渋沢駅
提供: Yourpedia
渋沢駅(しぶさわえき)は、神奈川県秦野市曲松一丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 40。
概要[編集]
標高163mで、小田急電鉄線で最も標高が高い所にある駅。さらに西隣の新松田駅との駅間距離は6.2kmで、小田急電鉄で最も距離が長い。小田急ロマンスカーのCMではよく渋沢 - 新松田間で撮影された風景を見ることができる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。初電から7時15分までは駅員無配置となる。改札階からホーム階へはエレベーター及びエスカレーターが設置されている。
のりばは海側(東側)を1番ホームとして、下表のようになる。
2014年度の設備投資計画にて行先案内表示器の新設が盛り込まれた[1]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 |
2 | 小田原線 | 上り | 相模大野・新宿・千代田線方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は28,298人である[2]。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員[5] |
---|---|---|
1982年(昭和57年) | 21,353 | |
1995年(平成 | 7年)15,768[6] | |
1998年(平成10年) | 15,063[7] | |
1999年(平成11年) | 14,903[8] | |
2000年(平成12年) | 14,538[8] | |
2001年(平成13年) | 28,213 | 14,381[9] |
2002年(平成14年) | 27,832 | 14,172[9] |
2003年(平成15年) | 27,791 | 14,055[10] |
2004年(平成16年) | 27,799 | 14,081[10] |
2005年(平成17年) | 27,060 | 13,727[11] |
2006年(平成18年) | 27,468 | 13,939[11] |
2007年(平成19年) | 27,789 | 14,090 |
2008年(平成20年) | 28,244 | 14,316 |
2009年(平成21年) | 27,834 | 14,094 |
2010年(平成22年) | 27,434 | 13,857 |
2011年(平成23年) | 27,369 | 13,824 |
2012年(平成24年) | 28,035 | 14,170 |
2013年(平成25年) | 28,298 |
駅周辺[編集]
- 秦野市立西公民館
- 秦野市立渋沢公民館
- 秦野市消防署西分署
- 渋沢駅前郵便局
- 秦野曲松郵便局
- 小田原百貨店 渋沢店(スーパーマーケット)
- マックスバリュ 渋沢店
- なんつッ亭 - テレビ番組『どっちの料理ショー』で話題となったラーメン屋。
- 国道246号
路線バス[編集]
すべての路線が神奈川中央交通グループにより運行されている(後述の廃止代替路線を除く)。
渋沢駅北口
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 乗り場番号なし
- 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」
- 湯の沢線 - 湯の沢団地行
- みくるべ線 - みくるべ行
- 柳川・八沢線 - 柳川経由 八沢行
- 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」
- 湘南神奈交バスが運行していた神02 - 04系統の廃止に伴い、地域および市による「上地区公共交通協議会」が組織され協議の結果、廃止翌日の2011年10月1日より同協議会が運行主体となり愛鶴タクシーが受託する実証運行が開始された。なお、運行期限は2012年9月までとされている。
- ワゴンタクシーを使用し、以上の3路線を当所を始発・終着点として運行している。なお、土曜・休日・年末年始は運休となる。[12]
渋沢駅南口
歴史[編集]
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿 - 稲田登戸間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に「直通」は廃止される。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1949年(昭和24年)10月1日 - 急行が復活し、停車駅となる。
- 1955年(昭和30年)3月25日 - 通勤急行が設定され、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1993年(平成5年)2月17日 - 山小屋風の橋上駅舎と南北自由通路が完成し、供用開始。その際、合わせて「丹沢高原」と改称する案が出されたが、採用には至らなかった。
- 2004年(平成16年)
- 2007年(平成19年)3月25日 - 南口ロータリー竣工。同年3月26日から供用開始。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 本厚木以西での区間準急の設定がなくなり、停車駅から外れる。
- 2014年(平成26年)12月23日 - 秦野市の市制60周年記念事業の一環で、接近メロディーにZARDの楽曲(上り線は『負けないで』、下り線は『揺れる想い』)を採用[13]。
駅名の由来[編集]
駅所在地が「中郡西秦野村大字渋沢(当時)」であったことによる。なお、「渋沢」とは、柴の生えている沢の「柴沢」が転訛したものとも、一面に渋柿の木が生えていた沢から転じたものとも、「しぼんだ沢」が転じたものとも言われている。
隣の駅[編集]
なお、1945年に当駅と大秦野駅(現・秦野駅)の中間地点付近に軍需工場が完成し、工員輸送のための駅が新設されることとなり、ホームは完成したが、その時点で終戦を迎えたため、駅が設置されることはなかった。
脚注[編集]
[ヘルプ]
- ↑ 2014年度の鉄道事業設備投資計画 (2)駅施設の改良、サービスの向上 ③行先案内表示装置の新設PDF - 小田急電鉄(2014年4月30日閲覧)
- ↑ 小田急電鉄「事業案内」
- ↑ 神奈川県県勢要覧
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 秦野市統計書
- ↑ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)223ページ
- ↑ 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度)225ページ
- ↑ 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧(平成15年度)223ページ
- ↑ 10.0 10.1 神奈川県県勢要覧(平成17年度)225ページ
- ↑ 11.0 11.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)227ページ
- ↑ 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」 - 秦野市
- ↑ (2014-11-25) ZARD「負けないで」「揺れる想い」が小田急渋沢駅の駅メロに 音楽ナタリー ナタリー [ arch. ] 2014-11-27
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
|
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・渋沢駅を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |