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School Days (PC/DVD-PG) School Days L×H (PS2) | |
---|---|
対応機種 | Windows98SE/Me/XP/Vista(PC) DVDプレーヤー(DVD-PG) プレイステーション2(PS2) |
開発 | オーバーフロー(PC) アイチェリー(DVD-PG) ガイズウェア、レジスタ(PS2) |
発売元 | オーバーフロー(PC) アイチェリー(DVD-PG) ガンホー・ワークス(PS2) |
発売日 | 2005年4月28日(PC) 2005年7月24日(PCパッケージリニューアル) 2007年9月28日(DVD-PG) 2008年1月17日(PS2) |
価格 | 税込9975円(PC) 税込5985円(DVD-PG) 税込7140円(PS2通常) 税込10290円(PS2限定) |
ジャンル | ノンストップアニメーションアドベンチャーゲーム(PC/DVD-PG) フルアニメーションアドベンチャーゲーム(PS2) |
レイティング | 18禁(PC/DVD-PG) CERO:15歳以上対象〔C〕(PS2) |
コンテンツアイコン | |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 21(PC/DVD-PG) |
セーブファイル数 | 100(PC) |
セーブファイル容量 | |
メディア | DVD-ROM:1枚(PC/PS2) DVD:4枚(DVD-PG) |
ゲームエンジン | |
画面サイズ | 640×480以上、フルカラー |
BGMフォーマット | PCMオーディオ |
キャラクターボイス | フルボイス 男性ボイス消去可(PC/PS2) 男性ボイス消去不可(DVD-PG) |
CGモード | なし |
音楽モード | なし |
回想モード | なし(PC) あり(DVD-PG) クライマックス回想(PS2) |
メッセージスキップ | 等倍〜4倍速(巻き戻し可) |
オートモード | あり |
備考 | ディスクレス起動:不可 インストール容量:7.6GB DirectX9.0、Windows Media Player 9以降必須 |
『School Days』(スクールデイズ)[1]は、2005年4月28日にオーバーフローより発売されたアダルトゲーム。及び、それを原作としたアニメ、コミックなどの総称である。
『SchoolDays』や『スクールデイズ』とも表記する。略称は『スクイズ』『スクデイ』。
2007年には、アニメ版が独立UHF局を中心にした地上波と、AT-Xで放送された。
2008年1月17日には、プレイステーション2版『School Days L×H』(- エルアンドエイチ、Love and Hate)がガンホー・ワークス[2]より発売された。
本作のアナザーストーリーとして、『Summer Days』がある。
恐らく、ヤンデレ文化の起源となった作品。
概要[編集]
主人公である伊藤誠と、メインヒロインである西園寺世界と桂言葉の2人を中心に、TVアニメ70話分以上の膨大なフルアニメーションで物語が進行する。ある程度まで話を進めると表示される、1つないし2つの選択肢の選び方次第(選択肢を選ばないという方法もある)でヒロイン達の好感度が上下し、それにより物語が分岐していく。
他作品に比べると、全体的にいわゆる「修羅場」と呼ばれるシーンが多く、バッドエンド時などでは陰惨な描写もあり、プレイすると鬱な気分になるゲーム「鬱ゲー」として注目を集めた。こうした、今までにないタイプの過激な内容やシナリオ自体の評判は高く、2005年上半期のアダルトゲーム売り上げ第2位を記録。オーバーフローは、過去の作品より本作で一躍注目を集めることとなった。
作品の舞台となっている原巳浜は、神奈川県相模原市がモデル。作中にも相模原という地名が度々見受けられる。また、デートスポットとしてしばしば登場する榊野町は駅やビル、映画館などが実在の建物とほぼ同じ外観であることから、埼玉県さいたま市大宮区がモデルと見られている。
日本国内のみでの販売だが、ファンサブサイト等で海外のゲーマーからも高い人気と評価を得ている要出典。
School Days BGM 『Can You Celebrate』
あらすじ[編集]
榊野学園に通う主人公の少年・伊藤誠は、以前から登校時に時々同じ電車になる隣のクラスの少女・桂言葉のことを気に掛けていた。ある日、意を決した誠は学園に伝わる「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行したが、同じクラスで隣の席の少女・西園寺世界に、わずか1日で見つかってしまう。
世界はお詫びという名目で、言葉との間を取り持つと言う。しかし、この先に待ち受ける「結末」を、誠はまだ知らない…。第四話「無垢」(ここから狂い始める)
キャラクター[編集]
声優名が複数名あるキャラクターはPC版/アニメ版・PS2版の順で記述。
また、大半のキャラクターの姓と主要キャラクター3人の誕生日は日本の歴代内閣総理大臣と共通しているが、公式にコメントはされていない。
主人公[編集]
メインヒロイン[編集]
サブヒロイン[編集]
- 清浦 刹那(きようら せつな)
- 声 - 山本華/井本恵子
- 誕生日 - 2月14日(みずがめ座)、身長 - 142.5cm、血液型 - A型、スリーサイズ - 74/54/76。
- 榊野学園1年3組。クラス委員を務める。世界とは幼馴染。童顔で幼児体型のため、中学生によく間違えられる。クールで寡黙な性格で表情を変えることも殆ど無いが、感情が欠落しているわけではない。世界とは話さなくても意思疎通が出来るほどで、ピースサインはご愛嬌。
- 普段は世界のサポートに徹しているが、ルート次第では彼女も誠争奪戦に参戦したり海外に行ってしまうこともある。サブヒロインで専用ルートが存在するのは、彼女と光のみ。
- PC版では良心的キャラとして人気を集め、誰のエンディングを新しく見たいかというユーザーアンケート葉書で1位を獲得[3]。『Summer Days』ではメインヒロインとして抜擢されている(『Summer Daysビジュアル・ガイドブック』より)。
- 2007年10月に行われたオーバーフローのSchool Days人気投票では2位となる。
- 世界とは異母姉妹の関係で、親戚付き合いもある。虐めなどには関与しないが、ルート次第では乙女と共に言葉を間接的に死へ追い込むこととなる。誠とは再従兄妹(はとこ)、もしくは叔父と姪の関係に当たる(本人達は知らない)。
- SchoolDays 刹那END 「妻です」
- 黒田 光(くろだ ひかり)
- 声 - 一色ヒカル/田中涼子
- 榊野学園1年3組。洋菓子屋の娘で世界の友人。
- 世界と誠が付き合っていると思い込んでおり、言葉と距離を縮めている誠のことを良く思っていない。泰介のことが好きであり、ルート次第では付き合う。その髪型から通称「イカリング」。
- ゲーム中幾つかのシーンで泰介と同じ中学であり、中学の頃から泰介には片思いであったことが明かされる。一方、泰介が誠と同じ中学であったということが明かされるシーンは無い。これは泰介が誠と同じ中学であったという公式設定と矛盾している。『Summer Days』にも登場する。
- 七海と共に言葉の妨害に参加する。また、全ヒロイン中で唯一、誠の子を実際に産む個別エンディングを持つ。なお、他のヒロインと違い、誠と肉体関係を持った際には彼を利害的かつ商売的に判断している節があり、ある意味では誠の悪癖の最たる理解者。PS2版ではエンディングの内容上、攻略対象から外された。
- 加藤 乙女(かとう おとめ)
- 声 - 松永雪希/永見はるか
- 榊野学園1年4組。誠とは中学時代からの友人。七海と同じく女子バスケ部所属。
- 昔から誠のことが好き。バスケをやっているのは誠の影響から。4組を纏めるリーダー格で言葉を虐めるグループの筆頭だが、誠には逆らえない。ルート次第では彼女も誠争奪戦に参戦する。
- 可憐(かれん)という1歳年下の妹がおり、アニメ版第12話のCパートに少しだけ登場する(声は無し)。アニメ版のみのファンにはわかりにくいが、これによって最後の学園生活シーンが事件後の翌年の春であることが示唆されている。
- 『Summer Days』にも攻略対象ヒロインとして登場する。
- 「気に入らない」「恋敵だから」という理由で言葉を虐めたり、世界と言葉の口論を一方的に言葉が世界を傷付けたかのように吹き込んだりするが、その一方で失恋した言葉に同情するなど、二面性が激しい。また、攻略対象ヒロイン中唯一、妊娠する描写と専用ルートが無い。
- 第九話「後夜祭」(こいつら・・・)
その他の登場人物[編集]
- 甘露寺 七海(かんろじ ななみ)
- 声 - 藤村美緒/たかはし智秋
- 榊野学園1年3組。女子バスケットボール部所属で、体育特待生として榊野学園に入学した。世界の友人。
- 一見は(顔だけ)美形の男子にも見える麗人。登場する女子の中では最も大柄であり、身長は誠以上。男子バスケ部の2年生・花山院恭一(かさんのいん きょういち)を彼氏に持つが、男の趣味は周りに理解されていない。友達想いな性格をしている反面、嫌いな者に対しての態度は徹底として冷淡。女子バスケ部及び運動部に対して多大な影響力を持ち、それを使って言葉を虐める場合がある。また、友達への思いもそれが空回りのような行動を起こさせることもある。理由は不明だが、何故か同じ中学であった言葉を毛嫌いしている。
- ボーイッシュな外見に反しかなり陰湿な性格であり、表立って言葉を虐めた張本人。言葉が自殺したり狂った元凶は世界以上にこの女である。
- 言葉に「(世界の彼氏の)誠に近づくな」と暗に暴力的行為も辞さないという脅迫すらもしているどうしようもない女である。しかも言葉ルートで誠がいじめを知った後、世界とともにいじめを暴露された際は「あちゃー」とまるで反省した様子も見せず、怒った誠をなだめるために謝るも、そもそも虐めの標的であった言葉には一言も謝ろうとはしなかったため余計に反感を買うこととなった。
- 以上のことからキャラ位置の悪さからか人気が低く、『Summer Days』には名前のみの登場となった。
- 後に彼女のことを快く思っていなかった上級生達によって恭一とのセックス中の映像を流されてしまい、それが元で失脚することとなる。しかも恭一は七海以外にも彼女を持ち、二股を掛けていた。彼女を嫌っているプレイヤーはこのことに狂喜乱舞した。
- 澤永 泰介(さわなが たいすけ)
- 声 - 日向日陰/松本吉朗
- 榊野学園1年3組。誠の中学時代からの親友。基本的には憎めないお調子者。『PureMail -ピュアメール-』に登場した澤永美紀の弟でもある。家計はあまり芳しくない模様。七海同様人気は低く、『Summer Days』には名前のみ登場。2007年10月に行われたオーバーフローのSchool Days不人気投票で上位2人との差は大きいものの、かなりの票を集め3位を獲得。
- ゲーム版では「散る言葉」シナリオで乙女に唆され、アニメ版第9話では流れで言葉を強姦する。しかもその後言葉を無理やり自分の彼女にしようとした。(しかしアニメでは一方的に彼女のように扱うも結局は言葉にフラれる。普通に考えれば自分を強姦した相手を好きになるはずもないので当然である。) 強姦という犯罪を行っているのにそういう発想が出来るということから言葉ファンのみならず多くのプレイヤーの反感を買い、『レイパー』の通称で呼ばれるようになった。
- 一方ゲーム版には誠の親友として言葉にケジメを付けることを約束させるルートもあるなど、それぞれにおいて役割の違いが大きい。が強姦の部分の印象があまりにも強すぎるため、このことは忘れられている。
- 小渕 みなみ(おぶち -)
- 声 - 栗林みな実/同左
- 小泉 夏美(こいずみ なつみ)
- 声 - 木野花さわ/古原奈々
- 森 来実(もり くみ)
- 声 - 寧々/祭田絵理
- 上記3人とも榊野学園1年4組で、乙女の友人。皆でつるみ、言葉を虐める。みなみは垂れ目とシャギーの入ったボブカットヘアが、夏美は吊り目と外側に跳ねたセミロングヘアが、来実はヘアバンドがそれぞれ特徴。また、来実のみ彼氏持ちかつ非処女の身でもある。
- 乙女共々かなり陰湿な方法(ときには暴力も交えていた)で言葉を虐めていたため、言葉ファンにはかなり嫌われている。
- アニメ版ではゲーム版の要素に加え、誠の性的な節操の無さにも興味を持つなど、より露骨に貞操観念の希薄さを見せる。やがて乙女を出し抜き、同じ日に誠宅で居合わせた3人は、そのまま彼との4P[4]を楽しむが、後に世界の妊娠騒ぎを知るや早々に手を引いた。
- 桂 心(かつら こころ)
- 声 - 神月あおい/亜城めぐ
- 言葉の妹。姉とは正反対の活発な娘。奥手な姉をからかいつつも、誠により変わっていく姉を見て心配する。
- 主な登場人物のほぼ全員が性格にどこか黒い部分を持つ本作では、貴重な常識人。本作では脇役だが、『Summer Days』では攻略対象となった。
- 特報!マジカルハートこころちゃん
- 西園寺 踊子(さいおんじ ようこ)
- 声 - 神月あおい/亜城めぐ
- 世界の母。名前は設定資料集で明かされているが、公式サイトなどでは「世界の母」(せかいのはは)としか記載されていない。
- 若い男の子が好き(本人談)。年頃の娘を持つ身とは思えないほど、容姿は若々しい。刹那の母親とは仕事上のライバルでもあり、友人でもある。
- 後に『Summer Days』でフルネームが判明し、そちらでは世界に代わる攻略対象となった。アニメ版では特別編にのみ登場。また、PS2版の特定エンディングの後日談でも登場する。
- 止(いたる)
- 声 - 南波華月/宇和川恵美(ドラマCD Vol.1「ヒ・ミ・ツの花園」より)
- 誠の妹。両親が離婚した際、誠は母親に、止は父親に引き取られており、現在は別々に暮らしている。好きな食べ物は桃。
- 誠によく懐いており、誠が良心を出せる唯一の相手。父親を激しく嫌っており、時々家を抜け出しては兄の誠の元へ遊びに来る。
- 『Summer Days』にも登場する。アニメ版ではドラマCDにのみ登場。
- 卯月(うづき)
- 声 - 安倍ようこ
- フルネームは不明。心の友人。アニメ版から登場。ゲーム版でも七海の会話から存在だけは確認されている。
- 実は恭一とは七海が告白する以前より付き合っていた。心の性知識は彼女から吹き込まれたもの。
- 桂 真奈美(かつら まなみ)
- 声 - 鈴美巴/久嶋志帆
- 言葉と心の母親。名前は、後に重要人物として活躍する『Summer Days』で判明。アニメ版では第4話で声のみ登場。
PC版[編集]
バグ[編集]
発売当初はプレイ中に強制終了してしまうバグがあり、すぐさま修正パッチが公開されたものの一度では解決できず、毎日のようにパッチが更新されていた。その混乱ぶりは一時は公式サイトへのアクセスが困難になったほどで、結果として計11回もの更新となった。2005年7月21日に配布されたVer1.11を境にバグはほぼ解決し混乱も収束しているが、一部ルートの繋がりが不自然な点は残されたままであり、DVD-PG版はこのVer1.11を元に制作されることとなった。
ちなみに、Ver1.11のファイルサイズは約274MB。2005年当時のアダルトゲーム用修正パッチとしては大容量であった。
スタッフ[編集]
- 企画、脚本、製作総指揮 - メイザーズぬまきち
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 刻雨
- 原画 - 長森佳容、矢向宏志、倉嶋丈康
- 美術監修 - 宮前光春
- 背景美術 - 倉田憲一
- アニメーション演出、絵コンテ - ほしかわたかふみ
- プログラム - GON、向日葵正
- サウンドプロデューサー - ヨシダという生き物(âge)
- サウンドディレクター - 伊藤善之(ランティス)
- サウンド製作 - âge(アージュ)
- サウンド製作協力 - ランティス
- 音楽 - KIRIKO/HIKO sound
- 音響製作 - ホビボックス
- スペシャルサンクス - 斉藤K(âge)
- OPムービー - 静かなる中条
DVD-PG版[編集]
2007年9月28日に、アイチェリーより発売された。DVD4枚組。
原作であるPC版の内容がほぼそのまま再現されている。好感度ゲージや選択肢の時間制限が削除される一方、PC版には搭載されなかった回想モード[5]や攻略ルートのマップが搭載されている。字幕は常に表示されており、男性ボイス消去機能は無い。PC版Ver1.11を元にしており、ハードの性質上からも修正パッチのインストールは不要(というよりは不可能)。同じくハードの性質上から、セーブ機能の代わりとして各話終了時に表示される3桁の数字のパスワードで進行状況の保存が可能だが、話が進む度にディスクを差し替える必要がある。
PS2版[編集]
School Days L×H | |
---|---|
ゲームジャンル | フルアニメーションADV |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発メーカー | |
運営メーカー | |
発売メーカー | ガンホー・ワークス |
バージョン | |
プレイ人数 | 1人 |
ソフト媒体 | DVD-ROM:1枚 |
稼動時期 | |
運営開始日 | |
発売日 | 2008年1月17日 |
販売価格 | 限定版:¥10,290 通常版:¥7,140 |
利用料金 | |
使用ブロック数 | |
対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツアイコン | |
使用可能デバイス | |
必要環境 | |
使用ゲームエンジン | |
使用基板 | |
販売本数 | |
その他の情報 |
概要[編集]
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
先述のとおり、オーバーフロー作品としては初のコンシューマ作品となる『School Days L×H』が、2008年1月17日に発売された。新規追加アニメーション以外は、PC版のアニメーションを引き継いだ形となっている(リニューアル版で修正された箇所が利用されていない物も)。選択肢も既存シナリオに関してはPC版の分岐をそのまま引き継いでいるが、規制(CERO:C(15才以上対象))の関係で表現が抑えられており(一部のエンディングでは18禁では逆に使用できなかった表現が使われている)、一部ルートと「鮮血の結末」での大量出血が削られ、PC版で攻略可能だった光が攻略不可になっている。
パッケージには「暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています」という旨の表示があるが、「C(15才以上対象)」の根拠を示すコンテンツアイコンは「セクシャル」と「言葉・その他」の2つのみであることから、本作における暴力表現はB(12才以上対象)、または「A:全年齢対象」の範疇となる。
PC版とは違い音声データとアニメーションデータを常にディスクから読み込んでいるため、キャラクターの口の動きがぎこちない、シナリオの節々でシナリオロードのために画面が暗転するなど、ユーザーから快適にプレイできないと不満の声が出た上に、追加エンディングが後味の悪い物だけだったなどの要因もあり、PC版と比べ非常に低い評価が与えられた。Amazon.co.jp等では、発売後数週間で価格が暴落している。
スタッフ[編集]
- チーフプロデューサー - 伊藤友行
- トータルプロデューサー - 横山正純
- アシスタントプロデューサー - 関根保成
- 制作プロデューサー - 亀谷恒治
- ディレクター - 恵比寿仁志
- プログラム - 山田晃久
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音響制作 - 株式会社アシッド
- 絵コンテ/演出 - きみやしげる
- 総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 南紳一郎
- 原画 - 神田岳、藤井辰巳、片岡千春、尾崎綾子
- アニメ制作プロデューサー - 吉田勇樹
- アニメーション制作 - TNK
- サポートカンパニー - レジスタ
- スペシャルサンクス - 中村奈緒、神吉弘毅(ソニー・コンピュータエンタテインメント・ジャパン)、School Days 制作委員会
- エグゼクティブプロデューサー - 大場規勝
- 制作 - ガイズウェア
- 製作 - 株式会社インターチャネル・ホロン
エンディング[編集]
選択肢によって20通りのエンディングと1つの後日談が存在しており、PS2版ではエンディングが追加されている。その内容からバッドエンドの方が有名となったが、実際には明らかなバッドエンドはPC版において3種類しか存在していない。また、いわゆるハーレムエンドも2種のみで、PC版における20種類のエンディングのうち15種類のエンディングが1人のヒロインとのグッドエンドとなっているが、円満に解決していない物が多い。
グッドエンド[編集]
- 「世界」編
- 全部で4つ。内容が似通った物でないのが特徴である。
- 素直な気持ちで
- ババロア
- 言葉編の「肉欲」に相対するストーリー。特定の条件を満たすと刹那との後日談が見られる。
- だいすき
- 思い結んで
- 「言葉」編
- 内容の似通っている物を1つにまとめると、エンディングは全部で4つになる。凄まじい豹変ぶりを見せる物も。
- クリスマス・イブ
- そして言葉と
- 肉欲
- 特定の条件を満たすと刹那との後日談が見られる。PS2版ではタイトルが「違えた輪舞曲」に変更された。
- 彼女だけの彼
- 言葉が世界と舌戦を繰り広げたり、世界が誠に自分の目の前で言葉からの着信を拒否設定にさせるシナリオなどが追加され、言葉と世界の決戦模様が最も多く描かれる。
- そして言葉へ
- キスから先へ
- そしてファーストキスからはじまる
- 「彼女だけの彼」「そして言葉へ」「キスから先へ」「そしてファーストキスからはじまる」の4つのエンディングは、状況に多少の差異はあるが、基本的な内容はほぼ同じとなっている。誠が唯一男らしい所を見せるのも特徴。
- ラストで誠と言葉の食べている弁当は芋だらけとなっていることから、「芋エンド」の通称が付いた。修正パッチVer1.11やパッケージリニューアル版では普通の弁当に修正されたが、PS2版では未修正のままになっている。
- 「刹那」編
- 刹那の想い
- 刹那とのエンディング。実質的には世界のハッピーエンドに近い。
- 「光」編
- PC版のみ。PS2版では削除された。
- セックスフレンド
- 光とのハッピーエンド。光が誠の子を実際に産む。
- みんなの誠
- 光とのエンディングの1つ。名前だけが登場した一葉と二葉は、後に『Summer Days』で実際に登場する。
- アニメ版第11話のサブタイトルもこれと同じだが、内容は全く異なっている。
- 「乙女」編
- 一途な思いは報われて
- 乙女とのハッピーエンド。
バッドエンド[編集]
いずれも陰惨な描写の多い展開や結末で有名。メインキャラの誠、世界、言葉の誰か1人が死亡する結末。ノベライズ版やアニメ版など選択肢の存在しないメディアでは、番外編に当たる内容の物を除き全ての結末はバッドエンドであり、複数人が死亡する結末も存在する。なお、PS2版での追加エンディングや後日談は全てバッドエンドである。
- PC/PS2版
- 永遠に
- 青い微笑
- 言葉が誠と世界の目前で投身自殺するエンディング。なお、その後のエピローグは初回版では1年後となっていたが、リニューアル版では数年後に変更された(台詞等に変更は無し)。PS2版では投身自殺シーン自体がカットされ、言葉の最後の台詞の後に数年後のテロップが流れる。カットされたシーン自体は、「青い微笑」で使用されている。また、一部の台詞が規制の関係上、修正されている(PC版では使用できなかった本来の表現になった)。
- 「青い微笑」は「永遠に」のPS2版における別パターン。数年後、言葉の命日に世界と再会した場合のエンディング。
- 我が子へ
- 世界が包丁で誠を刺殺するエンディング。『Summer Days』初回限定版付属のコメンタリーDVDでは、誠が刺された瞬間に出演声優から歓喜の声が上がった。本エンディングの伏線として、自分と肉体関係を持ち続ける誠に世界が「いつか誠刺されるよ」と冗談めかして警告するルートもある。PS2版では特定のルートを経由している場合は後日談が発生し、衝撃的な事実が明らかとなる。
- 鮮血の結末
- 冷たいマフラー
- 言葉が鋸で世界を斬殺するエンディング。全エンディングの中で最も到達しやすい反面、ルートによっては繋ぎが強引なため、辻褄が合わないことも多々ある。PS2版では規制の関係で、血が噴き出さなくなった。
- 「冷たいマフラー」は「鮮血の結末」のPS2版における別パターン。この直後に言葉が笑わなかった場合のエンディング。
- 灯火
- PS2版で追加。誠が轢死するエンディング。
- 歪んだ髪
- PS2版で追加。世界が轢死するエンディング。言葉の特定のエンディングを経由すると見られる後日談でもある。
- 無邪気な夕日
- PS2版で追加。世界と言葉が共に轢死するエンディング。
- 暗躍
- PS2版で追加。TVニュースにより、言葉が殺害されていたことが明らかとなるエンディング。世界の特定のエンディングを経由すると発生する後日談でもある。その後の台詞から、世界が何らかの形で絡んでいることが示唆されている。
- ゲーム以外でのエンディング
- BugBugノベライズ版「そして宙へ…」
- 世界が誠と言葉を誤って駅のホームから突き落としてしまった結果、二人が轢死するエンディング。
- アニメ版「スクールデイズ」
- 世界が誠を包丁で殺害。その後、言葉が鋸で切断した誠の首を世界に見せた上で彼女を殺害して腹部を切り裂き、妊娠していないことを確認するエンディング。最終話の放送が見送られる原因の1つとなった。
- コミック版「ふたりのセカイ 〜worlds end〜」
- 世界が言葉を殺害するエンディング。殺害の瞬間は描写されていない。
- ハーヴェストノベルズ版
- 言葉が鋸で世界を殺害するエンディング。「鮮血の結末」とほぼ同じ内容だが、台詞などに若干の差異がある。
ハーレムエンド[編集]
- 二人の恋人
- 共に誠の恋人となった世界と言葉が、後日ほぼ同時に彼の子を妊娠するエンディング。
- さよなら世界
- ハーレムエンドに分類されてはいるが、世界のエンディングの1つでもある。
- ジャイブノベライズ版「月光の下、再び三人」
- 学園祭で負傷した誠の家に世界と言葉が見舞いに訪れ、3人でのデートを約束するエンディング。
後日談[編集]
- 西瓜
- 「肉欲」や「ババロア」で、特定の条件を満たす(刹那が既成事実を成立する)と発生する後日談。言わば刹那の一人勝ちエンディング。他の後日談より、比較的優しい展開である。刹那関係の後日談はこの1つしかないため、他のものも見たいという声が急増。これを受け、『Summer Days』ではメインヒロインに抜擢された。PC版ではタイトルが無かったために、刹那の台詞から「妻です」という通称が付いていたが、PS2版ではこの正式タイトルが付けられた。
- 愚行の果てに
- PS2版で、「我が子へ」に至るまでに特定ルートを通っていると発生する後日談。世界と言葉が産んだ子の父親が誠ではなく泰介だったことになる上、世界は結果的に誤解で誠を殺してしまったことになる。このルートでは、泰介が世界と言葉に手を出した形跡すら存在しないため、内容には矛盾した部分が多い。また、この後日談にのみ踊子が登場。光が泰介と結婚し子を産む、唯一のルートでもある。
- ゲーム以外での後日談
- アニメ版
- 第12話での誠のモノローグと共に、生徒達が何事も無かったかのように事件後の日々を過ごす榊野学園の様子が描かれる後日談。ラストでは校舎屋上の長椅子に誠の携帯電話が置かれており、新たな別のストーリーが始まることを示唆して、物語は幕を閉じる。
- Valentine Days
- バレンタインデーに、世界と言葉と加藤が自らのプライドを賭けて誠にチョコレートをあげようと追いかけ、踊子と心がそれに加わる後日談。追いかけっこの末に誠は5人全員からチョコレートを食べさせられ、最後には女装した泰介から巨大チョコレートを無理やり受け取らされる。
- アニメ版本編と直接的な繋がりは無いが、あまりにも猟奇すぎたアニメ版エンディングのリハビリテーションとしてスタッフが制作した、PS2初回限定版特典の特別編。なお、アニメ版とはパラレルワールドの後日談とされている。
- また、言葉が乙女や七海と一緒に仲良く温泉に入っていることから友人となったことが伺える上、刹那は周囲から笑いを誘う存在となっている。
アニメ版[編集]
School Days | |
---|---|
[[Image:|0250px|]] | |
ジャンル | |
テレビアニメ:School Days | |
原作 | オーバーフロー |
総監督 | |
監督 | 元永慶太郎 |
シリーズディレクター | |
チーフディレクター | |
企画 | 松本慶明 井上俊次 |
シリーズ構成 | 上江洲誠 |
脚本 | |
キャラクターデザイン | ごとうじゅんじ |
メカニックデザイン | |
音楽 | |
アニメーション制作 | ティー・エヌ・ケー |
製作 | School Days製作委員会 マーベラスエンターテイメント エイベックス・エンタテインメント ランティス ポニーキャニオンエンタープライズ |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2007年7月 - 9月 |
話数 | 全12話 |
その他 | |
コピーライト表記 | ©STACK・ School Days製作委員会 2007 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
概要[編集]
2007年7月より独立UHF局などで放送。全12話。制作スタッフには原作関係者も多く携わっている。配給はavex entertainmentが行った。
次回予告ではサブタイトルが発表されるだけで、内容については一切触れられない。第7話までは後述のエンディングテーマを1〜7の順番で放送し、以降はこれらの曲から1話ずつ雰囲気の合うものを再使用した。なお、第12話(最終話)ではPC版のオープニングテーマが使用された。
当初から性的描写が多かった上、終盤に入るとセックスを示唆する描写がより露骨となった[6]ために、朝でも放送されるAT-Xでは第9話以降に視聴年齢制限が掛けられた[7]。
PS2版の限定版特典として、特別編『Valentine Days』(バレンタインデイズ)が制作された。
制作[編集]
『School Days』のアニメ化企画は以前にも何度かあったが、そのほとんどが「いかに惨劇を回避するか」というものであった。しかし、TNKの案は「とにかくショッキングに行きたい」という惨劇ありきのもので、結果としてこれが採用されることになった[8]。監督の元永慶太郎も「最初からハッピーエンドだけは考えていませんでした」と述べている[9]。こうして完成したアニメ版には、アニメ版のスーパーバイザーを務めたオーバーフロー代表のメイザーズぬまきちも、「100点と言えるくらい」と評価している[8]。
主人公の伊藤誠については、シリーズ構成の上江洲誠の発案で「最低な奴」として描かれている[8]。例えば、西園寺世界が誠に妊娠したことを告げるシーンでは、「何でもっと早く言わなかったんだよ」と誠が応じる原作に対し、アニメ版では妊娠したこと自体を激しく責め立てる台詞へと変更され、つわりで気持ち悪くなった世界を放置するシーンが加えられている[10]。
最終話の放送休止[編集]
最終話(第12話)は公式な発表こそ無かったものの、最速放映のtvkでの放送前日に発生した京田辺警察官殺害事件の影響で地上波全局で放送が休止となり[11][12][13][14]、そのまま実質上の打ち切りとなった。
最初に第12話が放送されるはずであったtvkでは、差し替え番組として紀行番組が放送された。その番組内でソグネ・フィヨルドを航行していたフェリーのキャプチャ画像が外国の匿名掲示板4chanに投稿され、「Nice boat.」というコメントが付いたことから日本国内でも話題となり、Yahoo!検索時事ワードランキング(2007.9.13 - 9.23)10位にランキング[14]された。オーバーフローは2007年末のコミックマーケット73にて「Nice boat.」を自社ブース名として使用している。
地上波の1週間遅れで放映のAT-Xでは、朝・昼帯での放送分は第11話の再放送に差し替えた上で夜間帯の枠のみの放送となった[15]。また、同日にオーバーフロー主催で試写会も行われた。当初、「未開封の『School Days』か『Summer Days』のどれか1つ」を持参するという条件だったが、ファンからの抗議を受けてすぐさま「開封済商品持参でも参加可能」と変更された。
また、この放送休止騒動を取り上げた報道により、最終話は猟奇的な内容であることが本来の放送日より先行して明らかにされる形となった。
スタッフ[編集]
- 原作 - オーバーフロー
- 監督 - 元永慶太郎
- 企画 - 松本慶明、鈴木篤志、井上俊次
- シリーズ構成 - 上江洲誠
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- ブロップデザイン - 岩畑剛一
- 美術監督 - 河野次郎、鈴木恵美
- 色彩設計 - 鈴城るみ子
- 撮影監督 - 沢直人
- 編集 - 櫻井崇
- 音楽 - 大久保薫
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音響制作 - 神南スタジオ
- 録音スタジオ - デルファイサウンド
- アシスタントプロデューサー - 龍貴大
- プロデューサー - 伊藤誠、後藤政則、小池克実
- 企画協力、アニメーション制作 - ティー・エヌ・ケー
- 製作 - School Days製作委員会(マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、ランティス、ポニーキャニオンエンタープライズ)
主題歌[編集]
- オープニングテーマ「イノセント・ブルー」(第2話〜第11話・特別編)
- エンディングテーマ・挿入歌
サブタイトル[編集]
※各話のサブタイトルは、アダルトゲーム版と同じくBパート終了後に出る。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | エンディング曲 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 告白 | 上江洲誠 | 元永慶太郎 | ごとうじゅんじ | ウソツキ | |
2 | 二人の距離 | 日暮茶坊 | こでらかつゆき | 喜多幡徹 | 李政權 | 愛のカケラ |
3 | すれ違う想い | 秋月ひろ | 阿宮正和 | 中島美子 | ワルツ | |
4 | 無垢 | 名田ユタカ | 金澤勝眞 | 清水一伸 | 村山公輔 | 記憶の海 |
5 | 波紋 | 日暮茶坊 上江洲誠 |
久保太郎 | 清水勝祐 | Look at me | |
6 | 明かされた関係 | 秋月ひろ | 田中宏紀 | 四辻たかお | 田中基樹 | 涙の理由 |
7 | 前夜祭 | 則座誠 | 竹腰充保 | 記憶の海 | ||
8 | 学祭 | 名田ユタカ | こでらかつゆき | 吉田俊司 | 内原茂 | ウソツキ |
9 | 後夜祭 | 名田ユタカ 上江洲誠 |
中村憲由 | 阿宮正和 | 中島美子 | あなたが…いない -remix ver.- |
10 | 心と体 | 秋月ひろ 上江洲誠 |
渡邊哲哉 | 李政權 | 涙の理由 | |
11 | みんなの誠 | 金澤勝眞 | 清水一伸 | 村上真紀 服部憲知 |
ワルツ | |
12 | スクールデイズ | 元永慶太郎 | ごとうじゅんじ 田中基樹 |
Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜 | ||
特別編 | Valentine Days | 葛谷直行 | 元永慶太郎 | 野口孝行 石橋有希子 北野幸広 |
hello,my happiness |
放送局[編集]
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送区分 |
---|---|---|---|---|
神奈川県 | tvk | 2007年7月3日 - 9月11日 | 火曜 26時15分 - 26時45分 | 独立UHF局 |
千葉県 | チバテレビ(幹事局) | 2007年7月4日 - 9月12日 | 水曜 26時00分 - 26時30分 | |
愛知県 | テレビ愛知 | 水曜 27時28分 - 27時58分 | テレビ東京系列 | |
埼玉県 | テレ玉 | 2007年7月5日 - 9月13日 | 木曜 26時00分 - 26時30分 | 独立UHF局 |
大阪府 | テレビ大阪 | 2007年7月6日 - 9月14日 | 金曜 28時05分 - 28時35分 | テレビ東京系列 |
日本全域 | AT-X | 2007年7月12日 - 10月1日 | 木曜 10時30分 - 11時00分 リピート放送あり |
CS放送 |
※AT-Xを除き、第12話は放送休止となったため、地上波各局は第11話までの放映時期を記載している。
チバテレビ 水曜26:00-26:30枠/テレビ大阪 金曜28:05-28:35枠 | ||
---|---|---|
前番組 | School Days | 次番組 |
この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜 | Myself ; Yourself | |
AT-X 木曜10:30/21:30、月曜14:30/24:30(30分1話) | ||
フルメタル・パニック? ふもっふ | School Days | スケッチブック 〜full color's〜 |
DVD[編集]
マーベラスエンターテイメントより発売。エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズが販売を担当。全6巻。発売日の後に記述されている括弧内の品番は、初回限定版/通常版の順。
- 第1巻(第01話・第02話):2007年9月26日発売 (AVBA-26488/26495)
- 第2巻(第03話・第04話):2007年10月31日発売 (AVBA-26489/26496)
- 第3巻(第05話・第06話):2007年11月28日発売 (AVBA-26490/26497)
- 第4巻(第07話・第08話):2007年12月19日発売 (AVBA-26491/26498)
- 第5巻(第09話・第10話):2008年1月30日発売 (AVBA-26492/26499)
- 第6巻(第11話・第12話):2008年2月27日発売 (AVBA-26493/26500)
- 各巻ともディレクターズ・カット版と称されており、TV放送版より若干のクオリティ向上・描写解禁を施されたバージョンが収録されているが、第12話が特にその傾向を色濃く出した猟奇的な内容であることから、第6巻パッケージには購入者に注意を促す警告シールが貼付された。
インターネットラジオ[編集]
- 『Radio School Days』
- アニメ版放送に先立ち、2007年6月26日よりランティスウェブラジオと音泉にて配信された。全40回。パーソナリティは、世界役の河原木志穂と言葉役の岡嶋妙。
OVA版[編集]
School Days OVAスペシャル 〜マジカルハート☆こころちゃん〜 | |
---|---|
[[Image:|0250px|]] | |
ジャンル | |
OVA: | |
原作 | オーバーフロー |
監督 | 元永慶太郎 |
シリーズ構成 | 上江洲誠 |
キャラクターデザイン | ごとうじゅんじ |
メカニックデザイン | |
アニメーション制作 | ティー・エヌ・ケー |
製作 | School Days製作委員会 |
発売日 | |
発表期間 | 2008年3月28日 - |
リリース日 | |
話数 | |
その他 | 初回限定版には ラジオ出張版CDなどが付属 |
コピーライト表記 | © |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
概要[編集]
『School Days OVAスペシャル 〜マジカルハート☆こころちゃん〜』のタイトルで、全6巻が発売予定。
PC版やアニメ版のキャラクターとネタを使った、パラレル番外編。元はオーバーフローの2007年エイプリルフールネタである。基本的には魔法少女アニメのパロディであるが、ネタはむしろ特撮作品からのものが多い。また、PC版の「鮮血の結末」や、アニメ版最終話放送休止の際に話題となった「Nice boat.」も、ネタとして盛り込まれている。
あらすじ[編集]
スタッフ[編集]
- 企画 - 松本慶明、鈴木篤志、井上俊次
- 原作 - オーバーフロー
- シリーズ構成 - 上江洲誠
- キャラクターデザイン・総作画監督 - ごとうじゅんじ
- プロップデザイン - 岩畑剛一
- 美術監督 - 河野次郎、鈴木恵美
- 色彩設計 - 鈴城るみ子
- 撮影監督 - 沢直人
- 編集 - 櫻井崇
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音楽 - 大久保薫
- 音楽プロデューサー - 伊藤善之
- プロデューサー - 伊藤誠、後藤政則、古池克実
- アシスタントプロデューサー - 龍貴大
- スーパーバイザー - メイザーズぬまきち
- 監督 - 元永慶太郎
- 製作 - School Days製作委員会(マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、ランティス、ポニーキャニオンエンタープライズ)
主題歌[編集]
- 『マジカルハートこころちゃん』のテーマ
- 作詞:上江洲誠、作曲・編曲:大久保薫、歌:マジカルハート(亜城めぐ)
OVA版オリジナルキャラクター[編集]
各巻リスト[編集]
巻数 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 上江洲誠 | 元永慶太郎 | ごとうじゅんじ | 2008年3月28日 |
使用楽曲[編集]
- 『Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜』 - KIRIKO
- 作詞:KIRIKO、作曲・編曲:HIKO
- PC版・PS2版オープニングテーマ、アニメ版第12話エンディングテーマ
- 『あなたが…いない』 - 栗林みな実
- 作詞:江幡育子、作曲・編曲:飯塚昌明
- PC版・PS2版エンディングテーマ、アニメ版第9話エンディングテーマ
- 『BYE-BYE TEARS』 - yozuca*
- 作詞:KIRIKO、作曲・編曲:HIKO
- PC版世界エンドでのエンディングテーマ
- 『hello, my happiness』 - 橋本みゆき
- 作詞:Rita、作曲:KIRIKO、編曲:HIKO
- PC版言葉エンドでのエンディングテーマ、アニメ版Valentine Daysエンディングテーマ
- 『シークレット・ザウルス』 - YURIA
- 作詞:KIRIKO、作曲・編曲:林克洋
- PC版・PS2版光・乙女エンドでのエンディングテーマ
- 『Let me Love you』 - 桃井はるこ
- 作詞:桃井はるこ、作曲:太田雅友、編曲:大久保薫
- 後夜祭のフォークダンスのテーマ(通ってきたルートによって印象が変わる)、アニメ版第9話挿入歌(remix ver.)
- 『二人のクリスマス』 - rino
- 作詞:WHITE-LIPS、作曲:Manack
- クリスマス・イブのエンディングテーマ、アニメ版第11話・第12話挿入歌
- 『悲しみの向こうへ』 - いとうかなこ
- 作詞・作曲:KIRIKO、編曲:HIKO
- バッドエンドのエンディングテーマ、アニメ版第12話挿入歌
- 『ウソツキ』 - CooRie
- 作詞・作曲:rino、編曲:大久保薫
- アニメ版第1話・第8話エンディングテーマ
- 『愛のカケラ』 - 橋本みゆき
- 作詞:橋本みゆき、作曲:福本公四郎、編曲:近藤昭雄
- アニメ版第2話エンディングテーマ
- 『ワルツ』 - いとうかなこ
- 作詞:いとうかなこ、作曲・編曲:前澤寛之
- アニメ版第3話・第11話エンディングテーマ
- 『記憶の海』 - yozuca*
- 作曲:yozuca、作曲・編曲:岡ナオキ
- アニメ版第4話・第7話エンディングテーマ、第6話挿入歌
- 『Look at me』 - YURIA
- 作詞・作曲:YURIA、編曲:chokix
- アニメ版第5話エンディングテーマ、Valentine Days挿入歌
- 『涙の理由』 - 栗林みな実
- 作詞:江幡育子、作曲・編曲:飯塚昌明
- アニメ版第6話・第10話エンディングテーマ、第5話・第11話挿入歌
関連商品[編集]
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関連書籍[編集]
- ムック
- School Days ビジュアルガイドブック(ジャイブ、ISBN 4861762227)
- 編集:ピーズサイテック。設定画や、メイザーズぬまきちによるシーン解説などを掲載。
- School Days 公式ビジュアル・アートワークス(ジャイブ、ISBN 4861762635)
- 上記の第2弾。フルカラー原画などを掲載。
- School Days-TV Anime- 公式ガイドブック(ジャイブ、ISBN 9784861764622)
- 編集:ランアンドガン。各話のストーリー紹介や裏話・考察、ごとうじゅんじを初めスタッフへのインタビューも掲載。
- School Days L×H ビジュアルガイドブック(ジャイブ、ISBN 4861765049)
- 2008年3月28日発売予定。PS2版を解説。
- ノベライズ
- School Days 言葉編 ハーヴェストノヴェルズ(ハーヴェスト出版、ISBN 4434071041、18禁)
- School Days 世界編 ハーヴェストノヴェルズ(ハーヴェスト出版、ISBN 4434068288、18禁)
- 上記2巻とも、著:岡田留奈、オーバーフロー
- School Days 君といる、空 JIVE CHARACTER NOVELS(ジャイブ、ISBN 4861762456)
- 著:馬場卓也、オーバーフロー
- 小説スクールデイズ
- 著:関町台風、挿絵:ごとうじゅんじ
- BugBug2005年9月号から2006年1月号まで連載。2005年冬のコミックマーケット69オーバーフロー企業ブースにて、総集編の小冊子が無料配布された。
- School Days -TV Anime- イノセント・ブルー(ジャイブ、ISBN 4861765056)
- 著:秋月ひろ
- 2008年内発売予定。アニメ版のノベライズ。
- コミック
- School Days
- 作画:酒月ほまれ
- 月刊コンプエースにて、2007年11月号まで連載。少年誌ということで表現に相当の配慮が払われており、過激な描写を極力避けつつ持ち味を生かすべく、打ち合わせの様子が単行本巻末にも掲載されている。ストーリーは誠・言葉・世界の三角関係に力点を置いており、サブキャラクターのエピソードは極力排除されている。単行本は、角川コミックス・エースより全2巻で発売。
- 第1巻:2007年7月26日、ISBN 978-4-04-713946-6
- 第2巻:2007年11月26日、ISBN 978-4-04-713965-7
- アンソロジーコミック
- School Days 言葉編 アンソロジーコミックEX(オークス、ISBN 4861054778、18禁)
- School Days(宙出版、ISBN 4776792346、18禁)
- 同人誌
CD[編集]
- School Days ヴォーカルアルバム(Lantis)
- PC版のアルバム。このゲームの特色の1つである、女性ボーカリスト陣によるオープニング・エンディング・グランドエンディングテーマと、『Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜』のアレンジバージョンが収録されている。
- School Days Drama CD Little Promise(オーバーフロー)
- 刹那と世界が幼少の頃のとあるエピソードを描いたドラマCD。世界の母の名前が踊子(ようこ)、刹那の母の名前が舞(まい)と明らかにされている。『Summer Days』で刹那と世界の父親が間瞬であると判明したため、『Summerラディッシュバケーション!! 1.1』の数年後の話と伺える。
- School Days イノセント・ブルー(Lantis)
- アニメ版オープニングテーマのフルバージョン。放送バージョンは未収録。
- イノセント・ブルー(DeviceHigh)
- Dancin' JOKER(DeviceHigh)
- イノセント・ブルー(Instrumental)
- Dancin' JOKER(Instrumental)
- School Days Ending Theme+(Lantis)
- アニメ版エンディングテーマ及び挿入歌のアルバム。ただし、「二人のクリスマス」「悲しみの向こうへ」「Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜」は未収録。
- School Days オリジナルドラマCD Vol.1 ヒ・ミ・ツの花園(Lantis)
- アニメ版のアナザーストーリー。定期試験に向けた勉強会のために、刹那の家を世界、七海、光、そして言葉が訪れる。言葉のある発言から、時間軸はアニメ版第2話以降であることが伺えるが、刹那、七海、光の3人が誠と言葉の関係をこの話の中で知るという点がアニメ版本編と矛盾するため、パラレルワールドである。
- 声優陣はアニメ版と同じ。また、アニメ版本編未登場だった止が特別出演している。
- School Days オリジナルドラマCD Vol.2 恋のノ・ウ・ハ・ウ(Lantis)
- アニメ版のアナザーストーリー。Vol.1では世界の視点で進められたが、Vol.2では言葉の視点で物語が進められる。また、このCDから心が登場している。
その他[編集]
- スムース抱き枕カバー「School Days」西園寺世界
- スムース抱き枕カバー「School Days」桂言葉
- 上記2つとも、マッチングワールドより2008年3月4日発売。
- School Days 桂言葉 立体マウスパッド
- マッチングワールドより2008年3月31日発売予定。いわゆるおっぱいマウスパッドであり、表面にはブラジャーを肌蹴させたバストアップ姿の言葉が印刷されている。
脚注[編集]
- ↑ タイトルロゴについている英文には、 "In the school, the three guys met. Their relation had been changed in the season, and turned into three love stories." と "In school life, three persons were always together. Our relation was broken on that day. The past never recover no longer." の2種類がある。
- ↑ 旧インターチャネル・ホロン。製品のリリース発表及び発売元は旧名名義。
- ↑ このユーザーアンケート葉書はシークレットライブの抽選券も兼ねていた。
- ↑ アニメ版本編では明かされなかったが、『無料配布Days』にて、4Pであったことが明かされている。
- ↑ セックスシーンのみ。本編クリアの有無に関係無く起動直後から利用可能であり、実は本編をプレイする必要すら無い。
- ↑ PC版では誠との肉体関係が成立しなかったみなみ・夏美・来実にすら、アニメ版ではそれを3人纏めて示唆する描写が追加されたほど。
- ↑ 2008年1月開始の再放送では初回から視聴年齢制限が掛けられ、放送時間も予め夜のみとなった。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 『現代視覚文化研究 Vol.2』三才ブックス、2008年 付録『まじカル! 2008SP』、p.15。 ISBN 978-4-86199123-3
- ↑ 『現代視覚文化研究 Vol.2』三才ブックス、2008年 付録『まじカル! 2008SP』、p.13。
- ↑ 『現代視覚文化研究 Vol.2』三才ブックス、2008年 付録『まじカル! 2008SP』、p.14。
- ↑ 「School Days」12話放送休止に関して - アニメ公式サイト
- ↑ School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮 - 2007年9月19日 まんたんウェブ
- ↑ 事件の影響、アニメの放送中止 - 2007年10月26日朝日新聞
- ↑ 14.0 14.1 アニメ「スクールデイズ」 偏見助長する過剰反応うんざり - 2007年9月26日読売新聞
- ↑ 「School Days」第12話(最終話)の放送について - 2007年9月26日 AT-X
関連項目[編集]
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