三菱ふそうトラック・バス

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三菱ふそうトラック・バス株式会社
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 ふそう、三菱ふそう、FUSO
本社所在地  212-0058
神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地12
電話番号
設立 2003年1月6日
業種 輸送用機器
事業内容 自動車
代表者 代表取締役会長 江頭 啓輔
代表取締役社長 ハラルド・ブルストラー
資本金
売上高
総資産
従業員数
決算期
主要株主 ダイムラー 85%
三菱グループ各社 15%
主要子会社 三菱ふそうバス製造
関係する人物
外部リンク www.mitsubishi-fuso.com
特記事項:

三菱ふそうトラック・バス株式会社(みつびしふそうトラック・バスかぶしきかいしゃ、英名: Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corporation )は、大型自動車(トラックバス等)および産業用エンジンの製造会社であり、ドイツの自動車会社ダイムラー連結子会社である。

2003年1月三菱自動車工業からの分離・独立により発足。直後にリコール隠し事件が発生した。

いすゞと並ぶ、平仮名ブランドの少数派。

会社概要

社名の「ふそう」は、1932年当時三菱重工業の前身である三菱造船にて大型車事業を開始した時に社内公募により決定されたもので、日本の別称「扶桑」に由来する。

自動車業界ではダイムラーグループ(旧ダイムラー・クライスラーグループ)の傘下である。また、三菱グループ各社とも資本関係を含めた一定の関係を維持している。

代表者

  • 代表取締役会長 江頭 啓輔(えがしら けいすけ)
  • 代表取締役社長 ハラルド・ブルストラー

沿革

  • 1918年 - 三菱の自動車生産の先駆けとなる「三菱A型乗用車」が誕生。
  • 1932年 - 三菱造船神戸造船所でB46型ガソリンバス完成、「ふそう」と命名。
  • 1934年4月 - 三菱造船三菱重工業に社名変更。
  • 1937年 - 生産拠点を東京製作所(現在の川崎製作所)へ変更。
  • 1946年 - 戦後初のふそうバスB1型大型ボンネットバス発売。
  • 1950年1月 - 過度経済力集中排除法により3社に分割され、東日本重工業となる。
  • 1950年 - B25型大型ボンネットバス発売。
  • 1952年6月 - 三菱日本重工業に社名変更。
  • 1959年 - 国産量産初の大型キャブオーバートラック8t車・T380型発売。中型トラック(2.5~3t)・ジュピター発売。
  • 1960年8月 - T330型ボンネット型8t車発売。
  • 1961年2月 - T385型キャブオーバー型8t車発売。
  • 1962年 - AR820型高速バス発売。
  • 1963年 - 三菱ふそう小型トラックの基盤を築いた初代キャンター・T720型発売。
  • 1964年6月 - 1950年に分割された3社が再び合併し、三菱重工業となる。
  • 1967年 - 大型トラック・T950型発売。
  • 1970年 - 中型トラック・T650型発売。
  • 1970年6月1日 - 三菱自動車工業として独立。
  • 1973年 - 大型トラック・Fシリーズ発売開始。
  • 1976年 - 中型トラック・FKシリーズ発売開始。
  • 2000年 - 組織的なリコール隠しが発覚、市場の信頼を失い、販売が大幅に低下。
    詳細は 三菱リコール隠し を参照
  • 2003年1月6日 - 三菱自動車工業からトラック・バス製造部門が分社化、三菱ふそうトラック・バスとして独立。
  • 2004年 - 組織的な欠陥隠しに端を発するトラックの車輪脱落による死亡事故が問題となる
詳細は 三菱ふそうリコール隠し を参照

今後の予定

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この項目は予定される事象を扱っています。予想の記載や性急な編集をせず事実を確認し正確な記述を心がけて下さい。この内容は不特定多数のボランティアにより自由に編集されていることを踏まえ、自身の安全利害に関わる情報は自己責任でご判断ください。

株主構成

開発・生産拠点

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写真中央奥に喜連川研究所のテストコースがある。矢板市上空よりさくら市方向を望む。解説無し画像はこちら
小型・大型トラックは上記住所の地区(通称K1地区)、中型トラックは同区西加瀬地区(通称K2地区)にて製造されている。尚K2地区にある技術センターの一部建屋は荏原製作所川崎工場であった。

開発・生産拠点(グループ会社)

子会社

三菱ふそうバス製造株式会社

(本社:富山県富山市婦中町

  • 中型・大型バス製造
ふそうテクニカルサービス株式会社

(本社:神奈川県川崎市中原区)

  • 三菱ふそう生産技術・ラインメンテナンス関連業務請負
  • 三菱自動車・三菱ふそう社内のインハウス旅行代理業
  • 不動産仲介業 その他
株式会社ふそうテック

(本社:神奈川県愛甲郡愛川町

  • トラック・バス特装事業
  • オプション事業
  • 試作事業
菱和車体工業株式会社

(本社:愛知県名古屋市港区

  • 三菱大型バス改装/リフレッシュ/修理
  • 三菱小型バス(ローザ)改装/リフレッシュ/修理
  • 三菱小型バス(ローザ)フレーム/ドア等・板金溶接部品製造
  • 三菱乗用車板金溶接部品製造
株式会社パブコ

(本社:神奈川県海老名市

  • トラック荷台製造
  • 三菱ふそうトラックのキャビン周りアフターパーツ供給
Mitsubishi Fuso Truck Europe

(本社:ポルトガル

  • 欧州向け小型トラック(キャンター)を製造する欧州中核拠点
Mitsubishi Fuso Truck Thailand

(本社:タイバンコク

  • アジア向け小型トラック(キャンター)を製造するアジア中核拠点

車種一覧

現在のラインアップ

トラック

ファイル:Supergreat-FS.jpg
ふそう陸送 スーパーグレートFS

以下は防衛省向け製品

バス

ファイル:KC-MP717M-Kanachu-i-25-1.jpg
神奈川中央交通 エアロスター

産業用エンジン

  • Mシリーズ(排気量2.8~7.5L、4・6気筒)
  • D3シリーズ(排気量3.6~5.9L、4・6気筒)
  • D1シリーズ(排気量7.5L、6気筒)
  • D2シリーズ(排気量11.9L、6気筒)
  • DCシリーズ(排気量16L、8気筒)

過去に生産していた車種

ここでは、古い車種を上から掲載することにする。

トラック

バス

ファイル:Keiseibus 5361.jpg
京成バス エアロバス
ファイル:JRshikokubus 203.JPG
JR四国バス エアロキング

特記がない限り、路線バス・観光バス双方の製造。

産業エンジン

販売会社

連結統合

  • 2006年3月1日付で、販売会社26社が統合された。
  • 社名は、「三菱ふそうトラック・バス ○○ふそう」となった。○○には旧社名の頭文字の地名が入る。
  • 各社はふそうトラック・バス本社の国内販売本部長の直下の組織となっている。
  • 2007年8月1日付で、26の地域販売部門は11に組織改変された。

販売会社一覧

  • 三菱ふそうトラック・バス
    • 北海道ふそう (札幌・旭川・室蘭・釧路・帯広・北見)
    • 東北ふそう (宮城・福島・いわき・会津(旧宮城ふそう・福島ふそう))
    • 北関東ふそう (水戸・土浦・宇都宮・とちぎ・群馬(旧茨城ふそう、栃木ふそう、群馬ふそう))
    • 南関東ふそう (大宮・所沢・熊谷・春日部・千葉・習志野・袖ヶ浦・野田・品川・練馬・足立・八王子・多摩(旧埼玉ふそう、千葉ふそう、東京ふそう))
    • 甲信ふそう (山梨・長野・松本・上田・飯田・伊那・諏訪(旧山梨ふそう、長野ふそう)
    • 東海ふそう (静岡・浜松・沼津・岐阜・飛騨・名古屋・三河・尾張小牧・三重(旧静岡ふそう、名古屋ふそう、三重ふそう))
    • 北陸ふそう (富山・石川・福井)
    • 近畿ふそう (滋賀・京都・大阪・なにわ・和泉・奈良・神戸・姫路(旧京滋ふそう、大阪ふそう、兵庫ふそう))
    • 中国ふそう (広島・鳥取・島根・福山・山口(旧広島ふそう、山陰ふそう、山口ふそう))
    • 西四国ふそう (愛媛・高知)
    • 九州ふそう (福岡・北九州・久留米・筑豊・佐賀・大分・長崎・佐世保・熊本・宮崎・鹿児島(旧九州ふそう、長崎ふそう、熊本ふそう、南九州ふそう))

かつてはふそう店でシトロエンのH(アッシュ)トラックを販売していたこともあった。

ラジオ提供番組

現在放送されている番組

終了した番組

※当時は三菱自動車工業だったが、三菱ふそうトラック・バスのCMを放送。乗用車のCMはなし。 いずれもTBSラジオとJRN系全国ネットワーク各局で月曜~金曜5:30-6:30放送

関連項目

外部リンク

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