北赤羽駅
北赤羽駅(きたあかばねえき)は、東京都北区赤羽北二丁目および浮間三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(別線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。
目次
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する高架駅で、ホームは新河岸川上、浮間橋のすぐ隣(南側)にかかっている。改札口は川を挟んで上り赤羽方に「赤羽口」と下り大宮方に「浮間口」の2カ所ある。
JR東日本ステーションサービスによる業務委託駅。みどりの窓口は、指定席券売機設置に伴い営業を終了した。自動改札機が設置されている。
エスカレーターとトイレは赤羽口・浮間口とも設置されているが、エレベーターおよびコインロッカーは浮間口のみに設置されている。
赤羽方にある赤羽台トンネルから、東北(秋田・山形)・上越・長野新幹線と並行して線路が敷設されており、ホーム上から新幹線を見ることができる。
埼京線は厳密には東北本線の一部であるのでキロポストは東京駅起点のものが設置されている。(東北本線の東京起点で14.7km)
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ■埼京線 | 池袋・新宿・大崎・りんかい線方面 |
2 | ■埼京線 | 武蔵浦和・大宮・川越方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
ステーションカラー[編集]
1985年(昭和60年)9月30日開業の埼京線の各駅(全10駅)には駅ごとに色が付けられ、現在も引き継がれている。当駅のカラーは藤紫色である。
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗車人員は17,267人である。埼京線の各駅停車しか停車しない駅の中では浮間舟渡駅、北戸田駅、戸田駅に次ぐ利用者数である。近年の推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 | 出典 |
---|---|---|
1992年 | 17,422 | [1] |
1993年 | 16,948 | [2] |
1994年 | 19,055 | [3] |
1995年 | 18,973 | [4] |
1996年 | 18,992 | [5] |
1997年 | 18,274 | [6] |
1998年 | 17,745 | [7] |
1999年 | 16,951 | [8] |
2000年 | 15,636 | [9] |
2001年 | 15,680 | [10] |
2002年 | 15,899 | [11] |
2003年 | 16,479 | [12] |
2004年 | 16,531 | [13] |
2005年 | 16,819 | [14] |
2006年 | 16,959 | [15] |
2007年 | 17,411 | [16] |
2008年 | 17,549 | [17] |
2009年 | 17,578 | [18] |
2010年 | 17,494 | [19] |
2011年 | 17,295 | |
2012年 | 17,267 |
駅周辺[編集]
北赤羽駅の周辺は主に住宅地となっており、10階建て以上のマンションが駅を囲むような形で複数建設されている。北赤羽駅に近い荒川や新河岸川周辺には、古くからの町工場や中規模工場などもある。
赤羽口側はすぐ近くを環状八号線が通っており、ロータリーで接続している。ロータリーにバス停はなく、タクシー乗り場と身体障害者向け乗降場所がある。 浮間口側は都道447号に沿う形で設置されているが、駅前にロータリーはなく、商業施設や住宅施設が隣接している。
道路・交通機関・河川[編集]
- 東京都道311号環状八号線(環八通り)
- 東京都道447号赤羽西台線
- 東京水辺ライン(水上バス) 小豆沢発着場
- 荒川
- 新河岸川
教育機関[編集]
- 東京都立桐ケ丘高等学校
- 北区立袋小学校
- 北区立浮間小学校
- 北区立ふくろ幼稚園
公共機関[編集]
- 赤羽警察署赤羽北交番(赤羽口)
- 北区立浮間図書館
- 北区立赤羽北図書館
- 赤羽北二郵便局
医療機関[編集]
商業施設[編集]
住宅施設[編集]
- トミンタワー浮間三丁目
- アクトピア
路線バス[編集]
この駅に接続するバスは、国際興業バスが運行している。
バス停名称は北赤羽駅入口で統一されているが、乗り場は行き先に応じて下記に記載する5ヶ所があり、最寄は赤羽口となっている(浮間口に「浮間一丁目」バス停があり、浮間舟渡駅を経由する赤06および赤71・赤72系統の利用が可能である)。
- 環八通り志村・荻窪方向西側にバス停がある系統(Googleマップ)
- 赤羽駅西口方向の道路にバス停がある系統(Googleマップ)
- 赤01、赤02、赤83、赤84、赤85 - 赤羽駅西口行き(トンネル経由)
歴史[編集]
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 国鉄の駅として開業する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuicaの供用を開始する。
- 2007年(平成19年)
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)
- ↑ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本