押上駅
押上駅(おしあげえき)は、東京都墨田区押上一丁目にある、京成電鉄(京成)・東京都交通局(都営地下鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)・東武鉄道(東武)の駅である。
東京スカイツリータウン開業にあわせて、2012年(平成24年)5月22日から、全社局共通の副駅名として「スカイツリー前」が導入された[1][2][3][4]。
目次
概要
当駅は京成電鉄と東京都交通局、東京メトロと東武鉄道で同一の駅を共用する共同使用駅であり、前者は京成電鉄、後者は東京メトロの管轄駅となっている。
京成電鉄が管轄する駅には、同社の押上線と、東京都交通局の都営地下鉄浅草線が乗り入れている。押上線の起点かつ浅草線の終点で両方向折り返し可能な構造であるが、両路線の大半の列車が、当駅を介して相互直通運転を行っている。
一方、東京メトロが管轄する駅には、同社の半蔵門線と、東武鉄道の伊勢崎線が乗り入れている。半蔵門線の終点かつ伊勢崎線の起点の一つであるが、半蔵門線側の一部の列車を除いて、当駅を介して相互直通運転を行っている。また、伊勢崎線は「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれており、旅客案内でもこの愛称の方が優先的に使われている。伊勢崎線の当駅から曳舟駅までは同線の支線のような形になっているが、正確には曳舟駅からとうきょうスカイツリー駅までの区間の線増という扱いとなっている。
2012年3月17日に東武鉄道が駅番号を導入したことで、当駅を通る4事業者の路線はすべて駅番号が付記されることになった。それぞれの駅番号は、京成電鉄がKS45、浅草線がA 20[5]、半蔵門線がZ 14、東武鉄道がTS 03である。
歴史
京成電気軌道の創始期には、繁華街浅草に近い東京側のターミナル駅としての位置付けだった。当初は東京市電(後の都電)との接続駅で当駅からの乗り入れも想定していたため、京成電軌の当初の軌間は1,372mmで敷設された。
後には押上より浅草への路線建設を出願し、さらに上野・秋葉原まで高架線を建設する構想も立てられた。しかし、東武鉄道との競願となったことに会社上層部が焦り、京成電車疑獄事件(京成疑獄)を引き起こしてしまい、浅草乗り入れ計画は頓挫、町屋経由での上野乗り入れ後は、長らく中途半端な都心側盲腸線の存在となっていた。
1960年(昭和35年)に都営地下鉄との相互直通運転開始により、直接浅草・都心方面への乗り入れの接続駅となる。その後も地上駅舎は使用されたが、後に完全地下化され、地上駅跡地にはそれまで上野にあった京成電鉄本社が移転した。その後建物の老朽化等に伴って2013年9月、京成本社は千葉県市川市の京成八幡駅前に移転し、旧本社屋撤去後の跡地において京成がホテルと商業施設が入居する賃貸ビルを建設しており、2015年12月の竣工・オープンを予定している[6]。
- 1912年(大正元年)11月3日 - 京成電気軌道のターミナル駅として開業。
- 1960年(昭和35年)
- 1978年(昭和53年)7月1日 - 都営1号線を浅草線に改称。
- 1989年(平成元年) - 東武伊勢崎線業平橋駅(現・とうきょうスカイツリー駅)と地下連絡通路で結ばれる。
- 2003年(平成15年)3月19日 - 東武伊勢崎線と営団地下鉄半蔵門線との相互直通運転開始に伴い、東武鉄道・営団地下鉄の押上駅が開業。業平橋駅(現とうきょうスカイツリー駅)との連絡通路を閉鎖。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化に伴い、半蔵門線の駅は東京メトロへ継承。
- 2012年(平成24年)5月22日 - 東京スカイツリータウン開業にあわせて、新たに副駅名「スカイツリー前」を導入[1][2][3][4]。
かつて存在した駅
駅構造
京成電鉄・都営地下鉄
PASMO・Suicaでの履歴印字表記は「押上」となっている。京成電鉄の管理駅のため、サイン類・案内放送は京成に準じており、かつては行先としての京急久里浜駅も「久里浜」と案内されていた。駅名標は、以前ホーム側が京成式のものを、壁側にはかつて都営浅草線で使用していた形式のものをそれぞれ設置していたが、「スカイツリー前」の副駅名導入に合わせ2012年3月下旬に壁側のものも京成式のものに取り替えられ(ホーム側のものと異なり都営線側はラインがピンク色になっている)、さらに同年5月中旬にはホーム側の駅名標がなくなった。発車標は京成電鉄のものを使用している。なお、当駅を発着する列車種別には京成線・京急線双方に「快特・快速特急」があるが、成田空港方面は京成の呼称に従い「快速特急」と案内されているのに対し、横浜・羽田空港方面は京急の呼称に従い「快特」と案内され区別されている。快特(かいとく)の案内・アナウンスがされるのは、京成線内では当駅のみである。
開業当初はホームの両端の下に改札口があったが、2003年(平成15年)3月19日に半蔵門線・東武線の駅が開業してからは、京成曳舟寄りの改札口を両線の駅に通じる連絡通路に移設するとともに、従来の改札口が閉鎖されて、通路も乗り換え専用になった。
都営浅草線から続く地下トンネル出口付近に位置しており、東京都交通局乗務員と京成電鉄乗務員との乗務交代が行われる。ただし一部列車を除いて停車時間は長くなく、他の浅草線の駅と同程度となっている。
構内に通信業者が設置する公衆無線LANなどの設備は、au Wi-Fiとwi2 300[7] が使用可能。都営浅草線の東京都交通局管轄駅は他業者の無線LANも設置されているが、当駅にはなく、他の通信業者の東京メトロマップでは、「押上駅ではご利用になれません」という表記がある。
かつては1番線のホーム中央付近から京成曳舟方に保線用の側線が分岐していて砂利受け取り用のホッパーが存在した。現在、側線の分岐跡は壁で塞がれ(分岐跡の壁の形状が異なっているのはこのため)、ホッパーの跡は駅冷房用の換気ダクトに転用されている。
のりば
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | 都営浅草線 | 浅草・東銀座・新橋・西馬込・●KK京急線 品川・羽田空港・横浜方面 | 一部始発は3番線 |
3・4 | ●KS京成押上線 | 青砥・船橋・成田空港(●KS成田スカイアクセス線・●KS京成本線)・千葉・●HS北総線方面 | 一部始発は2番線 |
通常は、1番線(西馬込 羽田空港方面)・4番線(青砥 成田空港方面)から発着している。
京成押上線普通列車あるいは都営浅草線内各駅停車の列車がエアポート快特・快特・アクセス特急・特急・通勤特急・エアポート快速・快速列車と緩急接続する場合は、普通列車が1・4番線に待避し、快速等の列車が2・3番線に入線して先発する。
当駅折り返し列車の場合、青砥方面に折り返す場合はすべて3番線。泉岳寺方面に折り返す場合は2番線と3番線の両方から発着している[8]。平日はデータイムを除く朝(この中に、当駅始発のアクセス特急成田空港行が1本設定されている)・夕方・夜間に、土休日は早朝の2本のみ当駅始終着列車が設定されている。
東京メトロ・東武鉄道
島式ホーム2面4線を有する地下駅。ただしホーム中央に東武との財産分界点標識が設置されており、ホーム中央より曳舟寄りは東武の所有である。京成・都営の駅より南側に位置している。
半蔵門線方面からは終日にわたって当駅で折り返す列車があるほか、東京急行電鉄所有車両のうち東武線非対応編成の終着駅となっている。2・3番線は主に折り返し用に使われ、昼間は主に3番線で折り返している。半蔵門線と東武スカイツリーラインの直通運転列車の発着は1・4番線に限られる。1番線と4番線では折り返しができないため、東武スカイツリーラインの当駅始発の列車は設定されていない。一方、東武線から当駅終着の列車は平日の終電として設定されている[9]。
開業当初、当駅には東武線方面からの折り返し設備が無かった。そのため、東武線と半蔵門線との直通運転が中止となった場合、東武線内の半蔵門線直通電車は北千住駅 - 久喜駅・南栗橋駅間での折り返し運転を余儀なくされていた。半蔵門線・東急線内の東武線直通列車もすべて当駅で折り返しとなっていたため、当駅 - 曳舟駅間が不通となり、東武線方面へはとうきょうスカイツリー駅を利用するか、他の路線に乗り換える必要があった。この措置は当駅の開業時から10年以上にわたって継続されていたが、2013年度になって、当駅に東武線の折り返し運転の設備が整備されることになった[10][11]。整備は2013年10月末に完了し、東武線方面からの折り返しが可能になった[12]。
PASMO・Suicaでの履歴印字表記は「地 押上」「東武押上」となっている。東京メトロと他社線の接続駅は他社管理が多かったが、当駅が東京メトロの管理下にある理由は、半蔵門線が水天宮前駅から当駅まで延伸したため、当時の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が建設を行い、そこに東武鉄道が乗り入れる体制を取ったためである。
東京メトロ管理の駅であるため、通常は東武鉄道の駅とはカウントされないが、伊勢崎線の駅としては一番新しく、東武鉄道の駅としては野田線流山おおたかの森駅に次いで2番目に新しい駅である。また唯一の地下駅でもある。
2・3番線は渋谷方面への折り返し線となっている。この線路は松戸方面へ延伸可能な構造になっているが、事業主体を含め具体的な計画は決まっておらず、東京メトロでは副都心線の開業をもって新規路線の建設を終了すると発表しているため、延伸されるめどは立っていない。
半蔵門線・東武スカイツリーラインの改札外コンコースには、半蔵門線が水天宮前から当駅まで開業する直前に開催されたトンネルウォークに参加した子供たちの手形が飾られている。
のりば
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 半蔵門線 | 大手町・渋谷・中央林間方面 | 東武線からの直通 |
2 | 朝・夜の当駅折返し | ||
3 | 当駅折返し | ||
4 | ■TS東武スカイツリーライン | 北千住・越谷・久喜・南栗橋方面 |
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(東武スカイツリーラインは愛称)で表記している。
- 両ホームとも壁やホーム上の柱にある駅名標に両社の駅番号「Z 14」・「TS 03」が併記されている。
配線図
←東京メトロ半蔵門線(渋谷・東急線方面)東武伊勢崎線(久喜・館林・南栗橋・東武日光方面)→
利用状況
2012年度の4社局を合算した乗降人員は約63万人である(とうきょうスカイツリー駅での乗降人員を含めた値。4社局の直通人員及びとうきょうスカイツリー駅の乗降人員をのぞくと約17万人)。半蔵門線と東武線が当駅に延伸されてから乗降人員が急激に増加し、2003年度と比較すると乗降人員が約20万人増加した。
- 京成電鉄
- 都営地下鉄
- 東京メトロ
- 東武鉄道
とうきょうスカイツリー駅#利用状況 も参照
年度別一日平均乗降人員
各年度の一日平均乗降人員数は下表のとおりである。
年度 | 京成押上線 | 京成線 浅草線 直通人員 |
都営地下鉄浅草線 | 東京メトロ半蔵門線 | 東武線 半蔵門線 直通人員 |
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗降人員 |
押上駅の1日 平均乗降人員 |
とうきょうスカイツリー駅の 1日平均乗降人員 |
1日平均 乗降人員 | |||
2003年(平成15年) | 168,235 | 171,182 | 61,508 | 26,645 | 37,760 | 7,703 | 45,463 | |
2004年(平成16年) | 171,105 | 167,620 | 72,877 | 32,535 | 45,818 | 7,189 | 53,007 | |
2005年(平成17年) | 172,946 | 167,740 | 78,774 | 33,929 | 48,179 | 6,935 | 55,114 | |
2006年(平成18年) | 177,029 | 136,772 | 171,556 | 90,291 | 40,398 | 57,206 | 6,774 | 63,980 |
2007年(平成19年) | 183,897 | 146,713 | 182,278 | 105,799 | 45,169 | 64,241 | 6,902 | 71,143 |
2008年(平成20年) | 187,241 | 160,966 | 183,776 | 110,916 | 54,480 | 71,614 | 6,896 | 78,510 |
2009年(平成21年) | 186,224 | 183,098 | 115,203 | 56,317 | 73,690 | 6,988 | 80,678 | |
2010年(平成22年) | 186,230 | 163,895 | 184,002 | 120,091 | 58,159 | 76,053 | 9,069 | 85,122 |
2011年(平成23年) | 181,171 | 159,745 | 177,963 | 120,324 | 56,470 | 72,923 | 8,719 | 81,642 |
2012年(平成24年) | 187,712 | 161,340 | 194,657 | 141,125 | 59,167 | 79,705 | 25,494 | 105,199 |
2013年(平成25年) | 192,877 | 166,297 | 147,642 |
年度別一日平均乗車人員(1989年 - 2000年)
各年度の一日平均乗車人員数は下表のとおりである。
年度 | 京成電鉄 | 都営地下鉄 |
---|---|---|
1989年(平成元年) | 67,318 | 75,595 |
1990年(平成 | 2年)68,923 | [備考 1]78,285 |
1991年(平成 | 3年)77,997 | 91,645 |
1992年(平成 | 4年)80,992 | |
1993年(平成 | 5年)81,638 | 97,301 |
1994年(平成 | 6年)82,841 | 98,153 |
1995年(平成 | 7年)83,888 | 96,962 |
1996年(平成 | 8年)82,836 | [備考 2]96,101 |
1997年(平成 | 9年)83,726 | 96,479 |
1998年(平成10年) | 81,811 | 94,877 |
1999年(平成11年) | 80,648 | 92,962 |
2000年(平成12年) | 79,805 | 92,293 |
年度別一日平均乗車人員(2001年 - )
年度 | 京成電鉄 | 都営地下鉄 | 営団 / 東京メトロ | 東武鉄道 |
---|---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 81,118 | 93,704 | 未開業 | 未開業 |
2002年(平成14年) | 80,808 | 93,704 | [備考 3]17,000 | [備考 4]6,156 |
2003年(平成15年) | 83,902 | 87,773 | 30,721 | 21,213 |
2004年(平成16年) | 84,953 | 86,006 | 36,923 | 25,005 |
2005年(平成17年) | 85,956 | 85,948 | 39,951 | 26,088 |
2006年(平成18年) | 88,011 | 87,744 | 45,649 | 30,638 |
2007年(平成19年) | 91,383 | 91,922 | 53,230 | 34,467 |
2008年(平成20年) | 93,332 | 92,747 | 56,079 | 38,433 |
2009年(平成21年) | 92,280 | 92,336 | 57,660 | 39,641 |
2010年(平成22年) | 92,813 | 92,984 | 60,655 | 42,416 |
2011年(平成23年) | 90,227 | 89,812 | 60,413 | 40,842 |
2012年(平成24年) | 99,517 |
※東武鉄道のデータはとうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)のデータを再掲。
- 備考
- 出典
- ↑ 京成電鉄 駅別乗降人員
- ↑ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ↑ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ↑ 東武鉄道(乗降人員)
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 6.0 6.1 東京都統計年鑑
駅周辺
駅周辺北方は古くからの住宅街であり、駅東側には押上通り商店街が広がっている。
駅の西側の業平橋駅貨物ヤード跡地およびセメント工場跡地などの再開発事業として東京スカイツリーを中心とする東京スカイツリータウンがある。2012年5月の開業以前から、すでに東京の一大観光スポットになっていた。
業平橋駅南側付近にあった東武本社は社屋を移転、当駅北方の同社社宅跡地に新社屋を建設し、2009年に完成した。
駅の北側には東武伊勢崎線の留置線と押上2号踏切がある。東京スカイツリーの開業後に道路の交通量が増加することが予想されているため、墨田区ではこの踏切の廃止・高架化を求めていた。2012年1月に事業化が決定、近く着手する予定である。
- 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン) とうきょうスカイツリー駅 - 同一駅扱いとなっている(後述)
- 東武鉄道本社
- 東京スカイツリータウン
- 東京都立本所高等学校
- 墨田区役所 横川出張所
- 墨田区横川コミュニティ会館
- 墨田区勤労者福祉サービスセンター
- すみだ消費者センター・すみだ女性センター
- すみだ福祉保健センター
- 本所税務署
- 東京都主税局 墨田都税事務所
- 業四市場
- 押上駅前郵便局
- 三菱東京UFJ銀行 押上支店
- みずほ銀行 押上支店
- 横十間川
- reasonジム
京成と東武の本社最寄り駅
当駅は東武鉄道本社の最寄り駅であり、また2013年までは京成電鉄本社の最寄り駅でもあった。東武鉄道本社はA3出口付近に所在し、とうきょうスカイツリー駅(旧・業平橋駅)前の東武鉄道旧本社へは徒歩5分程度である。
東武鉄道旧本社と京成電鉄旧本社の近くには、それぞれ「東武橋」「京成橋」という名の北十間川に架かる橋がある。なお、京成電鉄本社は2013年に千葉県市川市八幡の京成八幡駅前に移転、跡地にはホテルと商業施設がテナントの複合施設が建設される予定(2015年末竣工)となっている。
バス路線
最寄りの停留所は、B3出入口付近のロータリーにある「押上駅前」と、四ツ目通りと浅草通りの交差点付近にある「押上」の2ヶ所となる。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局と京成バスにより運行されている。
押上駅前 2012年4月1日までは路上(都営バスは旧押上駅前交番付近、墨田区内循環バスは書店付近)にあったが、駅前ロータリーの供用開始とともにすべての路線の停留所が駅前ロータリーに移された。
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | |
---|---|---|---|---|---|
押上駅 | 墨田区内循環バス</br>北西部ルート | 鐘ヶ淵駅・地蔵坂 | 押上駅(循環) | 京成バス | |
墨田区内循環バス</br>北東部ルート | 東あずま駅・八広 | ||||
墨田区内循環バス</br>南部ルート | 錦糸町駅北口・墨田区役所 | ||||
押上駅前 | 1 | 上23 | 浅草雷門・上野駅前 | 上野松坂屋 | 都営バス |
錦37 | 大平三丁目 | 錦糸町駅 | |||
2 | 上23 | 十間橋通り・平井七丁目 | 平井駅前 | ||
錦37 | 十間橋通り・四ツ木橋 | 青戸車庫前 |
押上 四ツ目通りと浅草通りの交差点にある。B2またはA2出入口が至近である。
- 都08系統:錦糸町駅行き/東武浅草駅前経由 日暮里駅行き
- 都08系統急行:錦糸町駅行き/とうきょうスカイツリー駅前経由 日暮里駅行き(土曜・休日のみ)
- 上23系統:上野松坂屋行き/十間橋経由 平井駅行き/押上駅経由 平井駅行き
- 上26系統:上野公園行き/亀戸天神経由 亀戸駅行き
- 門33系統:十間橋経由 亀戸駅行き/豊海水産埠頭行き
- S-1系統(観光路線バス「東京→夢の下町」):錦糸町駅行き/上野松坂屋(上野御徒町駅)・東京駅丸の内北口(土曜・休日のみ)行き
付記
各社局の駅ナンバリング
当駅は京成電鉄・東京都交通局及び東京メトロ・東武鉄道の駅ナンバリングの対象となっていて、京成電鉄の駅番号はKS45、都営地下鉄浅草線の駅番号はA-20、東京メトロ半蔵門線の駅番号はZ-14、東武鉄道の駅番号はTS 03となっている。それぞれ駅の各種掲示物では両者が併記されており、京成・都営側においては5300形・北総9100形1次車以外の車内案内表示器では、京成車・北総車では「Oshiage(SKYTREE)(KS-45,A-20)」、京急車では「Oshiage(SKYTREE)(A-20,KS-45)」(いずれもLED表示の原文のまま)と両者を併記して案内している。一方、東京メトロ・東武側では東武車と東急車の一部のみが併記に対応しており、「Oshiage‘SKYTREE’(Z-14) (TS-03)」(LED表示の原文のまま)と案内している。
延伸構想について
当駅より北上し、地下鉄11号線(東京メトロ半蔵門線)が松戸駅まで、地下鉄8号線(東京メトロ有楽町線)が野田市駅までそれぞれ延伸する構想がある。当駅は既に東京メトロ・東武鉄道の2・3番線ホームから松戸方面への延伸を可能にするための対応工事が済んでいる(→詳細は東京直結鉄道も参照)。
とうきょうスカイツリー駅と同一駅扱い
東武鉄道においては運賃計算上、当駅はとうきょうスカイツリー駅と同一駅扱いになっている。東武鉄道各駅からとうきょうスカイツリー駅まで有効な乗車券または定期券を所持していれば、当駅でも乗降可能である。
ただし、当駅は東武ではなく東京メトロが管理しており、東京メトロでは「押上駅」を正式名称としているためもあり、実際には別の構内であり、とうきょうスカイツリー駅と当駅の間は改札内で行き来することはできない。とうきょうスカイツリー駅と当駅を行き来するためには、一旦改札口を出て地上に出る必要がある。
東武・営団の押上駅が開業する以前は、A2出口に京成押上線・都営浅草線押上駅 - 業平橋駅(現・とうきょうスカイツリー駅)頭端式ホームとの乗り換え改札通路が設置されていたが、半蔵門線の開通を機に2003年3月18日をもって通路が閉鎖され、後に業平橋駅の頭端式ホームも撤去された。現在、A2出口の連絡通路跡はシャッターで閉じられている。
当駅はとうきょうスカイツリー駅と同一駅扱いのため、当駅の運賃表にはとうきょうスカイツリー駅までの運賃は記載されていない。なお、PASMOやSuicaなどのICカードを使って当駅~とうきょうスカイツリー駅を利用した場合は、144円引き落とされる。
隣の駅
京成電鉄と東京都交通局、東京メトロと東武鉄道はそれぞれで相互直通運転を行っている。ただし、種別については当駅を境に当該事業者のものに変更となるものが多いため、各事業者ごとに個別に記載する。
- ■■京成電鉄
- 押上線
- 東京地下鉄
- 半蔵門線
- 錦糸町駅 (Z 13) - 押上〈スカイツリー前〉駅 (Z 14) - (東武スカイツリーライン)
- 東武鉄道
- ■東武スカイツリーライン
- ■急行・■準急
- (半蔵門線) - 押上〈スカイツリー前〉駅 (TS 03) - 曳舟駅 (TS 04)
- ■急行・■準急
脚注
備考