鶴田駅
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鶴田駅(つるたえき)は、栃木県宇都宮市西川田町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)日光線の駅である。
年表[編集]
- 1902年(明治35年)9月13日 - 日本鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。
- これ以前に現在の駅位置より西よりに砥上駅(とがみえき)が存在したが、鶴田駅開業時に廃止(移転・改称とも)されている。
- 1903年(明治36年)3月16日 - 貨物の取扱いを開始。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道国有化、国有鉄道に移管。
- 1970年(昭和45年)3月15日 - 旅客手荷物・小荷物の取扱いを廃止。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 小荷物の取扱いを再開。
- 1976年(昭和51年)5月1日 - 小荷物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 車扱貨物の取扱いを廃止し、貨物営業終了。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 車扱貨物の取扱いを、鉄道車両に限り再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道と日本貨物鉄道が継承。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 日本貨物鉄道の駅が廃止され、貨物営業終了。
- 2008年(平成20年)1月31日 - 指定席券売機稼動開始(日光線で一番早い)
- 2008年(平成20年)2月29日 - みどりの窓口の営業を終了。
- 2008年(平成20年)3月15日 - Suicaのサービス開始。
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎側のホームは使われていない。指定席券売機と簡易Suica改札機が設置されている。業務委託駅(JR東日本ステーションサービス受託)。
駅本屋とホームを結ぶ跨線橋は1911年製で、2009年2月に経済産業省より平成20年度の近代化産業遺産に指定された[1]。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■日光線 | 上り | 宇都宮方面 | |
2 | ■日光線 | 下り | 鹿沼・今市・日光方面 | 一部1番線から発車 |
1番線を上下主本線とした一線スルーとなっているが、早朝・深夜の一部列車を除いては原則として方向別に発着する。
利用状況[編集]
- 2013年度の1日平均乗車人員は1,333人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2000 | 1,454 |
2001 | 1,494 |
2002 | 1,488 |
2003 | 1,466 |
2004 | 1,446 |
2005 | 1,456 |
2006 | 1,416 |
2007 | 1,381 |
2008 | 1,362 |
2009 | 1,382 |
2010 | 1,393 |
2011 | 1,308 |
2012 | 1,286 |
2013 | 1,333 |
駅周辺[編集]
- 東武宇都宮線江曽島駅
- 鶴田駅前郵便局
- 栃木県立宇都宮高等学校
- 日光線は鶴田駅の宇都宮駅側直ぐ東において宇都宮高等学校の校庭を横断している。
- 栃木県立衛生福祉大学校
- 富士重工業宇都宮製作所
- 栃木県道2号宇都宮栃木線
- 日光線上をオーバーパスする。
- 栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線
- 宇都宮環状道路(宮環)
- 日光線下をアンダーパスする。
- 栃木県道155号羽生田鶴田線
バス路線[編集]
駅前に関東自動車のバス停留所がある。
歴史[編集]
かつては東武鉄道大谷線や専売公社工場(1984年2月廃止)および富士重工業宇都宮製作所への専用線と接続していた。
東武鉄道大谷線の遺構は、住宅地開発や宇都宮環状道路の建設により新鶴田駅付近までほぼ消滅したが、道路化を免れた築堤(羽生田街道を市内方面から行き日光線踏み切り手前右側)が現存している。 専売公社専用線は廃線後、歩行者自転車専用道路「なかよし通り」に転用されている。同線の記念碑が「なかよし通り」沿い、駅から300m程のところにある。専売公社専用線は一部区間を東武大谷線(軌道線)の軌道跡を流用している。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 栃木県の近代化産業遺産Vol.2- 栃木県産業政策課ウェブサイト掲載(8ページ目を参照)