、2005年に炊き出し形式のスープキッチン、配給型のフードパントリー、シェルターの食事を利用したアメリカ人は2,500万人以上に上った。これは週当たりでは400万人、全人口の9%が、1年の間のある時期に食事に事欠いたということである。米社会保健福祉省の指標では2005年、一家3人の世帯で年間所得1万6,090ドル(128万円)未満、単身世帯では9,570ドル(77万円)未満、5人世帯では2万2,610ドル(180万円)未満の世帯が貧困とされた。この指標を使用した国勢調査局の推計では、2005年のアメリカの貧困人口は3,700万人(国民全体の約13%)だった[20]。
経済協力開発機構(OECD)による相対的貧困率(国の平均所得に対して半分未満しか所得がない世帯の割合)の調査(2008年) - 1位 メキシコ(18.4%)、2位 トルコ(17.5%)、3位 アメリカ(17.1%)、4位 日本(14.9%)、・・・最下位 デンマーク(5.3%)[21]。
ハワイ州[編集]
物価の高いハワイでは、仕事を複数掛け持ちしながら生活を工面している人も多い。十分な収入が得られない人には、貧困や飢えなどの厳しい現実が待ち受けている。2009年の統計では、ハワイ州のホームレスは5,700人以上とされている。ホノルル市内で野宿をしたり、シェルターで支援を受けたり、海岸沿いでテント生活を余儀なくされたり、苦しい生活を送っている。「楽園ハワイ」は、少なくともハワイに住む人々の生活を適切に表現するものではない[22]。
今日では訪問者の数は減少傾向にあるものの、相変わらず人気は高い。21世紀のハワイは、癒しを求める日本の人々が、繰り返し訪れる島である。現代の日本人にとって、ハワイは労働の存在しないバカンス地である。普段の忙しい日々から逃れて、「まったり」「のんびり」した「何もしない贅沢な時間」や、楽しいショッピングを満喫できる島である[22]。
ハワイ先住民の文化と社会は、現代の日本と不可分な関係にある。両者は観光産業を介して、密接につながっている。両者の関係を今一度丁寧に捉え直し、幅広く柔軟な先住民の文化理解をいかに進めていくかを模索し続けることこそが今後、ハワイを訪ねる観光客ひとりひとりが考えるべき大きな課題だろう[22]。
その他[編集]
痛みに弱い? - 親知らずの抜歯は全身麻酔が当たり前。日本人が抜歯直後に職場に戻ることがあることに驚く[17]。
マスクをすると、相当危険な感染症患者だと思われ、不気味がられる[17]。
中国[編集]
人と人とのコミュニケーションの度合いが日本よりも濃い。見知らぬ人にも気軽に話しかける[23]。
日本では1社で長く勤めた経験は評価されるが、中国では何十年も同じ会社に勤めていた人は信用されない。欧米と同様、ステップアップのために転職するのが普通である[23]。報道機関の記者は大きな権力を持っている。マスコミで取り上げればときには事件になるし、ときには宣伝となるから。取り上げてもらいたい人も、そうでない人ももてなしに気を遣う[23]。35歳以上の人が懐妊すると、羊水検査が義務付けられている。それによって胎児に異常がないかを調べる(高齢出産に潜む危険性を防ぐのが狙い)。もし異常が見つかれば全く迷わず堕胎する。中国人に言わせると、そこで悩んだり、迷ったりする日本人が理解できないという[24]。
面子[編集]
中国人は面子とか、「外からどう見られるか」をとても大切にする。だから諸外国の注目を浴びる軍事パレード[25]は、通常の訓練を後回しにしてでも、準備が周到に行われてきた[26]。月給の数倍ぐらいの買い物を平気でする。特に車とかテレビ、カメラ、時計などステータスやメンツと関わることには日本人よりお金を惜しみなくつぎ込む[24]。
基本姿勢[編集]
- 謝罪しない - たいていの場合、謝罪をしないのが中国政府の姿勢なら、一個人の場合でも謝らないのが中国流。信号機のある交差点で車同士が衝突しても、互いに自分の方が青だったと主張して、絶対に自分の非を認めることはない[27]。先に譲歩することは絶対にない。中国では「譲歩」は悪徳だと教えられている。相手が一歩下がれば、その分を攻め込む。攻め込まれた後で「え、それはルール違反では」と抗議しても、いったん手中にしたものは戦争で回復されない限り、返すことはあり得ない[28]。
- 違法と犯罪 - 被害者が明確に見えない著作権侵害や旅券偽造、免許証偽造、薬物売買、入管法違反などは「違法ではあるけれど、犯罪ではない」と捉えている。みな声をそろえて「密入国は違法ではあるけれど、犯罪ではない」と訴える。自分中心、自分の家族中心、自分の国中心で物事を考え解決してきた中華民族は、その中華思想社会において、自分にかかわりの薄い「公共の利益」や「全体の調和」を重視するという習慣がないので、警察力ではなく国民の道徳レベルで治安が維持されている日本においては、まさにやりたい放題になりやすい[29]。
- 虚飾より実利 - 飲み屋に行っても、接待してくれる女性と「セックスをやるか、やらないか」だけの世界である。日本の紳士たちが繰り広げる夜の接待(ホステスの手も握らない)など、彼らから見れば、「時間の無駄」で「馬鹿のやること」である[28]。
悪化する人権状況[編集]
天安門事件で学生リーダーだった王丹は、2011年6月、「民主化、人権を巡る状況は、天安門事件当時より悪い。事件以前、政府批判や民主化、人権の議論が出来た。いまや人々は当局の弾圧を恐れて何も出来ず、何も言えない」と述べている[30]。
- 「中国の人権問題」を参照
愛国心[編集]
愛国心について、日本では一般的に強い愛国心を表現する人をどこか敬遠するような風潮さえある。しかし、中国では愛国心についての価値観は日本とは大きく異なる。1994年から展開された愛国主義教育の影響もあって、とりわけ若い世代にとって愛国心は社会規範の中で最も重要な精神の一つとして認識されている。中国には「愛国無罪」という言葉がある。愛国心に基づく行動は何をやっても許されるという意味である。中国のネット・ユーザーは80年代以降生まれの若い世代が多く、彼らは中学・高校と愛国主義教育をどっぷりと受けて育ってきている。彼らは「日本による買収」と聞いただけで、かつて学校で教わったり、ドラマや映画で繰り返し見たりした日本帝国主義の中国侵略とイメージがすぐ重なる[31]。
一人っ子政策[編集]
妊娠3ヵ月から4ヵ月の胎児の堕胎手術が盛んで、その始末は秘密のルートから食材として流れる。秘密食事会では胎児を煮込んだスープは男性機能不全に陥った老人に特に人気がある[28]。
愛人[編集]
- 愛人優遇 - 身内や親戚のものを会社に引き入れ、自分の秘書にしたり、運転手に雇ったり、会計を任せたりする。だから愛人を関係会社に就職させるなどということはごくあたり前である[24]。高級官僚の過半は愛人を囲っている。大学新卒予定者の就職希望アンケートでは税金にたかれる公務員が一番人気という調査結果。行政は庶民のために機能せず、党と党員のために機能している。だから庶民の不満は爆発寸前、各地で暴動が絶えない。反政府暴動は毎年12万から13万件[28]。
- 愛人女子大生増加 - 有名ブランド品欲しさに愛人になる女子大生が増えている。財閥に囲われる「愛人業」の年間の「お手当て」は1千万から2百万円[28]。
- 官僚の愛人 - 現在、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは中国共産党官僚家族の天国。BMWを運転して街を闊歩する者は、ことごとく党の汚職官僚の妻か愛人。巨額の学費を納めて、大学キャンパスで肩を抱き合って歩いている色情女と男は揃いも揃って党の役人の苦労知らずの子弟たちである[34]。
利権構造[編集]
- 共産党 - 社会的・経済的・政治的利権にあやかりたい人は、共産党に入党することで、初めて利権を手中に出来るような構造が出来上がっている。職場内での出世はむろんのこと、医療、教育、福祉など日常生活におけるあらゆる便宜が与えられる[35]。
- 警察 - 庶民の犯罪に目を光らせているが、共産党幹部の犯罪には裏から協力する。庶民は警察も軍も信用していない。独裁者の暴力装置くらいにしか認識していない[28]。
- 権力の座 - 現在の中国共産党寡頭集団のメンバーとその家族は、一人の例外もなく腐敗した権力を利用して汚職に手を染めた犯罪者であり、その中でかなりの者が人民を虐殺した罪、残酷な刑を行った罪、集団絶滅の罪などの反人類的な罪を犯している。権力の座にいるときは、彼らは権力によって自分を守ることが出来る。しかし、一旦その座から下りて協力の後ろ盾を失うと、彼らの罪は権力闘争の敵が彼らを粛清するときの理由になる[34]。前広東省深圳市長は権力闘争に敗北した後、汚職の罪で追及された。彼は、党規律検査委員会の尋問を受けたとき「党の腐敗官僚は、世界で一番幸福な職業で、最も危険な職業だ。幸福と言えば、酒も女も不自由せず、この世の天国と言ってもいい。危険と言えば、周囲を虎や狼のような身の程知らずの者に囲まれて、ちょっと油断すれば、天国から地獄に転げ落ちる」と嘆いたという[34]。
- 共産党官僚 - 政治的崩壊の前に、誰もがいざという時の用意をしており、腐敗した権力という打ち出の小槌で財産をしこたま集めることに執心する一方で、妻子または親友や愛人を海外に送り、銀行口座を開設して財産を移動している。自らも海外のパスポートとビザを手配済みで、少しでも身の危険を察すれば、すぐに高跳びして、海外の富豪として暮らすのである[34]。
- 特権階級 - IMF推定による中国の「ジニ係数」は0.47。つまり中国の富の47%を、わずか1%の特権階級が独占している。中国人の1割を占める富豪が隠している財産は78兆円(ヘラルド・トリビューン、2010年9月22日)[28]。現在、中国の0.02%の人口が、70%の富を握り、3,000万の富豪のうち80%が党権力貴族階級に属する[34]。
賄賂[編集]
戸籍証明を取るのも戸籍を変更するにも、賄賂が必要。だから戸籍の売買が公然と行われ、死んだ人の戸籍も生きていることにして高く売れる。裁判で公判が公正に行われず賄賂が判決を左右、殺人でも無罪になるかと思えば、裁判長の虫の居所が悪いと万引きでも死刑判決が出る[28]。
学生の生き方[編集]
積極的に入党しようとする大学生が実に多い。卒業後に何をするにしても、早く成功したがり、入党しないよりした方がまし、と思っている。近年の調査では、党や政府などの役所に入って公務員となることが、すでに大学生の職業選択のトップとなっている。中共のやり方と若い学生の生き方とは似ている。表面的には、彼らの生き方は、中共のイデオロギーとは全く別物である。しかし中共の変遷に詳しい人からすると、すぐに分かるのは、中共のやり方―権力の奪取、掌握、維持―とそれら若い学生の生き方は実質として内在的に一致するところがあり、それはつまり機会主義的な「利益第一主義」と「目的のために手段を選ばない」やり方である。だから、「韜光養晦」(じっと機会をうかがう) 「胯下之辱」(一時の恥辱に耐える) 「有奶便是母」(乳をくれる者が母) 「無毒不丈夫」(大きいことを為すには毒も要る)といった類の生きる知恵が、彼らの処世のための座右の銘となっている[36]。
反日[編集]
- テレビのホームドラマ - 誰々がとんでもなく悪いヤツだということを表現するのに、「あいつは日本人よりも悪い」という言い方がよく出てくる。2千年以上にわたって延々と道徳教育をやってきた結果、中国の文化人や知識人自身が、中国というのは欲望最高、道徳最低の国だといって嘆いている[5]。
- 不都合な事件 - 近年中国では、国内に不都合な出来事や事件(ノーベル平和賞受賞など)が起こると、国家・民衆を挙げて最も攻撃しやすい日本に、眼が向くように操作されている。中国国家としては、「置いてきぼり組」や民主化を求める民衆が、いつ何時自分たちの方向に刃を向けてくるかも分からない、困った存在であるからである。中間層の拡大から来る政治への影響力は、今はまだ胎動に過ぎないが、やがて大きなうねりとなって来ることを、この国のリーダー達は恐れている[27]。
南京大虐殺記念館(広島記念資料館との対比)[編集]
南京には、当時の虐殺遺跡はほとんど残されていない。多くの犯行現場は風化したり、再開発されたりしている。しかし、広島では、原子爆弾に破壊された残骸がよく保存されている。記念の場所は市内全域に見られ、500を超える記念碑が建てられている。平和記念公園を訪れる人は毎年150万人で、これは南京大虐殺記念館を訪れる人の3倍である。中国の総人口は日本の10倍を超えるにもかかわらず、である。南京に行って反日記念行事に参加した政府の幹部はいまだにいない。南京大虐殺の記念大会に参加した国家指導者は一人もいなく、南京市長さえ毎年必ず参加しているわけではない[37]。南京大虐殺論争 を参照
言論統制[編集]
ネットによる意識調査で回答した35%が「来世はまた中国人に生まれたい」。しかし残り65%は、「豚になっても良いから中国人には生まれたくない」と回答。理由は、「前世で何か悪いことをしたから中国人に生まれてしまった」のであり、「祖国愛などという理由付けはどこを探しても見当たらない」と正直に回答している。このネット網は当局によって閉鎖された[28]。大学には公安デスクが置かれ、パトカーが常駐している。北京大学では4つの入り口で公安が見張っている。共産革命は学生運動から始まったので、学生を最も警戒する[28]。
ネット監視[編集]
胡錦涛政権が社会の安定維持のため、インターネット規制に躍起となっている。サイバー警察の関係者によりアリ族(高学歴で失業中の若者)をネット監視要員として月約25000円で動員、人海戦術で言論監視を強化している[38]。中国においては、何をネットに書けば削除され、何を公言すれば公安から後をつけられるようになり、何をすれば逮捕されるかといったことを心得ていないと生きていけない。網民(ネット市民)たちは日常生活において命にかかわる問題として皮膚感覚で身に着けている[39]。
政府の雇われネット評論員 – 胡錦涛政権以降に新たに情報操作手段の最も大きなものの一つとして、「ネット評議員」が登場。ネット言論界で燃え上がった事件をいち早くキャッチして政府に報告し、「政府のために、政府の望むことを、政府の指示に従って」、一般の網民になりすましながら、掲示板に書き込み、「世論形成」を図り、「世論誘導」を行っている。2006年以降、ネット評議員の養成が活発になっている[39]。
中国政府の警戒心 – これまで「主流」の人たちだけをコントロールし、目を光らせておけば社会全体を掌握できていたものが、インターネットの普及によって大衆発の意見が公開され世論を形成するようになってきている[31]。
インターネット情報サービス管理法(流布させてはならない事項)[31]
- ①憲法が定める基本原則に反するもの
- ②国家の安全に危害を与えるもの、国家機密の漏洩をするもの国家政権を転覆させるもの、国家の統一を破壊するもの
- ③国家の名誉と利益を損なうもの
- ④民族の恨みを扇動したり民族を差別するもの、民族の団結を破壊するもの
- ⑤国家の宗教政策を破壊するもの、邪教や封建的な迷信を宣伝するもの
- ⑥デマを流布するもの、社会秩序を乱すもの、社会の安定を破壊するもの
- ⑦猥褻、ポルノ、賭博、暴力、殺害、恐怖を流布するもの、あるいは犯罪を教唆するもの
- ⑧他人を侮辱したり誹謗するもの、他人の合法的権利を侵害するもの
- ⑨法律や行政の規定で禁止されている内容を含むもの
- なお2005年9月に公布された「インターネットのニュース情報サービス管理規定」では、上記に加えて、「非合法の集会、結社、デモ、大衆を集めることを扇動し、社会の秩序を乱すもの」「非合法の民間組織の名義で活動するもの」が禁止事項として加えられている。2005年といえば、春に反日デモが中国各地で巻き起こった年である。
- 「中国のネット検閲」を参照
劉暁波判決文(2009年12月25日)[編集]
「告発、答弁、証言、判決」のうち、「判決」(抜粋)は以下のとおり[36]。
- 判決
- 本法廷は、被告人劉暁波が我国の人民民主独裁による国家政権と社会主義制度の転覆を目的として、インターネットは情報伝達が速く、伝播の範囲が広く、社会的影響力が大きく、大衆の注目度が高いという特徴を利用し、文章を執筆してインターネット上に発表するという方法により、我国の国家政権と社会主義制度を転覆するよう他者を誹謗かつ扇動し、その行為は国家政権転覆扇動罪にあたると考える。(略)。重大な罪を犯した犯罪者として、法律に基づいて厳重に処罰されなければならない。(略)。インターネット上に誹謗中傷を行う文章を発表したことは、我国の国家政権と社会主義制度の転覆を扇動する行為であり、劉曉波の行為は言論の自由という範疇を明らかに超えたもので、犯罪である。(略)。(略)有期懲役11年、政治的権利剥奪2年に処する((略)2020年6月21日までの期間)。(略)。
- 「中国の人権問題」を参照
国家戦略[編集]
- サイバー攻撃 - 中国人民解放軍にはサイバー攻撃のための部隊として、総参謀本部に第3部及び第4部が設けられている。軍全体、否、国家ぐるみで実施するサイバー攻撃を、彼らは「暗殺者の棍棒」と呼ぶ。中国を起点とするアメリカ国防総省へのサイバー攻撃は2009年で年間9万件に迫る勢いだとされている[40]。
- 海洋覇権 - 胡錦涛政権は「2010年海洋発展報告」で、「海洋強国の建設は21世紀の偉大な歴史的任務」と位置づけ、2020年までに管轄海域の拡大と地球規模の海洋権益保護を目指す方針を打ち出している。中国筋によると、管轄海域拡大には、資源開発をにらみ、尖閣諸島を含む東シナ海や南シナ海の実効支配の拡充が含まれているという。対日強硬姿勢の背景にも、こうした海洋覇権戦略がある。2010年9月、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件は、野望を隠さなくなった中国と、その威圧に動揺する日本という構図を浮き彫りにした[41]。
- 資源覇権 - レアアースは世界シェアの9割以上を握っているが、価格支配権を握るため他国のレアアース鉱山の権益を買おうとしている。石油に関しても、2009年、ナイジェリアの石油権益を欧米のメジャーと争い、欧米勢の何倍もの価格を提示して、世界中を驚かせた[42]。
強制立ち退き[編集]
中共政権及びその相関機関は、ブラックボックスで開発計画を制定し、商業取引に介入し、さらに介入の中で開発業者の支持者、保護者となる。強制売買をスムーズに進行させるため、開発業者が行う恐喝、嫌がらせ、暴力などのヤクザのやり口を黙認し、さらには容認する。軽いところでは水道電気を止めたり、重いところでは警察に捕まえさせたり、さらには手段を選ばず手先を雇う(あるいは家主を殴り、財産に火を付け、深夜に誘拐する)・・・例えば、ある晩、立ち退き家族の一家がとっくにベッドで休んでいたところ、突然5、6名の男にドアを破って侵入された。彼らは強力な懐中電灯と1メートルほどの棍棒を持っており、家族全員の手足を縛り、目隠しし、口を塞ぎ、ドアの外に放り出した。その後、深夜の暗闇の中で、ゴーゴーという物音が40分弱ほど聞かれ、家はブルドーザーで更地にされた。また、土地使用権を有している人が人心や財産の侵害を受け、政府関連部門に訴える際、被害者は当然保護を受けるべきだし、加害者は罰を受けるべきであるが、立ち退き窓口、投書受付窓口から、公安、警察、裁判所まで、大体全部開発業者の側の肩を持つ[36]。
贈り物[編集]
北京語で時計を意味する言葉は死とほぼ同義語なので、中国人に時計を贈ることは禁物である[2]。「バレンタインデー」が普及してきた。日本とは違い、男性が女性にバラなどの花を贈るのが普通である[23]。
高官の恣意的な人事登用と商業界の競争のもとで、愛人秘書、広報スタッフ美女、接待美女などが、客のための贈り物になり、客人に「ひと遊びしてもらう」ことが、取引での当たり前の礼儀になっている[36]。
臓器提供[編集]
死刑囚という救世主がいるから、臓器提供に数の問題は起こらない。死刑が日常茶飯事で、本人や遺族の意思にかかわらず、国家権力によって有無を言わせずドナーにさせられてしまう。移植手術をする病院側の受け入れ準備が完了すると死刑が執行され、ただちに新鮮な臓器が届けられる[27]。
オタク文化[編集]
日本のアニメ・漫画(動漫)が中国の若者を席捲しているため、ネット上では動漫関係の用語も広く使われている。「オタク」が漢字化されて「御宅」となり、女性のオタクは「宅女」、男性のオタクは「宅男」と書き表される。家にいてパソコンの前で品物をネット購入することは「宅消費」と称されている[39]。
便所[編集]
田舎の便所はほとんどシキリもドアもない「開放式」で、大便も大勢の中でやらねばならないから、上海あたりで練習していった方がいい。別名「ニイハオ=コンニチワトイレ」、しゃがんで隣近所と「コンチワ」などと雑談しながら用をたすからだという。これをクリアしないと、中国の旅はできない[43]。トイレでは用済みのペーパーを流せない。傍らのゴミ箱に入れる。最近のマンションなどでもそうである。配水管が細くて紙が詰まってしまうらしい[23]。
華僑[編集]
華僑は容易に相手を信頼しないかわり、一端信頼したらとことん信頼するといわれ、それが彼らの団結力の背景にもなっている。彼らは友人を大切にする[27]。
その他[編集]
- タクシーは運転手の横の助手席に乗り込むのが普通(おしゃべりするのが前提)[23]。
- 最初のデートでも男性は女性を家まで送るのがエチケット[24]。
- 食堂や店の人はお釣りなどお金を放り投げてよこすので慣れが必要[43]。
- 上海ではあたり前のようにほとんど帝王切開である。干支や日にちを重視するようである[24]。
韓国[編集]
歴史的なことから、日本にだけは負けたくないというライバル精神を抱いている[12]。
全般[編集]
- 立ったまま挨拶やちょっと話をするときの距離感 - 日本人は120 – 130cm、韓国人は80 – 90cm。両方が無意識に自文化の常識としての距離感を取ろうとするが、気を付けないとお互いに悪い評価をする(韓国人を「しつこい」と評価する日本人と、日本人を「冷たい」と感じる韓国人)[19]。
- 外国渡航 - ワーホリも含めて、1990年代以降、外国渡航がしやすくなっており、国を挙げて外国へ出て稼ぐことを奨励している[44]。
- 長い会議が終るときに言う言葉 - 「本日の会議はこれまで」ではなく、「それじゃ食事に行きましょう」[45]。
- 男の子が産まれると、近所に知らせるため、玄関に赤唐辛子を吊るす。(赤唐辛子は運気を呼ぶ。また、色形が男子の象徴)[46]
本格的な道徳教育をしている国の最たるものだが、道徳に反する犯罪が多い。犯罪発生率のトップが詐欺事件(日本の8倍強)、贈収賄事件(同27倍強)、横領事件(同33倍強)[5]。
ソウル市内を1時間以上歩いたが、ホームレスは1人も見なかった。韓国では儒教の教えを今でも守っているので、ホームレスになる前に肉親や親戚が手を差し伸べているから、ホームレスになる人は少ない[47]。
警察の姿勢[編集]
- パチンコ対応 - 野党、マスコミによるパチンコ批判[48]が高まり、2006年、パチンコによる依存症の危険性を認識して禁止に踏み切り、パチンコ台100万台は摘発没収となった。当時の首相は、パチンコを野放しにしてきたことに対して、国民にお詫びの談話を発表している「射幸性の高いゲーム機が全国に拡大し、庶民の生活と経済に深刻な被害をもたらした。深くお詫びする」。韓国の政治家は、失政に対しては謝罪する潔さをもっている。韓国の人たちは、軍隊経験を経ている男が多いので、法律で決まったことには潔く従うそうである。韓国の警察は日本と違い、こうと決まれば徹底して取締り、決して妥協はしない。対処するスピードが日本より各段に速く、パチンコもあっという間に禁止してしまった[47]。
- 北京オリンピック・ソウル暴行事件対応 - 2008年、北京オリンピックのトーチリレー、長野の次に行われたソウルでも中国人による壮絶な暴行事件が起きた。ホテルに逃げ込んでロビーの壁際に追い詰められた韓国人が中国人の暴徒に囲まれ、傘の切っ先で力一杯刺されまくっていた。居合わせた西洋人が中国人の若者に名前を尋ねると、その中国人は手を振り上げて「マイ・ネーム・イズ・チャイナ!」と豪語した。韓国警察は直ちに捜査班を設置して下手人を捜索し、逮捕次第、国外退去処分にする方針を発表した。韓国外交通商省は駐韓中国大使を呼びつけて抗議した[49]。(長野での日本警察の対応は、「外国からみた日本#長野「赤旗氾濫」事件」を参照)
礼節[編集]
ソウルの地下鉄 - 日本と同じようにシルバーシートがある。若者たちは誰一人としてシルバーシートには座らないで立っている。日本でよく見かける、電車の社内で化粧をする女性は、一人も見ることはない[47]。バスや地下鉄に乗ったことがある外国人たちは、韓国人が自分が降りる駅でもないのにいきなり席を立って老人や妊産婦に席を譲るのを見かけて驚く。特に礼儀正しいと自負している日本人が一番驚いているようだ[45]。
自分より年上の人の名前は、公式な場でも非公式な場でも呼ばない。他人と関係を結ぶ始まりはどちらが年上か下かということ。それによって呼び方と態度が変わるからである[45]。
入試戦争[編集]
入試戦争で失敗すると、生存と成功のための戦場で敗北した落伍者としての烙印を押される。どんなレベルの学歴かを判断する瞬間、個人一人の能力を超えて、その家庭の経済力や社会的地位まで結びつけるという思考回路が形成されている。我が子の教育は、あらゆる家庭の死活に関わる問題であり、当事者の満足や幸福などというものは二の次、重要なことは成功することだけ[45]。
KAISTで、2011年に入って学生の自殺が4件相次ぎ、学内から「大学当局による過度の競争主義が招いた悲劇だ」との批判、学生から「勉強量が多すぎて息苦しい」などの不満が一気に噴出。2006年から2010年に同学生5人が自殺していたこともメディアに追及された[50]。
都市部の平均的な中間層が払っている塾や稽古事といったプライベートな教育費は、月に子供1人当たり約8万円前後。大学を卒業するまでにかかる子供1人当たりの養育費の総額は約1920万円[51]。韓国の英語学習熱は日本の比ではない。子供をバイリンガルにしようと、小学生のうちから母子で留学するケースが急増。留学先も、従来のアメリカ、カナダ、オーストラリアに加え、シンガポールや南アフリカにまで広がっている[17]。
対日意識[編集]
若い女性の間では日本のファッション雑誌を持って歩くことが格好いいことになっているし、若い人たちの間でも和食がすごく流行っている。大変な日本茶ブームも起きている。いろいろな意味で、日本文化に触れることが一種のステータスになっている[5]。
対日とか対米とか対外的な問題についての言論では、極めて挙国一致が起きやすい。反対意見を言おうものなら愛国心がない、売国奴だとすら非難されるので、多くの人が口を閉ざして自分の意見を語ろうとしない[5]。
対北朝鮮[編集]
南北比較(韓国:北朝鮮) - 人口 2:1、1人当たり国民所得 17:1、原油輸入量 328:1[52]
1970年代の初め、南北間で対話に向けて秘密接触が始まった。韓国側は「どこでも良いから見たいところへ案内する」と言うが、北朝鮮は、学校や庶民のアパートなどの見学を希望されると、事前に準備しておいてそこに案内する。だから、韓国側もそうすると思ったようだ。韓国政府は北の代表を案内し、車でソウルの街に出た。このころの韓国には高層ビルや高層アパートが建ち並んでいた。街には沢山の車が走っていた。見晴らしの良い場所で、車から降りてソウルの街を眺めたとき、北の代表が「全国からこれだけの車を集めるのは大変だったでしょう」と言った。そこで「そう、大変でした。この高層ビルを全国から集めてくるのはもっと大変だった」と切り返したところ、北の代表は顔を赤くしたという[52]。
捜査当局がよく使う手、北朝鮮の工作員を自白させたり、転向させたりしようとするとき、頃合を見計らって、ソウルのありのままを見せる。大半の者はこれで心がぐらつくようである。金賢姫はソウルの街を見た翌日から自供を始めた[52]。
つい先年、北朝鮮で隠し撮りされた北の様子(やせこけた少女が空腹に耐えられず汚いドブの中に手を突っ込んで何かをすくって食べている姿)が放映された[52]。
竹島問題[編集]
政府内には対策チームが設置され、小学校から高校まで竹島(韓国名・独島)関連の教育を強化している。政府が出資している「東北アジア歴史財団」の傘下に「独島研究所」が2008年8月に新たに設けられ、国際法の視点から領有権問題を研究している。竹島の周辺に「総合海洋科学基地」を建設するプランも当時出ていたが、実際2010年9月に着工した。国会図書館には「竹島資料室」があり、古い地図のコピーや竹島の模型が飾られ、竹島関連の書籍や研究リポートが本棚にびっしりと並んでいる。一方、日本の国会図書館には「竹島資料室」はない[51]。
美容整形[編集]
韓国女性の場合、美しい女性から富裕層と結婚していく。就職も美人のほうが圧倒的に有利、女子大生は卒業までに8割方が美容整形手術済みといわれている。「外観」を「能力」とする傾向は韓国ではより強く表れているようで、入学のお祝いにと両親が二重まぶたの美容整形をプレゼントしたり、大人になった子供が年老いた両親にシワ取り整形をプレゼントしたりという風潮もあるようである。「外見が美しくなることで、自らの価値が高まり、さらに競争力が上がり、高収入・社会的な地位の向上につながる」と肯定的な人が多い。[53]。
離婚熟慮制度[編集]
2008年6月導入。離婚する場合、未成年の子供がいる夫婦は3ヵ月、そうでない夫婦は1ヵ月の熟慮期間を経ないと離婚届が受理されない。ただ家庭内暴力など緊急を要するケースは、1週間ほどで離婚が認められる[51]。
未婚の母[編集]
「未婚の母」に対する偏見が強く、未婚女性が妊娠した場合、人工中絶をするか子供を出産しても外国などに養子に出すケースが多い[51]。
デンマーク[編集]
税金・失業保険[編集]
世界一の福祉国家であり、世界一税金が高いが、世論調査では、約85%の国民がいまの税率でよいと答えている。国民が納めた税金を、国民が納得するように再配分しているため、税金を「負担」とは思っていない。税金は国民全員にきちんと還元されている。教育費や医療費は無料、高齢になれば十分な年金が支給される[21]。
失業保険がしっかり支払われる。失業保険は国と組合が負担しており、4年間は失業前の給料の90%(ただし、月額約31万4千円まで、日額約1万4500円まで)が支払われる(ただし、対象は18歳以上で、フルタイムは1年間、パートは3年間1924時間以上労働し、失業保険料を納めた人)。もし25歳以下で失業保険を掛けていない人が失業すると、別のセーフティネットとして1ヵ月につき、1.親と同居者は約5万9千円、2親と別居者は約12万2千円、3.未婚の母(父)は約31万4千円の休業手当を受給できる[21]。
教育・職業訓練[編集]
子供たちは真の民主主義を言葉ではなく、実際に身につける教育を受けている。異質な人を排他的に見るのではなく、自分とは異なる個性を尊重しながら、個人と個人のつながり、社会性を身につけていく。教育の義務期間中は他人と競り合うことを教えない。子供同士を競争させて知的水準を向上させるのではなく、自分の能力を発展させるように教育する。ライバルは自分自身なので、他人と比べて劣等感を感じることはない。日本の中学校に相当する時期、デンマークの生徒は、自分はどのような仕事をして、どのような人生を選ぶのかを一生懸命考える。子供はすべての職種の専門教育期間や初任給などが紹介されている「私は何になれるんだろう」という進路ガイドブックを見ながら、自分がなりたい職業に就くには高等学校に進学するか、職業別専門学校へ進学するのかといったことを調べる。(初任給の例示:美容師 約39 - 42.5万円、店員 約35.7 - 37.4万円、銀行員 約40.8万円、上級銀行員 約42.5万円、医師 約51万円)[21]
シェア世界一の風力発電、全員が職業訓練で職を手につけた人たち。職業訓練を受ければ誰でも働けるようになる。訓練のコースは3000余りで、地域ごとの実情に合わせて内容が調整されている。国・企業・労組が一体となって失業者などを訓練し、環境分野などの成長産業に移動させる戦略がとられている[54]。
環境先進国[編集]
風力発電が電力に占める割合は20%(2020年までに40%を目標)。個人で風力発電を行う人も出始めている。電力会社はそれを買い取る義務がある[55]。
生死選択[編集]
日本では、一度、人工呼吸器を装着したら外すことは出来ないが、デンマークでは一度生きることを選んで人工呼吸器を装着しても、また外すことが出来る。この選択は、いつでも誰でも、自分で決めることが出来る[21]。
選挙[編集]
日本では不平等を平等としている制度の一つに、選挙権が20歳で被選挙権が25歳以上というのがあるが、デンマークの場合、選挙権、被選挙権は同じ18歳である。日本では、タレントやスポーツ選手が国会議員に立候補するが、デンマークではそのようなことはない。また、二世議員という慣習もない[21]。
その他の国々[編集]
台湾[編集]
対日意識 - 2009年に、交流協会が「台湾における対日意識に関する世論調査」の結果を発表した。1000人のアンケート調査で、「あなたの最も好きな国はどこですか?」という質問に対して、中国:2%、米国:5%、台湾:31%、に対し、日本は38%であった。日本に好感を持つ人が多い[56][57]。
マスコミ - 現政府を礼賛するのがジャーナリストの心得だと考えている。読む者の側からすれば、そもそもマスコミというのは大衆の敵だという見方になる。マスコミへの不信感がとても強い。台湾一般市民の99%は、マスコミの報道していることを嘘だと思って信頼していない。台湾のマスメディアの80%が中国資本なので、台湾の言論界は中国を美化する[5]。
独立問題 - 現在台湾が持っている「中華民国憲法」は中国大陸もその主権範囲に含んでおり、中国大陸と台湾は同じく「中華民国」のカテゴリーに属する。それゆえ、台湾が「中華民国憲法」の権威を承認している状況のもとで、台湾の独立建国は、まだ法律の手続きを完了していない。独立建国をしたいならば、憲法を改正して、台湾独立のために憲政法治の主権的基盤を建て直さなければならない[34]。
北朝鮮[編集]
中国や他の社会主義国家と異なるのは、党の幹部が往々にして軍のポストを兼任し、すべての機関と委員会において軍人の比率が高いことである[58]。
アナウンサーの口調[編集]
メディアは、「アナウンサーは党に対する無限の忠誠心を感じさせ、敵の心胆寒からしめる口調で喋らなければならない」という金正日の教示を忠実に実践している。つまり彼女は、北朝鮮人民に人心に訴え、人民がわが身と同じ感情を抱くようにと扇動している。日本や韓国に向って原稿を読み上げているのではない[58]。
経済[編集]
経済規模はトヨタ自動車の10分の1にすぎない。2007年の国内総生産(GDP)は約2兆5千億円(韓国銀行の推計)。その半分以上を、119万の軍隊の維持、通常兵器の生産、核開発、ミサイル実験などにつぎ込んでいる。国は疲弊しきって、人民は飢えている[58]。2011年になって放浪生活をする人が増え続けている。軍糧米も不足し、部隊の半分が栄養失調に陥っている。部隊員は「トウモロコシでも食べられればましです」と言っている[59]。
韓国文化の排除[編集]
密輸業者により韓流ドラマや映画の海賊版DVDなどがひそかに流入している。韓国の生活習慣を真似る若者も増えている。2010年10月以降、韓国映画などを見た住民が収監されるケースが増えている。2010年9月、金正恩が総書記の後継者として公式デビュー、体制引き締めの一環とみられる[60]。韓国映画や曲を視聴すると、公開人民裁判にかけられ、反国家的行い・思想犯扱いとして10人中7、8人は銃殺刑となっている[61]。
公開処刑・粛清[編集]
反体制行為を抑止するために、住民に集団的な恐怖を与える公開処刑が行われる。人民班が公開処刑の日程を貼り出し、当日は広報車が全員参加を強制してまわる。死刑囚は目隠しをして柱に縛り付けられ、1人に3人の警官が3発ずつ計9発撃つ。その後、死刑囚の下に穴を掘って埋める。スピーカーは「このような人のように、悪いことはしないように」と大きな声で叫ぶ[62]。公開処刑は2009年に比べ2010年は約9倍に増加している[61]。
政敵を交通事故に偽装して“粛清”することがある。外国での“不審死”というケースもある[63]。
2010年、南アフリカ共和国で開催されたサッカーのワールドカップ。6月21日に行われたポルトガルとの試合で7対0で負けた。この結果に金正日は激怒、金正勲監督は帰国後、労働党員の資格も剥奪され、建設現場に連行され、1日14時間の重労働を強いられていると報じられている(英国のタブロイド紙「サン」 2010年8月2日)[63]。
脱北者[編集]
2009年のデノミネーションによる財産の消失、金正日の健康と後継体制に対する不安から脱北者が増えることを懸念した北朝鮮は、携帯電話による外部との連絡や脱北に「民族反逆罪」を適用し、死刑などの厳罰を科している。治安当局が越境する住民を無条件に射殺しているとの報道が出ており、脱北者の数は2010年になって減少している[62]。
人民の生活[編集]
- トイレ - 外では何もかも凍って、トイレに行ってもすぐ凍ってしまう。大便も小便も高く積み上がってくる。お尻につかえるぐらいになると、スコップで叩いて落とす。冬の間はすぐに一杯になってしまう。そのときは板を外して、その中に人が入ってツルハシで高くなった大便などを崩す。時々そのかけらが顔に当たることもある。紙がないから、夏は豆の葉っぱを使う。冬は子供のノートとか教科書の使ったのを持って行く[62]。
- お金 – ポケットに入れておくと、すぐにスリにあい、無くしてしまうので、女の人たちはパンツの中に小さな袋を作って、その中にお金を入れておく[62]。
- 夜のテレビドラマ - 毎日夜9時15分からテレビドラマ(ほとんどが金日成を神格化する内容の歴史ドラマ)がある[62]。
- 刑務所の食事 - トウモロコシ15粒と塩のおつゆ1杯。(豚のエサにはトウモロコシが沢山入っている)[62]
カナダ[編集]
イスラームの国へ行くと、カナダ人がカナダの国旗のワッペンをあちこちに付けているのを目にする。彼らはアメリカ人に間違えられるのを恐れて、カナダ人であることをアピールしている[12]。
ロシア[編集]
- 楽天 - 「雷なし人は平気」という諺のとおり、災いが起こる前に心配する必要はないという考え方を持っている[64]。
- 意見 - 相手が誰でも直接自分の意見をはっきり言う。ロシアには「激論のときに真相が生まれる」という諺がある[64]。
- チェス - チェスはスポーツである[65]。
- 乾杯 - 日本人は乾杯の辞を非常に恥ずかしがるが、ロシア人は指名されれば誰でもすぐに一言述べる。照れたり遠慮したりすることなく、自然に短い挨拶をする。ロシア人と会食するとき、乾杯の辞は途中でもときどき行われる[65]。
アフガニスタン[編集]
タリバンは、アフガニスタン人のナショナリズムを背負って戦い、広範な支持を得ている。タリバン政権崩壊後にできたカルザイ政権が腐敗で評判が悪く、米軍など外国軍がアフガニスタンから撤退すれば、タリバン政権が復活することが確実視されるほどである[66]。
北アイルランド[編集]
大多数は英語を話す。それでも、ローマ・カトリック教徒のアイデンティティとして、アイルランド語を習得しようとする者もいる。それに対してプロテスタントは、カトリック教徒によるアイルランド語の使用が政治的不満を表すものだと不快感を示している。プロテスタント、カトリックはそれぞれ異なるコミュニティーで暮らし、中心都市のベルファストですら棲み分けがはっきりして、両者が交わって暮らすケースはほとんど見られない[66]。
フランス[編集]
- 不倫問題 - 2011年5月14日、国際通貨基金(IMF)専務理事ドミニク・ストロスカーン(フランスの次期大統領選最有力候補、62歳)が性的暴行容疑でアメリカで逮捕された。フランス・メディアの報道合戦が激しさを増している。伝統的に政治家の異性関係は不問にする同国では異例。フランスでは政治家の私生活に立ち入るのはタブーとされ、同氏が2008年、元女性職員と性的関係を持った疑いが浮上した際、フィヨン首相は「個人的なこと」と片付けた[67]。
- 差別問題 - 2005年の秋から冬にかけて、パリをはじめとした大都市の郊外で連鎖的に移民の若者たちによる暴動事件が起きた。若者たちは、移民であるあるがゆえに差別されたことへの怒りと不満を暴力で発散した。移民の若者たちの不満は、就職の際に、アラブ系、アフリカ系であるために受ける差別と、警察が移民の若者たちをはじめから犯罪者扱いにすることにあった。今のフランス社会には、移民、特にアルジェリアなど北アフリカからのイスラム教徒移民に対する敵意は強い[7]。
- ブルカ問題 - 1年4月11日、イスラム教徒の女性が着用する衣装「ブルカ」や「ニカブ」など、顔のすべてを覆うベールを公共の場で着用することを禁じる法律が施行された[68]。
- 贈り物 - 親しくもないのに物をもらうと、恩に着せようとしているのかと不愉快に思う人が多い[2]。
- 仕事の話 - やむなく職場の同僚と会うときは、仕事の話は避けるのが原則[69]。
- 訪問マナー - フランス人家庭に招待されたら必ず10分か20分は時間に遅れて着き、政治と宗教については話題に出さない、という不文律がある[69]。
- 公衆便所 - パリには公衆便所はない。カフェに入って使わせてもらうしかない[69]。
- 風呂敷 - パリでは風呂敷に人気があるという。風呂敷はゴミを出さずにお洒落にしかも楽しみながら使うことができるため、環境保全の象徴的なアイテムとなっているようである[56]。
ドイツ[編集]
太陽光発電は世界1位、風力発電は2位。国民は電力契約時、原子力か自然エネルギーかを選択するようになっている[70]。
献身的なまでの親切さは、単に「親切」という形容の仕方だけでは表現できないもっと深いものが根底にはありそうだ。旅先で出会った数多くのドイツ人の人間らしさや情の深みは、信仰による内面的な充実の証であり、人間の内的な価値を暗示しているようである[71]。
イギリス[編集]
- 家 - ヨーロッパ、特にイギリスでは、補修に補修を重ね、築100年を超えるレンガ造りの家に住む人が多い。理想の家は時間をかけて作り上げるものだという考え方がある[53]。
- 贈り物 - 理由も無いのにものをあげると趣味の悪い人だと思われる[2]。
フィンランド[編集]
フィンランド人にとって自然は人生そのもの。フィンランドの建築や家具が、木をうまく使い、自然の中に溶け込むようなデザインを旨としている[72]。
スイス[編集]
永世中立国を宣言し、アルプスという天然の要塞に守られているスイスも、独立を守り続ける手段として軍事国家の顔を持っている。国民皆兵を国是とし、ハイウェイは滑走路、山の中にはトーチカ、家にはシェルターと国内は軍事施設だらけである[73]。
イタリア[編集]
挨拶を重視する。挨拶しながら入店しただけで、スタッフの対応が親切になることも。ブランドショップなどの場合、見たい商品があったら「手に取ってもいいですか?」と尋ねるのがマナー[74]。
インド[編集]
- 収入 - 成人男性が日雇い労働をしても日当は300円。子供が働かなければ、家族が1日1食の食事をとることが出来ない[75]。
- 左手 - 不潔なものを触る不浄の手とされている。インドの人には決して左手でものを渡してはいけない[2]。
- 神様 - ヒンドゥー寺院で日本人が目を閉じて神像を拝んでいたら、周囲から「なぜ神様をよく見ないのか」と、不思議がられた。ヒンドゥーの場合、食い入るように神像を見つめてから一礼するのが礼儀の作法。拝礼のとき、特によく見つめるのは神像の眼である。神像もまた、この眼を通して信者を見つめ返すという。ヒンドゥーの神と人は、眼を見交わすことがコミュニケーションの手段なのである[76]。
- 相手の名前を聞くとき - What is your good name? という言い方をするという。インドでは人の名前を尊重するので、彼らの言語では名前と言う単語の前にgoodに近い意味合いの言葉を使う。そのため、英語で話すときも、自分たちの名前を尊重する習慣を取り入れて、インド人としてのアイデンティティを失わないようにしている[77]。
- トイレ - 脇にある水瓶から水を汲み、左手を使って洗い流す。高級ホテルやレストランの洋式便器にはトイレットペーパーがある[78]。
- 携帯電話の使い方 - 着信音は常にオン、早朝の寝台電車の中でも話し声を小さくすることはしない。携帯音楽プレ-ヤーとして使う際にはイヤホンをつけず、周囲の人にも聞こえる音量で楽しむ[78]。
- 身だしなみ - 男性は髭や髪型といった理容の身だしなみにうるさい。街中の小さな理髪店や路上の青空床屋はいつも客で賑わっている。きれいなたたずまいのヘアサロンに入ると、4人もスタッフがついて料金が約160円の安さだった[78]。
- 電力 - 人口の増加に電力が追いつかない状態が続き、毎日数時間の停電はあたり前[78]。
- 代理母出産 – 戸籍が厳格ではなく、経済的な理由で子宮を貸す女性も居ることから、代理母が増えてきて、現在は世界で最も多くの代理母出産が行われている。先進国の人間やインドの富裕層から見れば安価に子供を得ることも出来、貧しい女性にとっては大金(40 – 70万円)を手に入れる機会でもある。医療技術の進歩だけでなく、トラブルを避けるための契約も事細かに及んでいる[79]。
オーストラリア[編集]
女性に投資をしよう、女性に教育をしよう、女性にチャンスを与えよう、ということについて徹底している[80]。女優の益戸育江は、オーストラリアでイルカセラピーの仕事をしている女性や先住民族アボリジニの人と出会い、「地球に棲むには正しいマナーがある。そのマナーを守った上で、健康に喜びながら生きていくのが一番の幸せだ」ということを教えられた。また、「アボリジニの人たちは“収集しない”“所有しない”。必要になったら人から借りれば良い、自分の手には自分の手に入るものだけを持てば良い。今、私たちがいる環境は、七代先の子孫から預かっているものだという価値観です。そういう彼らの生き方を、今こそ我々は学ばなければいけないんじゃないかなあという気がします」と述べている[81]。
- 全般的に街の人も親切 - 特に日本人には親切。日本は歴史的にも「アジアの中で最も早く近代化した国」ということで大変関心があるそうである[80]。
- スーパー、ショップ - 17時か18時に閉店する[53]。
- 道路 - 見通しのよい直線道路上でカンガルーの死体を毎日のように目撃する。キツネ、ウサギ、オオトカゲ、ヘビ、カメ、コアラなどの死体も路上に転がっている。運転手のマナーが悪い。平気で窓からゴミを投げ捨てている[82]。
フィリピン[編集]
知的で実行力があり、社会的に活躍している女性が多い。日本では東大に当たるフィリピン大学も、私学の雄たるアテネオ・デ・マニラ大学も、副学長は女性。アキノ、アロヨと、2人も女性大統領が出ているし、公的機関での女性の活躍はめざましい[79]。
ミャンマー[編集]
どこへ行ってもそこに住んでいる人々にあたたかく迎え入れてもらえる。カメラを向けても拒絶されることはない。ミャンマーの人々の精神の基本はとにかく、出合った人が気持ちよく過ごせるように、ということを常に第一に考えている[43]。
スリランカ[編集]
女性はタバコを吸わず、お酒も飲まない。結婚相手は両親が決める[64]。
ラオス[編集]
アメリカ人教師が、ラオスの大学で教室の中を歩き回りながら質問をし、一人の学生の頭に触ったところ、教室は急に静まりかえって、学生たちはその先生の顔から目をそむけた。この国では頭に人間の魂が宿っていると考えられていて、これに触れることは最も慎むべき行為とされている[83]。ラオスを訪れたことのある人は皆、ラオスが好きになる。「人が優しい」「癒される」「食事がとてもおいしい」から、「自然と資源に恵まれている」「政治・経済が安定している」まで[84]。
タイ[編集]
- 床屋さん - お客の頭に触る前に必ず謝ってから仕事をする[83]。
- 性転換手術 – バンコクはいま、性同一障害者にとって救済の街になっている。世界で最も多く性転換手術が行われ、技術も進んでいる[79]。
- 費用 – 開業医 約25万円、国立病院 約16万円(1年待ち)、私立の大病院 約38万円
ベトナム[編集]
- フクロウ - 西洋では知恵のある鳥とされるが、ベトナムでは不吉な鳥とされているので、フクロウをデザインしたものを贈ってはいけない[2]。
- 対日感情 - 非常に良くて、車から電気製品、文化まで日本のすべてに興味を持っている[85]。
- 朝の天気予報 - 気温が10℃以下だと小学校、7℃以下だと中学校、2℃以下だと行政機関が休みとなる(暖房があまり普及していないため)[86]。
- お店に縁起の悪い客(値切る、何も買わない)が来たら、「特別なお金」(本物に似せて作られた紙幣)を燃やし、悪い運気を焼き払う[46]。
アラブ[編集]
贈り物をする場合、思い切って高価なものにするか全然しないかのどちらか。その品物で贈り主のイメージが決まると考えられている[2]。
イラン[編集]
風邪を引いていても人前で鼻をかんではいけない。これは生理現象の中でも最も恥ずべき行為とされている[2]。
イスラエル[編集]
シャバットと呼ばれる安息日があり、金曜の夕方から土曜の夕方、中・長距離バスはストップ、観光でも商店やレストランの多くが休業する。テロ対策のため、ショッピング・センターなどは、入口で手荷物検査が行われる[87]。出入国する際、特に日本人が厳しくチェックされる。1972年に日本赤軍がテルアビブの国際空港で銃を乱射したことがあるから[66]。
ラテンアメリカ[編集]
婦人にハンカチを贈ると、「あなたの涙を見たい」という意味になる。ナイフを贈ると、「あなたとの仲はこれきり」という意味になる[2]。
コロンビア[編集]
貧しく、政情も不安定なため、高い学歴を目指すコロンビア人の多くは、アメリカの大学で学位をとるので、頭脳流失も進み、それが社会や経済の発展を阻害する要因となっている[66]。
アルゼンチン[編集]
菊の花のみならず、そのデザインのものを贈ることも、その人に「死」を贈ると解釈される[2]。
キューバ[編集]
医師になるための教育費も、医療費も無料。教育、医療分野への国家的取り組み方は注目されており、キューバモデルと呼ばれる[88]。
南米[編集]
自分のことよりも他人に何かをしてあげたいと思う人が沢山いる。自分は食べなくても友達には食べさせたい、それで喜んでくれたら自分も嬉しい・・・彼らはそう思っている[82]。
チリ[編集]
店の経営で一番苦労するのは、スタッフのマネジメント。チリでは叱る文化というより褒める文化で、たった1回でもスタッフを叱責すると、それで直ぐ辞めてしまう[44]。
メキシコ[編集]
メキシコ国旗をデザインした服を着ると逮捕、拘束36時間、罰金10万円となる[86]。
コンゴ[編集]
たとえ民族が違い言葉が違っても、旅人には無償で食事と宿泊を提供するのがルールになっている[89]。
マリ[編集]
貧しい国で、栄養失調や不衛生な食べ物が元で亡くなってしまう子供も多く、衣服を着ていない子供たちが沢山いた。それなのに、彼らは旅人に食べ物を与えたり、家に泊めてくれたりする[82]。
チュニジア[編集]
トイレで紙を使わず、便器の中に流れてる水を手ですくって洗う[69]。
ジンバブエ、南アフリカ共和国[編集]
警察署はどこでも無料で宿泊させてもらえる[82]。
ソマリア[編集]
海賊活動は貧困を背景にするものであり、ソマリア人の70%余りが1日2ドル以下の収入を余儀なくされている。外国船を襲撃する傾向は当面止まらないだろう。外国籍軍による警備行動は有効な抑止力になっていないことは確かであり、海賊はその活動範囲を広げ、まさに、いたちごっこの様相を呈している。海賊と結託する政府官吏もいて、ソマリアの混迷はなかなか改善されそうにない。世界各国政府の腐敗度をチェックする「トランスパレンシー・インターナショナル」はソマリアを世界最低の国とした[66]。
ナイジェリア[編集]
子供の誘拐・殺害 - 北部のカノ(Kano)では、体の一部を切り取ってお守りを作ろうと、子供(2-5歳)が誘拐・殺害される事件が増加傾向にあると、地元政府や人権団体が警鐘を鳴らしている。背景には、こうしたお守りを身につけると金持ちになれる、または出世できるという迷信と、人々の「欲」があるという[75]。
交通事故 - 道路の真ん中に中年女性の死体が何日も転がっていても、行き交う車やトラック、通行人は知らんぷりを決め込んでいる。警察に通報すると通報した人が遺体の片付けや葬式費用を出さねばならない[82]。
ウガンダ[編集]
「神の抵抗軍」という反政府組織が地方の子供たちを誘拐して兵士にしている。誘拐された子供たちは、男の子より女の子が多いといわれており、なかには男の子と同じように前線に送られ激しい戦闘をさせられている。誘拐された子供は、刃物で鼻を削がれたり、耳を切られたりする。若い女の子がそんなことをされれば、絶望して村に逃げ帰ることを諦めるようになる。武装勢力の一員であることを証明する焼印が押されることもある[75]。これまで「神の抵抗軍」に誘拐された子供は、2万人とも3万人ともいわれている。誘拐された子供は、兵士や肉体労働者、あるいは性的奴隷にされる。少年兵は銃器を持つことを許されないため、素手で殺人を行う[66]。
欧州のアパート[編集]
日本人は、アパートの貸主からすれば、上得意。部屋を汚さず、室内の備品や洗濯機などの電気製品を壊さない。家賃を滞納しないし、どこの国でも日本人は歓迎される。同じアジア人でも、中国人などは、マナーに問題があるらしく、アパートを拠点に連日友人を集め、オーナー家族に迷惑をかける人が多い。日本人に対しての苦情は、湯水の使い過ぎくらい。一般に欧州の浴室ボイラーは小型なので、日本人が入浴した直後は、貯湯タンクが空になり、その直後にシャワーを使う人は水を浴びる[90]。
フィンランドでアパートを借りるときは、一般に部屋とは別に共同サウナも契約する[86]。
脚注[編集]
- ↑ 小坂貴志 『異文化コミュニケーションのA to Z』 研究社 2007年
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 田中篤子、バーナード・サッサー『新・秘書英語 – 異文化コミュニケーションの基本』 有斐閣 1995年
- ↑ ハーヴェイ・M・テイラー 「誤解される日本人の非言語伝達」 『言語生活』269号, 1974年, Page64-71
- ↑ 八代京子・町恵理子・小池浩子・吉田友子 『異文化トレーニング〔改訂版〕 - ボーダレス社会を生きる』 三修社 2009年
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 黄文雄・呉善花・石平 『帰化日本人 – だから解る日本人の美点・弱点』 李白社 2008年
- ↑ 船井幸雄 『2012年の変化はすでに起きている』 徳間書店 2009年
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 内藤正典 『イスラムの怒り』 集英社 2009年
- ↑ いつ、誰がこの世に生を享け、死んでこの世を去るのかも、すべて神のもとで登録されている – イスラムにおける生死の観念は、ここを原点とする。人間が自らそのいのちを絶ってしまうのは、本来、神の手にあるべきものを人間が奪い取る行為である。それこそ、絶対者としての神を否定することになるから絶対禁止なのである。
- ↑ ムスリムが自殺しない理由を、あくまで非ムスリムの立場から考えるとき、来世と運命がもつ意味が極めて重要である。来世についての記述は、コーランの中に頻繁に登場する。天国(楽園)に住まいを与えられた者たちは、木陰で憩い、眼にも美しいもの、味わって美味なるものに囲まれる。清らかな水の川、蜜の川、乳の川、そして美酒の川という4本の川がさらさらと流れている。その上、女性のためには愛らしい少年、男性のためには可愛い少女(処女妻)が待っているという。苦労することも、苦痛に苛まされることもなく、すべてが安らぎと喜びで満たされる。コーランでは、そういう素晴らしい楽園に入ることを目指して、神の定めに従って生きるように、努力するように説いていく。一方、地獄というのは想像するのもおぞましい有様で、苦痛が永遠に続く場として描かれる。イスラムの場合、地獄というのは業火によって身体が焼かれ続けるという火獄である。しかも永遠に焼かれたまま。その上、自殺の場合、服毒自殺なら永遠に毒を飲んで苦しみ続け、自刃なら永遠に刃物を突きたれたままの苦痛を味わう。
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 内藤正典 『イスラム – 癒しの知恵』 集英社 2011年
- ↑ 11.0 11.1 ジョン・L・エスポジト 『イスラーム世界の基礎知識 – 今知りたい94章』 原書房 2009年
- ↑ 12.0 12.1 12.2 石井光太 『日本人だけが知らない 日本人のうわさ - 笑える・あきれる・腹がたつ』 光文社 2010年
- ↑ スカーフが、イスラム的道徳規範を象徴するというなら、足の露出も問題にしなければおかしい。しかし、足を覆うパンツにせよ、スカートにせよ、これは西欧社会でも、どこまで隠そうと個人の自由だと皆が思っているから、ムスリムに対しても問題にしない。それならば、髪の毛を覆うか否かも、非ムスリムの側から問題にするのは根拠に乏しい。(一橋大学大学院内藤正典教授)
- ↑ タブーの酒と麻薬氾濫=サウジ王子らの秘密パーティー-米外交公電 時事通信 2010.12.08.
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 木村恵子 『アメリカの心と暮らし』 冨山房インターナショナル 2008年
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- ↑ 17.0 17.1 17.2 17.3 17.4 17.5 17.6 17.7 17.8 17.9 小国綾子 『アメリカなう。』 小学館 2011年
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- ↑ 20.0 20.1 スティーヴン・ピムペア 『民衆が語る貧困大国アメリカ – 不自由で不平等な福祉小国の歴史』 明石書店 2011年
- ↑ 21.0 21.1 21.2 21.3 21.4 21.5 千葉忠夫 『格差と貧困のないデンマーク – 世界一幸福な国の人づくり』 PHP研究所 2011年
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- ↑ 例:2009年10月1日、北京の天安門広場で繰り広げられた中華人民共和国60周年記念の壮麗な軍事パレード。
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- ↑ 27.0 27.1 27.2 27.3 太田尚樹 『日本人と中国人はなぜ水と油なのか』 KKベストセラーズ 2011年
- ↑ 28.0 28.1 28.2 28.3 28.4 28.5 28.6 28.7 28.8 28.9 宮崎正弘 『オレ様国家・中国の常識』 新潮社 2011年
- ↑ 坂東忠信 『中国が世界に知られたくない不都合な真実』 青春出版社 2011年
- ↑ 『中国の人権状況「天安門事件時より悪い」 元学生リーダー王丹氏』 讀賣新聞 2011年6月4日
- ↑ 31.0 31.1 31.2 西本紫乃 『モノ言う中国人』 集英社 2011年
- ↑ 中国の親たちは我が子をベタベタに甘やかして育てるようになった。その甘やかし方たるや、日本の過保護な父兄など及びがつくものではない。
- ↑ 甘やかされて育った若者が兵士として徴兵されている。おかげで過酷な訓練では、倒れる兵士が続出している。
- ↑ 34.0 34.1 34.2 34.3 34.4 34.5 袁紅冰 『暴かれた中国の極秘戦略 – 2012年台湾乗っ取り、そして日本は・・・?』 まどか出版 2010年
- ↑ 加々美光行『裸の共和国 – 現代中国の民主化と民族問題』 世界書院 2010年
- ↑ 36.0 36.1 36.2 36.3 劉暁波 『最後の審判を生き延びて - 劉暁波全集』 岩波書店 2011年
- ↑ 王錦思 『中国「反日」活動家の証言』 河出書房新社 2011年
- ↑ 『高学歴の無職若者「アリ族」動員 – ネット監視 中国躍起』 讀賣新聞 2011年6月2日
- ↑ 39.0 39.1 39.2 遠藤誉 『ネット大国中国 – 言論をめぐる攻防』 岩波書店 2011年
- ↑ 櫻井よしこ 『日本の覚悟』 新潮社 2011年
- ↑ 読売新聞中国取材団 『メガチャイナ – 翻弄される世界、内なる矛盾』 中央公論新社 2011年
- ↑ 有本香 『中国の「日本買収」計画』 ワック 2011年
- ↑ 43.0 43.1 43.2 椎名誠 『世界どこでもずんがずんが旅』 角川書店 2010年
- ↑ 44.0 44.1 池田理知子、エリック・M・クレーマー 『異文化コミュニケーション・入門』 有斐閣 2000年
- ↑ 45.0 45.1 45.2 45.3 金栄勲 『韓国人の作法』 集英社 2010年
- ↑ 46.0 46.1 46.2 テレビ東京 珍ルールSHOW! 2011年6月7日
- ↑ 47.0 47.1 47.2 若宮健 『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』 祥伝社 2010年
- ↑ 日本の新聞社内では、パチンコ批判の原稿はボツになる。パチンコ批判がタブーのようになっている。日本では放置され続け、多くのパチンコ依存症による被害者が無視され、犯罪の多発や自殺者増加の原因にもなっている。
- ↑ 関岡英之 『中国を拒否できない日本』 筑摩書房 2011年
- ↑ 『韓国エリート大学 自殺相次ぐ 「勉強量多すぎる」不満噴出』 讀賣新聞 2011年4月12日
- ↑ 51.0 51.1 51.2 51.3 水沼啓子 『大和撫子はなぜ韓流にはまるのか? 現代韓国原論』 双葉社 2011年
- ↑ 52.0 52.1 52.2 52.3 52.4 町田貢 『日韓インテリジェンス戦争』 文藝春秋 2011年
- ↑ 53.0 53.1 53.2 KAORI 『外国人が教えてくれた日本人is No.1 – 家から食事、美意識、性格まで』 PHP研究所 2010年
- ↑ 『職業訓練で雇用を生み出せ』 NHKクローズアップ現代 2011年5月19日
- ↑ NHKニュースウオッチ9 2011年5月12日
- ↑ 56.0 56.1 竹田恒泰 『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』 PHP研究所 2011年
- ↑ 『東北地方太平洋沖地震の被災者への義援金が4月1日までに、官民合わせて計100億円を突破、親日ぶり示す』 時事通信 2011年4月1日
- ↑ 58.0 58.1 58.2 李相哲 『金正日と金正恩の正体』 文藝春秋 2011年
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- ↑ 『北でも「韓流ブーム」隠れて「冬ソナ」視聴・・・脱北のきっかけにも』 讀賣新聞 2011年4月23日
- ↑ 61.0 61.1 フジテレビ スーパーニュース 2011年5月19日
- ↑ 62.0 62.1 62.2 62.3 62.4 62.5 斉藤博子 『北朝鮮に嫁いで四十年 – ある脱北日本人妻の手記』 草思社 2010年
- ↑ 63.0 63.1 李永鐘 『後継者 金正恩』 講談社 2011年
- ↑ 64.0 64.1 64.2 嶋田和子 『ワイワイガヤガヤ 教師の目、留学生の声 – 異文化交流の現場から』 教育評論社 2009年
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- ↑ 69.0 69.1 69.2 69.3 内田謙二 『ヴィンテージ・カフェからの眺め – 西欧を夢みた黄色い目』 影書房 2009年
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- ↑ 80.0 80.1 勝間和代 『勝間和代の学び旅 マナベル - オーストラリア編』 扶桑社 2010年
- ↑ 竹内純子 『みんなの自然をみんなで守る20のヒント』 山と渓谷社 2010年
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参考文献[編集]
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- 榎本知郎 『なぜヒトは旅をするのか – 人類だけにそなわった冒険心』 化学同人 2011年 ISBN 9784759813371
- 古郡延治 『あなたの表現はなぜ伝わらないのか』 中公新書 2011年 ISBN 9784121020987
- 石井光太 『ルポ 飢餓現場で生きる』 筑摩書房 2011年 ISBN 9784480066039
- 宮崎正弘 『オレ様国家・中国の常識』 新潮社 2011年 ISBN 9784103290612
- 李相哲 『金正日と金正恩の正体』 文藝春秋 2011年 ISBN 9784166607976
- 千葉忠夫 『格差と貧困のないデンマーク – 世界一幸福な国の人づくり』 PHP研究所 2011年 ISBN 9784569792422
- スティーヴン・ピムペア 『民衆が語る貧困大国アメリカ – 不自由で不平等な福祉小国の歴史』 明石書店 2011年 ISBN 9784750333236
- 矢口祐人 『憧れのハワイ – 日本人のハワイ観』 中央公論新社 2011年 ISBN 9784120041921
- 内藤正典 『イスラム – 癒しの知恵』 集英社 2011年 ISBN 9784087205763
- K&Bパブリッシャーズ 『ことりっぷco-Trip海外版 イタリアの散歩道』 昭文社 2011年 ISBN 9784398153678
- 「地球の歩き方」編集室 『地球の歩き方E05 イスラエル 2011~2012年版』 ダイヤモンド・ビッグ社 2011年 ISBN 9784478040867
- 石井光太 『日本人だけが知らない 日本人のうわさ - 笑える・あきれる・腹がたつ』 光文社 2010年 ISBN 9784334035525
- 斉藤博子 『北朝鮮に嫁いで四十年 – ある脱北日本人妻の手記』 草思社 2010年 ISBN 9784794217943
- 袁紅冰 『暴かれた中国の極秘戦略 – 2012年台湾乗っ取り、そして日本は・・・?』 まどか出版 2010年 ISBN 9784944235520
- 中西大輔 『世界130カ国自転車旅行』 文藝春秋 2010年 ISBN 9784166607839
- 若宮健 『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』 祥伝社 2010年 ISBN 9784396112264
- 金栄勲 『韓国人の作法』 集英社 2010年 ISBN 9784087205664
- 福江誠 『日本人が知らない世界のすし』 日本経済新聞出版社 2010年 ISBN 9784532260880
- 相原茂 『ひねもすのたり中国語 – 日中異文化 ことばコラム』 現代書館 2010年 ISBN 9784768456279
- 加々美光行 『裸の共和国 – 現代中国の民主化と民族問題』 世界書院 2010年 ISBN 9784792721077
- 旅音(林澄里・林加奈子) 『インドホリック – インド一周142日間』 ブルース・インターアクションズ 2010年 ISBN 9784860203795
- 黒田龍之助 『ロシア語の余白』 現代書館 2010年 ISBN 9784768456477
- KAORI 『外国人が教えてくれた日本人is No.1 – 家から食事、美意識、性格まで』 PHP研究所 2010年 ISBN 9784569791562
- 加藤健二郎・古是三春 『ホントに強いぞ自衛隊!中国人民解放軍との戦争に勝てる50の理由』 徳間書店 2010年 ISBN 9784198629434
- 竹内純子 『みんなの自然をみんなで守る20のヒント』 山と渓谷社 2010年 ISBN 9784635886222
- 勝間和代 『勝間和代の学び旅 マナベル - オーストラリア編』 扶桑社 2010年 ISBN 9784594062439
- 山内英子 『アパートホテルで巡る欧州』 中央公論社 2010年 ISBN 9784121503428
- 椎名誠 『世界どこでもずんがずんが旅』 角川書店 2010年 ISBN 9784048740265
- 八代京子・町恵理子・小池浩子・吉田友子 『異文化トレーニング〔改訂版〕 - ボーダレス社会を生きる』 三修社 2009年 ISBN 9784384012439
- ジョン・L・エスポジト 『イスラーム世界の基礎知識 – 今知りたい94章』 原書房 2009年 ISBN 9784562042401
- 相原茂 『ちくわを食う女 – 中国語学者の日中異文化ノート』 現代書館 2009年 ISBN 9784768469897
- 嶋田和子 『ワイワイガヤガヤ 教師の目、留学生の声 – 異文化交流の現場から』 教育評論社 2009年 ISBN 9784905706366
- マイケル北村 『まるごと金融詐欺立国アメリカ超崩壊』 徳間書店 2009年 ISBN 9784199060540
- 内藤正典 『イスラムの怒り』 集英社 2009年 ISBN 9784087204933
- 船井幸雄 『2012年の変化はすでに起きている』 徳間書店 2009年 ISBN 9784198628819
- 国立民族学博物館 『旅 いろいろ地球人』 淡交社 2009年 ISBN 9784473035813
- 黄文雄・呉善花・石平 『帰化日本人 – だから解る日本人の美点・弱点』 李白社 2008年 ISBN 9784894519039
- 木村恵子 『アメリカの心と暮らし』 冨山房インターナショナル 2008年 ISBN 9784902385571
- 小坂貴志 『異文化コミュニケーションのA to Z』 研究社 2007年 ISBN 9784327421700
- 小林喬 『異文化の調べ – ドイツ人の生の証を求めて』 三修社 2007年 ISBN 9784384032321
- 大島希巳江 『日本の笑いと世界のユーモア – 異文化コミュニケーションの観点から』 世界思想社 2006年 ISBN 4790712168
- ジェフ・バーグランド 『日本から文化力 - 異文化コミュニケーションのすすめ』 現代書館 2003年 ISBN 4768468683
- 池田理知子、エリック・M・クレーマー 『異文化コミュニケーション・入門』 有斐閣 2000年 ISBN 4641121079
- 田中篤子、バーナード・サッサー 『新・秘書英語 – 異文化コミュニケーションの基本』 有斐閣 1995年 ISBN 4641075816