テレビ朝日月曜夜8時枠
テレビ朝日月曜夜8時枠(てれびあさひげつようよるはちじわく)は過去にテレビ朝日系列で毎週月曜20:00~20:54(2000年4月から半年間は19:54~20:48)に放送された放送枠である。なお、ドラマ枠についての詳細は、「月曜ドラマ・イン」の項を参照。
目次
枠の歴史
当初は、栗塚旭主演の『用心棒』シリーズやプロレス中継があったが、TBSの『ナショナル劇場』(現・『パナソニックドラマシアター』)や日本テレビの『NTV紅白歌のベストテン』といった裏番組に押されっぱなしだった。この苦戦ぶりはバラエティ路線に模様替えしても変わらなかった[1]。
変化が訪れたのは、1976年に開始した『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』からで、豪華出演者と「電線音頭」を始めとするギャグが受けて、『ナショナル劇場』と『紅白歌のベストテン』に迫る勢いだった。しかしそれも束の間、番組終了と同時に再び苦戦続きとなり、1981年4月に『紅白歌のベストテン』が『ザ・トップテン』(⇒『歌のトップテン』)に変わると、苦戦は最悪状態となる。特に1983年10月に、かつて日本テレビの名プロデューサーだった井原高忠を担ぎ出して放送した『ドキュバラBEST5 OH!ワンダーランド』は、初回から低迷が続き、一時は某スポーツ新聞に「12月で打ち切り」と誤報が出る程であった。
その後はスポーツ情報番組になったり、一時的に朝日放送系列になるなど迷走が続き、1992年からは再びテレビ朝日系列に戻るが、その前後は『ナショナル劇場』を始め、NTV『世界まる見え!テレビ特捜部』や、それまで苦戦が続いたフジテレビが『志村けんのだいじょうぶだぁ』『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』に押される様になる。その苦戦ぶりは、『タイムショック21』が1年9ヶ月の放送中に、4回も内容変更した事からもわかる。
その後も苦戦は続くが、深夜から移動してきた『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』が「プレッシャーSTUDY」構成になってからは、久し振りに『パナソニックドラマシアター』『世界まる見え!』『HEY!HEY!HEY!』に肉薄する様になって来た。
現在放送されている番組
過去に放送された番組
第1次 日本教育テレビ(NETテレビ)〜テレビ朝日制作枠時代
- 俺は用心棒
- 待っていた用心棒
- 帰って来た用心棒
- 用心棒シリーズ 俺は用心棒
- 天を斬る
- ワールドプロレスリング(JWA版)(1970年4月~1972年9月)
- 泣きべそ・ほほえみ・六本木
- スター・オン・ステージ あなたならOK
- ビッグワイド60分
- ドカンと一発!60分
- 金のなる樹は誰のもの?
- バケタン家族
- みごろ!たべごろ!笑いごろ!(1976年~1978年)
- みごろ!ゴロゴロ!大放送!!
- 鉄道公安官
- 爆走!ドーベルマン刑事
- 走れ!熱血刑事
- ドラマ・人間
- ゴールデンワイド劇場(1981年10月~1982年9月[3])
- 爆笑!!ドットスタジオ
- '83サマースペシャル
- ドキュバラBEST5 OH!ワンダーランド(1983年10月~1984年2月)[4]
- スポーツ宝島(1984年4月~6月)
- スポーツNOW(つなぎ番組・1984年7月~9月)
- 月曜スペシャル90(1984年10月~1985年9月[5])
- 月曜ワイド劇場(1985年10月~1986年9月[6])
- ワールドプロレスリング(1986年10月~1987年3月[7])
- ナイトライダー(1987年4月~9月)[8]
- ワールドプロレスリング(1987年10月~1988年3月)
- スポーツキャスト(1988年4月~9月)
ABCテレビ制作枠時代
- 石坂浩二の世界うらもおもても(1988年10月~1989年2月)
- クイズ地球の歩き方(1989年3月~1990年3月)
- クイズ仕事人(1990年5月~1991年3月)
- クイズバトルロイヤル待ったあり!(1991年4月~9月)
- ダウンタウン探偵組'91(1991年10月~12月)
- 赤かぶ検事の逆転法廷(1992年1月~3月)
第2次 テレビ朝日制作枠時代
- 本当にあった怖い話(1992年4月~9月)
- 柴門ふみセレクション(1992年10月~12月)
- 月曜ドラマ・イン(1993年1月~2000年3月)
- スポコン!(2000年4月~9月)
- タイムショック21(2000年10月~2002年6月)
- ダークエンジェル(2002年7月~12月)
- F.B.EYE!! 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿(2003年1月~2月)
- 奇跡の扉 TVのチカラ(2003年4月~2006年9月[9])