「海猿」の版間の差分
細 (→スタッフ: 点が余分) |
(-カービィ) |
||
419行目: | 419行目: | ||
* 映画の撮影には海上保安庁が船艇を提供するなどの協力を行った。同庁のイメージアップに貢献したことから、「海猿」に対して感謝状を贈っている。また、漫画・テレビ・映画での公開以降、海上保安官の志願者数が激増した[http://www.sankei.co.jp/enak/2006/aug/kiji/24tvUmizaru.html 産経新聞2006年8月24日]。<!---要出典・ニュースでは見つからず しかし「海猿」のフィクション性と現実のギャップから、入庁直後に辞職する者も非常に多く、海上保安庁では新人育成に苦慮している。---> | * 映画の撮影には海上保安庁が船艇を提供するなどの協力を行った。同庁のイメージアップに貢献したことから、「海猿」に対して感謝状を贈っている。また、漫画・テレビ・映画での公開以降、海上保安官の志願者数が激増した[http://www.sankei.co.jp/enak/2006/aug/kiji/24tvUmizaru.html 産経新聞2006年8月24日]。<!---要出典・ニュースでは見つからず しかし「海猿」のフィクション性と現実のギャップから、入庁直後に辞職する者も非常に多く、海上保安庁では新人育成に苦慮している。---> | ||
* [[プロフェッショナル仕事の流儀]](2006年放送)において、海猿の原点「冷静に心を燃やす」と題し、[[海上保安官]][[特殊救難隊]]隊長[[寺門嘉之]]が出演した。 | * [[プロフェッショナル仕事の流儀]](2006年放送)において、海猿の原点「冷静に心を燃やす」と題し、[[海上保安官]][[特殊救難隊]]隊長[[寺門嘉之]]が出演した。 | ||
− | + | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
432行目: | 432行目: | ||
* [[能登半島沖不審船事件]] - 場所を移してほぼ同じ推移の事件が描かれている。 | * [[能登半島沖不審船事件]] - 場所を移してほぼ同じ推移の事件が描かれている。 | ||
* [[日本航空123便墜落事故]] - 同様の原因で着水する事故として取り上げられている。 | * [[日本航空123便墜落事故]] - 同様の原因で着水する事故として取り上げられている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 外部リンク == | == 外部リンク == |
2024年4月9日 (火) 20:28時点における最新版
ポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
ドラマ |
ドラマ一覧 |
日本のドラマ |
カテゴリ |
テレビドラマ |
『海猿』(うみざる)は、日本の漫画作品(小学館・週刊ヤングサンデー連載)。 これを原作として、ドラマや映画が製作されている。
目次
概要[編集]
海上保安官である「仙崎大輔」を主人公として、人命救助を中心とした海上保安官の活躍を描いた物語。漫画の中での事件、事故は、実際に起こった事件、事故を題材にして書かれているストーリーもある。
当初NHK(衛星ハイビジョン→総合)で2度ドラマ化された。その後2004年にフジテレビが映画化し、2005年7月には映画と同じ主要キャストによる連続テレビドラマが放送された。 2006年5月6日、同じ主要キャストによる、フジ版の完結編となる映画『LIMIT OF LOVE 海猿』が全国315スクリーンで封切られ、興行収入60億円を見込める好スタートを記録した(結果、2006年公開の邦画実写映画では興行収入第一位であった)。この映画版とフジテレビ版の一連の作品は、主人公のイメージや恋人の設定から、ストーリーに至るまで、原作である漫画とは大きく異なる。
海猿の由来[編集]
海中で猿のように敏捷に活躍することから「海猿」の名が付けられた。また、潜水士候補の若者達の「少々やんちゃ」な振る舞いを揶揄して周辺から称されている、と設定されているが、これは漫画・映画・ドラマでのフィクションであり、実際の海上保安官がこう呼ばれていたわけではない。ただし、一連の作品のヒット以降、特にマスコミが海上保安官を扱う際に「海猿」の呼称を用いるようになっている。シーモンキーとは全く関係がない。
漫画[編集]
- 小学館ヤングサンデーに連載された。全12巻。
あらすじ[編集]
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
- 密航船救出編
栗ノ上岩礁付近で、鳳来号が舵を故障し漂流。巡視船ながれに出動要請が下る。現場に到着すると鳳来号は炎上していた。ながれの海上保安官により、乗員名簿記載の全員を救出した。しかし、仙崎は、蓋が溶接されたコンテナの中の密航者を発見。沈没までの残された時間は最大でも15分。溶接されたコンテナを開けて密航者を助けるための時間は足りない。仙崎の選んだ手段は…(1巻前半、テレビドラマ部に該当あり)
- 陸上捜査編
密航船の一件で、勝手な行動をとった仙崎には、謹慎処分が下った。しかし、謹慎処分が途中で解除になり、保安部へ招集される。保安部には、ながれの姿はなく、陸上捜査担当の警備専門官がいた。仙崎の任務は、拳銃の密輸が疑われる現場で釣り人の姿で監視を行うこと。しかし、その現場に数時間放っておかれ怒りが露な美晴が…(1巻後半、伊藤版仙崎の実写には該当部なし)
- たけちゃん一家救出編
仙崎の近所に住むたけちゃんの一家は波の高い日だが、クルーザーを出航させた。たけちゃんの母親の再婚が決まり、これが最後の親子4人が揃える機会だったからだ。防波堤をでたところで、クルーザーが転覆。たけちゃんは、クルーザー内でかくれんぼをしており、そのままクルーザーごと漂流していた。2つの岩にかろうじてひっかかり沈没は免れているが、少しでも船体を動かせば沈没しかねない。救出の手段はあるのか。(2巻~3巻前段、テレビドラマ部に該当あり、ただし遭難者は下川の娘)
- 仙崎と美晴の葛藤
たけちゃんの母の死亡をきっかけに仙崎と美晴は悩みを続ける。仙崎は、もう2度と人の死を見たくないと無理な勤務を行い怪我をする。また、美晴は事実だけはかけるが、自分の記事を書けなくなったことで、新聞社退職を決意する。この葛藤を乗り越えるため、仙崎は美晴を救い、美晴は仙崎を救っていく。(3巻中盤、伊藤版仙崎の実写には該当部なし)
- 潜水士訓練編
潜水士になるために、呉の海上保安大学校に入学した仙崎たち。耳抜きができないため水深40mまで潜れない三島。弱点を乗り越えるためレジャーダイビングと称して潜水の自主訓練を行っていた同期たち。しかし、突然の潮流の変化により、三島と工藤が遭難。三島の負傷・ボンベの故障で、浮上できない三島と工藤。工藤は三島にボンベを渡し、減圧時間を無視した緊急浮上を行う。工藤の誘導により、三島を救出した仙崎たち。しかし、工藤は緊急浮上により減圧症による肺出血を起こして死んでしまう。(3巻後段~5巻前段、1つ目の映画の部分に該当)
- 博多祇園山笠編
- 不審船追跡編
- エイジアントリップ号編
- くろーばー号編
- ながれ号下船編
- 海賊船追跡編
- 鐘前漁船遭難編
- 美晴編
- 入谷の苦悩編
- J-WING機遭難編
2000年12月31日。20世紀最後の日の羽田発福岡行J-WING206便。通常通り離陸したが、垂直尾翼の損傷により操縦困難に陥る。福岡空港着陸を要請するが、福岡空港は市街地に近いことがあり、難色が示される。仙崎の提言により、福岡沖に着陸遊動灯を設置し、海上着水を行うことになる。着水はしたが、機体は2つに割れた。生存者も多数いる反面、犠牲者も相当数におよぶ。船首部の捜索の途中で、入谷が機体に挟まれてしまう。この地点の水深は約50m。通常の装備で無事に潜水できる限界を超えている。仙崎は、入谷に自分のボンベも渡し、一旦脱出。深深度潜水に臨むことにする。(10巻中段~12巻、入谷のエピソードが吉岡のエピソードに近い点では2つ目の映画の部分に該当、その他は該当なし。)
各巻・収録話[編集]
各巻 | サブタイトル | 初版発行日 | 収録話 |
---|---|---|---|
第1巻 | 漂流 | 1998/06/05 | 第1話~第9話 |
第2巻 | 転覆 | 1999/08/05 | 第10話~第19話 |
第3巻 | 帰還 | 1999/11/05 | 第20話~第29話 |
第4巻 | 仲間 | 2000/02/05 | 第30話~第39話 |
第5巻 | 約束 | 2000/05/05 | 第40話~第49話 |
第6巻 | 爆発 | 2000/07/05 | 第50話~第59話 |
第7巻 | 落涙 | 2000/10/05 | 第60話~第69話 |
第8巻 | 生存 | 2001/01/05 | 第70話~第79話 |
第9巻 | 名前 | 2001/03/05 | 第80話~第89話 |
第10巻 | 灯火 | 2001/06/05 | 第90話~第99話 |
第11巻 | 着水 | 2001/09/05 | 第100話~第109話 |
第12巻 | 出発 | 2001/10/05 | 第110話~最終話 |
テレビドラマ(NHK BSハイビジョン)[編集]
キャスト[編集]
- 仙崎大輔:国分太一
- 浦部美晴(毎朝新聞の新人記者):永作博美
- 池澤直樹:杉本哲太
- 野島伸也:小橋賢児
- 八重樫デスク:田山涼成
- 桜井武彦:笘篠和馬
- 佐伯:島英臣
- 峯村:西田聖志郎
- 仙崎守(大輔の父で巡視船ながれの船長):加藤剛
- 有馬久枝(大輔の祖母):菅井きん
ほか
映画1作目[編集]
海猿 ウミザル UMIZARU
| |
---|---|
[[画像:|0|]] | |
監督 | 羽住英一郎 |
製作総指揮 | |
製作 | 亀山千広 阿部秀司 武政克彦 島谷能成 |
脚本 | 福田靖 |
出演者 | 伊藤英明 加藤あい 海東健 香里奈 伊藤淳史 杏子 國村隼 藤竜也 他 |
音楽 | 佐藤直紀 |
主題歌 | 「OPEN ARMS」(JOURNEY) |
撮影監督 | 佐光朗 |
撮影 | |
編集 | 松尾浩 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2004年6月12日 |
上映時間 | 119分44秒 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
制作費 | |
興行収入 | |
前作 | |
次作 | |
映画DB | allcinema / allmovie / IMDb |
- 「海猿 ウミザル」
2004年6月12日に全国東宝系にて公開。海上保安庁が全面協力。
あらすじ[編集]
海が好きという思いで転職してまで海上保安庁に入った仙崎。第七管区福岡海上保安部に配属されたが、地上や船上勤務を退屈と感じ、エリート集団である潜水士を目指し、海上保安大学校の潜水士課程に入校するところから物語は始まる。海猿と呼ばれる若き潜水士候補生の友情、恋、挫折、試練、成長が描かれた。
キャスト[編集]
- 仙崎大輔(伊藤英明)
- 一等海上保安士 第七管区福岡海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 伊沢環菜(加藤あい)
- ファッション雑誌編集者
- 三島優二(海東健)
- 三等海上保安正 第三管区東京海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 松原エリカ(香里奈)
- 看護師 環菜の友人。
- 工藤始(伊藤淳史)
- 一等海上保安士 第一管区根室海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生(作中で死亡)
- 川口淳(村田充)
- 三等海上保安正 第八管区舞鶴海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 土屋誠(深水元基)
- 二等海上保安士 第四管区四日市海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 野村栄司(田中聡元)
- 一等海上保安士 第二管区福島海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 八重樫裕太(古畑勝隆)
- 一等海上保安士 第四管区名古屋海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 林光平(飯沼誠司)
- 二等海上保安士 第三管区横浜海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 堺和樹(恵秀)
- 一等海上保安士 第十一管区石垣海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 中原響(佐野進也)
- 一等海上保安士 第一管区小樽海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 渡辺マサヤ(青木崇高)
- 一等海上保安士 第五管区岸和田海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 郡司謙介(大口兼悟)
- 一等海上保安士 第十管区鹿児島海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 田所慎二(斎藤工)
- 一等海上保安士 第九管区新潟海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 武藤忠宏(青木忠宏)
- 一等海上保安士 第六管区宇和島海上保安部所属 海上保安大学校研修課 潜水技術課程研修・訓練生
- 源太郎(藤竜也)
- 一等海上保安正 海上保安大学校 潜水技術課程研修主任教官・潜水士
- 板東茂(田中哲司)
- 二等海上保安正 海上保安大学校 潜水技術課程研修教官・潜水士
- 大友信士(中根徹)
- 二等海上保安正 海上保安大学校 潜水技術課程研修教官・潜水士
- 五十嵐正樹(國村隼)
- 一等海上保安監 海上保安庁 首席監察官
その他のキャスト
佐藤浩/水城なおき/宮田圭子/瀬戸中基良/岡本幸作/當間竣/前原実/佐藤順一/清水一彰/井上博貴/大蔵恭平/西澤由美子/堀井希美/岡田真美/松岡亜季/森山高志/五代力/高良裕紀/国武則行/上野亜由美/小浜千佳/岩下里恵/国吉春輝/NAGI/Ingerid/HIRAMOTO/Lenka
スタッフ[編集]
テレビドラマ(CX)[編集]
海猿 UMIZARU EVOLUTION | |
---|---|
放送局 | 日本 |
ジャンル | テレビドラマ |
放送期間 | 2005年7月5日~9月13日 11 |
放送時間 | 火曜日21:00~21:54 54 |
制作局 | フジテレビ、共同テレビ |
企画/PD | 臼井裕詞、保原賢一郎 関口静夫、鈴木伸太郎、 橋本芙美 |
監督/総指揮 | |
演出 | 羽住英一郎、小林義則 |
原作 | |
脚本 | |
出演者 | キャスト参照 |
ナレーション | |
音声 | ステレオ放送 |
字幕 | |
データ放送 | |
オープニング | |
エンディング | |
公式サイト | [ 公式サイト] |
特記事項: 16:9LB、字幕放送 | |
- 「海猿 UMIZARU EVOLUTION」
2005年7月5日~9月13日まで毎週火曜日21:00~21:54にフジテレビ系列で放送。
映画からの続編で、主要キャストは引き継いでいる。映画の舞台であった海上保安大学校にて潜水士訓練課程を卒業後、一年間現場での実務をこなし、辞令により第三管区横浜海上保安部所属PL型巡視船「ながれ」に配属されるところから物語は始まる。
CGをふんだんに使用した迫力ある戦闘シーンや水中救出シーンが多く登場し、最終話まで劇場版に勝るとも劣らないクオリティを維持し続けた今作は、近年の日本の民放連続ドラマの常識を覆す完成度だった。視聴率はあまり高くないもののオリコン集計の『2005年ドラマ満足度ランキング』では、『ごくせん』(日本テレビ系春クール:仲間由紀恵主演)、『1リットルの涙』(フジテレビ系秋クール:沢尻エリカ主演)を抑え、見事第3位になった。
キャスト[編集]
- 仙崎大輔(伊藤英明)
- 一等海上保安士 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」航海士補・潜水士
- 伊沢環菜(加藤あい)
- 縫製スタジオ「リアンリアン」デザイナー
- 池澤真樹(仲村トオル)
- 三等海上保安正 第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地特殊救難隊 巡視船「ながれ」特修科研修出向・潜水士(作中で死亡)
- 吉岡哲也(佐藤隆太)
- 二等海上保安士 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」主計士補
- 光森千佳(佐藤仁美)
- 「オーシャンズ」従業員
- 星野怜(臼田あさ美)
- 「オーシャンズ」ウェイトレス
- 大野唯(一木有海)
- 下川の娘
- 冬柴康介(鈴木一真)
- 縫製スタジオ「リアンリアン」チーフデザイナー 環菜の上司
- 別所健次郎(三宅弘城)
- 一等海上保安士 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」機関士補・潜水士
- 山路拓海(平山祐介)
- 一等海上保安士 第三管区羽田特殊救難基地特殊救難隊 巡視船「ながれ」特修科研修出向・潜水士
- 永島康太(坂本真)
- 一等海上保安士 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」機関士補・潜水士
- 岩松大悟(坂本あきら)
- 三等海上保安正 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」主計科補給長
- 三池健児(飯田基祐)
- 三等海上保安士 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」航海科・甲板長
- 辻沙耶香(川瀬良子)
- 環菜の同僚
- 矢吹真一(布施博)
- 三等海上保安監 海上保安庁本庁警備救難部専門官。下川の元バディ
- 伊沢歌子(朝加真由美)
- 環菜の母
- 勝田孝太郎(夏八木勲)特別出演
- 二等海上保安監 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」船長
- 大野里江子(奥貫薫)
- 下川の元妻
- 池澤尚子(芳本美代子)
- 池澤の妻
- 津田晋平(益岡徹)
- 三等海上保安監 第三管区横浜海上保安部 警備救難課長
- 肥後大作(伊武雅刀)
- ダイニングバー「オーシャンズ」のマスター
- 三田村和也(大和田伸也)友情出演
- 海上保安庁 警備救難部長
- 下川嵓(時任三郎)
- 三等海上保安監 第三管区横浜海上保安部 巡視船「ながれ」首席航海士・潜水士
その他のキャスト
宮本大蔵/北村栄基/遠藤道哉/あべかつのり/喜久陽剛/逢川大樹/佐藤元哉/城元大輔/金時むすこ/猪又輝之/藤馬ゆうや/桜井聖/葛井亮平/五明紀之/飯淵貴美子/渡辺尚子
サブタイトル・視聴率[編集]
各回 | サブタイトル | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|---|
EVOLUTION 1 | 運命の幕開け | 2005/07/05 | 17.8% |
EVOLUTION 2 | 潜水士浮上せず | 2005/07/12 | 13.9% |
EVOLUTION 3 | 置きざりの愛 | 2005/07/19 | 12.1% |
EVOLUTION 4 | 海に消えた思いを探せ! | 2005/07/26 | 13.7% |
EVOLUTION 5 | 突然の別れ | 2005/08/02 | 12.0% |
EVOLUTION 6 | 不審船発射 | 2005/08/09 | 10.7% |
EVOLUTION 7 | 人を殺した | 2005/08/16 | 12.9% |
EVOLUTION 8 | 池澤、死す | 2005/08/23 | 12.1% |
EVOLUTION 9 | 失われた夏を求めて | 2005/08/30 | 12.6% |
EVOLUTION 10 | 命にかえて | 2005/09/06 | 12.7% |
EVOLUTION Final | この手を離さない | 2005/09/13 | 13.8% |
主題歌[編集]
スタッフ[編集]
- 監督:羽住英一郎(ROBOT)、小林義則(共同テレビ)
- プロデュース:関口静夫、鈴木伸太郎、橋本茉美(共同テレビ)
- 企画:臼井裕詞、保原賢一郎(フジテレビ)
- 脚本:福田靖
- 音楽:佐藤直紀
- 製作:フジテレビ、共同テレビ
映画2作目[編集]
LIMIT OF LOVE 海猿 LIMIT OF LOVE UMIZARU
| |
---|---|
[[画像:|0|]] | |
監督 | 羽住英一郎 |
製作総指揮 | 亀山千広 |
製作 | 阿部秀司 尾越浩文 島谷能成 亀井修 |
脚本 | 福田靖 |
出演者 | 伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 大塚寧々 浅見れいな 吹越満 美木良介 石黒賢 時任三郎 ほか |
音楽 | 佐藤直紀 |
主題歌 | 「Precious」(伊藤由奈) |
撮影監督 | 佐光朗 |
撮影 | |
編集 | 松尾浩 穂垣順之助 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2006年5月6日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
制作費 | |
興行収入 | |
前作 | |
次作 | |
映画DB | allcinema / allmovie / IMDb |
- 「LIMIT OF LOVE 海猿」
あらすじ[編集]
鹿児島、機動救難隊へと異動した仙崎と吉岡。仙崎は遠距離恋愛ながらも、環菜と順調に交際し、結婚は目前だった。ある日、訓練中に機動救難隊に出動が命じられる。任務は鹿児島湾内で座礁したフェリーでの救助活動。しかし、予想以上の速さで浸水、傾いていく船体。仙崎と吉岡、そして要救助者2名は、絶体絶命の状況に追いやられていく…。
キャスト[編集]
- 仙崎大輔(伊藤英明)-27歳
- 一等海上保安士 第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・潜水士
- 伊沢環菜(加藤あい)-26歳
- 縫製スタジオ「リアンリアン」服飾デザイナー
- 吉岡哲也(佐藤隆太)-24歳
- 二等海上保安士 第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・潜水士
- 本間恵(大塚寧々)-35歳
- くろーばー号売店販売員 妊娠五ヶ月
- 海老原真一(吹越満)-41歳
- くろーばー号乗客 中古車販売会社経営
- 山路拓海(平山祐介)-31歳
- 一等海上保安士 第三管区羽田特殊救難基地特殊救難隊 第三隊隊長・潜水士
- 北尾勇(石黒賢)-38歳
- 三等海上保安正 第十管区鹿児島航空基地機動救難隊 隊長・潜水士
- 乙部志保里(浅見れいな)-23歳
- 鹿児島テレビ報道部員
- 重富活一(菅原卓磨)-32歳
- 三等海上保安正 第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・潜水士
- 本丸正也(坂本碓吾)-28歳
- 一等海上保安士 第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・潜水士
- 瀬戸口滋(江畑浩規)-28歳
- 三等海上保安正 第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・潜水士
- 渡辺マサヤ(青木崇高)-25歳
- 一等海上保安士 第十管区串木野海上保安部 巡視船「こしき」機関科機関士補・潜水士
- 梨本信士(光石研)-40歳
- 第十管区海上保安本部 警備救難部救難課課長
- 桂木貞之(美木良介)-47歳
- 第十管区海上保安本部本部長
- 三沢圭介(津田寛治)-35歳
- 第十管区海上保安本部 警備救難部救難課係長
- 服部真佐彦(荒川良々)-32歳
- 鹿児島テレビディレクター
- 矢野達郎(市川しんぺー)-42歳
- 鹿児島テレビカメラマン
- 下川嵓(時任三郎)-43歳
- 三等海上保安監 海上保安庁 警備救難部救難課専門官
主題歌[編集]
- この曲のPVには、「LIMIT OF LOVE 海猿」本編の映像も一部使用。
スタッフ[編集]
- 監督:羽住英一郎(ROBOT)
- 脚本:福田靖
- 音楽:佐藤直紀
- 視覚効果:オムニバス・ジャパン
- 製作総指揮:亀山千広(フジテレビ)
- 製作:阿部秀司(ROBOT)、尾越浩文、島谷能成、亀井修
- 企画:関一由、堀部徹
- プロデューサー:臼井裕詞(フジテレビ)、安藤親広(ROBOT)
- 撮影協力:海上保安庁
- 配給:東宝
- 製作:フジテレビジョン、ROBOT、ポニーキャニオン、東宝、小学館、FNS加盟27社
続編[編集]
- 2008年8月2日の土曜プレミアム『海猿-UMIZARU-』放送終了時に、『LIMIT OF LOVE 海猿』の続編『海猿-UMIZARU-3』の制作を決定したことが発表された。現在、ストーリーなどの詳細事項は発表されていない。
備考[編集]
- 「LIMIT OF LOVE海猿」公開前にはNHKの衛星放送で国分バージョンのドラマを再放送したほか、鹿児島テレビ放送、青森テレビではフジテレビドラマの再放送を実施した(鹿児島テレビ放送は本作にも登場している)。
- この映画は2006年5月6日に公開され530万人を動員し、興行収入71億円の大ヒットとなった。ちなみに2006年公開の邦画実写映画ではNo.1の成績である。
- 撮影には、宮崎カーフェリーの「フェリーひむか」が使用された。この船は旧・九越フェリー「れいんぼうべる」として運航当時、映画「白い船」のモデルにもなっている(劇中でおもに登場したのは姉妹船の「れいんぼうらぶ」)。なお、宮崎カーフェリーは路線閉鎖に伴い、他社へ売却後MES由良にて「FERRY HIMUKA」に船名変更、長崎港で係船後2006年12月、ギリシャHellenicSeawaysへ売却された。
- 2006年の文春きいちご賞(ゴールデンラズベリー賞の日本版)で、6位に選ばれている。これはアメリカ公開時に「あんな危機的状況下で長々とプロポーズするバカなどいない」と失笑を買ったことも大いに関係していると思われる。
- 当初原作の通りに関門海峡でのロケを希望していたが、『関門海峡の潮の流れが早い』、『関門海峡が撮影で閉鎖されると利用する船舶に支障が出る』など撮影の許可が出ず、舞台を鹿児島湾に変えた。
- 映画の撮影には海上保安庁が船艇を提供するなどの協力を行った。同庁のイメージアップに貢献したことから、「海猿」に対して感謝状を贈っている。また、漫画・テレビ・映画での公開以降、海上保安官の志願者数が激増した産経新聞2006年8月24日。
- プロフェッショナル仕事の流儀(2006年放送)において、海猿の原点「冷静に心を燃やす」と題し、海上保安官特殊救難隊隊長寺門嘉之が出演した。
関連項目[編集]
- 海上保安庁
- 海上保安大学校
- スクーバダイビング
- 潜水士
- 救難員
- 降下救助員
- 機上救護員
- 水中処分員
- 能登半島沖不審船事件 - 場所を移してほぼ同じ推移の事件が描かれている。
- 日本航空123便墜落事故 - 同様の原因で着水する事故として取り上げられている。
外部リンク[編集]
- LIMIT OF LOVE 海猿映画第2作公式サイト(ポータルサイト兼)
- 海猿-UMIZARU-映画第1作公式サイト
- フジテレビ
- くれナビ 海猿-UMIZARU-(映画第1作)呉ロケ地紹介
フジテレビ系 火曜21時枠の連続ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 海猿 - UMIZARU EVOLUTION - (2005.7.5 - 2005.9.13) | 次番組 |
離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ (2005.4.19 - 2005.6.21) | 1リットルの涙 (2005.10.11 - 2005.12.20) | |