新藤原駅

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新藤原駅(しんふじわらえき)は、栃木県日光市藤原(ふじはら)にある、東武鉄道野岩鉄道。東武鬼怒川線の駅番号はTN 57

概要[編集]

東武鉄道鬼怒川線と野岩鉄道会津鬼怒川線の2路線が乗り入れ、その分界駅となっている。野岩鉄道の管理駅。東武鉄道および大手私鉄の駅としては最も北に位置する。

東武の特急は手前の鬼怒川温泉鬼怒川公園で折り返す列車がほとんどであり、また特急以外の列車は大半が直通運転となる。このため、2社の分界駅ではあるが、一中間駅としての性格が強い。ただし、東武鬼怒川線は4両編成・野岩鉄道会津鬼怒川線は2両編成が原則のため、当駅で連結・解放が行われる。

PASMOSuica他全国共通交通系ICカードも含む)対応簡易ICカード改札機が設置されている。野岩鉄道線ではPASMO・Suica等が使用できないため、「※ここはPASMO北端の駅」「会津鬼怒川線(川治・湯西川・会津方面)はPASMO・Suicaのご使用はできません」とPASMOキャラクター入りの注意書きが掲示されている。PASMO・Suica等で入場して野岩鉄道線に継続乗車した場合は、車内または着駅で差額を現金精算し、のちに対応する駅において出場処理をすることになる。

出札窓口では、浅草駅発着の「きぬ」「けごん特急券は発券端末が設置されているためオンライン発売可能である。ただし、マルスシステムで座席管理されているJR線新宿直通の「(スペーシア)きぬがわ」などの特急券は端末が設置されていないために料金専用補充券による発券となり(たとえ、鬼怒川温泉 - 栃木間といった、東武線内区間のみ乗車する場合であっても同様の取扱)、「新宿行き特急は発券までに時間がかかります。」という注意書きがある。普通乗車券は自動改札機対応の磁気券となっている。

合併前の藤原町および大字の読みは「ふじら」であり、駅名と異なる。

年表[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面3線を有する地上駅。駅舎は線路の西側にあり、1・2番線ホームと直結している。1番線ホームは駅舎側に車止めがあり、当駅始発の特急「きぬ」はこのホームから発車する。ただし特急については現行ダイヤグラムでは上り2本のみの設定で、下りの当駅終着列車は設定されていない。駅舎と3・4番線ホームは構内踏切により連絡している。2番線ホームと3番線ホームは同一線路を共有する。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 東武鬼怒川線 下今市東武スカイツリーライン 春日部北千住
とうきょうスカイツリー浅草方面
2・3・4 東武鬼怒川線 下今市・東武スカイツリーライン 春日部・北千住・
とうきょうスカイツリー・浅草方面
野岩鉄道会津鬼怒川線 会津高原尾瀬口会津鉄道線 会津田島会津若松方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
  • 当駅終着の特急列車の設定はない。

利用状況[編集]

両社とも相互直通人員を含んだ値である。減少傾向が続いており、特に東日本大震災が発生した2011年度は両社とも前年度比20%以上の減少を記録した。2012年度は僅かであるが回復傾向にある。

  • 東武鉄道 - 2012年度の1日平均乗降人員984人である[1]
  • 野岩鉄道 - 2011年度の1日平均乗車人員441人である[2]

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 東武鉄道 野岩鉄道
1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員[2]
1日平均
乗車人員[2]
2001年(平成13年) 1,966
2002年(平成14年) 1,901
2003年(平成15年) 1,765
2004年(平成16年) 1,642
2005年(平成17年) 1,590
2006年(平成18年) 1,517
2007年(平成19年) 1,434
2008年(平成20年) 1,465 719 700
2009年(平成21年) 1,278 624 651
2010年(平成22年) 1,226 598 563
2011年(平成23年) 904 476 441
2012年(平成24年) 984

駅周辺[編集]

日光市役所藤原総合支所(旧・藤原町役場)は鬼怒川温泉駅が最寄りである。

路線バス[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
  鬼怒川温泉女夫渕線 川治温泉駅川俣温泉 女夫淵 日光市営バス
  鬼怒川公園駅、藤原支所前 鬼怒川温泉駅

隣の駅[編集]

東武鉄道
鬼怒川線
鬼怒川公園駅 (TN 56) - 新藤原駅 (TN 57)
野岩鉄道
会津鬼怒川線
新藤原駅 - 龍王峡駅

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]