新宿三丁目駅

提供: Yourpedia
2020年1月12日 (日) 18:26時点におけるRxyはクロスウィキLTA (トーク | 投稿記録)による版 (LTA:RXYによる悪質なスクリプト荒らしの差し戻し。)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

新宿三丁目駅(しんじゅくさんちょうめえき)は、東京都新宿区新宿にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局都営地下鉄)のである。

丸ノ内線の車内放送では、副駅名として「伊勢丹前」も案内される[1]

乗り入れ路線

東京メトロの丸ノ内線副都心線、都営地下鉄の新宿線が乗り入れ、接続駅となっている。駅番号は、丸ノ内線がM 09、副都心線がF 13、新宿線がS 02である。

歴史

駅構造

丸ノ内線の線路上にある地下通路メトロプロムナード」が広範囲に連絡しており、新宿駅までの徒歩移動が可能である。また、同じ地下通路を通り、新宿サブナードを経由して西武新宿駅と、さらに新宿駅と都庁前駅を経由して西新宿駅まで移動することも可能である。さらに、副都心線の駅を挟んで甲州街道の地下に南北に伸びる地下道を利用すれば、新宿駅南口・タカシマヤタイムズスクエアまで移動することができる。ただし、西武新宿駅を除き、これらの駅に接続する路線との連絡運輸は行われていない。

なお、丸ノ内線と副都心線、丸ノ内線と新宿線の改札階はエレベータースロープで連絡しており、それぞれの改札階とホームを連絡するエレベーターが設置されているので、車椅子利用者でも相互に乗り換えが可能である。エレベーターの地上出入口も5か所ある。

新宿線の駅は、やや離れた位置にある。

なお丸ノ内線と新宿線の定期乗車券による乗換に関しては、当駅で乗り換える必要がある。隣の新宿駅では、丸ノ内線は新宿西口駅と連絡運輸の取扱を行っているほか、新宿線新宿駅が京王電鉄の管轄駅であることから連絡運輸を行っていないためである。

東京メトロ

丸ノ内線と副都心線は、丸ノ内線ホームの東端と副都心線ホームの北端を結ぶ連絡通路により改札内で乗り換えることが可能である。しかし、ラッシュ時などはこの乗り換え通路が混雑するため、開業後は定期券の乗換客に対してポスターなどで改札外での乗り換えを呼びかけていたが、2012年3月17日から普通乗車券・回数券・PASMOSuicaでも改札外での乗り換えができるようになった。ただし、他の改札外乗り換えの駅と同様に、定期券や一日乗車券以外で改札外で乗り換える場合は30分の時間制限があるほか、普通乗車券と回数券についてはオレンジ色の乗換専用自動改札機を出る必要がある。

東急東横線との相互直通運転開始により、副都心線のさらなる乗客増が見込まれることから、乗換通路の混雑緩和のため、2012年から2013年2月にかけてエスカレーターの増設と専用改札口の新設、切符売り場の増設、および丸ノ内線新宿御苑前方改札口の移設が行われた。なお、新設された専用改札口の自動改札機は東芝製だが、他の改札口と比べて、正面投入口の下部が斜めになっている。

なお、2013年3月4日より朝ラッシュ時のみ乗り換えが一方通行化され、同時間帯の丸ノ内線から副都心線への乗り換えに連絡通路が使用できなくなった[2]

丸ノ内線

島式ホーム1面2線を有する地下駅新宿通りの直下、新宿三丁目交差点付近を東端とし、西方に延びている。改札口は地下1階、ホームは地下2階にある。

従来、伊勢丹側の階段はホームの東端にあったが、副都心線との連絡通路を設置するスペースを捻出するため、2006年8月13日より新宿方に約30m移動した。改札口もこれに合わせて移動している。さらに2013年3月に移設されたことは前記した。

トイレは地下1階改札外東端(副都心線・都営新宿線連絡階段付近)にあり、ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレを併設している。

新宿側に渡り線があり、02系電車行先表示器にも「新宿三丁目」の表示が用意されている。

副都心線

島式ホーム1面2線を有する地下駅。明治通りの直下、新宿三丁目交差点から新宿四丁目交差点付近に位置する。

明治神宮前駅渋谷駅と同様に、コンコース階とホーム階の一部に吹き抜けが設置されている。

東新宿寄りに引き上げ線が設置されており、東急東横線横浜高速鉄道みなとみらい線方面からの当駅終着・始発列車の各駅停車が終日にわたり設定されている[3]。副都心線開業時のダイヤでは早朝に当駅始発の渋谷行、平日朝ラッシュ時に渋谷から当駅終着の回送列車がそれぞれ設定されていたが、2013年3月16日に東横線・みなとみらい線との相互直通運転が開始されると、当駅始発・終着の列車が大幅に増加した。

トイレは地下2階北側の改札口内にあり、多機能トイレを併設している。一部の便器には温水洗浄便座が設置されている。

将来的には、新宿サブナードとも接続する計画があることから、地下鉄博物館に同線の構造模型が展示されており、その表示もなされている。

のりば

番線 路線 行先
1 M 丸ノ内線 新宿荻窪方南町方面
2 銀座大手町池袋方面
3 F 副都心線 明治神宮前〈原宿〉渋谷横浜元町・中華街方面
4 池袋・和光市森林公園飯能方面

都営地下鉄

ホームは地下3階、改札口は地下1階にある。島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホームは曲線部にあり見通しが悪いため、係員がホームに常駐している。改札口は1か所のみ。乗り継ぎのための窓口精算所を設置しており、「新宿から170円」の表記が見られる。

駅(所在地・新宿三丁目3-2)の大部分は新宿三丁目にあるが、ホームの西端と一部の出入口 (C7・8) は新宿二丁目にある。

2007年12月に案内サインシステムを更新したが、当駅では東京メトロのサインに類似するものとされている[4]。トイレは改札内にある。2011年冬から2012年春にかけて改修工事が行われた。先にだれでもトイレの工事が行われ、その後2012年春にすべての工事が終わった。その際だれでもトイレが1か所増設されている。

のりば

番線 路線 行先
1 S 都営新宿線 新宿・笹塚京王線方面
2 神保町馬喰横山大島本八幡方面

利用状況

2011年度の一日平均乗降人員は、東京メトロが97,688人[5]、都営地下鉄が50,638人(乗車人員24,435人、降車人員26,203人)[6]であった。各年度の一日平均乗車人員数は下表の通り。

年度 東京メトロ 都営地下鉄 出典
丸ノ内線 副都心線
1992年 23,589

16,871 [7]
1993年 23,060 20,011 [8]
1994年 22,808 20,260 [9]
1995年 21,975 19,770 [10]
1996年 23,110 19,989 [11]
1997年 23,260 20,392 [12]
1998年 23,293 21,526 [13]
1999年 22,779 20,828 [14]
2000年 22,564 20,260 [15]
2001年 21,962 19,090 [16]
2002年 21,490 19,055 [17]
2003年 21,587 18,803 [18]
2004年 21,518 18,397 [19]
2005年 21,444 18,411 [20]
2006年 21,345 18,638 [21]
2007年 21,120 19,718 [22]
2008年 21,340 [23] 24,557 23,064 [24]
2009年 22,077 25,570 24,728 [25]
2010年 22,356 26,447 24,889 [26]
2011年 22,005 26,485 24,501 [27]

駅周辺

新宿 も参照

当駅および「メトロプロムナード」で連絡している丸ノ内線新宿駅の出入口は非常に多いため、両駅の出入口を一括して、以下の規則に従って出口番号を設定している(Dは都営大江戸線新宿西口駅の出入口に割り当てられている)。本項では、両駅間のほぼ中間地点に存在する新宿サブナード地下街(B10出口付近、広告枠右下の管理番号が"M09〈新宿三〉"から"M08〈新宿〉"に変わるあたり)から新宿三丁目駅側(東側)を中心に記載している。

A

両駅を結ぶ地下コンコースから見て南側

B

両駅を結ぶ地下コンコースから見て北側

C

都営新宿線開業時に設置

E

副都心線開業時に設置。明治通りと御苑大通りの交差点 - 新宿三丁目交差点 - 新宿四丁目交差点 - タカシマヤタイムズスクエアの間に設置されており、南北を縦断する通路の長さは約800mである。将来的には、新宿サブナードとも連絡される予定がある。

E10出入口は、2010年5月21日より新宿地下歩道(甲州街道地下)が全面的に供用開始された際に新設された。副都心線の開業当初、新宿地下歩道は現在のE9出入口まで暫定的に供用されており、当時はE9出入口に出口番号が付与されておらず、単に「新宿地下歩道出口」という呼称だった。

E6出入口は、長らく建設途中で放置されていたが、2012年3月1日に供用開始された。

バス路線

新宿三丁目

都営バス

  • C4出口付近(平日・土曜)・C8出口付近(休日)
  • C1出口付近(平日・土曜 マルイONE付近)・C5出口付近(休日)

新宿伊勢丹前

都営バス

  • 明治通りB3出口付近(伊勢丹東側)
  • 明治通りB3出口向い(コメ兵付近)

新宿追分

都営バス

  • B5出口付近(伊勢丹・docomoショップ南側)
    • <品97> 品川駅前行 ※平日・土曜のみ
  • A4出口付近(丸井本館付近)
    • <品97> 新宿駅西口行(新宿駅東口経由) ※平日・土曜のみ

新宿五丁目

都営バス

  • 靖国通り伊勢丹新館向い(新宿五丁目交差点の北西側)
    • <白61> 練馬車庫前(桜台)行
    • <宿74> 東京女子医大前行(国立国際医療研究センター前経由)
    • <宿75> 東京女子医大前・三宅坂行(抜弁天経由)
    • <品97> 品川駅前行 ※休日のみ
    • <早77> 早稲田行 ※休日のみ
  • 靖国通り伊勢丹新館・新宿ピカデリー(無印良品)前
    • <白61・宿74・宿75・早77・品97> 新宿駅西口行(歌舞伎町経由)

新宿三丁目・レインボービレッジ前

京王バス東

  • <新宿WEバス> 新宿駅西口行(新宿駅南口・都庁本庁舎経由)

付記

  • 丸ノ内線の当駅 - 新宿駅間の駅間距離は営業キロ0.3kmと、東京メトロの中では最も短い。なお、都営新宿線の当駅 - 新宿駅間の距離は営業キロ0.8kmである。
  • 当駅を題材にした小説に『丸ノ内線七十秒の壁』(蘇部健一)がある。
  • 戦前、当駅付近に京王線新宿追分駅が存在していたが、戦災による電力不足の影響で甲州街道の国鉄線跨線橋の坂を越えられなくなり、現在の新宿駅の場所に移転した。京王電鉄の旧本社ビル(登記上は2012年現在も本店である)が当駅付近に存在するのはこうした経緯による。
  • 丸ノ内線と副都心線の連絡通路は非常に短く、最短で50m程である。また、通路では荻窪方面の線路を支える梁(重さは約5,000t)が確認できる(「Vol.2 新宿三丁目」の動画を参照)。
  • 丸ノ内線と副都心線は当駅の他に池袋駅でも接続しているが、丸ノ内線は東京駅を経由する迂回ルートであるのに対し、副都心線はほぼ直進ルートであるため、所要時間は副都心線の方が短い。なお、池袋駅 - 当駅間を丸ノ内線経由で乗車しても、普通乗車券回数券(時差回数券、土休日回数券も含む)[29]の場合、運賃は最短経路の副都心線経由で計算される。

隣の駅

東京地下鉄
M 丸ノ内線
新宿駅 (M 08) - 新宿三丁目駅 (M 09) - 新宿御苑前駅 (M 10)
F 副都心線
急行(平日)・通勤急行
池袋駅 (F 09) - 新宿三丁目駅 (F 13) - 渋谷駅 (F 16)
急行(土曜・休日)
池袋駅 (F 09) - 新宿三丁目駅 (F 13) - 明治神宮前〈原宿〉駅 (F 15)
各駅停車
東新宿駅 (F 12) - 新宿三丁目駅 (F 13) - 北参道駅 (F 14)
東京都交通局
S 都営新宿線
急行
通過
各駅停車
新宿駅 (S 01) - 新宿三丁目駅 (S 02) - 曙橋駅 (S 03)

脚注

  1. 新宿三越(後にアルコット)が存在していた場合は「三越・伊勢丹前」と案内されていた。
  2. 新宿三丁目駅連絡通路の時間帯一方通行化についてPDF  - 東京メトロ、2013年2月7日
  3. 一部列車は渋谷から先の東横線内において特急・通勤特急・急行のいずれかに変わる。
  4. 同様のサインが三田線大手町駅などにも設置されている。
  5. 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
  6. 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
  7. 東京都統計年鑑(平成4年)
  8. 東京都統計年鑑(平成5年)
  9. 東京都統計年鑑(平成6年)
  10. 東京都統計年鑑(平成7年)
  11. 東京都統計年鑑(平成8年)
  12. 東京都統計年鑑(平成9年)
  13. 東京都統計年鑑(平成10年)
  14. 東京都統計年鑑(平成11年)
  15. 東京都統計年鑑(平成12年)
  16. 東京都統計年鑑(平成13年)
  17. 東京都統計年鑑(平成14年)
  18. 東京都統計年鑑(平成15年)
  19. 東京都統計年鑑(平成16年)
  20. 東京都統計年鑑(平成17年)
  21. 東京都統計年鑑(平成18年)
  22. 東京都統計年鑑(平成19年)
  23. 2008年6月14日開業
  24. 東京都統計年鑑(平成20年)
  25. 東京都統計年鑑(平成21年)
  26. 東京都統計年鑑(平成22年)
  27. 東京都統計年鑑(平成23年)
  28. JR新宿駅東南口(南口も近い)、京王新線小田急線新宿駅(いずれも南口)へ出ることができ、副都心線から各線へ乗り換えができる。ただし、3社とも当駅を直接経由しての連絡運輸の取り扱いは行われていない(丸ノ内線新宿駅経由で連絡運輸を行っているため)。
  29. 東京メトロは、JRグループ、私鉄等の回数券が区間式(一部金額式)であるのに対し、乗車区間にとらわれない金額式を採用している。

関連項目

外部リンク