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そしてバンダイの意向によってバイク戦艦やタイヤMSといった玩具的な演出を強いられるなど、作品としての質より営業サイドの意見が優先された結果、監督自身が「当時のサンライズのドキュメンタリーである」と認めるほど本作の制作現場は追い込まれていく事になる。バイク戦艦については、戦艦を出せと言うバンダイ側担当の意向を受けた富野が半ばやけっぱちで言い出したものである<ref>『∀の癒し』([[角川春樹事務所]]、2000年)ISBN 978-4894569652 より。</ref>。 | そしてバンダイの意向によってバイク戦艦やタイヤMSといった玩具的な演出を強いられるなど、作品としての質より営業サイドの意見が優先された結果、監督自身が「当時のサンライズのドキュメンタリーである」と認めるほど本作の制作現場は追い込まれていく事になる。バイク戦艦については、戦艦を出せと言うバンダイ側担当の意向を受けた富野が半ばやけっぱちで言い出したものである<ref>『∀の癒し』([[角川春樹事務所]]、2000年)ISBN 978-4894569652 より。</ref>。 | ||
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また直接関係は無いが、[[ガンダムエース]]にて連載された『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』に当作品のキャラとおぼしき人物が登場し、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』と当作品の間を繋ぐ物語にもなっている。 | また直接関係は無いが、[[ガンダムエース]]にて連載された『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』に当作品のキャラとおぼしき人物が登場し、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』と当作品の間を繋ぐ物語にもなっている。 | ||
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+ | その後、本作の裏史として「[[機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト]]」が連載された。 | ||
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2023年6月7日 (水) 20:05時点における最新版
機動戦士Vガンダム | |
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ジャンル | ロボットアニメ |
テレビアニメ: | |
原作 | |
総監督 | |
監督 | 富野由悠季 |
シリーズディレクター | |
チーフディレクター | |
企画 | |
シリーズ構成 | |
脚本 | |
キャラクターデザイン | |
メカニックデザイン | |
音楽 | |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | |
放送局 | テレビ朝日 |
放送期間 | 1993年4月2日 - 1994年3月25日 |
話数 | 全51話 |
その他 | |
コピーライト表記 | ©創通・サンライズ |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム、MOBILE SUIT VICTORY GUNDAM)は、サンライズ制作のテレビアニメであり、「ガンダムシリーズ」の1つ。1993年(平成5年)4月2日から1994年(平成6年)3月25日まで全51話がANN系で毎週金曜日17:00 - 17:30に放送された。「Vガンダム」、「Vガン」と略される。
目次
物語[編集]
宇宙世紀0153年、地球圏を統治している地球連邦政府は形骸化し、宇宙に存在する各サイドは連邦政府の統制を離れた独自の道を歩み始め、各地で紛争が勃発する「宇宙戦国時代」に突入していた。
そのなかでもサイド2に存在するザンスカール帝国はギロチンによる恐怖政治と、救済と慰謝を基調とするマリア主義を掲げて急激に民衆の支持を獲得し、地球に向けてベスパと呼ばれる帝国軍を派遣した。ベスパはヨーロッパの都市 ラゲーンを制圧下に置いた後、地球侵攻のための拠点とする。また、ザンスカール帝国への抵抗活動を続けている組織 リガ・ミリティアの構成員たちも、それに対抗してヨーロッパで散発的な抵抗を始める。
こうした中、ヨーロッパの都市 ウーイッグ近くに存在するカサレリア近辺にてパラグライダーを操っていた主人公の少年 ウッソ・エヴィンはベスパのMS(モビルスーツ) シャッコーとリガ・ミリティアに所属する小型戦闘機との戦闘に巻き込まれ、シャッコーに引っかかり取り付いた挙句、パイロットを引き摺り落としてMSを奪ってしまう。
これを発端に、その後ウッソはリガ・ミリティアと共に、数奇な運命をたどることになる。
作品解説[編集]
宇宙世紀を舞台としたTVシリーズのガンダムとしては第4作にして最後のシリーズ(2008年現在)。主人公の設定は13歳と従来のシリーズから更に引き下げられた。これはSDガンダム世代の小学生に受け入れ易くするためである。同じ理由から旧作ガンダムを知らない世代でも理解できるよう、旧作とはほとんど関連を持たない内容になっている[1]。
物語序盤は明朗活発な主人公 ウッソ・エヴィンが幼馴染のシャクティ・カリンや憧れの女性 カテジナ・ルースを守るためにガンダムに乗り込み、トリッキーな戦法で敵を打ち負かすというシンプルな活劇としての方向付けがなされていた。だが終盤に近づくにつれ、宗教を背景とした民族主義などの難解なテーマが取り入れられるようになる。
また本作は、ギロチンが登場して首を切り落としたり、登場人物が悲惨な戦死を遂げるなど、他の富野由悠季監督作品にも見られるような暗く重い内容となった。そのようなシーンは次回予告ではっきりと描かれることが多く、「予告で名前を言われたキャラは死ぬ」とまで言われた。また、敵キャラクターも人間として描きこみ、単なる悪役とはしなかったそれまでのガンダムシリーズに比べ、本作では敵側に属するキャラクターには、かなり人命を軽視した残忍かつ冷酷な性格をしたものが多かった。
主役機 Vガンダムのデザインにはカトキハジメを起用、シンプルなデザインながらも合体変形機構を持った玩具性の高いものとなった。とりわけ視聴者の子供たちが真似て描くことができるシンプルさを要求されたという。また敵モビルスーツもファンに「ネコ目」と呼ばれたカメラアイやビームローター、車輪型のアインラッドといった従来とは一線を画す設定が取り入れられた。放映中や番組終了直後にはガンプラが多数販売されたが、その後はMG等のリメイクはされていない。
キャラクターデザインには逢坂浩司を起用した。他のガンダムシリーズとは違った優しいキャラクターのラインが特徴的で、ストーリーとは直接は関係の無いような細かな人物の動きも豊富である。監督である富野は自身の作品を褒めることが珍しい(本作についても「一番嫌いなガンダム」であると発言している)が、これらの部分が本作の救いであったと後日語っている。
また富野は本作の結末について、『機動戦士Vガンダム大辞典』では「とっても好きなエンディングなんですよ」と語っているが、『∀の癒し』では「現実に対する恨みつらみをこめたもので、何より作品として終わらせるというものになっていない」とも語っている。
音楽は千住明が担当した。アニメとしては当時珍しいフルオーケストラを起用した本作のサウンドトラックは、ガンダムファンからも千住ファンからも評価が高い。曲の収録風景を見学に行った富野は「幸せだ」と感じたという(富野は、スタッフはもちろん作曲家を褒める事もほとんどない)。千住は「Vガンダムを担当するに当たって、自分のもつ引き出しをすべて出し切るつもりで臨んだ」と語っている。また千住はアルバム「機動戦士Vガンダム~交響組曲第二番 THOUSAND NESTS」(演奏:ポーランド放送管弦楽団、指揮:アンソニー・イングリス)を自身の代表作として語っている。曲調は、14年後に千住が音楽を手掛けた大河ドラマ「風林火山」に似たものが多く、「風林火山」が放送された時はガンダム・千住ファンの間で話題となった。 オリジナルサウンドトラックはCDで3枚が発売されており、千住明の手がけたサウンドトラック以外にも、特に1巻の「野辺の花」の後半パート(『Vガンダム』の前期OPテーマ「STAND UP TO THE VICTORY〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜」のアレンジ版、次回予告で使用)や、挿入歌「ひなげしの旅のむこうに」「いくつもの愛をかさねて」など人気の高い曲が数多くそろっている。但し未収録曲も多く(上記の「野辺の花」のピアノバージョンなど)、ガンダム・千住ファン双方から全曲の収録CD発売が強く望まれている[2]。
ウッソ役を担当した阪口大助は当時まだ19歳の新人であり、声優デビュー作であった。また、後に『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュを演じた関智一がトマーシュ役で[3]、『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイを演じた緑川光などが、各話に脇役として出演しているなど、後の平成ガンダムシリーズ3部作のメインキャラを演じる声優が数多く出演していた。
制作時の仮題は『新機動戦士ビクトリーガンダム』。第1話の絵コンテはこのタイトルになっている。
制作の背景[編集]
当初は劇場版『機動戦士ガンダムF91』のTVシリーズ化が予定されていたが、その話はなくなり本作が制作された。当時バンダイがサンライズ買収を予定しており、サンライズ上層部は主力作品であるガンダムの人気を再燃させることで、より有利に買収を行わせようと意図していた。富野はこの事実を知らずに製作に入ったと後年述べており、そのことについて今でも当時のサンライズ上層部からの謝罪が無く許せないとも語っている[4]。
また、これまた当初は「伝説の勇者ダ・ガーン」を以て勇者シリーズを終了し、従来通り名古屋テレビがホスト局を担当する予定だった。しかし、「クレヨンしんちゃん」と「美少女戦士セーラームーン」のメガヒットに勢い付いたテレビ朝日が「ANNネットワーク拡大運動に活用する為、ゴールデンタイム全国ネットで放送する」事を条件にメーテレから企画と権利を買収した。従ってメーテレ側は勇者シリーズ続行となり、「勇者特急マイトガイン」を企画・導入した。
テレビ朝日側としてはゴールデンタイムに空き枠が出来る1993年秋季改編の開始を希望していた。しかし、バンダイが番組開始を半年繰り上げを要求し、それを受け入れてしまい、1993年春に繰り上がった為、金曜夕方5時台前半枠しか確保出来ず、しかもローカルセールス枠だった為、他地方では時差ネットを組まざるを得なくなっただけでなく、同年秋開局の山口朝日放送がネットを見送る事となった。 なお、この影響でサンライズは裏番組となる日本テレビ金曜夕方5時台前半枠から撤退する羽目になり、次番組を予定していた「機獣警備隊ビーストガンナー」がお蔵入りする羽目になった。
その為、製作スケジュールが滅茶苦茶となり富野氏の怒りはサンライズの買収だけでなく、開始繰り上げでスケジュールが滅茶苦茶になった事も無関係ではあるまい。
そしてバンダイの意向によってバイク戦艦やタイヤMSといった玩具的な演出を強いられるなど、作品としての質より営業サイドの意見が優先された結果、監督自身が「当時のサンライズのドキュメンタリーである」と認めるほど本作の制作現場は追い込まれていく事になる。バイク戦艦については、戦艦を出せと言うバンダイ側担当の意向を受けた富野が半ばやけっぱちで言い出したものである[5]。
富野が2クール目終わりごろ、来年もガンダムをやるかと相談を受けたとき、「本気なのか?」と尋ねたら「本気だ。今の売り上げも悪くない」と返されたとのこと[6]。
実際、「ガンダム神話」によると本作が放映された1993年にリアルガンダムのプラモの売上が倍増している。落ち込み気味だったSDガンダムの不振を補い、バンダイ模型部門の売上を伸ばした。
主要登場人物[編集]
- ウッソ・エヴィン(声:阪口大助)
- シャクティ・カリン/次回予告ナレーション(声:黒田由美)
- オデロ・ヘンリーク(声:中田雅之)
- ウォレン・トレイス/ハロ(声:松本梨香)
- スージィ・リレーン/カルルマン・ドゥカートゥス(声:こおろぎさとみ)
- トマーシュ・マサリク(声:関智一)
- エリシャ・クランスキー(声:柳沢三千代)
- マーベット・フィンガーハット(声:白石文子)
- オリファー・イノエ(声:園部啓一)
- ジュンコ・ジェンコ(声:小林優子)
- ロベルト・ゴメス(声:加藤治)
- ロメロ・マラバル(声:茶風林)
- オーティス・アーキンズ(声:坂東尚樹)
- レオニード・アルモドバル/ナレーション(声:中田譲治)
- カテジナ・ルース(声:渡辺久美子)
- クロノクル・アシャー(声:檀臣幸)
- ファラ・グリフォン(声:折笠愛)
- ルペ・シノ(声:伊藤美紀)
- マリア・ピァ・アーモニア(声:篠原恵美)
- タシロ・ヴァゴ(声:中村秀利)
- フォンセ・カガチ(声:大矢兼臣)
上記以外の登場人物に関しては機動戦士Vガンダムの登場人物の項を参照。
スタッフ[編集]
シリーズスタッフ[編集]
- 企画:サンライズ
- 原作:矢立肇、富野由悠季
- キャラクターデザイン:逢坂浩司
- メカニカルデザイン:大河原邦男、カトキハジメ、石垣純哉
- 美術監督:池田繁美
- 撮影監督:奥井敦、大神洋一
- 音楽:千住明
- 音響監督:浦上靖夫
- 制作協力:電通、創通エージェンシー
- プロデューサー:小泉美明(テレビ朝日)、植田益朗(サンライズ)
- 総監督:富野由悠季
- 原画:スタジオダブ、ソウルダブ、アニメアール、中村プロダクション、ガイナックス
- メカニカルデザイン協力:佐野浩敏
- 動画:スタジオダブ、スタジオディーン、ニード、スタジオウォンバット、ガイナックス、スタジオマーク、トゥエンティファースト、中村プロダクション、光華朝日制作、きのプロダクション、銀河プロ、新友動画、虹橋動画
- 動画チェック:石井康雄、大谷美樹、流出保、上津達也、杉山京子
- 色彩設定:小松佳江、中山昇
- 色指定:小暮優子、加瀬結起、松本真司、中島紀子、長谷川孝志、新垣純子、久保田明美、舟田圭一、吉村深雪
- 検査:森雅美
- 仕上:スタジオボギー、エムアイ、スタジオディーン、ニード、光華朝日制作、アニメワールド大阪、スタジオアド、銀河プロ、新友動画、虹橋動画
- 特殊効果:干場豊(マリックス
- 背景:獏プロダクション、アトリエムサ
- 撮影:旭プロダクション
- 編集:鶴渕友彰
- タイトル:マキ・プロ
- 音響制作:オーディオ・プランニング・ユー
- 演奏:キングレコード・フィルハーモニック・オーケストラ、篠崎正嗣ストリングス
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 録音スタジオ:APUスタジオ
- 整音:大城久典、田中章喜
- 現像:東京現像所
- 設定制作:河口佳高
- 制作助手:外池葉子
- 制作進行:森邦宏、吉田有美子、浦崎宣光、村松孝次、小原浩一、塚田政宏、鈴木芳成、峯岸功、喜多幡徹、山州太、荒尾哲也
- 演出助手:武井良幸、渡邊哲哉
- 制作事務:小林史枝
- 仕上助手:新垣純子
- 制作協力:スタジオディーン
- アシスタントプロデューサー:望月真人
- 文芸設定:井上幸一
- 広報:三輪祐見子→丹波敦子(テレビ朝日)
- 制作:テレビ朝日、サンライズ
各話スタッフ[編集]
- 脚本:桶谷顕、園田英樹、神戸一彦、富田祐弘、斧谷稔
- 絵コンテ:佐藤育郎、斧谷稔、西森章、江上潔、高瀬節夫、加瀬充子、芦沢剛史、杉島邦久、福田己津央、山本裕介、山口頼房
- 演出:佐藤育郎、江上潔、高瀬節夫、西森章、玉田博、加瀬充子、芦沢剛史、関田修、山本裕介、藤本義孝、武井良幸、渡邊哲哉
- 作画監督:瀬尾康博、西村誠芳、前田明寿、谷口守泰、吉田徹、村瀬修功、逢坂浩司、新保卓郎(現・しんぼたくろう)、板倉和弘、森下博光、さとうけいいち
主題歌・挿入歌[編集]
- 前期オープニングテーマ『STAND UP TO THE VICTORY 〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜』(1 - 31話)
- 後期オープニングテーマ『DON'T STOP! CARRY ON!』(32 - 51話)
- 前期エンディングテーマ『WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜』(1 - 31話)
- 後期エンディングテーマ『もう一度TENDERNESS』(32 - 51話)
- 挿入歌『ひなげしの旅のむこうに』
- 挿入歌『いつか生まれた時のために』
- 挿入歌『生まれてくるものへ』
- 作詞:井荻麟 作曲・編曲:千住明 歌:ACEILUX
- 挿入歌『いくつもの愛をかさねて』
- 作詞:井荻麟 作曲・編曲:岩崎元是 歌:岩崎元是
※『WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜』は、当初『仮面ライダーZO』のテーマ曲として作成された(元は「WINNERS FOREVER」の部分が「RIDER FOREVER」となっていた)。
- 未収録曲
- Vガンダムには未収録曲が10曲ほど存在する。ファンからも強く望まれているが、今のところCD等の発売予定はないようである。
放送リスト[編集]
もともとの構成ではVガンダムが初登場するのは第4話の予定であったが、第1話から主人公MSが登場しないことにスポンサーが難色を示したため、Vガンダム初登場を第1話として、第2話~第4話はそれ以前の話をシャクティが回想するという構成になった。また、商業的にはそれほど成功してはいなかったものの、全51話という、SD以外のガンダムの中では最も多い話数を記録している。SDも入れると『SDガンダムフォース』に次いで2番目。
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1993年4月2日 | 白いモビルスーツ | 桶谷顕 | 佐藤育郎 | 瀬尾康博 |
2 | 1993年4月9日 | マシンと会った日 | 園田秀樹 | 江上潔 | 西村誠芳 |
3 | 1993年4月16日 | ウッソの戦い | 園田秀樹 | 高瀬節夫 | 前田明寿 |
4 | 1993年4月23日 | 戦いは誰のために | 神戸一彦 | 西森章 | 西村誠芳 |
5 | 1993年4月30日 | ゴッゾーラの反撃 | 園田秀樹 | 玉田博 | 谷口守泰、吉田徹 |
6 | 1993年5月7日 | 戦士のかがやき | 園田秀樹 | 江上潔 | 西村誠芳 |
7 | 1993年5月14日 | ギロチンの音 | 桶谷顕 | 高瀬節夫 | 前田明寿 |
8 | 1993年5月21日 | 激闘! 波状攻撃 | 富田祐弘 | 西森章 | 瀬尾康博、村瀬修功 |
9 | 1993年5月28日 | 旅立ち | 園田秀樹 | 佐藤育郎 | 谷口守泰、吉田徹 |
10 | 1993年6月4日 | 鮮烈! シュラク隊 | 富田祐弘 | 玉田博 | 西村誠芳 |
11 | 1993年6月11日 | シュラク隊の防壁 | 桶谷顕 | 江上潔 | 逢坂浩司 |
12 | 1993年6月18日 | ギロチンを粉砕せよ | 桶谷顕 | 高瀬節夫 | 前田明寿 |
13 | 1993年6月25日 | ジブラルタル空域 | 富田祐弘 | 西森章 | 西村誠芳 |
14 | 1993年7月2日 | ジブラルタル攻防 | 桶谷顕 | 佐藤育郎 | 西村誠芳 |
15 | 1993年7月9日 | スペースダスト | 神戸一彦 | 高瀬節夫 | 前田明寿 |
16 | 1993年7月16日 | リーンホース浮上 | 桶谷顕 | 江上潔 | 新保卓郎 |
17 | 1993年7月23日 | 帝国の女王 | 斧谷稔 | 加瀬充子 | 西村誠芳 |
18 | 1993年7月30日 | 宇宙艦隊戦 | 富田祐弘 | 芹沢剛史 | 西村誠芳 |
19 | 1993年8月6日 | シャクティを捜せ | 神戸一彦 | 玉田博 | 瀬尾康博 |
20 | 1993年8月13日 | 決戦前夜 | 桶谷顕 | 佐藤育郎 | 谷口守泰、吉田徹 |
21 | 1993年8月20日 | 戦略衛星を叩け | 富田祐弘 | 西森章 | 新保卓郎 |
22 | 1993年8月27日 | 宇宙の虎 | 園田秀樹 | 江上潔 | 新保卓郎 |
23 | 1993年9月3日 | ザンスカール潜入 | 桶谷顕 | 芹沢剛史 | 西村誠芳 |
24 | 1993年9月10日 | 首都攻防 | 桶谷顕 | 玉田博 | 村瀬修功 |
25 | 1993年9月17日 | 敵艦と敵地へ | 桶谷顕 | 西森章 | 新保卓郎、板倉和弘 |
26 | 1993年9月24日 | マリアとウッソ | 園田秀樹 | 関田修 | 西村誠芳 |
27 | 1993年10月1日 | 宇宙を走る閃光 | 園田秀樹 | 芹沢剛史 | 瀬尾康博 |
28 | 1993年10月8日 | 大脱出 | 桶谷顕 | 山本祐介 | 谷口守泰、吉田徹 |
29 | 1993年10月15日 | 新しいスーツV2 | 桶谷顕 | 佐藤育郎 | 新保卓郎、板倉和弘 |
30 | 1993年10月22日 | 母のガンダム | 桶谷顕 | 玉田博 | 西村誠芳 |
31 | 1993年10月29日 | モトラッド発進 | 桶谷顕 | 藤本義孝 | 前田明寿 |
32 | 1993年11月5日 | ドッゴーラ激進 | 神戸一彦 | 芹沢剛史 | 逢坂浩司 |
33 | 1993年11月12日 | 海に住む人々 | 園田秀樹 | 武井良幸 | 新保卓郎、板倉和弘 |
34 | 1993年11月19日 | 巨大ローラー作戦 | 桶谷顕 | 山本祐介 | 西村誠芳 |
35 | 1993年11月26日 | 母かシャクティか | 桶谷顕 | 佐藤育郎 | 瀬尾康博 |
36 | 1993年12月3日 | 母よ大地にかえれ | 神戸一彦 | 関田修 | 谷口守泰、吉田徹、森下博光 |
37 | 1993年12月10日 | 逆襲ツインラッド | 桶谷顕 | 芹沢剛史 | 新保卓郎、板倉和弘 |
38 | 1993年12月17日 | 北海を炎にそめて | 園田秀樹 | 玉田博 | 西村誠芳 |
39 | 1993年12月24日 | 光の翼の歌 | 桶谷顕 | 渡邊哲哉 | 逢坂浩司 |
40 | 1994年1月7日 | 超高空攻撃の下 | 桶谷顕 | 佐藤育郎 | さとうけいいち |
41 | 1994年1月14日 | 父のつくった戦場 | 園田秀樹 | 山本祐介 | 新保卓郎、板倉和弘 |
42 | 1994年1月21日 | 鮮血は光の渦に | 桶谷顕 | 芹沢剛史 | 西村誠芳 |
43 | 1994年1月28日 | 戦場の彗星ファラ | 桶谷顕 | 関田修 | 谷口守泰、森下博光 |
44 | 1994年2月4日 | 愛は光の果てに | 園田秀樹 | 武井良幸 | 瀬尾康博 |
45 | 1994年2月11日 | 幻覚に踊るウッソ | 斧谷稔(構成) | 玉田博 | 逢坂浩司 |
46 | 1994年2月18日 | タシロ反乱 | 神戸一彦 | 加瀬充子 | 新保卓郎、板倉和弘 |
47 | 1994年2月25日 | 女たちの戦場 | 桶谷顕 | 渡邊哲哉 | 西村誠芳 |
48 | 1994年3月4日 | 消える命 咲く命 | 桶谷顕 | 芹沢剛史 | 瀬尾康博 |
49 | 1994年3月11日 | 天使の輪の上で | 桶谷顕 | 関田修 | 西村誠芳 |
50 | 1994年3月18日 | 憎しみが呼ぶ対決 | 桶谷顕 | 山本祐介 | 新保卓郎、板倉和弘 |
51 | 1994年3月25日 | 天使たちの昇天 | 園田秀樹 | 西森章 | 逢坂浩司、瀬尾康博、村瀬修功 |
放映ネット局[編集]
- 東京都、関東広域圏 ANB〔現:EX〕 テレビ朝日 ※金曜17:00-17:30
前後テレビ番組の変遷(地上波VHF局)
テレビ朝日系 金曜17:00台前半 | ||
---|---|---|
前番組 | 機動戦士Vガンダム | 次番組 |
(再放送枠) | 機動武闘伝Gガンダム | |
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
関連作品[編集]
映像作品[編集]
2004年にアニメ全話を収録したDVDが発売された。初回限定版DVDボックスのブックレットに掲載された富野由悠季のインタビューのタイトルは「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」。なお富野は『機動戦士Ζガンダム』のDVDにおけるインタビューでも同様のコメントをしている。
小説[編集]
富野由悠季により著述された全5巻の小説が角川スニーカー文庫より刊行されている。アニメ版と大まかな設定は一緒だがスト-リーは異なる部分が多く、エロティックなシーンやセリフが多数見られるのが特徴である。こちらにはV2ガンダムが登場せず、それに相当するものとしてVガンダムのミノフスキードライブ装着タイプであるセカンドVガンダムが登場している。また、『機動戦士ガンダムF91』で初出の殺人機械バグが登場する。
- ウッソ・エヴィン 機動戦士Vガンダム(1) ISBN 978-4044101473
- マルチプル・モビルスーツ 機動戦士Vガンダム(2) ISBN 978-4044101480
- マリア・リーディング 機動戦士Vガンダム(3) ISBN 978-4044101497
- コンビネーション 機動戦士Vガンダム(4) ISBN 978-4044101503
- エンジェル・ハィロゥ 機動戦士Vガンダム(5) ISBN 978-4044101510
漫画[編集]
コミカライズ[編集]
他のガンダム作品と同様、本作も漫画雑誌コミックボンボンにおいて漫画化がなされている。作画は岩村俊哉。ただし、アニメにおけるシリアスな雰囲気はほとんど排除され(後半はシリアスにならざるを得なかったが)、半ばギャグ漫画的な展開とスーパーロボット的展開、破天荒な行動を取るウッソ他のキャラクター(性格がかなり異なった者もいる)等が描かれるこの漫画作品には、一部の好事家の人気が集まっている側面もあるが、ウッソを守って死んでしまうオデロの最後の言葉や、ウッソと父ハンゲルグの親子の絆など、名場面も存在する。また、機動戦士クロスボーン・ガンダムの終盤のトビアの手紙の内容はこの作品でのウッソを示唆する内容とも解釈することが出来る。意外な事にゲーム作品にも影響を与えており、スーパーロボット大戦シリーズではV2ガンダムが漫画版で使った分身能力を持っており、『SDガンダム GGENERATION』シリーズでは一部作でV2ガンダムがビームサーベルを使用すると漫画版でのVガンダムの必殺技「V字斬」(V2ガンダムなので、正確には「真・V字斬」)と思しき攻撃を行う。具体的な違いとして以下のものがある。
- MSが必殺技を繰り出す。
- 有名な他のロボットアニメ作品に影響されたようなものもある。
- 単行本未収録回のガンダム拳!では、ストリートファイターIIの必殺技のようなものを披露した。
- カテジナが登場せず、最後の敵は姉・マリアを殺されて復讐の鬼と化したクロノクル。
- ナイトガンダムをイメージした装甲やビームサーベルを束ねたオリジナル兵器[7]、F1ドライバーをモデルにしたパイロットなどのオリジナル要素。
機動戦士Vガンダム外伝[編集]
サンライズ公認のスピンオフ作品として、長谷川裕一作で少年キッズに掲載された作品。本作で、ウッソは後に長谷川裕一の手による『機動戦士クロスボーン・ガンダム』にも登場する「木星じいさん」ことグレイ・ストークと名乗る老人と遭遇する。ジオングに似た金色のMSが敵として登場したり、外伝のオリジナルキャラクターのヒロインが蒼いV2ガンダムに搭乗した。また、金色のジオングとの戦いの中でVダッシュとV2のタッグだけでなくあるガンダムも衝撃的な登場をした。
また直接関係は無いが、ガンダムエースにて連載された『クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』に当作品のキャラとおぼしき人物が登場し、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』と当作品の間を繋ぐ物語にもなっている。
その後、本作の裏史として「機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト」が連載された。
いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!![編集]
ことぶきつかさ作でMSSAGA掲載の作品。原作のエピソードをパロディにした完全なギャグ仕立てとなっているが、一般のガンダムファンだけではなく業界内にも多大な影響を与えている。例えば、庵野秀明もこの作品の大ファンであり、自身の代表作の1つ『トップをねらえ!』のCD『トップをねらえ! 響綜覧』に収録されている台詞集の中で白石文子に『いけ!いけ!~』でのマーベット・フィンガーハットによる名言集をオマージュとして挿入させるほどである。また、この作品でカテジナ・ルースを「カテ公」と呼んだ事から、一部のファンからこの愛称(?)が定着するようになるなど、『Vガンダム』という作品に対して貢献をすることとなった。
脚注[編集]
- ↑ トイジャーナル1993年3月号
- ↑ 千住も、未収録曲の発表を強く望んでいると言われている。
- ↑ 関は、本作が声優として本格デビュー作に当たる。
- ↑ ササキバラ・ゴウ著『それがVガンダムだ』(銀河出版、2004年)ISBN 978-4877770549 より。
- ↑ 『∀の癒し』(角川春樹事務所、2000年)ISBN 978-4894569652 より。
- ↑ 『富野由悠季 全仕事』(キネマ旬報社、1999年)ISBN 978-4873765143 より。
- ↑ ただし、アニメ版でも即応的にV2でビームサーベルを2本重ねて使用したことはある。
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