ピップフジモト
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ピップフジモト株式会社 Pip fujimoto Co.ltd
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ピップ |
本社所在地 | 540-0011 大阪府大阪市中央区農人橋2-1-36 |
電話番号 | 06-6941-1781 |
設立 | 1946年(昭和21年)12月 創業は1908年(明治41年) |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | 医薬品・衛生用品の製造・販売。日用品の卸事業他。 |
代表者 | 取締役会長 藤本 久雄 代表取締役社長 藤本 久士 |
資本金 | 2億7,000万円 |
売上高 | 702億円(2006年度) |
総資産 | |
従業員数 | 497名 |
決算期 | 10月 |
主要株主 | |
主要子会社 | |
関係する人物 | 藤本真次(創業者)・横矢勲(元・会長) |
外部リンク | ピップフジモト |
特記事項:1908年「藤本真次商店」創業 1946年 株式会社藤本商事に移管。 |
ピップフジモト株式会社は、大阪市中央区に本社を置く製薬会社。家庭用磁気絆創膏「ピップエレキバン」をはじめ、医薬品・衛生用品の製造・販売を行う。また、日用品の卸事業も行っている。
沿革[編集]
- 1908年(明治41年) - 大阪市にて「藤本真次商店」創業
- 1923年(大正12年) - 東京出張所開設(現在のピップトウキョウの前身)
- 1928年(昭和3年) - 合資会社藤本商店設立。東京支社設立
- 1946年(昭和21年) - 株式会社藤本商事に移管。それに伴い、東京支社が東京藤本商事株式会社に移管
- 1950年(昭和25年) - 藤本医療器株式会社に社名変更
- 1964年(昭和39年) - 藤本株式会社に社名変更
- 1984年(昭和59年) - ピップフジモト株式会社に変更
- 2008年(平成20年) - ピップフジモト株式会社とピップトウキョウ株式会社の合併により、ピップ株式会社を設立
主な事業と取り扱い商品[編集]
- 医薬品事業(エレキバン・ダダンなど)
- ピップベビー(ベビー用衛生用品の製造販売)
- ピップヘルス(フットケア用品・介護用品・救急衛生用品)
- ピップスポーツ(テーピングなど)
テレビCM[編集]
特に有名なのは、ピップエレキバンのCM。
- ピップエレキバンのCMは、かつて女優樹木希林や藤村俊二らと共に同社の横矢勲(よこや いさお、1903年7月3日 - 1986年4月25日)会長(当時)が自ら出演したことで知られている。因みに、会長のCM出演料はタダであった。
- 会長が最初に出演したCMで一言「ピップエレキバン!」と言ったことから話題となる。後に樹木希林と組むようになり、エレキバンのCMで見せる会長のコミカルな動きが人気に拍車をかけエレキバンの知名度が上昇、売れ行きは爆発的に伸びた。また、会長は「新春かくし芸大会」にチョイ役で出演(「ロッキー」のパロディの出し物で、ノックした時に「ピップエレキバン!」とセリフを言う役)。
- 同CMのロケで、読み方が同じ「ぴっぷ」ということから北海道の比布町が使われたことで、一躍比布町が脚光を浴びたこともあった。またアメリカ合衆国アラスカ州にある「ピップ空港」(ピップ村)で撮影したものもある。このピップ空港は日本航空の社員に尋ねた所で確認することができたとのエピソードが残っている。
- CM中で樹木希林が会長の横で「この、しぶとさが、会社を繁栄させるワケですね」と喋った台詞は当時流行語となった。
- 1986年4月25日に横矢会長が急逝したことにより、樹木希林とのコンビは解消。この時点では、エレキバン購入者の中から抽選でオリジナル腕時計をプレゼントする懸賞を実施していたが、急遽2人が出演していないCM(ハワイの海岸らしき景色をバックに懸賞の告知のナレーションが入っただけ)に差し替えられた。横矢会長の告別式では樹木希林が弔辞を読み上げた。
- 上記の懸賞後に放映する予定であったCMが会長の生前に1本制作されたが、お蔵入りとなった(ただし過去にバラエティ特番で"幻のCM"として放映されたことはある)。
- 横矢会長死去後は、暫く樹木希林が一人で出演し、後に片岡鶴太郎とのコンビで1990年頃まで放映された。当時のオチはロゴマークの飛び出しとサウンドロゴを使用した。
- この商品をパロディー化したものに「ピックエレキラムネ」(会社名は不明)と言うお菓子があった。実際、樹木希林と横谷会長そっくりのイラストも出ていた。
その他にも、話題となったCMが幾つかある。
- 滋養強壮の栄養ドリンク「ダダン」のCMは、ジャングルの中の滝壷のような場所で、女子プロレスラーレジー・ベネットが水着姿で「ダ・ダーン! ボヨヨン、ボヨヨン、ダ・ダーン!」(当時の流行語になった)と言いながら、自分のバストを揺さぶるというものだった。元々関西ローカルのCMだったが、笑福亭鶴瓶が「鶴瓶上岡パペポTV」で「何やあのCMは!」と喋ったことから話題になり、後に全国で流れるようになった。ちなみにこのセリフと振り付けの発案者はポール牧。
- 陸上競技のランニングシャツを着た女性二人が、トラックを並んで疾走する姿を映したCMでは、片方の女性は巨乳、もう片方の女性は貧乳であったため、二人のバストの大きさの違いが良く分かり、話題となった(CMではスロー再生されており、より二人のバストの揺れ方が強調されていた)。特に巨乳の女性は人気が沸騰、当時の写真週刊誌でも大きく取り上げられた。
現在は友近や小林幸子、観月ありさを起用したCMをスポット中心に流している。
提供番組[編集]
現在はなく、すべて過去のものである。提供クレジットは主に「ピップフジモト」、「ピップグループ」、「ピップエレキバン」だった。60秒の提供の場合、1分間まるごとCMを流していた。
- 2時のワイドショー(よみうりテレビ制作・日本テレビ系列)
- ザ・ロードショー(TBS系列)
- 水曜ロードショー(TBS系列)
- すてきな出逢い いい朝8時(毎日放送制作・TBS系列)
- クイズ!年の差なんて(フジテレビ系列・30分時代)
- クイズ&ゲーム太郎と花子(フジテレビ系列)
- 金曜ドラマシアター(フジテレビ系列)
- 土曜大好き!830(関西テレビ制作・フジテレビ系列)
- パネルクイズ アタック25(朝日放送制作・テレビ朝日系列)
- 金曜スペシャル(東京12チャンネル→テレビ東京) など
関連項目[編集]
主要取引先[編集]
外部リンク[編集]
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