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'''鳥居 みゆき'''(とりい みゆき)は、日本の[[マルチタレント]]である。[[芸人]]・[[女優]]・[[作家]]・[[モデル]]として活動している。[[秋葉系]]の熱狂的な[[ヲタ]]を擁している。非常に文学性の強い芸風であり、代表作としては狂宴封鎖的世界シリーズ(「告別式」・「再生」・「方舟」)が挙げられる。
 
'''鳥居 みゆき'''(とりい みゆき)は、日本の[[マルチタレント]]である。[[芸人]]・[[女優]]・[[作家]]・[[モデル]]として活動している。[[秋葉系]]の熱狂的な[[ヲタ]]を擁している。非常に文学性の強い芸風であり、代表作としては狂宴封鎖的世界シリーズ(「告別式」・「再生」・「方舟」)が挙げられる。
  

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鳥居 みゆき(とりい みゆき)は、日本のマルチタレントである。芸人女優作家モデルとして活動している。秋葉系の熱狂的なヲタを擁している。非常に文学性の強い芸風であり、代表作としては狂宴封鎖的世界シリーズ(「告別式」・「再生」・「方舟」)が挙げられる。

秋田県生まれ、埼玉県育ち。S&D Studioに所属後、業務提携先のサンミュージックプロダクションへ移籍。

来歴[編集]

家族[編集]

  • 結婚するまでの名前は鳥居美由貴であった。読みはとりいみゆき。
  • 家族構成は父、母。姉一人。姉千春はテレビ朝日の番組「ロンドンハーツ」に妹みゆきへのどっきりの仕掛け人として出演した事があり、以後毎年鳥居みゆきとテレビで共演している[1]

学生時代[編集]

(1)小学生時代

  • 『FRIDAY』(2008年4月24日発行)が鳥居の子供時代を取材しているが、鳥居の述べてきたネタと実際の取材結果とが大きく食い違っている。鳥居の小学生時代は大きな謎であると言っていい。小学生時代は、同級生の母親への取材によると「とてもキレイな子でしたね。親分肌というか、面倒見がいいというか、いつもジャージーを着て活発な子でした」との事である。『FRIDAY』の記事を信じるとすれば、惨めな小学生時代を送ったという鳥居のネタとは全く異なり、友達が多く、クラスの中心的存在で、平穏な小学生時代を送ったことが窺える。なお2011年8月22日・23日の「ピラメキーノ」(テレビ東京)で彼女の通知表が放映されたことがあるが、非常に真面目なごく普通の小学生としか思えない記載がなされており、『FRIDAY』の取材内容に非常に近いものであった。

(2)中高校時代

  • 中高校時代は真面目な優等生であった。この頃から彼女は文学書を耽読する物静かな文学少女へとかわっていく。
  • 安部公房夢野久作筒井康隆寺山修司唐十郎太宰治オスカー・ワイルドなどが好きだった。
  • 丸尾末広花輪和一つげ義春等のガロ系のコミックスを好んだ。
  • また、パンク系からクラシックまで音楽を幅広く聴いていた。
  • 昭和のいるこいるをライブで見てお笑いに興味を持ち、中高校時代ルミネtheよしもとに通いつめるようになる。
  • 中学時代に姉と一緒に読者モデルを始めている。
  • 2008年4月24日発行の『FRIDAY』によれば、マサコ・カズコ・ミチコ等彼女のコントに出て来る女性の名前は、学生時代の同級生の名前を借りたものである。
  • 彼女は色々と表現したいことを書き溜めていく。そのうちにそれを発表するために舞台に出たいと思うようになっていった。この2つの志望を同時に満たすものとして、自分でネタを書き自分で演じる芸人になりたいと思うようになる。

ブレーク以前[編集]

  • ラブ守永に誘われ、卒業後18歳の時に『松みのるお笑い塾』[2]というお笑い養成所に入る。養成所の講師から「ダメ出ししようがない」と言われたことがある。約1年間通い、その養成所時代にピン芸人として初出演したのが、サンミュージックの大御所のブッチャーブラザーズ主催のライブであった。このライブで堕天使ネタが初登場した。[3]
  • その後、姉の伝手で最初の事務所(S&D Studio)に所属する。基本的に俳優・モデル系事務所の為、当時お笑い部門は鳥居みゆき一人だったという。(そのためもあり、ある時期からはサンミュージック預かりという形になっていた。)
  • やがてラブ守永コントユニット『ラモンズスクイット』を結成するが鳥居の作るネタに守永が付いて行けず短命に終わる。
  • ピン芸人に戻りマサコネタを創る。2003年1月の狂宴封鎖的世界「葬式」にはマサコのネタがある。
  • このころ下北沢の小劇場の劇にも出ている。
  • その後、演劇系の一人コントを次々に作り、ライブ芸人として少しずつ評価を高めていく。
  • やがて『東京腸捻転』(テレビ朝日『完売劇場』主催)のような大きなライブにも呼ばれるようになっていく。

ブレーク[編集]

  • 2007年は鳥居みゆきのブレークの年となった。『社交辞令でハイタッチ』レギュラー開始。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【10月】GyaOカンニング竹山の『カンニングの恋愛中毒』へ出演する。その動画がたちまち2ちゃんねる等ネット上で話題になり、ブレイクのきっかけとなった。(このトーク番組をゲストの鳥居は、シュールで不条理な長編コントに変えてしまっている。以後も、テレビのトーク番組に出演して、番組をいわば乗っ取り、シュールな長編コントに変えてしまうことを何度か行っている。)【11月】『エンタの天使』、 『スッキリ』、『爆笑ピンクカーペット』に登場。【12月】『あらびき団』、『爆笑レッドカーペット』初登場。
  • サンミュージックに移籍し、サンミュージック預かりではなく正式に所属することになる。

2008年[編集]

  • 2008年2月、『R-1ぐらんぷり2008』決勝に進出し6位となった。春、『ラジかるッ』レギュラー開始。夏、『狂宴封鎖的世界 故鳥居みゆき告別式』を創作、主演。秋、OV『みみずひめ』撮影。
  • 4月23日に『ハッピーマンデー』が発売。作品内容も明らかにされていなかったが、予約開始当初から注文が殺到し、オンラインネットショップのAmazon.co.jpでお笑い作品ランキングでは異例のTOP10入りを果たした。サイバーパンク風の劇にコントのネタをちりばめた独創的な作品である。(4月29日、『鳥居みゆき ハッピーマンデー』発売記念スペシャルイベントにおいて結婚発表。2007年春ごろ結婚していた事は事務所も把握していなかった。)
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『新春ゴールデンカーペット』、『オジサンズ11』。【2月】『エンタの神様』初登場。【3月】『ロンドンハーツ』初登場。【4月】『おネエ★MANS―美・美・美ビフォーアフター鳥居みゆき編』。【5月】『アメトーク』初登場。『ロンドンハーツ―すっぴんズームイン朝』。【6月】『笑っていいとも』、『天才!志村どうぶつ園』、『めちゃ×2イケてるッ』各初登場。【7月】『ロンドンハーツ―鳥居みゆき密着24時』、『FNS27時間テレビ』。【8月】フジテレビ『第13回お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』優勝、『24時間テレビ31 愛は地球を救う Part2』。【9月】『リンカーン』、『「ぷっ」すま』各初登場。【10月】『キャットストリート』(NHKドラマ)、『ロンドンハーツ―ビューティフル女芸人奇跡の一枚』、『しょこリータ』。【11月】『ロンドンハーツ―鳥居みゆき密着24時シーズンⅡ』【12月】『やりすぎコージー』、『お笑いDynamite!!』、『ザ・スリーシアターSP』各初登場。

2009年[編集]

  • 2009年2月、『R-1ぐらんぷり2009』決勝に進出し8位となる。春、読売新聞に『妄想月報』連載開始。高い評価を受ける。『おもいっきりDON!』レギュラー開始。『夜にはずっと深い夜を』執筆。『ザ・イロモネア』の企画「ピンモネア」で史上初となる100万円獲得を達成。夏、『社交辞令でハイタッチ』中断。GET寄席において南アルプス鳥居ネタ初登場。秋、『おもいっきりPON!』レギュラー開始。『ぜんぶウソ』レギュラー開始。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『逃走中』初登場。【2月】『R-1ぐらんぷり2009 決勝戦』。【3月】『99プラス』。【4月】『ロンドンハーツ -鳥居みゆき24時シーズンⅢ』(姉千春初TV出演)、『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』(「ピンモネア」で100万円獲得)。【5月】『ロンドンハーツ』。【6月】『白黒アンジャッシュ』。【7月】『99プラス -鳥居持ち込み企画 5番勝負 Part1-』、『99プラス -鳥居持ち込み企画 5番勝負 Part2-』。【8月】『ロケモネア』。【9月】『ひみつの嵐ちゃん!』、『スクール革命!』。【10月】『月光音楽団』。【11月】『ザ!世界仰天ニュース』。【12月】『ロンドンハーツ年末3時間スペシャル』。

2010年[編集]

  • 2010年新春、『潜在異色』レギュラー開始。ポポタンネタ初登場。春、『夜は美女バナ』レギュラー開始。東京ガールズコレクション参加。夏、『狂宴封鎖的世界 再生』を創作し主演。『3P』レギュラー開始。冬に、彼女主演の連続ドラマ『臨死!江古田ちゃん』収録始まる。この頃から女優の仕事のオファーが急激に増えていく。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『ロンドンハーツ』。【2月】『うんちくクン』。【3月】『お試しかっ!』。【4月】『爆笑レッドカーペット 日曜日に大移動だよ、芸人集合スペシャル!』、『メレンゲの気持ち』(姉千春と一緒に出演)。【5月】『天才!志村どうぶつ園』。【6月】『逃走中2010~日本昔話~』、『ロンドンハーツ -奇跡の1枚』。【7月】『スッキリ!!』【8月】『逃走中』。【9月】『ショーバト!』、『ものまねグランプリ~ザ・サバイバル~』。【10月】『ロンドンハーツ -格付けしあう女たち-』。【11月】『内村さまぁ~ず』。【12月】『ロンドンハーツ5時間SP』。

2011年[編集]

  • 2011年新春は、OV『世界鳥居(奇)紀行 IN タイ』の撮影。彼女主演の連続ドラマ『臨死!江古田ちゃん』後半の収録。春、『狂宴封鎖的世界「穴」』を創作し主演、収録。小説『余った傘はありません』(『四月一日』)執筆開始。夏、映画『僕たちのアフタースクール』と『ゾンビデオ』撮影。『社交辞令でハイタッチ』ニコジョッキーで再開。9月にさいたま市で一日警察署長。TokyoFashionFilmにmercibeaucoupのモデルとして登場。秋・冬と『余った傘はありません』の執筆続く。
  • 1月から7月にかけて日本テレビで放映された『臨死!江古田ちゃん』において演技力を高く評価される。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『笑点!お正月だよ!大喜利祭り』、『アメトーク』、『DERO!』。【2月】『Q~わたしの思考探究~』。【3月】『はねるのトびら』。【4月】『ものまねグランプリ』、『世界卓球CMアワード2011』。【5月】『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』。【6月】『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』。【7月】『ロンドンハーツ -国民的アルバム美少女コンテスト』。【8月】『ロンドンハーツ3時間SP』、『やりすぎコージー』、『クイズ☆タレント名鑑』。【9月】『笑・神・降・臨』。【10月】『ものまねグランプリ』、『内村TBS』。【11月】『爆報!THEフライデー』(姉千春と一緒に出演)。【12月】『ロンドンハーツ4時間40分SP』、『お笑いDynamite!2011』。

2012年[編集]

  • 2012年は新春から春にかけ、小説『余った傘はありません』をホテルにカンヅメになり仕上げる。春は『東北魂』のレギュラー開始。OV『世界鳥居(奇)紀行 IN サイパン』の撮影。夏から冬にかけて女優の仕事がびっしりと続く。舞台『イケメン金融工学』出演。『狂宴封鎖的世界 方舟』を創作し主演。舞台『美幸』に主演。舞台『苦情★真に受けTV』出演。舞台『クリスマスキャロルが聞こえない』に主演。
  • とりわけ主演舞台『美幸』で演技力を激賞される。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『東北魂TV 2夜連続 新春コントSP・第1夜』、『内村さまぁ~ず』。【2月】『元気の出る曲ベスト50 絶品ものまね歌謡祭』、『ロンドンハーツ -淳が泊まってジャッジ!ホントはイイ女GP-』。【3月】『ザキロバ!アシュラのススメ』。【4月】『芸能BANG+』、『サタネプ☆ベストテン!2時間SP』。【5月】『TORE!』。【6月】『ハモネプ★スターリーグ』、『VS嵐』、『イカさま タコさま』。【7月】『テベ・コンヒーロ』。【8月】『東北魂TV特別編!岩手の元気お届けSP』。【9月】『ロンドンハーツ―素敵レディGP』。【10月】『東京全力少女』第4話(日本テレビドラマ)、『TORE!』。【11月】『東北魂TV特別編!』。【12月】『怪盗100面相』、『ロンドンハーツ3時間SP』、『ロンドンハーツ―3時間半SP』。

2013年[編集]

  • 2013年は、新春に舞台『ドリームジャンボ宝ぶね』において植草克秀左とん平紫吹淳久野綾希子らと共演。RAM WIREのPVに主演。春に、劇団「東京ギロティン倶楽部」を立ち上げ、『東京奇人博覧会』の原作を書き主演する。春から秋にかけて、OV『ZOMBIE TV』と映画『奴隷区』の撮影。秋には、主演舞台『美幸』の再演。WOWOWの番組『KAZEOKE』において、芥川賞作家西村賢太ダウンタウンの構成作家倉本美津留に勝ち、彼女の物語が最優秀作品に選ばれた。舞台『とんがれ!! 先っちょマン』出演。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『新春!レッドカーペット』、『爆笑ヒットパレード』、『白黒アンジャッシュ』。【2月】『スター☆ドラフト会議』。【3月】『放送博物館危機一髪』(NHKドラマ)。【4月】『笑っていいとも!』。【5月】『笑っていいとも!』(姉千春・いとこ・叔母と一緒に出演)、『ナカイの窓』。【6月】『内村さま~ず』、『おしかけスピリチュアル』。【7月】『カスペ』、『歌がうまい王座決定戦チャンピオン大会』。【8月】『ロンドンハーツ2時間SP』。【9月】『旅ずきんちゃん』、『貞子VS鳥居みゆき 最恐はどっちだ!?』。【10月】『KAZEOKE』、『今夜くらべてみました』(姉千春と一緒に出演)、『あのニュースで得する人 損する人』、『ロンドンハーツ』。【11月】『今、この顔がスゴい!』、『シネコミ!発 テレビ欄編集会議』、『ロンドンハーツ3時間SP』。【12月】『フットンダ』、『有吉ゼミ』。

2014年[編集]

  • 2014年新春に新コントユニットの「ブ江ノスアイレス」を立ち上げ『GETライブ』にて初披露した[5]。3月に映画『忍者虎影』撮影。映画『奴隷区』GWに公開。8月に島田角栄の映画に出演。9月に『狂宴封鎖的世界~シャングリ・ラ』作・主演予定。11月に、あうるすぽっとでシェークスピアの『じゃじゃ馬ならし』主演予定。
  • 出演番組としては例えば次の様なものがある。【1月】『新春!レッドカーペット』、『フットンダ』、『ココロの旅』。【2月】『ミカパン』。【3月】『ナニコレ珍百景』。【4月】『ラスト・アワードⅡ』。【5月】『坂上忍の成長マン』、『ホムカミ』。【6月】『旅ずきんちゃん』、『新堂本兄弟』、『うつけもん』。【7月】『予告王』、『バイキング』、『うつけもん』、『クイズ30』、『旅ずきんちゃん』

8月。東北魂 9月。PON

人物[編集]

  • 取得資格は、情報処理1級。商業簿記2級。工業簿記1級。珠算準1級。第一種普通自動車運転免許
  • 趣味特技としては、クレイアニメ制作が挙げられる。
  • 好きな男性のタイプは石原伸晃で、出演番組のチェックや演説の追っかけをよくしたということである。他に鳥越俊太郎舘ひろし中村雅俊水谷豊ら年上を好みとしてあげる事が多い。好きな女優には、松たか子鈴木砂羽余貴美子をあげている[4]
  • 友人は多い。ユリオカ超特Qサンドウィッチマンと仲が良い。女性芸人では、友近大久保佳代子いとうあさこと親しい。またバカリズムとはライン友達である。
  • 非常に真面目で、常に礼儀正しく、常識人で、細かい気配りが出来る。表現者としては完璧主義者であり、プロ根性の溢れる人物である。
  • ネットでは萌えの対象である。しばしば「とりみー」とか「みゆみゆ」とか呼ばれている。ヲタになることを「鳥居ンフルエンザ」に感染するという。
  • ビールのことを「泡般若」と呼ぶ。アルコールには弱い様である。
  • かってはお菓子が大好きでお菓子ばかり食べていたが、2013年6月9日の『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』(TBS)で数値が非常に悪いと言う指摘を受け、事務所が食事を管理するようになった。その後、本人の努力もあり数値は改善された。今では、「椅子とテーブル以外何でも食べられるようになった」(『5時に夢中』での発言)との事である。2013年10月20日の『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』によれば、今は健康的な食事を自分で作り、「健康オタク」になっているという話である
  • かっては白いご飯が食べられなかった。これも、本人の努力により食べられるようになっている。
  • かっては潔癖症で、温泉に入れなかった。2013年の9月8日の『旅ずきんちゃん』(TBS)で色々と指摘をされ、本人の努力があり、温泉が好きになっている。
  • 愛用の香水は「サムライウーマン」。
  • 好きなファッション・ブランドはヴィヴィアン・ウエストウッド。服等多数所有。また、近年は青文字系の服をよく着ている。
  • モデルでもあり、着こなしの上手さと服選びのセンスの良さには定評がある。私服はお洒落である。
  • 喫煙者。ヘビースモーカーで愛用の銘柄はマールボロ・ライト・メンソール。
  • 文学書を耽読してきたためか、かなり視力が悪くコンタクトレンズ眼鏡を使用。
  • ほっそりした美人である。特に目がセクシーだと言われている。すっぴんは可愛く美しい。しかし、美人だと芸人として笑いが取りにくいので、厚化粧をして美しさを削ぎ落して仕事をしている。モデルとして仕事をするときは、薄化粧である。

芸人として[編集]

コント[編集]

  • 鳥居みゆきの創作するコントは評価が高い。文学的で緻密な構成の作品が多い。安部公房が作品の原点だと本人は書いている。
  • コントの中で、最も評価の高いのは、「狂宴封鎖的世界」と銘打った単独ライブのシリーズであろう。このシリーズは演劇性の非常に強いコントとも、笑いに満ちた不条理演劇とも言える作品である。多数のプロの俳優を使い、長時間をかけて上演される巨大な作品は、表現の大胆さの点でも、芸術的な香りの高さの点でも、常に凛としたメッセージ性を備えている点でも、比類が無い作品と言える。
  • 『潜在異色』のライブで、鳥居が脚本を書きサンドウィッチマン等が演じたコント『密室』も、非常に評価が高い。
  • また一人コントも評価が高い。一人コントの範疇に入るものとしては、黒服の天使の衣装で演じる「堕天使ネタ」、白いパジャマでマラカス2本と包帯を巻いたクマのヌイグルミ「多毛症」を持って演じる「マサコネタ」、ベテランの漫談師に扮して演じる「南アルプス鳥居ネタ」、奇妙な人形と一緒に腹話術師を演じる「ポポタンネタ」、演劇的な一人芝居風のコントなどがある。演劇的な一人芝居風のコントの場合服はスーツが多い。しかし、和ゴスで演じる「妄想葬儀(ちんどん)」や米屋の前垂れで演じる「米の吉田」もある。
  • テレビで一人コントを披露する場合、大幅なカットを余儀なくされることも多い。彼女のネタにはしばしば現在のテレビでは不謹慎とされる部分がある。ただし、不謹慎であっても決して不道徳ではない。ライヴでは、彼女の創作したネタを削除なくまるごと見ることができる。
  • ネタ中は基本的に裸足である。
  • ネタには、巧みな言葉遊びがなされていたり、実際の物事を元ネタにしたものがあったりと、深い意味が込められていることが多い。ネタに関連した数種類の駄洒落を1つのネタの中で連発したり、韻を踏む等の古典的言葉遊びも好んで取り入れている。
  • 短期間ラブ守永と組んで2人コントをやっていたことがあった。短期間「飛石連休」の藤井ペイジと組んで「大型連休」という名で漫才をやっていたこともあった。最近では地方営業限定で、ラブ守永と漫才や2人コントをしている。

月経ライブ[編集]

  • 「月経ライブ」は不定期的に開催されるライブである。ライブ芸人としての鳥居みゆきを見ることが出来る。チケットは常に瞬殺で売り切れる。

社交辞令でハイタッチ[編集]

  • 「社交辞令でハイタッチ」は、ネットのフリートークの番組であり、最初はGYAOジョッキーで放映されていた。現在は有料だが(300円)ニコジョッキーで見ることが出来る。ニコジョッキーの中で最も人気のある番組である。

テレビのトーク[編集]

  • テレビではある時期までは、会話がかみ合わない、シュールで不条理演劇のようなフリートークを見せていた(フリートークの中にも、笑いに持っていくための豊富なボキャブラリーと黄金パターンが存在し、一つのネタと化している場合が多くあった。)。

女優鳥居みゆき[編集]

  • 鳥居みゆき主演のための劇団、東京ギロティン倶楽部を立ち上げ、鳥居みゆき原作・主演の第一回公演「東京奇人博覧会」(2013年4月17日‐21日、新宿スペース・ゼロ、9回公演)を行った。劇団員約50人、スタッフ約30人の大劇団である。

出演および作品[編集]

芸人として[編集]

(1)狂宴封鎖的世界シリーズ

  • 狂宴封鎖的世界「葬式」(2003年1月18日、新宿Fu-、1回公演)単独ライブ
  • 狂宴封鎖的世界「故鳥居みゆき 告別式」(2008年7月28日、新宿明治安田生命ホール、1回公演)単独ライブ
  • 狂宴封鎖的世界「再生」(2010年7月9日・10日、草月ホール、3回公演)単独ライブ
  • 狂宴封鎖的世界「穴」(NHK総合、2011年9月2日)笑・神・降・臨第4シリーズ第6回
  • 狂宴封鎖的世界「方舟」(2012年9月27日・28日・29日・30日、草月ホール、6回公演)単独ライブ

(2)月経ライブ

  • 2010年は1回開催された(11月15日、阿佐ヶ谷ロフトA)
  • 2011年は4回開催された(2月14日、4月15日、7月7日、10月30日、ロフトプラスワン)
  • 2012年は1回開催された(3月30日、ロフトプラスワン)
  • 2013年は2回開催された(3月17日、10月23日、ロフトプラスワン)

(3)インターネットテレビ

(a)GyaOジョッキー鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」(GyaO、2007年11月 - 2009年8月)毎月1回放送[5]

  • 2007年は2回放映された(11月29日、12月27日)
  • 2008年は12回放映された(1月10日、2月7日、3月6日、4月3日、5月1日、6月5日、7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日、12月4日)
  • 2009年は8回放映された(1月8日、2月5日、3月5日、4月2日、5月7日、6月4日、7月2日、8月6日)
  • 計22回である。
  • GyaOジョッキー終了後、ファンの署名活動によりニコジョッキーで復活。現在に至る。

(b)ニコジョッキー鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ2」(ニコニコ動画、2011年7月 - )毎月1回金曜放送。

  • 2011年は6回放映された(7月15日、8月5日、9月9日、10月7日、11月2日、12月2日)
  • 2012年は10回放映された(1月13日、2月3日、4月6日、5月4日、6月1日、8月3日、9月7日、10月5日、11月2日、12月7日)
  • 2013年は現在10回放映されている(1月9日、2月1日、3月1日、4月12日、5月3日、6月7日、7月5日、8月3日、9月18日、10月5日、次回は11月15日)

(c)鳥居ようちえん NTTドコモケータイ放送、Bee TV 過去のレギュラー番組

(4)地上波および衛星放送のテレビ番組

過去のレギュラー番組

女優として[編集]

(1)舞台

  • 「ジャッキー・ホイの小豆脳TV」(2002年6月21~23日、下北沢本多スタジオ)
  • 「零点大将」(2002年11月1日~3日、下北沢本多スタジオ)
  • 「午後の男優室 発表会」(2003年2月18日~25日、下北沢OFF・OFFシアター)
  • 「岡ちゃんの着メロに御用心」(2003年5月5日~7日 下北沢駅前劇場)
  • 「PBPディナーShow」(2009年6月9日、新宿PINKBIGPIG)主演(劇・歌・企画等の混ざったショー)
  • 「イケメン金融工学」(2012年7月27日-29日、新宿SPACE107。8月4・5日、大阪ABCホール)
  • 鈴木おさむ劇場第一回公演「美幸」(2012年10月26日-29日、ウッディシアター中目黒)主演
  • 「苦情★真に受けTV」(2012年11月22日-25日、シアターモリエール)
  • 「クリスマスキャロルが聞こえない」(2012年12月15日・16日、笹塚ファクトリー)主演 (劇・歌・踊り等の混ざったショー)
  • 「ドリームジャンボ宝ぶね」(2013年1月6日-13日、青山劇場。1月26日、梅田芸術劇場メインホール)
  • 「田中が考え中」(2013年1月28日、本多劇場)
  • 東京ギロティン倶楽部第一回公演「東京奇人博覧会」(2013年4月17日‐21日、新宿スペース・ゼロ)原作・主演
  • 「特殊清掃GO!GO!GO!」(2013年8月21日、ウッディシアター中目黒)
  • 鈴木おさむ劇場第一回公演再演「美幸」(2013年9月27日-29日、恵比寿エコー劇場)主演

(2) 映画およびOV

  • 全然大丈夫(2008年1月26日、stylejam) 蟹江敬三の恋人役
  • やさしい旋律(2008年12月20日、GPミュージアムソフト) 若女将役(友情出演)
  • みみずひめ(コンテンツリーグ、2009年1月21日) OV 主演 タイトルロール
  • 非女子図鑑(2009年5月30日) オムニバス作品、清水崇が監督するオープニング&エンディングのイブ役 クレジットのトップ
  • 僕たちのアフタースクール(2011年11月5日、ユニバーサル・ミュージック) ライターを無くす女役(ゲスト出演)
  • 世界鳥居(奇)紀行 IN タイ(2011年5月25日、コンテンツリーグ)OV 主演 鳥居みゆき本人役 疑似ドキュメンタリー
  • 世界鳥居(奇)紀行 IN サイパン(2012年8月22日、コンテンツリーグ)OV 主演 鳥居みゆき本人役 疑似ドキュメンタリー
  • ゾンビデオ(2012年12月29日、キングレコード) ヤスデ(ゾンビの女王)役 
  • ZOMBIE TV(2013年12月18日、ポニーキャニオン)OV 「ゾンビの神様」のOL役 クレジットのトップ
  • 奴隷区/僕と23人の奴隷(2014年6月28日、ティ・ジョイ)台東不二子役
  • 『忍者虎影』2015年公開
  • 島田角栄の新作

(3)テレビドラマ

(4)ネットドラマおよび携帯ドラマ

(5) CM

(6)PV

作家として[編集]

(1)単行本

  • 『夜にはずっと深い夜を』(幻冬舎より2009年08月06日発売)短編小説集。
  • 『余った傘はありません』(幻冬舎より2012年07月19日発売)長編小説と分類してある場合も、連作短編小説集と分類してある場合もあり。

(『星星峡』(幻冬舎)に2011年4月~2012年3月に連載の小説『四月一日』に手を入れたもの。)

(2)連載

  • 『鳥居みゆきの毒デンパ』(『東京スポーツ』の携帯サイト内コラム)
  • 『鳥居みゆきの妄想劇場HIT&RUN』(『スコラ』2008年4月号 - 2009年11月号)
  • 『妄想月報』(『読売新聞』、2009年4月-2010年3月)

(3) イベント

  • 『共感百景』(2013年4月24日、北沢タウンホール)
  • 『三茶会』(2013年6月22日、北沢 OFF OFF 劇場)
  • 『女流共感百景』(2013年8月23日、本多劇場)

モデルとして[編集]

(1)ファッションショー

(2)雑誌の表紙モデル

  • サイゾー』 2008年3月号 表紙・特集
  • 週刊アスキー』(アスキー)2008年4月29日増刊号 表紙
  • 『Branche』 2009年1月29日 2月号 表紙
  • 『週刊アスキー』 2009年6月9日号 表紙とグラビア
  • 『Branche』 2010年2月25日 3・4月号 表紙

(3)その他

  • mercibeaucoup, 2012 spring & summer collection 宝島社
  • UA TRANSFORM SHOW,UNITED ARROWS 2012年10月12日
  • RODEO CROWNS PREMIUM BOOK Vol.4 2013年 5月号 トランスメディア

DVD[編集]

  • ギャグラ!〜鳥居みゆき編〜(2005年2月21日)
  • 東京腸捻転〜落花流水!〜
  • 東京腸捻転〜虚心坦懐!〜
  • 東京腸捻転 IN 日比谷野音〜超夏祭りSPECIAL!!〜
  • お笑い吟醸ライブ 極み 赤
  • カンニングの恋愛中毒〜天狗芸人カンニング竹山を告発する!
  • 鳥居みゆき ハッピーマンデー(コンテンツリーグ、2008年4月23日)
  • 全然大丈夫(2008年8月29日)2008年1月26日公開の映画
  • 故 鳥居みゆき 告別式〜狂宴封鎖的世界〜(コンテンツリーグ、2009年1月21日)
  • みみずひめ(コンテンツリーグ、2009年1月21日)
  • テディです!(アルバトロス、2009年10月9日)英DVD「Ready Teddy Death」の実況解説を担当。聞き手は小島よしお。多毛症包帯巻き実演等の特典映像有り。
  • 鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ「表ワースト」編(コンテンツリーグ)
  • 鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ「裏ベスト」編(コンテンツリーグ)
  • 潜在異色 Vol.1~3
  • 鳥居ようちえん 入園編(エイベックス、2010年8月20日)
  • 鳥居ようちえん 卒園編(エイベックス、2010年8月20日)
  • LIVE! 潜在異色 特別版【SUIDOBASHI秘宝館】
  • 狂宴封鎖的世界「再生」(アニプレックス、2010年11月24日)
  • 大久保×鳥居×ブリトニー3P(東映ビデオ)Vol.1~4
  • 臨死!! 江古田ちゃん DVD-BOX (3枚組)(2011年4月20日)
  • 世界鳥居(奇)紀行 IN タイ(コンテンツリーグ、2011年5月25日)
  • 世界鳥居(奇)紀行 IN サイパン(コンテンツリーグ、2012年8月22日)
  • 狂宴封鎖的世界「方舟」(コンテンツリーグ、2013年2月1日)

CD-ROM[編集]

  • 鳥居みゆき(S&Dスタジオ、2001年8月22日)プロモーションCD-ROM

Web[編集]

鳥居みゆき インタビュー モッテコ書店 (2010年03月10日)

アプリ[編集]

鳥居みゆき「ハッピーマンデー」ネタ選(DVD「鳥居みゆき ハッピーマンデー」からのホラー色のある作品を転用)(iPhone用2010年11月25日)

その他[編集]

  • 『日常にある地獄画集』  「しょこ♥リータ」(テレビ東京)の番組内企画「地獄お絵かき」で作られた画集。冬のコミケに出店し限定販売された後、他の番組アイテムとセットで全国のローソンで販売されていた。
  • ロンドンハーツ』2009年4月14日放送
  • 松みのるお笑い塾<http://matsuminoru.hp.infoseek.co.jp/
  • 麻布台出版社『お笑いポポロ』2006年5月号
  • 日刊スポーツ』2008年4月17日付芸能面&『PON!』での発言
  • 鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ