宝積寺駅
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宝積寺駅(ほうしゃくじえき)は、栃木県塩谷郡高根沢町大字宝積寺にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
当駅の所属線である[1]東北本線と、当駅を起点とする烏山線との分岐駅である。烏山線の一部の列車は当駅から東北本線を経由して宇都宮駅まで直通する。また東北本線は「宇都宮線」の愛称区間に含まれている。
歴史
- 1899年(明治32年)10月21日 - 日本鉄道の駅として開業[2]。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称が制定され、東北本線の駅となる。
- 1923年(大正12年)4月15日 - 烏山線 当駅~烏山間が開通。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - ダイヤ改正に伴い、丸善石油専用線の使用を終了。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月16日 - ICカードSuica供用開始。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 貨物列車の設定を廃止。
- 2007年(平成19年)
- 10月28日 - 橋上駅舎の供用が開始され、東口の使用を開始。
- 11月1日 - 指定席券売機稼動開始。
- 2008年(平成20年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅である。
駅舎は2008年3月に竣工した橋上駅舎で、改築に伴い東口が新設され、1番線(宇都宮線下り列車)プラットホームは嵩上げ工事が実施された。発車メロディも同時に変更されている。
駅舎改築後も自動改札機は導入されず、簡易Suica改札機が移設されている。また、みどりの窓口(営業時間 7:00~18:00)と指定席券売機も設置されている。当駅より烏山線(下野花岡 - 烏山間)内はSuicaなどICカード乗車券の利用ができない。
終日社員配置駅。烏山線の運転扱いを行うため、輸送係も配置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 矢板・那須塩原・黒磯方面 |
2 | ■宇都宮線(東北線) | 上り | 宇都宮・大宮・上野・新宿・横浜方面 |
3 | ■烏山線 | 下り | 仁井田・大金・烏山方面 |
■烏山線 | 上り | 宇都宮行(烏山発の列車) |
現地の案内では2番線の案内に「新宿・横浜」表記があるが、2004年3月13日のダイヤ改正以降、湘南新宿ラインの列車は当駅に乗り入れなくなった。また、当駅では烏山線の案内色も緑(■)ではなくオレンジ(■)のみが使用されている。
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は2,201人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 2,046 |
2001 | 2,000 |
2002 | 2,013 |
2003 | 2,005 |
2004 | 1,994 |
2005 | 2,036 |
2006 | 2,049 |
2007 | 2,114 |
2008 | 2,180 |
2009 | 2,182 |
2010 | 2,213 |
2011 | 2,130 |
2012 | 2,177 |
2013 | 2,201 |
駅周辺
西口
- セブン-イレブン 宝積寺駅前店
- 国道4号
- 栃木県道101号宝積寺停車場線
- 鬼怒グリーンパーク
- マニー高根沢工場
- 栃木県民ゴルフ場
- 鬼怒川
- 太平洋セメント 宇都宮北サービスステーション
- 宝積寺中台簡易郵便局
東口
- 高根沢町役場
- ちょっ蔵広場(設計:隈研吾建築都市設計事務所。駅東口と接続。集会所・展示場・多目的ホール。)
- 栃木県道10号宇都宮那須烏山線
- 栃木県道101号宝積寺停車場線
- 栃木県道156号石末真岡線
- 栃木県道176号杉山石末線
- 高根沢郵便局
- 宮内庁御料牧場
- 情報の森とちぎ
- 足利銀行 宝積寺支店
- 有料駐車場
路線バス
2009年までは太田経由杉山行きの路線も運行されていた。
隣の駅
脚注
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- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ 「停車場設置」『官報』1899年10月23日(国立国会図書館デジタル化資料)