上野御徒町駅
上野御徒町駅(うえのおかちまちえき)は、東京都台東区上野五丁目にある東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅。駅番号はE 09である。
開業時は副名称に「上野松坂屋前」を表記していたが、2008年頃に駅名標下の副名称プレートが撤去された。また、案内放送でも「上野松坂屋前」を流していたが、2009年初頭の案内放送更新時に流れなくなった。
上野御徒町駅務管理所の所在駅である。
接続駅
当駅からは改札外通路で以下の3駅と接続しており、これらの駅とは同一駅として扱われている。
上記のうち、銀座線・日比谷線との乗り換えには乗り継ぎ割引が適用される。
2009年(平成21年)3月16日には上野御徒町駅と京成上野駅を接続する地下通路が開通した(これによって仲御徒町・上野広小路駅からJR・メトロ上野駅とも接続された)が[1]、京成・JR・メトロ上野駅は同一駅としては扱っていない。また、近在のメトロ千代田線湯島駅とは連絡扱いをしていないが、将来接続し、同一駅とするか検討されていたが、断念した。
歴史
駅名の由来
隣接する「上野」と「御徒町」を組み合わせたものである。開業前の仮名称は「上野広小路」で、銀座線の接続駅と同じ駅名になる予定だった。
駅構造
ホームと改札内コンコースの間にはエスカレーターやエレベーターが設置されている。上野広小路・仲御徒町両駅への連絡通路やA6出口にはエスカレーターが、A1・A6出口にはエレベーターがそれぞれ設置されている。トイレは改札内にあり、「だれでもトイレ」を併設している。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 都営大江戸線 | 飯田橋・新宿西口・都庁前方面 |
2 | 都営大江戸線 | 両国・門前仲町・大門方面 |
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は52,296人(乗車人員:26,229人、降車人員:26,067人)である[2]。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 16,636 | [5] | |
2001年(平成13年) | 21,038 | [6] | |
2002年(平成14年) | 23,734 | [7] | |
2003年(平成15年) | 47,496 | 24,180 | [8] |
2004年(平成16年) | 48,354 | 24,527 | [9] |
2005年(平成17年) | 48,789 | 24,677 | [10] |
2006年(平成18年) | 49,503 | 24,806 | [11] |
2007年(平成19年) | 50,899 | 25,427 | [12] |
2008年(平成20年) | 51,728 | 25,898 | [13] |
2009年(平成21年) | 51,581 | 25,911 | [14] |
2010年(平成22年) | 51,081 | 25,623 | [15] |
2011年(平成23年) | 50,264 | 25,189 | [16] |
2012年(平成24年) | 52,296 | 26,229 |
駅周辺
当駅周辺は、アメヤ横丁や松坂屋をはじめとする大・中・小規模の商店などが集積する地区である。雑貨や食料品などの輸入品や宝飾品・時計店などが多い。商店街は東京有数の賑わいがあるが、中層のオフィスビルなどが立ち並ぶ比較的人通りの少ない通りも多い。
大江戸線における上野公園の最寄り駅である。
バス路線
御徒町駅#バス路線 を参照
隣の駅
脚注
- ↑ 「上野中央通り地下歩道 交通開放」(東京都公式サイト報道発表資料)
- ↑ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ↑ 東京都統計年鑑
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)