わが家の歴史
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『わが家の歴史』(わがやのれきし)はフジテレビ系列にて2010年4月9日から同年4月11日まで放送された3夜連続のスペシャルドラマである。平均視聴率20.2%。
概要
開局50周年記念ドラマのトリを飾る作品として放送。
昭和2年から昭和39年までの激動の時代を明るく生き抜いた、八女(やめ)家の人々の物語を描いた三谷幸喜脚本によるホームドラマ。大筋となる部分はフィクションだが当時の風俗や出来事、実在の人物等が八女家とそれを取り巻く人々の視点を通して多数登場する。
キャスト
- 八女家の人々
- 八女政子(長女) - 柴咲コウ
- 鬼塚大造(政子の夫):佐藤浩市
- 八女実(政子と大造の息子) - 加藤憲史郎〔1〜2歳〕、加藤清史郎〔6〜10歳〕
- 八女義男(長男) - 松本潤(嵐)
- 八女宗男(次男) - 佐藤隆太
- 八女波子(次女) - 堀北真希
- 八女房子(三女) - 榮倉奈々
- 一之瀬ゆかり(義男の恋人) - 長澤まさみ
- つるちゃん(本名:津留鶴太郎・一家の幼馴染) - 大泉洋
- 大浦竜伍(政子の元許婚者) - 玉山鉄二
- 阿野三成(波子の恋人・小説家) - 山本耕史
- マリア(宗男の妻) - 鈴木砂羽
- 古賀巳代治(時次郎の戦友) - 高田純次
- 鬼塚千晶(大造の本妻) - 天海祐希
- 八女マキ(母) - 富司純子
- 八女時次郎(父) - 西田敏行
- 時代の人々
- 美空ひばり - 相武紗季、さくらまや〔10歳〕
- 高倉健〔学生時代〕 - 小栗旬
- 笠置シヅ子 - 戸田恵子
- 榎本健一 - 木梨憲武(とんねるず)
- 手塚治虫 - 藤原竜也
- 力道山 - 山口智充
- 村田英雄 - 中尾明慶
- 長谷川町子 - 和久井映見
- 吉田茂 - 角野卓造
- 糸川英夫 - 高嶋政伸
- 白井義男 - 武田真治
- 黒澤明 - 宇梶剛士
- 仲代達矢 - 山田孝之
- 古川ロッパ - 伊東四朗
- 遠藤周作 - 八嶋智人
- 丸山明宏 - ウエンツ瑛士
- 升田幸三 - 内野聖陽
- 山下清 - 塚地武雅(ドランクドラゴン)[1]
- 永井荷風 - 石坂浩二
- 岸信介 - 小日向文世
- 池田勇人 - 宮川大助
- 畑正憲 - 今井悠貴
- 宮崎正志【架空の人物】[2] - 岡田将生
- 柊修二(ジョニー)【架空の人物】[3] - 寺島進
- 獅子丸寿一【架空の人物】 - 中井貴一
- その他の人々
- クラブの支配人・柳隆五郎 - 阿南健治
- クラブの客 - 有薗芳記、伊藤正之、野添義弘
- 神主 - 温水洋一
- 臼井(劇団ピカロ) - 坂本真
- 柊修二(ジョニー)の恋人 - 池谷のぶえ
- 一之瀬(ゆかりの父) - 榎木孝明
- 一之瀬夫人(ゆかりの母) - 平淑恵
- 曙出版編集長(波子の上司) - 羽場裕一
- 手塚治虫担当編集者 - 浅野和之
- 警察予備隊の隊長 - 山西惇
- 獅子丸の秘書 - 四方堂亘
- 黒澤監督の助手 - 野間口徹
- 学生演劇の演出家、学生運動のリーダー - 吉村崇(平成ノブシコブシ)
- 医者 - 入江雅人
- 岩井工場長 - 田山涼成
- 大浦竜伍の元上官・漆原 - 飯田基祐
- 幼稚園の先生 - キムラ緑子
- 刑事 - 佐藤誓
- 眞島秀和
- 山崎裕太
- 細山田隆人
- 梅野泰靖
- 洞口依子
- 濱田岳
- 小橋建太
- 島津健太郎
- 猪野学
ほか
- ナレーション(八女実) - 役所広司
サブタイトル
各夜 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
---|---|---|---|
第一夜 | 2010年4月9日 21:04 - 23:22 | 空前のスケール超豪華キャスト史上最強作今夜誕生! | 21.2% |
第二夜 | 2010年4月10日 21:04 - 23:30 | 一家を襲う新たな運命 波乱の恋 | 18.4% |
第三夜 | 2010年4月11日 21:04 - 23:54 | 一家を襲う最大危機 感動最終章 | 21.1% |
平均視聴率 20.2% (ビデオリサーチ調べ・関東地区) |
スタッフ
- 企画 - 大多亮、和田行
- プロデュース - 重岡由美子、稲田秀樹、江森浩子
- 脚本 - 三谷幸喜
- 監督 - 河野圭太
- 音楽 - 服部隆之(オリジナルサウンドトラック エイベックス・クラシックス)
- エンディングテーマ:中島みゆき「時代」(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
- 撮影 - 伊藤清一
- 美術 - 柳川和央
- 選曲 - 志田博英
- 協力プロデューサー - 志牟田徹、成田一樹、川上一夫
- 演出補 - 三木茂
- 助監督 - 朝比奈陽子
- 映像協力 - クリエーションファイブ、NHK
- 写真提供 - 朝日新聞社、讀賣新聞社
- 音楽協力 - フジパシフィック音楽出版
- 音楽制作 - フェイスミュージック
- 協力 - バスク、フジアール、国際放映
- 制作協力 - 共同テレビ
- 制作著作 - フジテレビ
ロケ地
備考
- 本作のコラボレーションとして放送された『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜』の一編「台詞の神様」では、本作の脚本執筆の苦労話を扱ったメタフィクションが描かれている。
- 八女姉弟は上から順番に政子(柴咲コウ)、義男(松本潤)、宗男(佐藤隆太)、波子(堀北真希)、房子(榮倉奈々)だが演者の実年齢では佐藤は姉役の柴咲と兄役の松本よりも年上で末っ子役の榮倉は姉役の堀北よりも年上である。特に松本と佐藤の役柄の関係については松本が『VS嵐』などでネタとして話している。
- 2010年4月5日から4月8日まで、宣伝を兼ねて往年の名番組『スター千一夜』が28年半ぶりに『スター千一夜2010』として深夜枠で放送された。企画・構成・司会は三谷が担当。内容は三谷のむちゃぶりな質問を俳優陣が四苦八苦しながら回答するという形で行われた。出演者は以下のとおり。
- 4月5日 - 堀北真希、榮倉奈々、長澤まさみ
- 4月6日 - 加藤清史郎
- 4月7日 - 松本潤、佐藤浩市、佐藤隆太
- 4月8日 - 柴咲コウ
- テレビ大分では第1話はフジテレビと同時、第2話は2010年4月11日13:00~15:30、第3話は2010年4月18日14:30~17:25のそれぞれ遅れネットで放送される。
- テレビ宮崎では第1話は2010年4月10日13:00~15:18の遅れネット、第2話はフジテレビと同時、第3話は2010年4月25日13:00~15:50の遅れネットで放送される。
2015年8月24日のみんなの報道のの芦屋瑞希のご成婚の話題で芦屋瑞希夫妻のシーン放送された
脚注
- ↑ 塚地は『裸の大将放浪記』でも山下清役を演じている。
- ↑ 実在の人物ではないが劇中における「東大で起こったヤミ金融事件」との説明から、実際に東大を舞台に起こった「光クラブ事件」の首謀者・山崎晃嗣がモデルと思われる。
- ↑ 日大ギャング事件の容疑者として逮捕された少年(事件後、恋人と潜伏中に逮捕された際「オー!ミステーク!」と叫んで流行語となった)がモデルになっていると思われる(ドラマでは「オー!マイゴッド!」と叫んでいる)。
外部リンク
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