りぼん

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りぼん』 (RIBON) は、集英社が発行する日本 月刊少女漫画雑誌1955年8月3日創刊、2005年8月に創刊50周年を迎えた。毎月3日発売。

"RIBBON"は誤記。

概要[編集]

なかよし』(講談社発行)、『ちゃお』(小学館発行)と並ぶ、三大小中学生向け少女漫画雑誌の一つである。この3誌は長らく競合関係にあったが、現在では『ちゃお』より『ChuChu』(小学館発行・2005年創刊)の方が対象年齢、漫画の内容で近くなっている。かつては『なかよし』・『ちゃお』の他に『ひとみ』(秋田書店発行)という競合誌が存在していた。

主に小学校中学年から高校生少女をターゲットとするが、近年は小学校高学年から中学生の女子に読者層が偏る傾向にある。漫画の内容は三大小中学生向け少女漫画雑誌の中では最も大人びている傾向にあり(小学校・中学年にとってみれば難解な作品がそこそこある)、読者の平均年齢は『ちゃお』と比べて高めであるが、幼年漫画らしさが感じ取れる作品も多い。2006年7月には低年齢層の読者を取り込むために、別冊増刊『あみ〜ご!』が発刊されたが、結局消滅した。『あみ〜ご!』の詳細については後述。

コミックスは『りぼんマスコットコミックス』のレーベル名で毎月15日頃に発売されている。詳細は該当項目を参照。

創刊50周年の際、ベネトン・ジャパンと提携して、「ちびまる子ちゃん」や「アニマル横町」などのキャラクターTシャツを作ったことがある。国際連合世界食糧計画 (WFP) とも提携しており、売り上げの一部はWFPに寄付された。

沿革[編集]

1955年8月3日、『少女ブック』の妹雑誌および幼女向け総合月刊誌として創刊された。掲載内容は、グラビア・おしゃれや習い事についての読み物・少女漫画など。初代編集長は長野規。定価は100円。1958年ごろから、少女漫画の数が増え、少女漫画誌と呼べる内容になった。

1970年代末期から1980年代半ばにかけて、マンガ評論流行の影響もあり、本誌の特徴的な作風を「おとめちっく」と呼ぶ一種のブームが起こった。当時の主要作家の1人、田渕由美子早稲田大学に在学したことから、早大おとめちっくくらぶはじめ、東大ほか多数の高校・大学に同種のサークルが男子学生を中心に組織された。この時期の主要作家には、このほか陸奥A子太刀掛秀子などが挙げられる。

1980年代後半から1990年代半ばにかけて部数が上昇、1994年には少女漫画誌では史上最高の部数となる255万部を発行し、自他共に認めるNO.1少女漫画雑誌だったが、その年をピークに本誌の部数は減少し続け、2000年の『Cookie』創刊の際に、根強いファンを持つ矢沢あい谷川史子といった実力派作家がそちらに移ったことが、読者層の分裂を引き起こし、本誌の読者離れを招いて(雑誌自体の魅力の半減でコミックスだけを買う読者が増加した)しまい、2002年夏頃には発行部数で『ちゃお』に抜かれて、少女漫画誌トップを譲ることとなった。

これをきっかけに、作家陣の大幅な入れ替え・若返りやタイアップ乱発や付録の豪華化といった再建策を行ったもの、状況は更に悪化し、2002年夏ごろに80万部以上あった部数が4年後の2006年には約40万部にまで半減した。これにより『なかよし』にも抜かれてしまい、三大小中学生向け少女漫画雑誌では最下位に転落してしまった。なお、2008年の発行部数は33万部(2007年は38万部)[1]。これは最盛期に比較して約8分の1という成績である。

掲載された作品の例[編集]

現在の主な連載作[編集]

※あいうえお順。アニメ・テレビドラマ・映画関連作品については、原作引用作は太字、タイアップ作は斜字で表記。

※5回以上連載されている作品のみ掲載。

過去の主な連載作[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行[編集]

カラー扉について[編集]

カラー扉に力を入れていることで知られる要出典

巻頭見開きカラー扉や新連載第1話カラー扉はもちろんのこと、読者から高い人気が得られれば、その分カラー扉を任される機会が増え、さらに連載によっては連載開始以来カラー扉が続くことも珍しくない。基本的にカラー扉を任されるのはストーリー漫画のみであるが、人気のある4コマ・ショート漫画が例外的にカラー扉を任されることもある(『アニマル横町』・『チョコミミ』)。

また、すべてのストーリー連載作品の扉がカラー扉だったことがある。

さらに2006年以降、ピンナップスタイルの見開きカラー扉も登場している。

しかしその一方で、人気が落ちてしまった(と編集部が判断した)作品は、連載開始以来カラー扉が続いた作品であっても、原則として一色刷り扉に容赦なく格下げとなる。ただし、一度一色刷り扉に格下げされても、再びカラー扉を任されることもある。

派生誌[編集]

約半世紀の歴史があるだけに、様々な派生誌が誕生している。

りぼん増刊
1984年休刊。不定期刊。
別冊りぼん
1966年創刊、1968年休刊。季刊。
りぼんコミックス
1967年創刊、1968年休刊。奇数月刊。第6号からジュニアコミックに改称。
りぼんコミック
1968年創刊、1971年休刊。月刊。
りぼんデラックス
1975年創刊、1978年休刊。季刊。
ぶ〜け
1978年創刊、2000年廃刊。「りぼん」と「マーガレット」を母体に創刊された。詳しくは該当項目を参照。
りぼんオリジナル
1981年創刊、2006年6月号をもって事実上の廃刊。奇数月18日頃発売されていた。2005年12月号から表記をRIBONオリジナルに変更していた。詳しくは該当項目を参照。
りぼん大増刊号
1990年創刊。年3 - 4回刊行。若手作家の読み切りが中心だが、本誌作家の読み切りが巻頭を飾ることもある。もともとは「りぼんびっくり大増刊号」というタイトルだったが、2005年12月発売号以降は頻繁にタイトルが変更になっている。以下ここにその変遷を記す。
「りぼんチャレンジ!大増刊号」(2005年12月発売号・2006年3月発売号)→「りぼん超びっくり大増刊号」(2006年8月発売号 - 2007年3月発売号)→「りぼん大増刊号 りぼんスペシャル」(2007年7月発売号 - )
なお、「チャレンジ!」では、1位になった作家が本誌連載を獲得できるという、若手作家の人気投票(2005年12月発売号ではストーリー作家、2006年3月発売号ではショート&ギャグ作家)が行われた。
りぼんおたのしみ増刊号
1994年創刊。お盆前後と年末に発売されていた。本誌連載の番外編が中心であったが、「りぼんびっくり大増刊号」に吸収される形で姿を消した。
りぼんティーンズ増刊号
1996年創刊、1998年休刊。年に1、2回発売されていた。「Cookie」に吸収される形で姿を消した。
Cookie
1999年に「ぶ〜け」との合同増刊として創刊、2号発行されたあと、2000年5月に独立した雑誌として新創刊。詳しくは該当項目を参照。
あみ〜ご!
2006年7月18日に、競合誌に比べて弱いとされていた低年齢層の読者を取り込むために、別冊増刊として「りぼんピカピカ増刊 あみ〜ご!」が発刊された。内容は『アニマル横町』、『出ましたっ!パワパフガールズZ』などのアニメ化作とタイアップ作品を前面に押し出したものである。以後増刊扱いとして不定期に発売されていたが、2007年12月に発売された第5号を最後に事実上休刊状態にある。なお、第4号と第5号については「りぼんピカピカ増刊」ではなく「りぼん特別編集」と名乗っており、『ちびまる子ちゃん』(アニメ、ドラマ版を含む)しか取り上げていない。
それ以前にも、『満月をさがして』と『アニマル横町』がアニメ化された時に、その作品(アニメ版を含む)のみを特集した増刊号が発行されたことがある。『アニマル横町』の増刊は「あみーご!」の前身となったとみられる。

メディアミックス[編集]

テレビアニメ[編集]

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本誌からのアニメ化作品は『なかよし』・『ちゃお』と比べると、原作からの引用作の比率が圧倒的に高いことが特徴である。

1960年代後半に「魔法使いサリー」、「秘密のアッコちゃん」(いずれも東映動画製作・NET系列ほかで放送)、「ドンキッコ」(ピー・プロダクション製作、フジテレビほかで放送)が続けてテレビアニメ化されたものの、一転して1970年代から1980年代にかけては、作品のアニメ化には余り力を入れなくなった。ことに、1981年にアニメ化された「ハニーハニーのすてきな冒険」(国際映画社製作・フジテレビほかで放送)は、実はアニメ化の10年以上前に連載されていた、という代物だった。そんな中でも、特に力を入れていたのが「ときめきトゥナイト」(東宝およびグループ・タック製作・NTVほかで放送)。デビュー4年目の若手作家・池野恋の作品を、しかも連載が始まってわずか半年もたたない作品を、あえて大抜擢したのだった。ただ漫画そのものは通算10年続いた大ヒット作になったのに対し、アニメの方は1年で終了している。

ただし、この1980年代後半は「りぼん」の部数が大幅に増加した時期であり、メディアミックスに編集部がそれほど魅力を感じていなかったフシがあった。2007年に集計されたgooランキングの「思い出に残る「りぼん」の漫画ランキング[1]」において、ランキングした半数あまりが未アニメ化作品である事実から、その時点において、その戦略は間違っていなかった事が窺える。もっとも、1980年代には連載作品のイメージアルバムがかなり製作されてはいる。さらに後述のように映画化された作品も(1作品だけではあるが)存在する。

その後1990年に「ちびまる子ちゃん」が日本アニメーション製作・フジテレビ系列ほか放映でテレビアニメ化され、国民的大ヒットとなったが、それでもメディアミックスそのものに関しては動きが鈍かった。なお、『ちびまる子ちゃん』については、テレビアニメは1992年9月に一度は終了したが、1995年1月に再開、2009年春の改編時点現在でもフジテレビ系列で放送中。原作漫画については1996年6月号限りで終了しているが、その後も本誌に断続的・不定期に掲載されている。

しかし商売敵の『なかよし』が、1991年から1992年にかけて「きんぎょ注意報!」→「美少女戦士セーラームーン」(いずれも東映動画製作、一部地域除くテレビ朝日系列ほかで放送)と続けてヒットさせた(特に『セーラームーン』のヒットは『ちびまる子ちゃん』に次ぐほどだった)事実は少女漫画の様相を一変させ、それに引きずられるように、積極的にメディアミックスに取り組むようになった。『ちびまる子ちゃん』の一時休止と入れ替わるかのようにブラウン管に進出した『姫ちゃんのリボン』(『姫ちゃん』、ぎゃろっぷ製作・テレビ東京系列ほかで放映)と、日曜朝のトレンディドラマ風アニメとして話題になった『ママレード・ボーイ』(『ママレ』、東映動画製作・一部地域除くテレビ朝日系列ほかで放映、製作ホスト局は朝日放送)がそれである。いずれも裏番組[2]を向こうに回して好視聴率をマーク、さらに『姫ちゃん』については『赤ずきんチャチャ』や『こどものおもちゃ』(こどちゃ)と、引き続きヒットを飛ばしていく。また、『こどちゃ』と平行して『ケロケロちゃいむ』(ケロちゃ)(スタジオコメット製作)が、『こどちゃ』と同じテレビ東京系列で放映されたことがある。

ただ『ママレ』の後継作の『ご近所物語』はヒットしたとは言えない結果に終わったことで、日曜朝の枠を、同じ集英社の「マーガレット」に明け渡すハメになった[3]。さらに『ケロちゃ』や『こどちゃ』についても、後番組が『りぼん』の作品ではなかった[4]。その『こどちゃ』と入れ替わる格好で、テレビ東京系列で日曜朝に放送された『魔法のステージファンシーララ』(Studioぴえろ製作、製作ホスト局はテレビ大阪)のコミカライズを手掛けた。本誌がアニメのコミカライズを手掛けたのは、当時としては異例であったが、こちらもヒットしたとは言えない結果に終わっている。

その後、1999年から2000年にかけて「神風怪盗ジャンヌ」をブラウン管に送り込んだ(東映アニメーション製作、一部系列局除くテレビ朝日系列で放送)ものの、原作の人気をテレビアニメに持ち込むことが出来ずに失敗、その後の『超GALS!寿蘭』(「GALS!」をアニメ化した際のタイトル)(2001-2002年、ぴえろ製作、テレビ東京系列で放送)や「満月をさがして」(2002-2003年、スタジオディーン製作、テレビ東京系列で放送)も同じ憂き目にあった。その背景としては、作品に勢いがなかった訳ではなく、いずれも関東地区での本放映時において、強力な裏番組が存在したためであるとも言われる[5]。2003年の『ウルトラマニアック』(葦プロダクション(当時)製作、アニマックスで放送)と翌2004年の『愛してるぜベイベ★★』(トムス・エンタテインメント製作、こちらもアニマックスで放送[6])のようにCSのアニメ番組専門局での放送に活路を見出そうとしたこともあったが、この路線は2作限りで終了した。そして2005年10月から2006年9月にかけて『アニマル横町』がテレビ東京系列にて放映(同友アニメーションおよびぎゃろっぷ製作)された。もっとも、この作品の終了後、『りぼん』本誌で連載された原作を基にしたアニメ化作品は事実上途絶えていたが、2009年7月3日、『夢色パティシエール』が、同年秋をメドにテレビアニメ化される予定であることが明らかになっている。実現すれば、3年ぶりに『りぼん』本誌で連載された原作を基にしたアニメ化作品が放送されることになる。

1999年以降の地上波テレビ局で放送された、原作からの引用作が苦戦し続けている一方で、従来は積極的ではなかったタイアップ作品の展開にも乗りだし、『ポポロクロイス ピノンの大冒険』(2003-2004年、トムス・エンタテインメント製作、テレビ東京系列で放送)、『リリとカエルと(弟)』(2006年、東映アニメーション製作、アニマックスで放送、単発テレビアニメのコミカライズ、同年の増刊枠『りぼん夏の超びっくり大増刊号』に掲載)、『出ましたっ!パワパフガールズZ』(2006-2007年、東映アニメーション製作、テレビ東京系列で放送、テレビアニメのコミカライズ)を連載させている。さらに2009年6月号からNHK教育のコンピューター関連番組『天才てれびくんMAX ビットワールド』内で2009年4月から放送されているミニアニメ『ヒゲぴよ』の4コマ漫画[7]が連載されている。

本誌で連載された原作を基にしたアニメ化作品は、『なかよし』や『ちゃお』といった他の小中学生向け少女漫画雑誌からのアニメ化作品と比べると、アニメと漫画が同時に終了せずにその後もそのまま[8]漫画連載が続行される例が多い[9]

映画[編集]

「テレビアニメ化作品の映画版」を除けば、1984年に『月の夜 星の朝』が実写映画化された。その後1995年には『耳をすませば』がアニメ映画化されている。なお、両作品共に東宝が配給を手掛けた。

また、ショート漫画『くまちゃん』は1992年の同名の実写映画(小中和哉監督作品、小中は映画と漫画の初期話数の原作も手がけている)のタイアップ企画である。また、ディズニーが手掛けたミュージカルドラマ『ハイスクール・ミュージカル』の映画版が日本で封切られた際、その漫画版が本誌2009年3月号に掲載され、その直後に単行本が発売されている。

他に、イベント上映用として短編アニメ映画化された作品も複数存在する。

OVA[編集]

1990年代に『ねこ・ねこ・幻想曲』(1991年)、 『ハンサムな彼女』(1992年)、『天使なんかじゃない』(1994年)、『こどものおもちゃ』(1995年)の4作がOVA化されている。『こどものおもちゃ』についてはOVA版リリースの翌年(1996年)にテレビアニメ化されている。

その後、ギャグ漫画『めだかの学校』が2001年にOVA化された。

テレビドラマ[編集]

テレビドラマに関しては、競合誌のような、アニメ化作のドラマ化作品やコーナードラマではなく、本誌で連載された原作を基にした連続ドラマが数作品作られている。

古くは連載終了後(それもかなり経ってから)ではあったが、『お父さんは心配症』、『砂の城』、『デザイナー』がドラマ化されたことがあった。

その後2006年の『生物彗星WoO』とのタイアップ以来、アニメと入れ替わるようにドラマに関しても力を入れるようになり、特に2007年には『まるまるちびまる子ちゃん』、さらには『チョコミミ』と作品としては地上波で二作品同時に放送する状況になった。ただし、この状態もわずか半年足らずで解消された。

なお、「りぼんオリジナル」作品であり、なおかつ後に集英社の他誌に移動した作品ではあるが、『有閑倶楽部』が1986年と2007年にテレビドラマ化されたことがある。さらに2001年に台湾で『ママレード・ボーイ』が『橘子醬男孩』というタイトルでドラマ化されているが、日本では未公開である。

ノベライズ[編集]

『りぼん』の版元の集英社は、少女向け小説レーベルのコバルト文庫をかかえているが、1990年代半ばに、このコバルト文庫から、『ないしょのプリンセス』(水沢めぐみ)や『この手をはなさない』(小花美穂)や『ベイビィ★LOVE』(椎名あゆみ)がノベライズされたことがある。

また、『赤ずきんチャチャ』や『こどものおもちゃ』や『ケロケロちゃいむ』もコバルト文庫でノベライズされたことがあるが、これらは漫画のノベライズではなくテレビアニメのノベライズである。

ハローキティ[編集]

2007年から、サンリオのキャラクターハローキティとのタイアップ作品を連載している。

  • ハローキティDOKI☆(2007年6月号 - 2008年5月号、作画:福米ともみ
  • ハローキティピース!!(2008年7月号 - 2009年6月号、作画:桃山あんず

インターネットラジオ[編集]

集英社はインターネットラジオ局「S-ラジ」を運営している。

その中に、ラジオドラマコンテンツ「VOMIC」(ボイスコミック)が存在する。そのVOMICのプログラムのひとつとして、2008年1月に『ロッキン★ヘブン』がラジオドラマ化された。以後、数作品がVOMICの手によってラジオドラマ化されている。

さらに「種村有菜のラジオDEシャキン★」という、種村有菜がパーソナリティーを務めるコンテンツ(番組)を、2008年5月30日からスタートさせている。

その他[編集]

テレビアニメ化やテレビドラマ化こそされていないが、応募者全員サービス用やイメージアルバムのプログラムのひとつとしてドラマCD化された作品が複数存在する。しかし、他誌の連載作品のような市販されたものはない。なお、アニメ化によるメディア展開に力を入れる前の1990年代前半期までは、複数の作品がイメージアルバム化されており、それらの収録曲の中には、原作者による歌唱が収録される事が多かった。さらに、そのリリース時期はレコードからCDへの移行期に重なり、後にCDで発売される場合もあった。

ショート漫画の『ももぶた』はサンエックスとのタイアップ作品である。そして2006年5月号から同年10月号まで、タカラ(現在のタカラトミー)の玩具チョロQとのタイアップ作品『ハッピーフレンズ チョロQZOO ビタイヌ』を連載した事があった。さらに2008年10月号から、ゲームメーカーコナミとのタイアップ作品『夢色パティシエール』を連載している。

また、その『夢色パティシエール』のメディアミックスに関連して、小学館連載作品でないにも関わらず、2009年4月から子供向け情報番組『おはスタ』(テレビ東京系列ほか)において『夢色パティシエール』のコーナーが始まった。なお、コーナー開始に合わせて、『りぼん』のテレビCMが『おはスタ』で放送されている。

テレビゲームの『ポポロクロイス〜はじまりの冒険〜』のコミカライズ作品『ポポロクロイス ピノンの大冒険』が、『りぼんオリジナル』に連載されたことがある。なお、この作品もテレビアニメ版が2003年から2004年にかけて放送(トムス・エンタテインメント製作、テレビ東京系列で放送)されたことがある。

尚、前述のように、ディズニーが手掛けたミュージカルドラマ『ハイスクール・ミュージカル』の映画版が日本で封切られた際、その漫画版が本誌2009年3月号に掲載された。なお、『なかよし』以外の少女漫画雑誌がディズニーとのタイアップを行ったのはこれが初めてである。

なお、テレビゲーム機・携帯ゲーム機用のソフトについては、作品単体でリリースされたことはあった(例:『赤ずきんチャチャ』、『アニマル横町』など)が、(『なかよし』・『ちゃお』には存在する)複数の作品が登場するものに関しては、2009年6月末の時点まで、リリースされたことがない。

注釈[編集]

  1. 日本雑誌協会公式HP・JMPAマガジンデータから
  2. 主な裏番組は以下の通り。
  3. もっとも、『マーガレット』も、「花より男子」を送り込んだだけに終わった。
  4. ちなみに『ケロちゃ』は少年向け作品の『超魔神英雄伝ワタル』、『こどちゃ』は青年向け作品の『カウボーイビバップ
  5. これらの主な裏番組は以下のとおり。 蛇足だが、『あずきちゃん』および『カードキャプターさくら』はアニメの原作、『どれみ』はアニメの漫画化という形で商売敵の『なかよし』と関わっていた。
  6. それ以外にも、アニマックスでの放送後に一部の独立UHF局でも放送された。
  7. アニメを4コマ漫画に再編集したもの。このやり方は『アニマル横町』(こちらも4コマ)や『ちびまる子ちゃん』(こちらはショートコミックスタイル)でも行われたことがある。
  8. 『なかよし』のアニメ化作品のように、アニメ化終了後の展開は完全な続編扱いにして、タイトルを区切らせることもほとんどない。
  9. 例えば『赤ずきんチャチャ』の場合、1995年のアニメ終了後も、それから5年経過した2000年まで漫画の連載は続いた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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