桜田門駅
桜田門駅(さくらだもんえき)は、東京都千代田区霞が関二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線の駅である。駅番号はY 17。
歴史[編集]
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。新木場寄り改札口とホームとの間を連絡するエレベーターが設置されている。トイレは2か所ある改札内コンコースの両方に設置されている。このうち新木場寄り改札内コンコースのトイレには多機能トイレが併設されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 有楽町線 | 有楽町・月島・新木場方面 |
2 | 有楽町線 | 池袋・和光市・森林公園・飯能方面 |
千代田線との連絡線[編集]
当駅と隣の永田町駅との間には千代田線霞ケ関駅方面への連絡線がある。有楽町線・副都心線の車両検査の際は、連絡線を経由して千代田線の綾瀬車両基地まで回送している。
1990年代後半以降では、東京湾大華火祭開催にともなう特別列車の運行や、千代田線車両の更新工事の際に千代田線から有楽町線への回送に用いられるようになっている。2008年3月から2011年9月までは小田急電鉄の特急ロマンスカーの臨時列車として連絡線を経由して新木場方面に向かう「ベイリゾート」が運行されていた。
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は13,566人で(前年度比0.4%増)[1]、東京メトロの駅の中では3番目に少なく、有楽町線内では全24駅中最も少ない。
当駅は霞が関官庁街に立地し、法務省、警視庁、国土交通省などに近い。
その他は、当駅から歩ける距離にあり乗り換え路線が複数ある霞ケ関駅や有楽町駅の利用者が多い(有楽町線から日比谷線への乗り換えは、有楽町線有楽町駅で日比谷線日比谷駅に乗り換える方法が一般的だが、当駅から日比谷線霞ケ関駅に歩いた方が、連絡扱いをしていないため乗車券を買い直す必要があるものの、スムーズである)。
近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 6,638 | [2] |
1993年 | 6,652 | [3] |
1994年 | 6,458 | [4] |
1995年 | 6,399 | [5] |
1996年 | 6,378 | [6] |
1997年 | 6,301 | [7] |
1998年 | 6,463 | [8] |
1999年 | 6,344 | [9] |
2000年 | 6,364 | [10] |
2001年 | 6,337 | [11] |
2002年 | 5,896 | [12] |
2003年 | 5,863 | [13] |
2004年 | 5,849 | [14] |
2005年 | 5,838 | [15] |
2006年 | 6,011 | [16] |
2007年 | 6,404 | [17] |
2008年 | 6,408 | [18] |
2009年 | 6,559 | [19] |
駅周辺[編集]
霞が関 も参照
- 皇居
- 警視庁 - 「桜田門」は警視庁の代名詞にもなっている。
- 法務省旧本館
- 法務総合研究所
- 法務資料展示室
- 霞ケ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)
- 国会議事堂
- 国会前庭
- 中央合同庁舎
- 桜田通り(国道1号)
- 晴海通り
- 高速都心環状線霞が関入口(内回り・外回り)
- 三宅坂
バス路線[編集]
警視庁前
駅名の由来[編集]
駅前にある、江戸時代末期に大老・井伊直弼が暗殺された事件「桜田門外の変」の舞台になった桜田門に由来する。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)