花月園前駅

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花月園前駅(かげつえんまええき)は、神奈川県横浜市鶴見区生麦五丁目にある、京浜急行電鉄本線である。駅番号KK30

歴史[編集]

かつて、花月園競輪開催日に限り夕方の急行が臨時停車を行っており、新逗子駅始発神奈川新町駅止まりの急行を京急川崎駅まで延長運転を行ったり、神奈川新町駅始発の上り臨時急行を運行していた[1]1999年(平成11年)7月31日に実施された“京急ダイヤ全面改正”により、京急蒲田駅 - 新逗子駅間の急行が廃止されたため、当駅への臨時停車もなくなった。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎は東西を結ぶ人道橋に面している。改札コンコースと各ホームを連絡するエレベーターが設置されている。花月園競輪の開催日は混雑したため、特別券売所が開設されていたが、2010年3月の開催終了に伴い、現在は使用されていない。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 京急本線  横浜上大岡浦賀三浦海岸方面
2 京急川崎品川新橋浅草方面

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員は6,243人である[2]。花月園競輪場が2010年3月で廃止になったため、2010年度以降減っている。

近年の1日平均乗車人員と乗降人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員[3]
1日平均
乗降人員 [4]
1997年 4,069
1998年 3,999
1999年 3,830
2000年 3,814 7,499
2001年 3,860 7,602
2002年 3,945 7,767
2003年 4,077 8,010
2004年 4,086 7,977
2005年 4,168 8,128
2006年 4,184 8,238
2007年 3,953 7,776
2008年 3,892 7,603
2009年 3,792 7,429
2010年 3,178 6,310
2011年 3,150 6,270
2012年 3,166 6,310
2013年 3,138 6,243

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

以下の路線が、横浜市営バスにより運行されている。

  • 生麦北町(国道15号徒歩3分) - 路線の詳細は横浜市営バス鶴見営業所を参照。
    • <17・181> 鶴見駅前行
    • <18> 鶴見駅前経由矢向駅前行
    • <17> L8バース・流通センター・スカイウォーク前経由鶴見駅前行(曜日・時間帯により経由地変更。) 
    • <181> 横浜さとうのふるさと行
    • <18> 生麦行
  • 東福寺前(花月園競輪場側徒歩3分) - 路線の詳細は横浜市営バス港北営業所を参照。
    • <38・41> 鶴見駅西口行
    • <38> 東高校前・東神奈川駅西口経由横浜駅西口行(平日の朝・夕方のみ東神奈川駅西口行あり。)
    • <38> 新子安駅西口・東神奈川駅西口経由横浜駅西口行(日中のみ運行。)
    • <38> 荒立・飯山循環鶴見駅西口行
    • <41> 東高校前・菊名駅前経由港北車庫前・新横浜駅前行
    • <41> 東高校前・菊名駅前経由川向町折返場行

駅名の由来[編集]

1914年花月園遊園地1946年閉園、その後跡地に花月園競輪場開設)が開園し、入場客用に駅を設けたことに由来。

花月園駅前踏切[編集]

駅前北側の線路にある踏切は、隣の総持寺踏切に次ぐ長さがあり、西側から横須賀線京浜東北線東海道本線東海道貨物線・京急本線の順に通過しており、開かずの踏切として知られている。なお京急の踏切はJRと分離しているが、これは地上駅時代の上りホーム駅舎が、当時の国鉄と京急を挟んで踏切の中間に設置されていた頃の名残である。橋上駅舎となった際に人道橋も併設されたが、踏切はそのまま残されており、混雑する花月園競輪の開催時には危険防止のため閉鎖されていた。

かつて、日本テレビ系で放送されていたバラエティ番組投稿!特ホウ王国』でも、「日本一長い踏切」として紹介されたことがある。

隣の駅[編集]

京浜急行電鉄
本線
京急ウィング号快特・快特(金沢文庫駅以南は特急)・特急・エアポート急行
通過
普通
京急鶴見駅 (KK29) - 花月園前駅 (KK30) - 生麦駅 (KK31)

脚注[編集]

  1. ただし、ホームの有効長が6両分しかないため、臨時停車する急行も全て6両編成での運行であった
  2. 京急まちWeb「駅別1日平均乗降人員」
  3. 横浜市統計ポータルサイト「京浜急行線(駅、月別乗降車人員)(随時更新) 」
  4. 各種報告書 - 関東交通広告協議会

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

京急本線 駅名一覧表.JPG