宮ノ平駅
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宮ノ平駅(みやのひらえき)は、東京都青梅市日向和田二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、青梅駅管理の無人駅である。ホームから跨線橋が伸びており、階段を上りきると左右に分かれている。
駅舎は青梅街道側にある。2009年11月24日よりきっぷうりば・トイレ・待合室を備えた新駅舎が供用を開始した[1]。それ以前は、増・改築を繰り返していびつな形をした木造のものがあった。末期には入口が封鎖され、外壁に自動券売機が設置された後、2000年頃に撤去された。その後はプレハブに自動券売機と出札窓口が設置された駅舎が供用されていた。
側線を多数持っているので、構内は広い。上り本線側に入場用、下り本線側に出場用の簡易Suica改札機が、1台ずつ設置されている。
駅からは石灰石の採石場が望める。ここで採掘された石灰石は青梅線の青梅 - 日向和田間開業時(1895年)から1969年まで同線により貨物輸送されていた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■青梅線 | 下り | 御嶽・奥多摩方面 |
2 | ■青梅線 | 上り | 青梅・立川方面 |
利用状況
2010年度の1日平均乗車人員は、504人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1992年 | 485[2] |
1993年 | 523[3] |
1994年 | 510[4] |
1995年 | 549[5] |
1996年 | 597[6] |
1997年 | 583[7] |
1998年 | 614[8] |
1999年 | 587[9] |
2000年 | 578[10] |
2001年 | 578[11] |
2002年 | 589[12] |
2003年 | 585[13] |
2004年 | 585[14] |
2005年 | 567[15] |
2006年 | 573[16] |
2007年 | 579[17] |
2008年 | 548[18] |
2009年 | 515[19] |
2010年 | 504[20] |
駅周辺
歴史
- 1914年(大正3年)4月1日 - 青梅鉄道(後の青梅電気鉄道)の貨物駅(会社兼営の石灰石のみ取扱い)として開業[21]。
- 1919年(大正8年)3月1日 - 一般貨物取扱い開始[22]。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 旅客営業を開始[23]。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 青梅電気鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により、国鉄青梅線の駅となる。
- 1969年(昭和44年)7月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1971年(昭和46年)2月1日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)2月8日 - ICカードSuica供用開始。
- 2009年(平成21年)8月 - プレハブの仮設駅舎を撤去。新駅舎建設及び自由通路への上家設置工事開始。
- 2009年(平成21年)11月24日 - 現駅舎の供用開始。
- 2010年(平成22年)3月 - 自由通路及びホーム奥多摩方に上家を設置。
隣の駅
脚注
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- ↑ 青梅線宮ノ平駅に新しい駅舎が誕生します JR東日本八王子支社・2009年11月20日プレスリリース
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 「軽便鉄道停車場位置変更並停車場設置」『官報』1914年4月11日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「軽便鉄道停車場一般貨物取扱開始」『官報』1919年3月5日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「地方鉄道停車場旅客取扱開始」『官報』1923年4月11日(国立国会図書館デジタル化資料)