新町駅 (群馬県)
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新町駅(しんまちえき)は、群馬県高崎市新町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)高崎線の駅である。
上野駅発着系統のほか、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ラインが停車する。歴史
- 1883年(明治16年)12月27日 - 日本鉄道本庄駅 - 当駅間開通と同時に開業。群馬県内で最初に開業した駅となった。
- 1884年(明治17年)5月1日 - 当駅 - 高崎駅間が開通。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により、国鉄の駅となる。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - 専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 新特急が停車開始になる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1997年(平成9年)頃 - 貨物列車の発着がなくなる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅だが、島式ホームの内側の2番線は、フェンスが設置されており使用されていない。
直営駅。みどりの窓口(営業時間 6:00 - 21:00)や自動改札機、自動券売機、指定席券売機が設置されている。発車メロディは1・3番線とも「秋桜」である。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■高崎線 | 上り | 大宮・上野・新宿・横浜方面 (■湘南新宿ライン含む) |
湘南新宿ラインの列車は 大船駅から東海道線へ直通 |
3 | ■高崎線 | 下り | 高崎・前橋方面 |
貨物取扱
現在、JR貨物の駅は臨時車扱貨物の取扱駅となっており、定期貨物列車の設定はない。
かつてはゼネラル石油の専用線が接続し、浮島町駅から石油類の到着があった。また日本肥糧新町工場への専用線もあった。
なお、神流川からの砂利運搬専用線は、現在でも保線車両用の留置線として一部が利用されている。
利用状況
- JR東日本
- 2013年度の1日平均の乗車人員は3,716人である、近年の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2001 | 3,577 |
2002 | 3,562 |
2003 | 3,565 |
2004 | 3,580 |
2005 | 3,635 |
2006 | 3,828 |
2007 | 3,813 |
2008 | 3,865 |
2009 | 3,722 |
2010 | 3,731 |
2011 | 3,740 |
2012 | 3,710 |
2013 | 3,716 |
- JR貨物
- 1996年度の貨物取扱量は、発送が約16,425トン、到着が約133,590トンであった。以降の貨物取扱量は毎年度0トンとなっている。
駅周辺
- 高崎市役所新町支所(旧・新町役場)
- 新町郵便局
- 高崎市立新町第一小学校
- 高崎市立新町第二小学校
- 高崎市立新町中学校
- 上武大学経営情報学部・看護学部
- 高梨乳業群馬工場・北関東工場
- クラシエフーズ新町工場
- 日本肥糧新町工場
- 陸上自衛隊新町駐屯地
- 国道17号
- 群馬県道40号藤岡大胡線
- ガトーフェスタ・ハラダ本社
バス路線
路線バス
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
奥多野線 (多野藤岡広域路線バス「かんながわ号」) |
(藤岡市役所)、群馬藤岡駅、(高山社跡)、八塩温泉郷、鬼石郵便局、神流町役場前、万場、神流町中里合同庁舎前、上野村ふれあい館 | しおじの湯 | 日本中央バス | ||
新町・玉村線 | 県立女子大前、玉村町役場、前橋駅 | 前橋公園 | 永井運輸 | ||
外来センター線 | 新町支所東、上武大学正門 | 温水プール | 高崎市内循環バスぐるりん(運行は上信ハイヤー) | 土・日・祝日は運休 | |
Aコープ新町店、首塚八幡宮前 | 藤岡総合病院外来センター | ||||
新町循環線 | 新町商工会、新町支所北 | 温水プール | 高崎市内循環バスぐるりん(運行は上信ハイヤー) | ||
南コミュニティセンター、Aコープ新町店、東コミュニティセンター前 | 温水プール |
その他
- 新特急の停車開始初日は、入場料無しで停車見学が出来た。またホームでは和太鼓の演奏等も有り、町を上げてのお祭りとなった。駅前では新特急停車記念品が配られた。また、新特急停車記念特急券も発売された。
- 過去には、高崎の収容量が間に合わなくなると、当駅の側線に国鉄12系客車や旧型客車が疎開留置されていたこともあった。
- 昭和60年くらいまで、当駅の上り方(上野寄り)の踏切が有人の手動踏切だった。自動化されてからは貨物の入れ替えなどで長時間の閉鎖となることがあったが、貨物列車の本数自体が減ったこともありあまり影響はない。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■高崎線
- 特急「あかぎ」「スワローあかぎ」一部停車駅
倉賀野駅との間(当駅から2.5kmの位置)に、高崎線のホームはないものの、八高線に北藤岡駅があり、同駅構内で八高線が合流する。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 大久保清- 一連の事件の発端になった場所
- 群馬県道179号新町停車場線 - 駅前通り