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− | しかし、この時間帯には『[[相棒]]』シリーズを含む[[テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ|テレビ朝日の刑事ドラマ]]や[[テレビ東京]]の『[[水曜シアター9]]』も放送されているためか、『夫婦道』は全話2桁完走だった第1シリーズとは対照的に全話1桁で平均7.9%と苦戦を強いられた。また、第2作は[[橋田壽賀子]]の脚本で1976年に[[日本放送協会|NHK]]で放送された『[[となりの芝生#TBS版(2009年)|となりの芝生]]』のリメイク版を放送していたが、初回と第4回、最終回こそ2桁をとったものの、それ以外は1桁を記録、平均も9.7%と1桁に低迷してしまった。そのため、10月・11月・12月期は'''これまで放送されていたホームドラマではなく、[[サスペンスドラマ]]が放送されることになった<ref>サスペンスドラマを長年放送してきた[[月曜ゴールデン]]がヒューマンドラマ路線へシフトしたためという説もある</ref>ものの、'''『浅見光彦〜最終章〜』も視聴率に関しては関東地区で平均8.1%と苦戦を強いられ、2010年1月クールの『[[赤かぶ検事奮戦記#水曜劇場版|赤かぶ検事京都篇]]』も初回から'''9.4%''' | + | しかし、この時間帯には『[[相棒]]』シリーズを含む[[テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ|テレビ朝日の刑事ドラマ]]や[[テレビ東京]]の『[[水曜シアター9]]』も放送されているためか、『夫婦道』は全話2桁完走だった第1シリーズとは対照的に全話1桁で平均7.9%と苦戦を強いられた。また、第2作は[[橋田壽賀子]]の脚本で1976年に[[日本放送協会|NHK]]で放送された『[[となりの芝生#TBS版(2009年)|となりの芝生]]』のリメイク版を放送していたが、初回と第4回、最終回こそ2桁をとったものの、それ以外は1桁を記録、平均も9.7%と1桁に低迷してしまった。そのため、10月・11月・12月期は'''これまで放送されていたホームドラマではなく、[[サスペンスドラマ]]が放送されることになった<ref>サスペンスドラマを長年放送してきた[[月曜ゴールデン]]がヒューマンドラマ路線へシフトしたためという説もある</ref>ものの、'''『浅見光彦〜最終章〜』も視聴率に関しては関東地区で平均8.1%と苦戦を強いられ、2010年1月クールの『[[赤かぶ検事奮戦記#水曜劇場版|赤かぶ検事京都篇]]』も初回から'''9.4%'''と1桁発進し平均も6.3%前後と低迷した。これにより、[[2010年]]4月からは[[韓国ドラマ]]の『[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]]』が放送される予定<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100129-OYT1T00143.html YOMIURI ONLINE:ゴールデンタイムに韓流ドラマ…TBSが4月放映]</ref>。但し、初回から8%と1桁発進してしまった。 |
なお、休止期間中にも水曜ゴールデンタイムにドラマ枠が存在していた時期があった。詳細は[[#備考|本稿の'''備考''']]を参照。 | なお、休止期間中にも水曜ゴールデンタイムにドラマ枠が存在していた時期があった。詳細は[[#備考|本稿の'''備考''']]を参照。 | ||
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− | *放送期間:2010年1月13日 - | + | *放送期間:2010年1月13日 - 2010年3月10日 |
*主な出演者:[[中村梅雀]]、[[菊川怜]]、[[原沙知絵]]、[[小野武彦]]、[[古手川祐子]] ほか | *主な出演者:[[中村梅雀]]、[[菊川怜]]、[[原沙知絵]]、[[小野武彦]]、[[古手川祐子]] ほか | ||
;[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]] | ;[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]] | ||
− | * | + | *放送期間:2010年4月21日 - 2010年9月22日 |
*主な出演者:[[イ・ビョンホン]]、[[キム・テヒ]]、[[チョン・ジュノ]]ほか | *主な出演者:[[イ・ビョンホン]]、[[キム・テヒ]]、[[チョン・ジュノ]]ほか | ||
2010年4月22日 (木) 15:44時点における最新版
水曜劇場(すいようげきじょう)は、TBS系列で、水曜日の21:00 - 21:54(JST)に放送するテレビドラマ枠である。これまで1961年7月から1982年4月まで放送されていたが、2009年4月に27年ぶりに復活した。
目次
略歴・概要[編集]
第一期(1961 - 1982)[編集]
1961年に開始した当初は、文芸調を帯びたテーマで新劇の俳優を用いたドラマや、社会派記者もの、あるいは時代劇、と路線を模索していたが、1969年あたりからほのぼのとしてポップな「ホームドラマ」という活路を見出す。『東芝日曜劇場』と共に“ドラマのTBS”の代名詞ともいわれる放送枠であった。
1970年初頭に始まる『時間ですよ』でいわゆる「久世ドラマ」がブレイク、1974年 - 1975年の『寺内貫太郎一家』、『ムー』(1977年)および『ムー一族』(1978年 - 1979年)の爛熟期を経て、1979年の『家路』へと向かっていく。
1979年、本枠のヒットドラマで演出からプロデュース、主演俳優(郷ひろみ、沢田研二)の楽曲の作詞まで手がけていた才人・久世光彦がTBSから独立し、1980年に入ってからの本枠は裏番組の『欽ちゃんのどこまでやるの!?』(テレビ朝日系)が人気だったことが影響して凋落ムードを迎え、横浜銀蠅ブームをフィーチャーした『茜さんのお弁当』(1981年)が最後の華であった。1982年の最初のクールで「水曜劇場」の歴史は閉じる。
第二期(2009 -)[編集]
2000年代中期より、低調状態が続くTBS水曜ゴールデン・プライムタイムのテコ入れの一環として、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズを含む木曜9時に放送されていたドラマ枠を事実上移行させる形で、27年ぶりに本枠を復活させる事となる。ハイビジョン制作。その第1作は2007年4月 - 6月に放送したホームドラマ『夫婦道』の第2シリーズである。ソースはTBSのHP「水曜劇場『夫婦道』」ティーザーページ。http://www.tbs.co.jp/fufudo09/
しかし、この時間帯には『相棒』シリーズを含むテレビ朝日の刑事ドラマやテレビ東京の『水曜シアター9』も放送されているためか、『夫婦道』は全話2桁完走だった第1シリーズとは対照的に全話1桁で平均7.9%と苦戦を強いられた。また、第2作は橋田壽賀子の脚本で1976年にNHKで放送された『となりの芝生』のリメイク版を放送していたが、初回と第4回、最終回こそ2桁をとったものの、それ以外は1桁を記録、平均も9.7%と1桁に低迷してしまった。そのため、10月・11月・12月期はこれまで放送されていたホームドラマではなく、サスペンスドラマが放送されることになった[1]ものの、『浅見光彦〜最終章〜』も視聴率に関しては関東地区で平均8.1%と苦戦を強いられ、2010年1月クールの『赤かぶ検事京都篇』も初回から9.4%と1桁発進し平均も6.3%前後と低迷した。これにより、2010年4月からは韓国ドラマの『アイリス』が放送される予定[2]。但し、初回から8%と1桁発進してしまった。
なお、休止期間中にも水曜ゴールデンタイムにドラマ枠が存在していた時期があった。詳細は本稿の備考を参照。
主な作品リスト[編集]
第一期[編集]
1960年代[編集]
※1964年1月15日-5月20日までは海外ドラマ・エスピオナージ編成のため中断
- 放送期間:1964年5月27日-1964年9月2日
- 主な出演者:中村竹弥
- 放送期間:1964年9月9日-1964年12月2日
- 主な出演者:工藤堅太郎
※1965年8月4日-9月1日までは歌のオンパレード編成のため中断
- ああ!夫婦(第1部)
- 放送期間:1965年11月3日-1966年3月2日
- 半七捕物帳(第1部)
- ああ!夫婦(第2部)
- 放送期間:1966年7月27日-1967年3月8日
- 競作女優シリーズ2 レモンのような女
- 競作女優シリーズ3 ママの貯金
- 競作女優シリーズ4 世界中で一番好きな人
- 競作女優シリーズ5 暢気眼鏡
- 半七捕物帖(第2部)
1970年代[編集]
- 時間ですよ(第1部)
- 時間ですよ (第2部)
- 時間ですよ(第3部)
- 家路 Mama Don't Cry
- 家路PART2 (「家路」第2部)
1980年代[編集]
- 橋田ドラマ 見合い結婚
- 橋田ドラマ 結婚
第二期[編集]
制作プロダクション名の無いものはTBSテレビの局制作、これよりハイビジョン制作。
2009年[編集]
- 夫婦道(第2シリーズ)
2010年[編集]
備考[編集]
- 本枠終了から5年半後の1987年10月 - 1989年9月にかけては同じ水曜夜9時台に『水曜ドラマ』を設けていた。これは平日の22時台に報道番組『JNNニュース22プライムタイム』を新設したことに伴い、金曜22時に放送されていた『金曜ドラマ』を移行させたものである。(その後、1989年10月に再び金曜ドラマに戻る)
- その後は水曜ロードショー→報道情報番組枠→バラエティ枠→ドキュメント枠となり、2009年3月まで『水曜ノンフィクション』を放送していた。
- 当枠は関東地区では1桁に低迷しており、廃枠が危ぶまれている。
脚注[編集]
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