モーターショー
モーターショ-は、自動車メーカー各社の新型自動車やその関連製品などを集めて催す見本市。自動車ショー、オートショー、オートサロンとも言う。
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概要[編集]
見本市会場などで自動車やその関連製品の展示を行う。新聞や雑誌、テレビで大きく取り上げられ、多数の来場者が見込めることから新型車やコンセプトカーの発表が行われることが多い。
かつては世界の3大自動車生産国である日本、ドイツ、アメリカ合衆国で開催される東京モーターショー、フランクフルトモーターショー、北米国際オートショーが世界3大モーターショーとされた。現在は、サロン・アンテルナショナル・ド・ロト(通称:ジュネーヴ・モーターショー)とモンディアル・ド・ロトモビル(通称:パリモーターショーまたはパリサロン)を加え世界5大モーターショーと呼ばれる。
中国モーターショー、コンパニオン過度の露出が多発、入場者「節操がない」と指摘(2014年10月)[編集]
2014年に入り、西安や上海や広西などのモーターショーで、過度な露出をしたカーコンパニオンは世論を騒然とさせた。「車と肉体のどちらを展示しているのか」という疑問の声が上がっている。
2014年第15回武漢国際モーターショーは10月18日に3日目を迎えた。カーコンパニオンは透明な服を着て、車の上で思わせぶりな姿勢を取り、撮影者を多数集めた。
7月の長春国際モーターショーでも同じシーンが出た。モーターショーでの、コンパニオンによる過度な露出は日常茶飯事となっている。
中国モーターショーが多数開催された背景に、中国自動車市場の急成長がある。高い経済効果もモーターショー産業繁栄の一因である。地方モーターショーの例では、出展面積は15万平方メートル、出展料金は1平方メートル1500元、専門者向けの入場券は50元、一般人間向けの入場券は30元、10日間の入場者人数は推計数十万人、収入は推計1億元を超える。
カーコンパニオンの魅力が高ければ高いほど、入場券はよく売れ、出展メーカーは増え、出展料は上がる。従って、モーターショー主催会社はいつもカーコンパニオンの魅力に工夫を凝らしている。
モーターショー一覧[編集]
世界5大モーターショー[編集]
- 東京モーターショー (TMS、日本・東京)
- フランクフルトモーターショー (IAA、ドイツ・フランクフルト)
- 北米国際オートショー (NAIAS、アメリカ・デトロイト)
- サロン・アンテルナショナル・ド・ロト (Salon International de l'Auto、スイス・ジュネーヴ)
- モンディアル・ド・ロトモビル (Mondial de l'Automobile、フランス・パリ)
その他[編集]
- 釜山モーターショー(韓国)
- ソウルモーターショー(韓国)
- 北京モーターショー(中国)
- 上海モーターショー (Auto Shanghai、中国)
- 広州国際モーターショー(中国)
- 青島国際モーターショー(中国)
- 貴陽国際モーターショー(中国)
- ベトナムモーターショー(ベトナム)
- バンコク国際モーターショー(タイ)
- インドネシア国際モーターショー(インドネシア)
- ニューデリーオートエクスポ (インド)
- モスクワ国際モーターショー(ロシア)
- ブリュッセルモーターショー (ベルギー)
- アムステルダムモーターショー(オランダ)
- ボローニャモーターショー(イタリア)
- バルセロナモーターショー(スペイン)
- 英国国際モーターショー(イギリス)
- ニューヨーク国際オートショー(アメリカ)
- シカゴオートショー(アメリカ)
- ロサンゼルスオートショー(アメリカ)
- SEMAショー - 特殊部品市場協会(SEMA)による自動車部品の見本市。
- サンパウロモーターショー(ブラジル)
日本[編集]
- 東京モーターショーの派生イベント
東京モーターショー終了後、展示内容を縮小したうえで国内5ヶ所(名古屋・仙台・大阪・福岡・札幌)で開催される。東京モーターショーと同じく隔年開催で、開催する順番は開始年が古い順となっている。
- その他
- 東京オートサロン
- ナゴヤオートトレンド
- 大阪オートメッセ
- 福岡オートサロン
- 札幌オートサロン (2000年 - 2007年)
- ノスタルジックカーショー
- 日本サイドカー&トライクショー