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西調布駅(にしちょうふえき)は、東京都調布市上石原一丁目にある、京王電鉄京王線の駅である。駅番号はKO19。
年表[編集]
- 1916年(大正5年)9月1日 - 京王電気軌道の上石原駅として開業。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 東京急行電鉄(大東急)に併合。同社京王線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急から京王帝都電鉄が分離、同社の駅となる。
- 1959年(昭和34年)6月1日 - 西調布駅と改称。
- 2011年(平成23年)1月16日 - 橋上駅舎仮運用開始。エレベーター設置。
- 2013年(平成25年)2月22日 - 快速停車駅となる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。橋上駅舎は2011年1月16日に供用を開始した。改札内コンコースと各ホームを連絡するエレベーター・エスカレーターと、北口・南口地上部と改札外コンコースを連絡するエレベーター、南口地上部と改札外コンコースを連絡するエスカレーターが設置されている。
旧駅舎は駅東端の上りホーム側地上部にあった。
トイレは旧駅舎時代、上りホームに設置されていたが、橋上駅舎供用開始時に改札脇に移設され、ユニバーサルデザインの一環としての「だれでもトイレ」も設置された。
かつては構内に売店 (A LoT) があったが、2007年6月18日の閉店後、自動販売機が設置された。
橋上駅舎化された現在でも、ホーム上屋改修などの改良工事を行っている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■京王線 | 下り | 京王八王子・高尾山口・多摩動物公園方面 |
2 | ■京王線 | 上り | 調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は16,216人である[1]。
乗降人員及び乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1955年(昭和30年) | 4,239 | ||
1960年(昭和35年) | 7,488 | ||
1965年(昭和40年) | 13,982 | ||
1970年(昭和45年) | 17,961 | ||
1975年(昭和50年) | 16,690 | ||
1980年(昭和55年) | 16,704 | ||
1985年(昭和60年) | 17,086 | ||
1990年(平成 | 2年)18,876 | 9,274 | [2] |
[3] 1991年(平成 3年) | 19,268 | 9,432 | [4] |
1992年(平成 | 4年)9,175 | [5] | |
1993年(平成 | 5年)8,844 | [6] | |
1994年(平成 | 6年)8,679 | [7] | |
1995年(平成 | 7年)17,455 | 8,495 | [8] |
1996年(平成 | 8年)8,616 | [9] | |
1997年(平成 | 9年)8,397 | [10] | |
1998年(平成10年) | 8,173 | [11] | |
1999年(平成11年) | 7,795 | [12] | |
2000年(平成12年) | 16,205 | 7,882 | [13] |
2001年(平成13年) | 7,704 | [14] | |
2002年(平成14年) | 7,534 | [15] | |
2003年(平成15年) | 7,604 | [16] | |
2004年(平成16年) | 7,663 | [17] | |
2005年(平成17年) | 15,635 | 7,718 | [18] |
2006年(平成18年) | 15,293 | 7,732 | [19] |
2007年(平成19年) | 15,394 | 7,732 | [20] |
2008年(平成20年) | 15,336 | 7,707 | [21] |
2009年(平成21年) | 15,261 | 7,666 | [22] |
2010年(平成22年) | 7,723 | [23] | |
2011年(平成23年) | 15,789 | 7,913 | [24] |
2012年(平成24年) | 15,924 | 7,978 | [25] |
2013年(平成25年) | 16,216 |
駅周辺[編集]
橋上部にある改札を出て、北口は京王線と平行する旧甲州街道の上石原宿(布田五宿の一つ)を諸元とする地域である。駅と街道の間には、西調布駅前通り商店会、及び西調布一番街などによる商店街がある。南口にはJAマインズ西調布支店などがある西調布南口商店街がある。
当駅は、京王線連続立体交差事業の対象外であるために、地域住民や事業者などによる再開発推進(町づくり研究会)運動も起こっている。
プラットホームの西端は中央自動車道と交差しており、調布インターチェンジも至近である。
施設・名跡など[編集]
北口方面
- 源正寺 - 下石原1丁目。 ※太田道灌の弟、太田資忠が開山。
- 国立天文台三鷹キャンパス - 三鷹市大沢。
- 西光寺 - 上石原1丁目。 ※観音三十三身像 - 市指定有形文化財。
- さわやか信用金庫 調布支店 - 上石原1丁目。
- 調布インターチェンジ - 富士見町1丁目。
- 調布上石原郵便局 - 上石原1丁目。
- 調布市立石原小学校 - 富士見町1丁目。
- 調布市立調布中学校 - 富士見町4丁目。
- 調布飛行場 - 西町ほか。
- 東京都水道局 上石原浄水所 - 上石原1丁目。
- 東京都水道局 調布西町給水所 - 西町。
- 明治大学付属明治中学校・高等学校 - 富士見町4丁目。
- 東京都道119号北浦上石原線(旧甲州街道)
- 東京都道123号境調布線(天文台通り)
- 東京都道229号府中調布線(旧甲州街道)
南口方面
- JAマインズ 西調布支店 - 上石原2丁目。
- 警視庁 第七機動隊 - 上石原3丁目。
- 調布市立第五中学校 - 上石原3丁目。
- 調布市立第三小学校 - 上石原2丁目。
- 調布市立飛田給小学校 - 飛田給3丁目。
- 東宝調布スポーツパーク - 多摩川2丁目。ゴルフショートコース、テニスクラブ。
- 上石原ノ若宮八幡神社 - 下石原3丁目。
- 西調布格闘技アリーナ - 上石原2丁目。
- 品川通り
- 府中用水
- 多摩川
※ 味の素スタジアムの最寄り駅は西隣の飛田給駅であるが、同スタジアムでのイベントが開催される際には当駅を利用する者もいる(特に帰路)。
備考[編集]
- 東京府営公衆遊泳場 - 上石原3-60付近。1921年に開設され、1923年の関東大震災による破損のため休止した100m×25mの水泳競技場で、大正後期に日本水泳界の中心地として機能した。なお、原育夫著『多摩川水泳五十年』には、全国水泳大会の開催時、上石原駅(西調布駅)から遊泳場への田舎道に関連新聞社旗が並び、観覧客が行列をなす程の盛況であった様子などが記されている。
駅名の由来[編集]
駅開設当時の駅名である「上石原」とは、駅所在地の地名から名付けられた。現在の「西調布」は、駅周辺地域の発展に伴って改称された。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)227ページ
- ↑ 当駅の乗降人員最高値年度
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)233ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)