羽村駅
羽村駅(はむらえき)は、東京都羽村市羽東一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。改札内にエレベーター1台エスカレーター2台(福生方に2人用が上り下りともあり、階段は小作方のみ)羽村市管理の自由通路にも東西各出口にエレベーターがあるほか、エスカレーターも東西各出口とも2人用が上り下りとも1台ずつある(東口は小作方が下りで福生方が上り・西口は福生方に上り下りともある)。
JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、河辺駅が当駅を管理している。駅舎内には自動券売機4台(内3台は多機能券売機)・自動改札機・自動精算機が設置されている。2005年3月25日に有人のみどりの窓口が廃止され、代替として「もしもし券売機Kaeruくん」(営業時間6:30 - 22:00)が設置されたが、2012年2月21日をもって営業終了し撤去された。
なお、初電から6:25までは無人扱いとなるため、乗車駅証明書発行機から乗車駅証明書を取って乗車し、着駅で精算する。
改札外自由通路の自動改札機対面に売店KIOSKがある。
西口は2007年11月3日に新駅舎が竣工された。現在は西口土地区画整理事業が進められている他、自由通路の拡幅も検討されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■青梅線 | 下り | 青梅・御嶽・奥多摩方面 |
2 | ■青梅線・中央線 | 上り | 拝島・立川・新宿・東京方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗車人員は14,009人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1992年 | 16,647[1] |
1993年 | 15,759[2] |
1994年 | 15,340[3] |
1995年 | 14,839[4] |
1996年 | 15,381[5] |
1997年 | 14,865[6] |
1998年 | 14,167[7] |
1999年 | 13,716[8] |
2000年 | 13,570[1] |
2001年 | 13,576[2] |
2002年 | 13,836[3] |
2003年 | 14,088[4] |
2004年 | 14,505[5] |
2005年 | 14,527[6] |
2006年 | 14,458[7] |
2007年 | 14,339[8] |
2008年 | 14,318[9] |
2009年 | 14,095[10] |
2010年 | 13,970[11] |
2011年 | 13,872[12] |
2012年 | 14,009[13] |
駅周辺
東口には路線バスやタクシーが発着し、西友やマツモトキヨシ、ビジネスホテルなどの商業施設が多く、また、クルクル回るモニュメント(東口の写真左側)も特徴となっている。また、西口は商店街となっており、2007年11月3日に新駅舎が完成した。
- 羽村取水堰・玉川上水
- 多摩川
- 旧鎌倉街道
- 羽村市役所 - 当駅と小作駅との中間付近(現在耐震改修工事中。)
- 羽村市図書館
- 羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」
- 羽村市産業福祉センター
- 羽村市商工会
- 羽村市観光協会
- 羽村市シルバー人材センター
- 羽村市社会福祉協議会
- 羽村市動物公園
- まいまいず井戸
- 警視庁 福生警察署
- 東京消防庁福生消防署 羽村出張所
- 東京都立羽村高等学校
- 東京都立羽村特別支援学校
- 日野自動車 羽村工場
- 西友 羽村店(1階のみ24時間営業)
- いなげや 羽村店
- 福島屋
- マツモトキヨシ羽村駅前店、魚民羽村東口駅前店、オリジン弁当羽村店、Coco壱番館羽村店
- ドトールコーヒーショップ 羽村店
- マクドナルド 羽村店
- ケンタッキーフライドチキン 羽村店
- ぎょうざの満洲 羽村店
- 藍屋 羽村店
- マルフジ 羽村店
- ダイソー 羽村店
- 羽村郵便局
- 羽村南郵便局
- 羽村富士見郵便局
- 西武信用金庫 羽村支店
- 多摩信用金庫 羽村支店
- 青梅信用金庫 羽村支店
- 西多摩農業協同組合(JAにしたま) 本店
- 山梨中央銀行 羽村支店
- 中央労働金庫 西多摩支店
バス路線
1990年代に、羽村市内循環線(羽市1・羽市2系統、立川バス・西東京バス共同運行)が存在していた。当駅付近には羽村駅西バス停に停車していた。
東口
- 立川バス
- 羽12-1 羽村団地・長岡経由 箱根ヶ崎駅行
- 羽14 羽村高校経由 箱根ヶ崎駅行(平日1往復のみ)
- 羽17 長岡循環
- 西東京バス
- 羽31 新町九丁目循環(日野自動車北門先回り)
- 羽32 新町九丁目循環(栄町三丁目先回り)
- 羽33 西東京バス青梅営業所行(羽村市役所経由)
- 早朝直行バス:羽田空港第1・第2・国際線旅客ターミナル行
- 通勤高速バス:新宿駅西口・新橋駅行(土曜・休日等運休)
- 準深夜急行バス「楽々エクスプレス」:浜松町バスターミナル発 河辺駅北口行(降車のみ)(土曜・休日等運休)
- 深夜急行バス:新橋駅発 新宿駅西口経由 河辺駅北口行(降車のみ)(土曜・休日等運休)
- 深夜ご帰宅バス:立川駅北口発 河辺駅北口行(休日等運休)
- この他に西東京団地からの羽30系統(平日1回のみ・途中無停車)が到着する(降車のみ)。
- 西武バス
- 羽20 三井アウトレットパーク行(直行・土休日のみ)
- コミュニティバス「はむらん」(運行:羽村市、運行委託:西東京バス)
- 羽村東コース 羽村団地西・動物公園前方面
- 羽村西コース 神明苑・郷土博物館方面
- 小作コース 小作立体・小作本町会館経由と小作駅東口・グリーントリム公園経由を交互に運行
- 羽村中央コース 羽村市役所・小作駅東口方面、福生病院方面
- シャトルバス(運行:西友、運行会社:西武総合企画)
- ザ・モールみずほ16 - 西友羽村店前から発車。
西口
- コミュニティバス「はむらん」(運行:羽村市、運行委託:西東京バス)
- 羽村西コース いこいの里・スポーツセンター方面
- この他、駅から少し離れた位置に「羽村駅西」バス停があり、西東京バスの福30系統(福生駅西口 - 小作駅西口)が発着する。
歴史
- 1894年(明治27年)11月19日 - 青梅鉄道(後の青梅電気鉄道)立川 - 青梅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取り扱いを開始。
- 1925年(大正14年) - 年間乗降客163,000人(1日平均447人)
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 青梅電気鉄道が戦時買収私鉄に指定され国有化。国鉄青梅線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)11月16日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1973年(昭和48年)6月1日 - 橋上駅舎に改築。
- 1984年(昭和59年)4月12日 - 東口昇降階段を2方向に改築。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始と共にSuica対応改札機設置。
- 2005年(平成17年)3月25日 - みどりの窓口を廃止し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
- 2007年(平成19年)11月3日 - 西口新駅舎が完成。
- 2012年(平成24年)2月21日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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