ZKR

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上野 健一

ZKRとは、マネーの虎で有名となった上野健一が経営していた不動産会社である。2013年に倒産した。

会社概要[編集]

  • 株式会社 ZKR(旧商号 全管連)
  • 本社:105-0014 東京都港区芝3丁目6番10  新東京・ZKR本社ビル
  • 本部:532-0002 大阪市淀川区東三国4-1-16 新大阪・ZKR本部ビル
  • 本店:905-0427 沖縄県今帰仁村字諸志山之堂原2088-99 新沖縄・ZKR本店ビル
  • 電話:フリーダイヤル 0088-21-9999
  • 2001年9月設立
  • 2013年1月17日 ZKRに名称変更 全管連と新・田舎暮らし大学が合併

未整備分譲地の再整備、共益施設の維持管理および土地建物売買など休眠分譲地などの共益施設を取得、地主・住民と管理組合を組織し、当該地域の再整備、地域全体の資産価値向上を図ることを事業目的としていた。

不動産事業者、リゾート会員権販売業者、都市計画コンサルティング業者などでグループを形成。

ZKRのホームページには、グーグルで社名検索すると「全管連 詐欺」と表示されることが増えたため、名前を変更したことを明記している。

リゾート施設などの不動産開発[編集]

  • 淡路島小豆島など関西圏を中心に関東地方のリゾート地区から沖縄なども商圏
  • 富裕層をターゲットとしたタウンプロジェクト
  • 静岡県 あじろ南熱海が丘
  • 和歌山県 白浜ホープヒルズ
  • 日本最大規模(全国80ヶ所、7万4683区画)の分譲地の総合管理会社
  • 2010年8月期売上高 約72億9700万円

「マネーの虎」倒産 負債総額167億円。ZKRが民事再生申請[編集]

過去に社長がテレビ番組「マネーの虎」に審査員として出演していた不動産開発会社、ZKR(旧社名=全管連、大阪市淀川区)が資金繰りに行き詰まり、東京地裁民事再生法の適用を申請したことが8月19日、分かった。

負債総額はグループ3社を合わせて少なくとも167億円に上り、平成25年の大阪府内の倒産としては最大。負債の大部分を顧客からの預かり金が占めており、多くの土地オーナーが損失を被る可能性もある。申請は16日付。東京地裁は同日、保全命令を出した。

東京商工リサーチ帝国データバンクによると、平成13年設立のZKRは高齢者などをターゲットに、和歌山白浜をはじめとした地方部で別荘などの分譲事業を展開。ピーク時の平成22年8月期に売上高75億円を計上していたが、多額の損失を出す案件もあり、平成21年8月期決算から債務超過に陥っていた。

同社は開発計画が頓挫した分譲用地で、道路などの管理費名目で土地の購入者から現金を収集するケースもあった。ZKR単体の平成24年8月末時点の負債136億円のうち、顧客からの預かり金が108億円を占めている。

上野健一社長は平成16年まで日本テレビ系で放映された出資コンテスト番組「マネーの虎」に、審査員役の投資家として出演していた。

ZKRは債権者説明会大阪市城東区の城東区民ホールで21日午後3時から、東京都大田区の区民ホールで23日午後2時からそれぞれ開催する。

会社HPより[編集]

私たちの会社は「不動産会社」ではなく、伊豆半島から沖縄まで、大型分譲地の事業主という立場で維持管理する日本最大規模(全国80ヶ所、7万4683区画)の「分譲地の総合管理会社」です。

具体的には、それらの分譲地の再整備とその運営・維持・管理に携わっています。さらにそこから発展して「街づくり」と「都市再生事業」にも取り組んでいます。その「街づくり」においては、どこよりも先駆けて「高齢者が健康で楽しく暮らせる街- ハッピーリタイアメント・タウン」を目指してきました。「第二の人生(セカンドライフ)を楽しく意のままに過ごしていただきたい。だからこそ、田舎暮らしを」というのが私たちのコンセプトです。これまでに例のないオンリーワンの会社ですので、ジャンルとしてはどの事業にもあてはまらず、イメージ的につかみにくい一面もあるかもしれませんが、端的に「街づくりカンパニー」と捉えていただければ、幸いです。

※Googleの検索結果において「他のキーワード:全管連 詐欺」と表示される場合がありますが、当社ならびに関連会社とは一切の関係はございません。その為、㈱全管連と新・田舎暮らし大学㈱(京都府南丹市)は合併し、平成25年1月17日(大安吉日)「株式会社ZKR」に商号を変更いたしました。

私たち㈱ZKR(旧称:㈱全管連)は、ZKRに加盟する全国各地の昭和40年代に開発された大型分譲地内に土地を所有する方々でつくる「自治管理組合」とともに、その分譲地を老後を暮らすにふさわしい条件を備えた街「ハッピーリタイアメント・タウン」に発展させる事業を行っています。

私たちは長年の間、老後を暮らす街づくりの研究とノウハウの開発に努めてきました。その成果は、各分譲地において生かされていますが、さらに2007年度からの超高齢社会の先を見据えた5ヵ年事業計画を立案し、わが国の「シニアタウンづくり事業」のモデルになり得る理想の街づくりに取り組んでいます。

街づくりというと、とかく上下水道や道路など共益施設の再整備や維持管理などのハード面だけがクローズアップされますが、私たちは、それだけではなく「シニアタウンに住む人々がイキイキと心豊かに暮らすことが魅力的な街(分譲地)を創造する条件」だと考えております。

そこで、ハード面に力を入れるとともに、各オーナー(ZKRに所属する自治管理組合員)様が楽しく暮らせる機会づくり、住民同士の交流の場づくりなどに力を注いでおり、温泉施設の建設や貸農園の開設などいろいろなサービスをご提供し、各分譲地で夏祭りやログハウスオリンピック等、多岐にわたるサークル活動を行っています。

そのひとつとして、多くの方々から期待されている「新・田舎暮らし大学」を充実させるため、9342坪の敷地と210室の教室及び宿泊施設を持つ本校(京都府南丹市日吉町)を創設しました。統括本部を中心に、新しい時代に対応した老後のライフスタイルとして、健康で経済的にも余裕を持って老後の暮らしが楽しめるご提案を行っていきます。

この他、「ハッピーリタイアメント倶楽部」など、ユニークな企画を実施・展開して、ZKRに加盟する各分譲地を「老後の夢がかなえられる街」にしていきたいと考えております。

ZKRの業績動向と倒産危機[編集]

東日本大震災の影響でリゾートやセカンドライフ関連の業況悪化し、関東圏での需要低迷の影響が大きかった。

  • 2010年8月期売上高 約72億9700万円
  • 2012年8月期売上高 約53億2000万円
  • 2012年8月期営業損失 約2億9200万円
  • 2012年8月期経常損失 約3500万円
  • 2012年8月期 当期純損失約2000万円
  • 2012年8月期 債務超過額が拡大