堀越学園
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堀越学園
目次
この高等学校の校舎は老朽化したので、
移転を迎える事となった。
(平成26年7月末をもって)
堀越高等学校(ほりこしこうとうがっこう)は、東京都中野区中央二丁目に位置する私立高等学校。学校法人堀越学園が運営している。通称は「堀越学園」または「堀越」。
TRAITコース(旧芸能活動コース)や体育コースなど、全日通学が困難な有名人やスポーツ選手などに対応したカリキュラムを設置しており、日出高校、クラーク記念国際高校、都立代々木高校(現在は廃校)、明大中野高校(定時制=現在は廃止)、日本芸術高等学園、東海大望星高校などの学校と並んで、多くの有名人が在籍し、また輩出することで知られる。学校長は伊藤俊行。
なお、群馬県の創造学園大学を運営する同名学校法人は、法人責任者が同姓であるだけで全く無関係。同法人の関係者を名乗る人物が、本校が系列校という虚偽の説明をして学校債を売りつけていた。
沿革[編集]
- 1923年4月 - 堀越千代(和洋女子大学の前身・和洋裁縫女学院創設者)、前身の堀越高等女学校を創立。
- 1947年 - 1948年 新学制により堀越中学校・堀越高等学校に改組。
- 1951年3月 - 私立学校法の制定により、学校法人堀越学園となる。
- 1955年4月 - 高校定時制課程を開始。
- 1957年4月 - 男子部を設置。
- 1959年9月 - 普通科課程、商業科課程を設置。
- 1973年4月 - 創立50周年。教職員がヨーロッパ各国を1ヶ月視察。体育コース及び芸能コースを設置。
- 1982年8月 - 全日本学生油絵コンクールで、グランプリ最優秀賞を受賞。
- 1986年
- 3月 - 男子庭球部、第8回全国選抜高校庭球大会で初優勝。
- 8月 - 男子庭球部(個人・団体)、全国高校総体(インターハイ)で優勝。
- 1987年
- 3月 - 中学校廃止。
- 8月 - 男子庭球部、全国高校総体(インターハイ)で優勝。
- 1988年8月 - 男子庭球部、全国高校総体(インターハイ)で優勝。
- 1989年12月 - サッカー部 第68回全国高校サッカー選手権大会出場 初戦突破も2回戦敗退
- 1990年
- 4月 - 制服変更。
- 8月 - 美術部、学展3部門でグランプリ受賞。硬式庭球部(男子)、全国高校総体(インターハイ)で優勝。
- 1991年
- 7月 - サッカー部 全国高校総体(インターハイ)出場
- 12月 - サッカー部 第70回全国高校サッカー選手権大会出場 ベスト16
- 1992年8月 - 校舎外装、食堂、スタンド改修工事が竣功。美術部、学展「デザイン」部門グランプリ、最優秀学校賞を受賞。
- 1995年
- 7月 - サッカー部 全国高校総体(インターハイ)出場
- 1996年
- 4月 - コース名称を変更。
- アトランタオリンピック代表として、卒業生2名(野村智宏、鈴木貴男)が出場。
- 1997年8月 - 美術部、学展「油絵」部門グランプリを受賞。
- 1998年8月 - テニス部(男・女団体)、全国高校総体(インターハイ)で優勝。
- 1999年8月 - 美術部、学展「デザイン」「彫刻」部門グランプリ、最優秀学校賞を受賞。
- 2001年
- 7月 - 21世紀記念大教室(2001 GEDENK HALLE、八王子市)竣功。
- 8月 - 美術部、学展最優秀学校賞を受賞。
- 2003年
- 4月 - 創立80周年。
- 8月 - 美術部、学展最優秀学校賞を受賞。
- 2006年4月 - 制服付属品変更。女子はブレザー以外が新しく、男子はネクタイが付き、Yシャツが新しくなった。
- 2007年
- 4月 - 男女共に、制服デザイン、付属品を全て変更。
- 6月 - 公式サイトをリニューアル。
課程[編集]
- 全日制の課程
- 進学・進路選択コース
- 大学進学又は専門学校進学を目指している高校生のために設立。2年生になると文系クラス・理数系クラスの2クラスに分かれる。また学校体験があり、「明星大学」と「東京工学院専門学校」にそれぞれ1日体験入学する。
- 体育コース
- スポーツの世界で活躍したい者のために設立。このコース生のみで構成する部活動も存在する。中野本校は校庭が非常に狭く、特殊ゴム素材のため、サッカー・野球・陸上部等は、通常、八王子市館町の兄弟校穎明館高等学校と同じ敷地内にある、堀越学園八王子学習センターで授業を含む学園生活を過ごす。校則以外にも規則が一般の生徒より厳しく、中野本校の生徒とはまた違う学園生活を送っている。校舎を含む施設を穎明館高校の生徒と共同使用する事も多い。ただし、学園生活の枠での穎明館高校の生徒との交流はない。
- TRAIT(トレイト)コース
- trait、つまり「特性」の意。旧・芸能活動コース。俳優・歌手など、プロフェッショナルの世界で活躍する高校生のために設立(旧称当時はプロスポーツ選手も受け入れており、松木安太郎がOBの一人)。単位制。選択科目を増やすなど、カリキュラムの柔軟性を高めて勉学意欲を引き出す一方、プロとして活躍するために必要な、挨拶など礼儀作法の躾にも配慮している。ただし近年においては女性アイドルのデビュー年齢が後退している事や他校が昔に比べ芸能活動に寛容になりつつある事、通信制高校等がフレックス制度を導入した事等の事情もあり以前と比較して売れっ子が在籍することは少なくなっている。それでも当校から芸能界へ入る人数は多い。授業内容は進学・進路選択コースと同じだが、理数系クラス・特進クラスには進学ができない。在学時に芸能活動が忙しく、補講を受けられない状態であれば、学校側の判断により全く出席しなくても進級・卒業できるケースがある。
- 育英コース
校則[編集]
- 学校周辺のコンビニ立ち寄り禁止。(教師による見張りがある)。
- 登下校中のコンビニ以外の施設・店舗の立ち寄り禁止。(教師による見張りがある)。
- 女子生徒は髪の毛を束ねること。また化粧も禁止。(教師による検査がある。)
- ピアスやイヤリングは禁止。(教師による検査がある。)
- 男子生徒は耳に髪の毛がかかってはいけない。前髪も長過ぎるのは禁止。また、襟足はYシャツの襟にかからない等。(頭髪検査が体育館で定期的にある。)
- TRAITコース生徒は申し出がある場合のみ除外
- iPod・ラジカセ・携帯ゲーム機・お菓子・漫画・自分の部活に関係しない雑誌・その他学業に関係のない不要物の持ち込み禁止。携帯電話の持ち込みは可だがメールと通話以外の機能を使うこと(インターネットへのアクセス)は禁止されている
- 男子生徒は腰パン、女子生徒はミニスカート化は禁止。(教師による検査がある。)
- 他教室出入り禁止。
- 登校から下校まで生徒手帳必携。
- 学年指定通学路以外の通行は禁止。
- 特に男女交際は厳禁である。発覚の際はほとんどの場合、謹慎処分を言い渡される。
- 登下校中の色紙等へのサイン記入禁止。
- 茶髪や金髪禁止。(頭髪検査が体育館で定期的にある。)
なお、校則違反者は面談を行い、生徒指導部よりその後の判断が下される。
修学旅行[編集]
堀越高等学校では修学旅行を“研修旅行”と言っている。旅行先は「アメリカ」「ヨーロッパ」「北海道」の3箇所から選ぶ。(過去には旅行先が韓国も存在していた)。体育コース(八王子学習センターの生徒)は、強化のための合宿や遠征が多くあり、修学旅行を目的とする研修旅行は見送られたり日程が他コースの生徒と異なったりする場合も多い。また多くの高校は2学年時に修学旅行へ行くが、堀越高校では毎年3学年時の5月に行われている。
生徒会活動・部活動など[編集]
- 野球部
- 選抜高等学校野球大会に出場。
- 全国高等学校野球選手権大会に出場。
- サッカー部
- 全国高等学校サッカー選手権大会に出場
- 全国高等学校総合体育大会に出場
関連校[編集]
著名出身者、在学者[編集]
- 堀越高等学校出身の人物一覧を参照。特にアイドルや芸能関係者が多い。
アクセス[編集]
鉄道
一般路線バス
- 京王バス:中野坂上経由渋谷駅行きバスに乗車。堀越学園前下車。徒歩約3分。
- 幡ヶ谷経由便は経路が異なり学校最寄には停車しないので、乗車の際は注意が必要。
- 関東バス:新宿駅行きバスに乗車。堀越学園前下車。徒歩約3分。
車
- 一般者専用の駐車場がないため、車での来校は出来ない。
- 駐輪所の完備はされているが、本校が所有する駐輪所は本校に在学している生徒および教員と「ほりこし幼稚園」に在学している保護者専用のため、一般の人は駐輪出来ない。